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ええ。痣、だと。
[何を示すか、内では悟りながら。口には出せず。
エーファ自身の声は聞こえずとも、繰り返したベアトリーチェの台詞は聞こえる。手は完全に止まり、唇は引き結ばれる。
ナターリエが入ってきた事にも気づかず、手を押さえた]
[広間の入口から聞こえた声に視線を向け]
やぁナタ。
多分まだあるんじゃないかな。
俺は確認してないけど。
[一瞬見せた翳りは首が振られたことで隠され気付かなかったか]
…御伽話だ。
いるわけ、ない。
[小声][自らに言い聞かせるように]
[顔を上げ]
どうも。
皆さんお食事ですか。
[墓守に遅れ][広間へ踏み入る]
[問いには答えず。
再びピアノに向き直り、鍵盤に指を落として音色を紡ぐ]
……人ならざる者の死。
それのみを視るだけで、すんでいたなら。
俺は、今、ここにはいない、だろうな。
[旋律に紛れるのは、呟くよな声]
……教会から離反する事も、恐らく、なかった。
[人狼は居て、滅ぼすべき存在。
そんなウェンデルの言葉を耳にして頭を振る]
きっと、だからこそあたしは認めたくないのね。
[翠玉はヨハナに向けられる]
先入観が、あたしにあるせいでヨハナ様が悪いわけでは。
どちらかと言えば、先程のような枯れた身と言う冗談の方が私には辛いです。
[さっきのことはよくわからない。ので、とりあえず置いておくことにして。]
そう、そうよ、「おねえちゃん」だよー!かわいー!!
[わしゃわしゃー、とエーファの頭を両手で撫でながら、その頬にわたしの頬を寄せてすりすり。]
ナターリエに、アーベルさん。
食事なら厨房に。
…たくさん作ったので、どうぞ。
[それだけ告げると、すれ違いに広間から抜け出す]
[存分にエーファちゃんを愛でていると、ヨハナおばあさまに声を掛けられた。]
ヨハナおばあさま、ええ、この村にきてから、わたしとっても体調がいいの!
[聞こえた声に軽く眉を潜めるが、良く内容は分からないので黙したまま。
ゼルギウスに声をかけられ、軽く片手を上げて返しながら。]
ありがとう。なら取ってくるか。
[そしてほぼ同じに入ってきたアーベルを振り返り。]
ああ、今晩は先生殿。
食事、取るならついでに一緒に取ってくるが?
[そう尋ねた。]
[知識のないものにはそれは何なのか判じる術は無い]
[ウェンデルの異変には気付けど、それが何なのかは分からない]
[先に巻くべきかと食べかけの料理をそのままに]
[席を立ちソファーの傍に置いてあった薬箱から包帯を取り出した]
や、アーベル君。
人間どんな場合でも腹は減るようでね。
ゲルダちゃんの手料理の相伴に与っていたところさ。
[ナターリエの後に入って来たアーベルにも挨拶し]
[包帯を手にウェンデルの下へと]
気になるなら先に巻いちまおうか。
ゲルダ?
[広間から抜け出すゲルダの様子に、やや訝しげなかおを向けるものの。
おそらく食べ終わって部屋にでも戻るのだろうと思い、そのまま背を見送った。]
……ああ。
ナターリエさんに、…アーベル先生。
[自身が教えをこうた事はない教師。
僅かな驚きを孕みつつその姿を見、頭を下げる]
ほっほっほ。
ゲルダちゃんが、そう思うように、私も皆がいなくなるのが辛いのですよ。
同じ辛い同士ならば、年老いた身から先に、というのが自然というもの。
[そう笑いながらゲルダに告げて、広間から抜け出すのを見送り、ベアトリーチェから言葉が返ってくると、嬉しそうに目を細める]
そうかい、そうかい。
良かったねえ。
その調子で、病気も治ってしまえば良いねえ。
[と、ベアトリーチェの頭を優しく撫でた]
それは有難い。
丁度空腹だったので。
[すれ違う調理師][薬師の声]
[笑みを作る]
ああ、よろしければ。
[墓守の申し出][頷く]
[エーファちゃんが怯えている。わたしはなんとなくそんな気がして、それがたまらなくつらくて]
[エーファちゃんの頭を抱きしめながら]
大丈夫!お化けが出たら、おねえちゃんが絶対やっつけてあげる!
