情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
盲人 カルメン に 1人が投票した。
漁師 ハインリヒ に 6人が投票した。
漁師 ハインリヒ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、浴場管理人の娘 ロミ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、職人見習い ユリアン、盲人 カルメン、行商人 ダーヴィッド、流民 ゼルギウス、刺繍工 ゲルダ の 5 名。
――集会所1階・台所――
[目まぐるしく移り変わる光景。
それでも、何とか、ロミルダに手を伸ばして、引き寄せようとして。
落ち着きを取り戻したならば、「それ」を自衛団へと引き渡すことを提案する**]
[明らかに動きがおかしいハインリヒこと人狼。
毒が回りきっているのだろう。放っておいてもありゃもうしばらくしたら死ぬ。だが、念には念をこめたいところで…銀のきらめき人狼のが胸に吸い込まれるような光景を見て]
…
[本当に動かなくなるまでか。じっと警戒を続ける]
─台所─
[繰り出した刃は、確りと相手を捉える。
食い込む感触が、腕に伝わった。
『護り手』としての高揚と。
ただの自分としての混乱と。
二つの間を揺れながら、ぎり、と突きたてた短刀を回した]
……なんでっ……。
[口を突いた言葉は、どこへ、どんな意味で向いたのか。
それは、自分でもわからぬままに]
[突きたてたところから、零れる紅。
それだけみれば、何が違うのかなんて全然わからない。
けれど。
けれど、『違う』のだと。
どこかで、何かが囁く心地。
その声は、かつて自分を『神の力を授かりし子』と呼んだ者のそれに似ているような、違うような。
そんな事を考えながら、刃を引き抜き、後ろに下がる。
ロミルダが、ゲルダに引き寄せられている事には、気づいていなかった。
そのまま、数歩、後ずさって座り込む。
入れ違うように、ハインリヒが倒れこんだ]
……ぁ……。
[飛び散る、色。
声が、上手く、出なかった]
[失うこと]
[失った代わりに失わせること]
[それは、自身の、望んだこと]
[だから、これは、当然の結果。想定通りの事。]
─ 一階廊下─
[カルメンは廊下の只中でその時を経た]
あ、ああ……。
──くろ、い、はす。
みつけ、たぁ。
[ようやく得た、人狼の証。
その発見はカルメンに恍惚に似た感情を抱かせる。
黒い蓮を周囲に携えたハインリヒの姿。
それが、今カルメンの瞳に視えていた]
う、ふふ。
やぁっと、みつけ、た。
じんろー、しんだ。
[さらりと紡いだ言葉を聞くはロートスのみ。
顔にはとろんとしたような雰囲気を見せる微笑み。
眼の痛みは、いつの間にか消えていた]
[間に合わない、そう分かってしまう。
だから、赤子の顔を、自らの胸へ向けさせた。
どちらにしても、視界にはきっと紅の一色が拡がるのだが]
…。
[表情を消し、その場を見遣る]
よりにも、よってか。
[床に落ちた鳥は、飛び散った血に濡れる。
しゃくりあげるロミルダを抱き寄せて、その頭を撫でながらも、眼差しはしっかりと光景を捉える。赤い、赤い色。見開いた眼で見つめていた]
……終わっ、た?
[カルメンの声に、鸚鵡はこきゅり、と首を傾げる]
「じんろー。しんだ?」
[聞き返す様は、ある意味では無邪気。
台所の様相とは、ある意味で対照的やも知れず]
……逝ったかな?
[突き立ち零れる赤を見て、そしてユリアンが後ずさったところに入れ違うようにして倒れるハインリヒに近づいて、用心深く眺める]
ロミちゃんは…怪我してんな。なんとかしないと…だな
[ゲルダの手によって引き寄せられたロミルダを見ていって、じっとハインリヒを見て、近づいた]
うん、じんろー、しんだ。
もう、だいじょ、ぶ。
[言って、ロートスに手を伸ばした。
止まれるように伸ばした手にロートスが乗ったなら、反対の手でその羽を撫でやる]
[人狼を退治したと喜ぶカルメンの耳に、懐かしい声がクスリと嘲笑する声が届いた。
けれどそれを気にすることなく、カルメンは与えられる恍惚に溺れている]
ま、これでいいよな
[短刀を引き抜くと同時に血が吹き出るのは当然か。
背中の針を回収して]
これで…終わりなんかね
[人狼が死んだのだろうからと疲れたように息を吐く]
って、おい、ゼルギウス!
