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ぬぅ。
とりあえずアベちんがどう動くか見てみようか?
そこを見ないと吊り対象が決まりにくい。
襲撃はティルでおk?
何を基準に…か。
[暫く考えるように俯いていたが、頭をボリボリとかきむしり]
んー、よくわかんねえな。そーいうのは。
誰かを此の手で殺すのかもしんねーけど。
そういうのはさ、絶対納得なんてできねーよ。うん。けど納得できなくたってやらなきゃなんねー時もあるわけだろ。
…それなら、後悔も…よくわかんねーけど罪とかも、全部背負って生きてく覚悟ができるかどうかなんだろな…。うん。
[また頭をボリボリと掻いて]
って、これじゃあ答えにはなってねえよな。
[と、苦笑した]
< なぁ。
白猫は、小さく鳴いた。
他と変わらない、それでいて、何処か違和感のある声。
白金の眸が、規則的に二度、瞬く。
それきり身動ぎすらせず、高きにある、双つ翠を見詰めた >
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了解致しました。では安全のためにエウリノ委任、襲撃はおまかせにしておきます。余裕があればコミットの時に自前セットも致しますが。
なんにせよ表流れ優先で。
全てを背負って、生きる、覚悟。
[小さな呟き。
ふ、と、笑みが掠めた]
あ、いえ……俺の方こそ、おかしな事を聞いてしまってすみません。
……いつまでも引き止めてちゃ悪いし、俺も行きたい所がありますから、これで失礼します。
[それじゃ、と言いつつ一礼して、ゆっくりと歩き出す。
先に行こうと思っていた、宿の方へと]
…兄ちゃん…
[アーベルがこういう物言いをすることはある程度わかってはいるものの。
それでも狼かと怖くなって、軽く肩を振るわせる]
…そっか、兄ちゃんは出かけてたんだ…
兄ちゃんが狼じゃないんなら…兄ちゃんだけでも無事でよかった、と思うよ。
[返事をする言葉は少し震えていた]
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アベさんが対立もってきて、かつエーリッヒさんが診療所に来なかったなら、アベ襲撃かな。多分通る。
相撃ちした旨をまとめサイトに書いて、ロスト様と二人ではかした描写してくれれば問題ないのかも(難しい?)
< それでも尚、白猫は動かなかった。
近くなった翠を、眸に映し込む。
先日、現したばかりの、幻の空の緑に似た色。
されど、それは見る見るうちに翳りを帯びてゆく。
昏く、昏く――限りなく闇に近い、暗緑色。
蠢くように、絶えず、揺らめいている >
[辿り着いた宿はひっそりと暗く、開いている様子もなかったが。]
もしアーベルが居ても、
さすがに今日は酒場開いてないだろうしな……。
[不気味に静まり返った宿の前で、独り言をぽつり。]
アーベル! 居る? アーベル!
[とりあえず、宿の扉を叩いてみた。]
そう?
俺は――俺が襲われれば良かったと思うよ。
[声の震えに気付いていながら、口調は淡々としていた。
普段の、冗談めかした笑みは、其処にはない]
……見て、みたかったしね。
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いや、相打ちの場合でもお互いで進行ページにどんな状態か書けばよくね?
相打ち希望の提案はメモですれば良いね。
[白猫の瞳が翳りを帯びてゆくのに合わせるように。
双つの翠は昏い色に、薄い色に。
そして暗紅色へと変化する]
『お見事です』
[風には乗らない、小さな小さな囁き]
[ふるふると首を振る。違う、ではなく、分からないの意を含め。
ふと微かに震える指に気づいて、片手を重ねた。]
えっと…いいの?
それは嬉しいけど、工房の人たちは……あ、今は居ないんだっけ。
[申し出には顔をあげて。
翳りはまだ取れてはいないが、表情はさっきよりいくらか上向いたものになっていた。]
[立ち去るエーリッヒに「ああ」と頷いて手を振りながら]
いや、俺も色んな奴と話しといた方がいいと思ってたしな。かまわねーよ。
[別れてから、再び診療所の方を向き]
さてっと、行ってみますかね。
[重ねられる手にほんの少し、震えが止まる。
手から伝わるイレーネの体温が身体全体へ広がるような感覚を覚えながら]
…この間から戻ってこない。
多分、避難したんだろう。
一言も言わず、書置きも無かったけどね。
来るのは、問題無いよ。
寝るスペースもあるし。
[良いのか、と訊ねるイレーネに一つ頷きを返す]
[ハインリヒと別れた後、足を向けるのは宿の方。
そちらに近づけば、聞きなれた声が耳に届き]
あれは……ユーディ?
[小さく呟いて、やや、足を速める]
< 彼がそう囁いたか、否かの瞬間。
眸から色は失われた。
次に出でたのは、
初めは中心に一点のみの薄い赤。
生まれたばかりの色は広がり、
深く、深く、
湧き出る血のように染まり、
闇の色を帯びて、
白との斑模様と化してゆく。
されど僅かに残るそれも、次第に暗紅に塗り潰された >
……居ないのかな。
[宿の周りを一周して、中の様子を窺うものの、それで何が判るわけでもない。ただ、微かに――気のせいかもしれなかったが――血の匂いが、漂っているようにも感じた。
それは、昨夜の惨劇の残り香だったろうか。]
[表に戻って、念のためにもう一度アーベルの名前を呼ぶ。
しかし、誰も出てくる気配がないのは相変わらずだった。]
申し訳ありません。
疑惑の花を育て切ることは出来なくなってしまったようで。
[嗤う聲は徐々に高まってゆく]
ですが、艶やかな華はお見せできるように。
せめても努めさせていただきますよ…。
[ゆらりゆらり。その身を焦がしてゆく、ネツ]
< ――クルルゥ、
猫には似つかわしくない声があがる。
染まった眸のきょろきょろと動く様は、
狂気めいたものを感じさせた >
[耳に、熱を感じた。
刺すような痛み。僅か、眉を顰める]
……成る程ね。
[呟いて、歩みを速める。
診療所の建物と、その傍の人影が見えた]
[伸ばしていた手で白猫を抱き上げる。
胸元まで引き寄せれば、人ではない力を篭めた]
『いらっしゃるなら、どうぞ』
[熱を孕んだ囁きがその耳に注ぎ込まれる]
ならば宴を飾る別の花を咲かせよ。
我らが好む朱の色…それを纏いし大輪の花を。
[謝罪と共に高まる嗤い声。
告げられた内容を咎めることなく、更に嗾ける]
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