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うん、行ってらっしゃい。
[微笑んで立ち上がるエリカを見上げて。覗いちゃダメとは自分に向けられた言葉だろうか? そう少し考えてからクスリと笑う]
そんなことはしないよ。
リエータ、一緒に待ってようね。
[置いていかれた黒猫に声をかける。黒猫は、にぃ、と返事をするように鳴いた]
[階下に降りれば、そこにはディーノとリエータ。
ちょうどどこかへ行く様子のエリカ。
エリカの後姿を見送りながら、2人(?)に尻尾を振って挨拶する。]
[大人しいリエータの喉を撫でてやっているとパトラッシュが降りてきたのが見えて]
あ、パトラッシュ。
今日はずっと上に居たの?
お腹空いてる?
[夜になり]
[最後の数人を纏めて見送った]
[湿布の箱は数枚を残すばかりで]
あーあ、これだよ。
今夜のうちに準備しないとダメだな。
エリカちゃんに頼みにいかないと。
[包帯を新しく取り出して]
[まだ開けていない布の箱を手に]
[宿へと向かう]
[問いかけるディーノに、「ああ」の「あ」まで口に出しかけて。
いやいやマスターが聞いてるかもわからんと口を閉じた。
ただ、わんっ、と大きく吼えて肯定し、次の「お腹空いてる?」の質問には喜んで――]
[ぴたりと動きを止めた。]
[どこからか、僅かに。昨日と同じ、匂いが。]
[緊張を体中に漲らせて、部屋を見渡す。]
[言葉が出かけたことに少し身を硬くするも、どうやら押し込めたようで小さく安堵。次の返事を待っているところでパトラッシュの動きが止まり]
…どうしたの?
パトラッシュ?
[部屋を見回すパトラッシュを不思議そうに見つめる]
[クローディアの部屋に、何分、何時間いたのかはよく分からない。
ただ気づけば、窓には夜の帳がすでに落ちていて、部屋の中は真っ暗だった。
唇を少しだけ上げて、シャロンは扉を開けて、ゆったりとした足取りで降りてきた]
マスター。
何か軽い食事をいただけるかしら?
[シャロンの言葉に、マスターは恐る恐る振り返ったが、なんら変わることの無いその姿に安堵した]
うふふ。
やぁね。幽霊でも見るような目つきで見ないでよ。
[最初は昨日のクローディアの血の匂いが残っているのかと思ったが。違う。これはあの匂いではない。もっと微かで、とろりと濃くて、そして獣のような――
その匂いは同じ階の。――奥の客室から?]
[ディーノの話しかける声に構わず、ぱっと弾かれたように1階客室、ノブの部屋へ走る。]
[軋む階段の音に視線を向ければ、シャロンが2階から降りてくるのが見えて]
こんばんはシャロン。
…大丈夫?
[彼女はクローディアと懇意にしていたはずだ。昨日、あんなことが起こって気落ちしているのではないか。そんな考えが浮かんで、遠慮がちに訊ねてみた]
[匂いは微弱。きっといつもならパトラッシュだって嗅ぎ逃してしまうような、嗅いだとしても気にもとめないぐらいの。
けれど今は昨日と同じ感覚が。突き刺さる。厭な予感。
ノブの部屋、閉ざされた扉の前に立つと、勢い良く吠え立てた。ドアノブを前足で回そうと立ち上がる。]
[食堂には、他にも何人かチラホラいて、その中の一人、ディーノに声をかけられ、シャロンはゆっくりと微笑んだ]
こんばんわ、ディーノ。
ええ。
もう大丈夫よ。
クローディアから、形見の品も受け継ぎましたからね。
うふふ。
[そう言えば。とシャロンが気づいた。
最初見たときは男性にしか思えなかったけど、改めてこう面と向かい合ってみると、女性にも見えた。
格好、喋り方、態度。それらは男性で。
声、顔、体つき。それらは女性]
(まあ、どうでもいいわ)
[と、シャロンは思考を締めくくった]
[ディーノとの話が終わるか、終わらないかというときに、ディーノは立ち上がり、どこかに駆け出していった。
何事かと、視線を向けてみると、その終着場所は一つの部屋で。
その前で、しきりにパトラッシュが吼えていた]
・・・?
[シャロンは、訳も分からずその光景を眺めた]
[追いかけて辿り着いたのは1階にある客室。誰か使ってたっけ?などと考えるも、今気になるのはパトラッシュの異変]
ここに、何かあるの?