[人狼なんて信じていなかったけど。]
……ゲルダ。
[反応の遅さに、自身に余裕がないと思い知らされる。
ぽつりと届いた声の意味を、理解することは出来ない]
ああ、すみません。
お願い、出来ますか。
[ゼルギウスの申し出に、躊躇いつつも頷いた]
すみません、お食事の邪魔をして。
……そう、か。
[流れる旋律。右手を持ち上げ、見る。
優しい人に触れることは躊躇われる方の、手]
そんなに多いことなのかよ。
御伽噺じゃなかったのかよ。
教会は知ってて放置してるのかよ。
[だがその手が必要になるのなら]
お前にはまた辛い思いさせるのかもな。
それでも俺は…。
俺はもう。
見ない振りを続けて後悔するようなことはしたくない。
同じ後悔するなら、最善と思うことをしてからにしたい。
「おねえちゃん」に、まっかせなさい!
[わたしはまた、胸を張って答えた。]
[でも、ほんとうに、やっつけられる?]
[大丈夫、人狼なんているわけない。]
[いえ、違う…]
[声を掛けられ][眼を遣って]
…確か、ウェンデル君、だったか。
夏以来だね。
[名前は聞いていたから][然程驚きはなく]
[代わりに苦笑を]
構わないさ。
包帯巻くのは直ぐ終わるし。
それに少し冷めてくれた方が俺は食べやすい。
[猫舌だから、とウェンデルに笑いかけて]
[ウェンデルの左手を取ると、手慣れた様子で包帯を巻いた]
[きつすぎず緩すぎず]
[丁度良い強さで巻いて包帯を固定した]
これでよし、と。
[朝に目を覚まし、見慣れない天井、
今いる場所はどこか考えながら上体を起こして]
そうか…、そうだったな…。
[こぼした笑みは自嘲の意を含めて]
戻ってきたのは俺自身の意思で、
そういった意味では自業自得…か…?
[呟く自問は誰も聞くことなく部屋の静けさと冷気に消え]
外出は…、だめなんだったっけか?
[そのまま自室で筋トレをして時間をしばしの時間をすごした。
余分な考えを少しでも振り払えればと…。]
えらいねえ、ベアトリーチェお嬢ちゃんは。
良い子だよ。貴方は。
[そして、思いついたように手をポンと叩く]
そうだ。
貴方がエーファちゃんを守ってあげるのと同様に、私もベアトリーチェお嬢ちゃんを守ってあげますよ。
何か危ないことがあったら私を呼びなさいな。
すぐに駆けつけてあげますからね。
[老婆が微笑む。いつものように]
それが必要だと思えば、俺のことも確かめろよ?
ただし。
[数歩近寄って、黒髪に左手を伸ばす]
一人で抱え込まずにな。
何も言って貰えずに、最期だけ告白されるのも辛いんだよ。
下手な意地張ってないで、信頼できる相手、見つけろ。
[ウェンデルの声にも、ひらと手を小さく振って返した後、ふいに入ってきたヨハナの声に。]
…あまりそういうのは好きじゃない。
命に、優劣なんてつけたくは、な
[そう言いかけて――少し口を止めた。
額に手をあてやや間が空いたが、耳に届いたアーベルの声に軽く頷き返した時には、表情は元に戻っていた。]
…とにかく、何事も起こらなければ問題ない。
[そう言い、厨房へ行き盆にゲルダが作った料理を二人分、一通り乗せすぐ戻ってくる。
机の空いていた場所に置き、盆から降ろし並べて、余っていた椅子に腰掛けた。]
[左手の甲。
痣というには鮮やかな痕。
体内から溢れ出たばかりの血の如く。
朱が描くのは、茨を纏った花だった。
白に隠されていく色彩に、息を吐き出す]
ありがとうございます。
[少しだけゼルギウスの反応を窺う眼差しを向け、すぐ背けた]
……はい。
覚えて頂いていて、光栄です。
[アーベルに返す台詞は、努めて平静に]
出来れば、ここ以外の場で再会したかったものですが。
[それは、彼に対して以外も。
そう考えると、気は重くなりがちになる]
……何故、
[浮かびかけた疑念を、振り払う。問うても、意味はない]
おばあさま、ありがとう!
