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画家 カルメン に 5人が投票した。
音楽家 ヘルムート に 1人が投票した。
孤児 ロミ に 1人が投票した。
画家 カルメン は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、音楽家 ヘルムート が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、黒珊瑚亭 ユーディット、シスター ナターリエ、お子様 カヤ、孤児 ロミ、研究者 エーリッヒ の 5 名。
― 四日目/黒珊瑚亭・食堂 ―
――っ、ぐす……っ、あるけ、る……
[鼻をすすって涙を拭いながら答える。
拭っても拭っても溢れてくるけれど。
エーリッヒに支えられながら食堂へと降りて。
力なく椅子へと腰をおろした]
……ありが、と……
[エーリッヒにお礼を言いながら、止まらない涙を拭い。
ナターリエがカルメンにしようとしていることには気づかないまま、ぼんやりとしていた]
いっそ皆なら、仲良くできるかな……
[カヤ君が二匹と表現するのを>4:115聞き、そう返してから。
目の前で行われた凶行に、その話題は途切れることになるだろうか]
─ 黒珊瑚亭 ─
[刃を突き刺す刹那、カルメンの顔>>4:117に安堵が宿る]
──── !?
[それには流石に驚き、瞳を円くしたのだけれど。
一度行ってしまった行動は引き戻せない。
上がる声>>4:116 >>4:118も制止には至らず、刃はカルメンの左胸へと吸い込まれ。
カルメンの上体が揺れて、ゆっくりと、長椅子の座面へと崩れ落ちた。
足元で上がる、白猫の威嚇の声。
やがてそれは悲しげな声へと変わり、長椅子の座面へと飛び乗った白猫はカルメンを起こそうと頬を何度も舐めた]
……っ、は ぁ ……
どぅ し ………
[どうして、と言う疑問は掠れて最後まで紡がれず。
ナイフを握ったままカルメンから離れたために、彼女の胸から刃が抜けた。
抑えるものを失った命の雫がカルメンの左胸から零れ、座面を濡らしていく]
―4日目/黒珊瑚亭・食堂―
ううん、気にしないで大丈夫だから。
……あ、ありがとうございます。
さあ、少しでも飲んで。
[長椅子に腰をおろし、
止まらない涙を拭うユーディット>>0に、
亭主がお茶を持って来てくれたなら、温かいうちに、と勧め。
泣き続けているユーディットの為に、
ポケットからハンカチを取り出そうとして。
あるはずの指輪がないのに気付いたけれど、
何処で落としたか>>4:86までは思い当たらず]
――…っ。シスター、なにをっ!?
[白猫の威嚇する声>>4:117に、強ばった顔を上げた時、
ナターリエのナイフの切っ先が、
カルメンの左胸刺さろうとする>>4:112のが、見えた]
― 四日目/黒珊瑚亭・食堂 ―
……、ん……
[父親がもってきたお茶を見やり、なきやもうと思っているのにとまらない涙を拭って]
――え……
[涙で滲んだ視界の中、ナターリエの行動はよくわからず。
エーリッヒやヘルムートが止める声に、新たに広がる血の匂いに。
涙を散らすように瞬きを一つ]
しす、たー……なに、を……
[ネコの声がする。
シスターに飛び掛りでもしたか、そんな音も聞こえた気がした]
─ 黒珊瑚亭 ─
[最後に微笑んでいたカルメンが不思議すぎて、ナイフを握っていない方の手をそっと彼女へと伸ばす。
けれど、それを拒むように白猫が威嚇し、爪を出した前足を振り抜いて来て]
っ、!
[左手の甲を引っかかれ、反射的に手を引いた]
……だって…カルメンさんが、ユリアンさんを、人狼だと……。
[一度深呼吸をして、聞こえた疑問>>5に対し、表情の無い、昏くひかりのない瞳を向けて言う]
ユリアンさんは、ひと、だったのに。
それを違うだなんてっ…!
[詰まる声、消えていた表情が徐々に泣きそうなほどに歪んでいった]
[ひとだった。
ナターリエはずっとそう思っている。
人狼と言う種ではあるが、人として生きていたこともまた事実で。
ただ、人狼であると言うだけで虐げられることが、ナターリエは悔しかった。
護りたかった。
生かしてあげたかった。
そんな想いが、偽り>>9を生み出しながらナターリエを動かす]
[驚きに涙が止まって。
だからこそ、カルメンの胸に刺さったナイフと、それがぬけたことによって流れ出る赤が見える]
――っ!!!