[扉を開けようとしているパトラッシュを見て、代わりにドアノブに手をかける。
がちゃ。
恐る恐る、その扉を開けて行き]
(そう)
[今さっきの瞬間で、エリスが誰かを殺したとも思えない。
そして、今までに、誰かが殺されたのか、という話は一つしか聞いていない。
すなわち。
―――もう一人の人狼が、あそこで死んでいるのだということだろう。
それに気づいたシャロンが、誰にも気づかれないように、小さく冷笑した]
(使えない・・・駒だったわね)
やぁ、いらっしゃい♪
ただ、次からは、もうちょっと優しいノックをしてくれると嬉しいかもだよー?
にゃははははは。
[唇に乾いた血の跡、腕の中にはぐったりとしたリディア]
…誤解しないでね?
まったくね。
賢しいほどに。
…人間みたい、か。
実はそうなのかもしれないわね。
[思い出す]
[喋っているように見えたあの時]
[扉が開くか開かないかのうちに中に滑り込む。
外から判っていた気配は2つ。
ノブと、そして何故かリディア。
車輪のついた奇妙な椅子に座るノブ。
抱きかかえられるようにして、彼の膝の上で目を閉じるリディア。
暢気に喋るノブに向けて、グルル、と警戒の唸り声を発した。]
ノブに…リディア?
これ…どういう…。
[目の前に広がる光景に目を丸くし。しばしの逡巡の後に部屋の中へと足を踏み入れる。2人に近付き、ノブの腕の中でぐったりしているリディアに声をかける]
…リディア?
ねぇ、リディア大丈夫?
何か心当たりでもあるのかしら、エリス?
あるなら、早めに確かめた方がいいかもね。
足元を掬われる前に。
殺しておいてまで、本当にただの犬、なんて話になったら、笑い話でもすまないしね?
─浴室─
[軽く湯を浴びて、絡みつくような汗の感触を拭い去る。
華奢な左の肩には、歪に引き裂かれたような痕が浮かび、そこだけ異様な様相を織り成すだろうか]
……落ち着かない……。
[ぽつり、呟く。
身体はさっぱりとしたものの、何か、引っかかるような心地がして。
でも、それが何か、確かめるのは怖いような気がしていた]
確かめる手段があればね。
必要以上に賢しいのよ。
[肩を竦め]
あの犬、多分喋れるはずよ。
貴女はそれを確認できて?
可能ならば頼みたいわ。
[唇の端を上げる]
[ディーノの声に]
[目を瞬かせて]
リディちゃんが、どうかしたの?
そこはノブの部屋でしょ。
[ノブの声は]
[部屋の外にまで届いた]
……え?
……なんなんだろ……さっきの目眩と、関係あるの……かな?
[呟いて、用意してきた着替えに身を包む。
髪は濡れたままだけど、仕方ないか、と呟いて、浴室から出て]
……? なに?
[廊下に出て、ふと感じたのは、どこか張り詰めたような空気]
死ん、で…。
ううん、殺したって、何でそんなこと…!
[顔が驚愕の表情に歪む。しゃがんだ状態、ノブを見上げる形で問い詰めるように]
……今……なんて?
[微かに聞こえたのは、誰の声か。
そして何を言っているのか。
その意味を、確かめたいような、確かめたくないような。
そんな思いに揺れながら、ゆっくりと、そちらへ足を向ける]
……ぅ……。
[微かにまた、目眩を感じるものの、それは押さえ込んで]
〔宿のベッドは清潔で気持ちよかった。そのおかげか、目が覚めたのは外が暑くなり始める手前だった〕
〔宿屋の主人に鍵を返す〕
ありがとよ。
…はは、心配いらねぇよ。俺みたいなおっさん襲ってもしょうがねえだろうから。
じゃ、また夕飯食いにくるから残しておいてくれよな。
〔広場を通り、雑貨屋の前を通る。大繁盛で忙しそうにしているフランの姿に安心する〕
〔俺も俺のなすべきことをしよう、そう思い、自分の工房に向かった〕
へえ。
喋る犬の登場ってわけ。
いよいよもって、御伽噺じみてきたわね。
―――犬が喋るかどうかを確かめることが出来るのかなんて、優秀な人狼様に言われるなんて・・・なんて楽しい笑い話かしら。うふふ。
答えは、単純に聞けばいいんじゃないかしら?
その犬が喋るのを確かに聞いたのだと。
それを、パトラッシュに聞くか、よくそばにいるディーノに聞くかはまかせるわ。
きっと、貴方達人狼の方が、どちらがゆらぎ、情報を引き出せそうか分かっているでしょうからね。うふふ。
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