[両手は変わらず塞がっていたから。
突き飛ばす代わりに、足が出た。
当たるかどうかなんて考えもせずに]
そこまでやる必要ないだろ…っ!?
ぁあ。じゃあ任せようかな。包帯は…倉庫か。二階の俺の荷袋に…
[とゲルダに返しかけつつも、気を抜いていたからか。ダーヴィッドの突き飛ばそうとする足にはかわすこともなくまともにうけて、前につんのめる。
さすがにユリアンに倒れこむわけにもいくまい。と踏ん張ったが]
ん?…おかしかったか?…これでも俺とて恨みぐらいはもつぞ。
それに人狼のことは詳しく知らんからな。復活されてもかなわん
「だいじょぶ」
[言われた言葉を繰り返し、鸚鵡は差し伸べられた手へ。
撫でられる感触に、くるる、と声を上げた]
……なんで……。
[一方、こちらは言えば、ゼルギウスの行動に。
ただ、ぽかん、とした声を上げるのみ。
高揚と、慕う相手を手にかけた事への混乱とで。
思考はどこか、ぶれたまま]
[薄っすらと目を開けて、ロミルダを立たせてから、自分も立ち上がる。
床に転がったものからは、視線を逸らして]
……と、思いたい、です、ね。
[息を吐く]
やる必要は、あるでしょう。
人ならぬモノです。
ただでは死なないそうですしね。
[淡々と口にする。
ゼルギウスの言には頷いて、それから、ユリアンへと向き直った]
[ターコイズグリーンの眼が、
戸惑う蒼を見据える]
……、ありがとうございました。
[眉を寄せながらも微かに笑みを作って、感謝を紡ぐ様相は。
何処か、慕う人が死んだときのものに似ている]
─ 一階・廊下─
[ロートスを一頻り撫でると、乗せた手を肩口へと寄せ。
肩へと移動を促して安定したのを確認すると、壁伝いに人の気配がする方へと]
─ →台所─
[真新しい真紅の匂いを頼りに台所へと辿り着き。
開け放たれている扉からそぅと覗き込む]
み、んな、だいじょ、ぶ?
…ふゥん?
[恨み、という言葉の似合わなさに、鼻を鳴らすようにして。
眼を伏せたなら、血の臭いに構いもせず、深く息を吸って、吐く]
人狼だってな。
少なくとも、半分はヒトなんだ。
[ゲルダに向ける言葉は、どこか叩きつけるよう]
そのほうが俺も嬉しい…結構疲れる…
[息を吐くゲルダにつられるように吐露する。]
…なんで…な…だって放っておくわけにはいかなかった。ユリアンさんもそうだろ
[呆然と呟いているユリアン。それにお礼をいうゲルダの横で口にして]
[見据えるターコイズグリーン。
虚ろだった蒼は一つ瞬いた後、そちらに焦点を合わせる]
……ありがとう、って。
[一瞬、言われた意味が、わからなかった。
それでも、少しずつ動き始めた思考は、ハインリヒ──否、『人狼』を殺した事へのもの、と認識を結びつける]
……礼、言われる、こと……じゃない。
俺、は……。
[掠れた声。
蒼は、右手の銀の短刀へ、向いた]
ぁあ。カーラか。多分…カーラが見えたもの意外は無事
ロミちゃんもユリアンさんが助けたしな
[とカーラに気づいて、言ってみて、そういえば彼女には見えていたのだろうか。だったらする必要なかったか。などとも考える]
[ゼルギウスの言葉に、ふる、と首を振る。
放っておけなかったのは、事実。
そして、やらなければならなかったというのも、わかっている。
けれど]
でも……なんで。
なんで……ハインさん、なんだよ……。
[掠れた呟きを漏らした所に聞こえた、カルメンの声。
何事もない様子に、微か、安堵が過ぎった]
「悪い奴をやっつけた英雄」。
物語ならば、賞賛される出来事です。
[釣られるように、短刀へと視線が落ちた]
……自衛団に、引き渡しましょう。
先程、人狼を見つけたことだけは、伝えておきましたから。
ロミルダちゃんに聞いていたんです。
まさか、真っ向から突っ込んでいくとは思いませんでしたが。
[傍らのロミルダに謝罪をする。
危険な目に遭わせて、すまないと]
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新