でも、無理しないでね。もうお年なんだから。
[嬉しいような、照れくさいような。]
[わたしは、つい憎まれ口をきいてしまう。]
[知っていて、放置しているのか、という言葉。
軽く、唇を噛む。
教会の真意は、自身も知り及ぶ所ではなかった。
ただ、人狼という存在に対し、教会が何らかの干渉をしている、という事。
それだけは、以前の出来事の中で理解していたから。
だから、教会から離れる道を選んだ]
……別に、俺を気遣う必要もあるまい。
家主殿の道は、家主殿が決めれば良い事だ。
[返す言葉は、やや、抑揚なく。
感情を押さえ込もうしているのは一目瞭然。
それでも、髪に触れた感触と、向けられた言葉に、それは崩れて]
あ……あのなぁ。
確かに、俺の方が年下だが。
撫でられて喜ぶ年は、当に過ぎたぞ……。
ほっほっほ。
ベアトリーチェお嬢ちゃんも言うようになったねえ。
まるで、ナターリエちゃんや、ゲルダちゃんの昔を見ているようだよ。
ふふ。
きっと、貴方はあの二人に負けないぐらいの美人さんになるだろうねえ。
[笑みを絶やさぬまま、そう告げ]
だから、もし何かあったとしても、最後まで諦めるんじゃないですよ。
ばばとの―――約束。
[先程は少し離れていたからか気付かなかったが]
[近くでウェンデルの痣を見るとその色は不気味なほど鮮やかで]
[ある意味見慣れた色であることに気付く]
[これで居て彼は痛みは無いと言う]
[更に不思議だったのはその形]
[通常の痣でこれほどまでに形の整ったものはあるのだろうか]
[表情に訝しげなものが浮かんだ]
ん、汚れたりして取り変えたくなったらまた分けてあげるよ。
[視線をウェンデルの左手から彼の顔に向けると、視線はこちらに向いて居なかった]
[珍しいと思えど、何も気にしていない態をとる]
職業柄、覚えるのは得意でね。
…と、有難うございます。
[神学生に話す途中][食事が運ばれ]
[礼を言い席へ]
まったくだ。
…言うに事欠いて、人狼だなんて。
[小さく頭を振り]
[視線の端][朱を捉えた]
[歩みを進めた後、一つの扉が目に留まる。
それは、話し声が聞こえたため]
だれか居るの?
[ノックとともに、そう問い掛けた]
―→1階物置―
ふぅ…。
[しばらくして、汗をタオルで拭き]
さて、そろそろ降りるか。
[身支度を軽くすませると、
先ほどから賑やかな様子を感じる階下へと歩を進め広間へと入り]
よぉ、話は何か進展したか?
[広間にいる人物に軽く手をあげて挨拶をしながら中へと]
目の前で沈まれてるのを見て、楽しくなるよな性格はしてないぞ。
[抑揚ない言葉に、溜息一つ。
だが、すぐに崩れた態度に唇の端を上げた]
別に、年は関係ない。
弱って見える相手にはこれが一番らしいんでね。
[踵を返して扉の前、振り返る]
俺に出来ることなんてたかが知れてるけどな。
それでも、早く終わらせたいと思うよ。
邪魔したな。
[キィ、パタン]
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