[カルメンが笑みを浮かべている理由すらわからないままに、目の前で人が殺されたことに気づいて息をのむ]
どう、して、……っ
[ナターリエの行動がわからない。
カルメンが犯人ではありえないと思うのに。
殺すのなら、人狼を殺せばいいのに、なぜ、と思い。
ナターリエ>>9の言葉に、ユリアンが人狼だったとはじめてしって]
……ユリアン、が……
だ、ったら……なおさら、カルメンを、ころしちゃ、だめなん、じゃ……
[無意識にポケットに入った羅針盤を握り締め。
アーベルの昨日の行動の理由がそれだったとしたら、カルメンの役目はきっと――]
─ 黒珊瑚亭 ─
─── どうして、ころしてはけないのですか?
偽りを言う人なのですよ?
[ナターリエの中ではカルメンが嘘を言っていることになっているため、殺しては駄目と言うユーディットの言葉の方が理解出来ない]
ひとを、人狼だと偽ったのに、どうして生かしておかなければいけないのですか。
偽る必要のある者は、限られているのに。
カルメンお姉ちゃん…………?
[ナイフを刺される前のカルメンお姉ちゃんは、
どこか安心しているようにも見えて。
まるで救いを与えた光景のように感じたりもした]
そっか、ナターリエお姉ちゃんが……
選んでくれたん、だね。
[少し驚いてもいたが、そう語る様子におびえる様子はなかった]
― 黒珊瑚亭 ―
カルメン、は……うそ、なんか、ついてない、よ……
[途切れがちに、ナターリエ>>11に反論する。
根拠なんてどこにもないけれど、カルメンが嘘をついたとは思えなくて]
ユリアン……は、……きっと、ほんとに、人狼だったんだよ……
だって、でなきゃ、ユリアンをころした、アーベルが……
あんなことに、なるはず、ない、もの……
[偽る必要があるのなら、目立つ事などするはずがない、と首を振って。
ナターリエをじ、とみる]
どうして、カルメンが、嘘つき、だと思うの……
[静かに、答えを待った**]
─ 黒珊瑚亭 ─
ユリアンさんは、ひとです。
私はそれを知っています。
主より天啓を賜りましたから。
[途切れがちな反論>>13にも臆さず、泣きそうに歪めた顔のままユーディットを見た。
口にした答えはエーリッヒの問い>>15の答えにもなろうか]
アーベルさんがどうして襲われたのかは私も知りません…。
けれど、それによってユリアンさんが人狼であると裏付けられるのであれば、それこそが人狼の策略のうちなのでしょう。
[そこまで言って、表情はそのままに瞳を軽く伏す]
── 私がもっとはやくに、ユリアンさんがひとであることを言っていれば。
こんなことには ────
[伏した瞳から、はたりと雫が一つ零れた]
[もっと早くに言っていれば。
その想いは事実。
先に言っていれば、即殺されることは、少なくとも防げたはずだ。
恐らくは、自らの命を以て護る形になるのだろうけれど。
そうしなかったことをナターリエは酷く後悔していた。
護るべき者を護れなかったのが悔しくて、悔しくて。
ユリアンの死で、正気を保つための糸が1本、切れてしまっている。
だから、他を殺すも厭わないし、偽ることに抵抗も無い。
そのせいで慎重さが欠けているのか、ナターリエは今日襲われた者がアーベルであると、きちんと確認をしていない。
それなのにアーベルが襲われたことをしっかりと認識している。
その矛盾に気付く者は、果たしてこの中に居るのだろうか**]
[ナターリエお姉ちゃんと、エーリッヒお兄ちゃん達の会話を耳にしながら。
ふと視線はカヤ君の方へと]
カヤ君は、どう思う?
[そう尋ねてから]
私は、ナターリエお姉ちゃんが間違えてるって、思わないけど。
[そう、はっきりと告げた]
─ 黒珊瑚亭 ─
え、え?
ユリにー、人間だったのか?
[ナターリエのいう事もまた、素直に信じる子供は、
カルメンのいう事との矛盾に、また頭を悩ませた。
どちらも正しいと思っているのに、
言ってる事が違うということは、片方がきっとウソツキで。
ううんと悩んで、大人達のやりとりを見ているとちゅう、
はっきりしたロミの問いに、子供の視線はそっちに言った。]
おれは、おれも
ナタねーは間違ってるとは思わねーよ。
[いつだって、ナターリエは優しかった。
叱られる事はあったが、子供がわるさをしようとも、
たいてい諭すようにするばかりで、
怒るは殆どないと子供は思っていた。
良き導き手であり正しい大人の見本みたいな人だった。]
思わねーけど…。
[子供はだから、信じているのだが。]
なんか、へんだ。
[何が変なのかよく解らない。
わからないけど何かが変だと、
もう一回、今までおこってこんがらがった事を、
ひとつひとつ思い出してはうんうん唸っていた**]
[それからカヤ君の答えはどうだったか、ナターリエお姉ちゃんやエーリッヒお兄ちゃん達の会話もひと段落したころ]
今日は教会に…戻る……?
[二人にそう尋ねていた]
―その日の深夜―
[まだ皆が起きるよりも少し前の時間。
ヘルムートお兄ちゃんの部屋の窓を、風の音にまぎれさせてはずして中へと]
ヘルムートお兄ちゃん、こんばんはー。
[何かがふっきれたこともあり、迷いは全くない様子でそのまま部屋へと。
こんな時間にレディは出歩く時間じゃないけど、私にとっては、私たちにとってはむしろ夜出歩くことは間違いではないから…]
[声をかけられると、さすがにヘルムートも目を覚ましただろうか。
けれども起き上がる前に、その体の上へと飛び掛り喉を締め上げる。
毛布の上から跨る自分の体は軽いもので、それだけなら大の大人の男の力なら楽に跳ね除けることはできただろうけど…、
でもそうさせないほどの力で、のしかかる体と片手で組み伏せるようにし、片手で喉を締め上げていく。
するどい爪が食い込ませながら話しかける]
ヘルムートお兄ちゃん、教会の修繕のことありがとうね。
出会ってそんなにたってないけど、結構ヘルムートお兄ちゃんのこと好きだったよ。
でも…、ヘルムートお兄ちゃんには夜じゃないと…無理だと思ったから。
[首を絞める手にさらに力が篭る]
私は生きるって…そう決めたの……。
ナターリエお姉ちゃんの為にも……。
皆だって死にたくないから、殺しあってるんでしょ……?
[喉の締め付けは不意に開放される。
ぶちりと、締め付けていた喉もとの肉をえぐりとりながら]
皆が殺すって……言うんだもん……。
ユリアンお兄ちゃんのことも……。
[悲しそうにしながら、手にした肉を片手で租借しはじめ、血塗れた口元ぬぐい]
大丈夫だよ、私はちゃんとおいしく、ヘルムートお兄ちゃんも頂くから。
[ただ、殺すことをしない。
私は人狼だけども、立派なレディだから]
[毛布越しにつめを胸につきたて、そのままヘルムートに止めをさすと、
毛布を剥ぎ取り、いつものお食事タイム]
こんなに続けて食べたの…初めてかな。
[生まれてから自分の記憶のある中では、飢えと乾きに苛まれることのない、
最小限しか口にしないでいた、人の血と肉の味]
うん、ヘルムートお兄ちゃん、ごちそうさま。
[続けて多く食べるには、少し多く感じ、食事の時間が終わるにはずいぶんと時間がかかってしまった。
いつものようにご馳走部分をごっそりと頂くと、穴の開いた毛布をかぶせなおして]
おやすみなさい。
あ、もうすぐおはようかな。
[しばらく時間が夜明け前ころ、はずした窓をそのまま外に飛び出す影は獣の姿をしたもの。
黒珊瑚亭を後にする姿は早朝の見回りをしていた自衛団員に見つかってしまい、
すばやく、何かよびかける姿を引き離して駆け抜けていく。
まいたところでいつものようにちゃんと手と口を洗い痕跡を消し、何事もなかったようにベッドへと戻った。
その日は朝早く人狼が目撃されたということで、自衛団員達が黒珊瑚亭へとやってきて、
ヘルムートの死体が発見されることになるだろう。
ベッドの上に眠るように横たわる姿には、穴の空いた血塗れた毛布をかぶせられている。
毛布をあけると、他の襲撃者と同じく喉を引きちぎられた痕、
そして胸部から腹部にかけての肉とそこにあるべきものはごっそりと食べられた形跡が*見つかった*]
―4日目/黒珊瑚亭―
……ユリアンが、”ひと”だと仰いましたが、
他にも誰か、貴女が、
”ひと”だと知っている者はいますか?
あるいは―――……”人狼”だと。
[ナターリエに問い掛けてから、傍らのカルメンを見下ろす。
妹のように大切に想っていた彼女の言葉と、
あの悲痛な叫びと――最期の微笑みを思い出せば]
[”信じたい”――強い気持ちが湧きあがる。
けれど、それだけではなく。
『信じられる』と。心が囁くのは―――…カルメン]
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