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[空気が動く音がする。
―――風の気配。
6の部屋に既にアーベルの姿はなく。
――見たままに、感じたままに。
ふと自分の手に視線を落とす。
白いいばらの花はぽつり、ぽつりと道行きに現れた。
ノーラ様子が何処かおかしく見えたが、
尋ねる前に彼女はハインリヒに呼び止められる。
肩越し振り返るが
促されれば先へと。
ゲルダの元気のよい声が聞こえた]
……備えあれば……かしらね
―――…?
[ノーラの言葉、端的な言葉に眉を寄せて。
――…視た。自分もそのようなことを言われていた。
星詠みのことか…視界が、ぶれる。]
…こいつ…の、ことを、か?
[それを記したのはエーリッヒではなくノーラ自身か。
こめかみを押さえながら問うように。それから、
…ピューリトゥーイ…?自問するように単語を呟く。
また、咳が零れた。]
−屋上−
[きし]
[きしきし]
[階段を上がって]
[どれぐらい時間をかけたか]
[突き当たりの扉を押して]
[風を感じた]
[目の前にある]
[鋼鉄の翼]
───。
[瞳を眇めて]
[写真を撮る]
/*
そこが落ちると話が進まん。
どうしようかな。
お父さん落とすならそのまま托生で俺吊りもあり
と考えたが時間的に無理そうだな。
[余りぼんやりしていても、と。
半ばうろ覚えの状態ながら、ゆっくりと、作業に手を着ける]
……やれやれ。
交換条件の手伝いの記憶が、役に立つとはな。
[準備した、解析器材は覚えのあるもの。
以前、同僚の研究を手伝った時に使ったものだった。
その時の、仕様マニュアルの写しはファイルの中に残っていたから、それを横に開いて置いた]
[紺碧を見つめる瞳を逸らす事はなく頷いて肯定する。]
……時間が欲しい、と
いわれたの。
[声が揺れる。喉の奥から上手く空気が運ばれないようだった。]
…だから、それまで
「黙って」いるべきか
迷って…、…。
[そこまで言うと、辛そうな面持ちで視線を逸らし下へ。]
[ノーラの傍に寄り添ったまま、ハインリヒの言葉を聞く。カルテに記された赤。
一瞬何のことかわからなかった]
視た……?
[誰かが躓いたらしい音。ナターリエの声が聞こえただろうか。そのまま足音は過ぎ去って]
─実験室─
[動き出すのと、声をかけられるの>>278とは、どちらが先か。
一度手を止め、いいえ、と首を振る]
俺も、薬の解析は以前同僚に付き合わされてやった程度ですから。
……植物の組成分析なら、専門ではあるんですが。
[冗談めかした口調で返しながらも、作業を進めて]
――――……
[眉を寄せて、頭を押さえた。
カルテに書かれた名…ダーヴィッド。
彼が――…イレーネを。
エーリッヒを…殺した?
信じられない。だって――…緩く首を振って。]
…星が教えてくれたのか?
[ノーラへ向けて。
少し訝しむような声。
―――だって。 また…、…]
……本当に?
[ダーヴィッドが休んでいる様子に、少し安心する。]
流石だな、園芸家は。
[ヘルムートに取ってそれは、プロの料理人の手並みに舌を撒きながら手伝い、最後の仕上げだけを作らせてもらう料理のようだった。未知の領域の。]
私だって、しんじたく ないの。
彼を信じたくて…視たのに そのはずなのに…
[今までだって、ずっと、ずっとそう思って視てきた。
ぐず、と一度鼻を鳴らしてざわつく心を鎮めようと
傍にいるベアトリーチェの肩を寄せようと手を伸ばす。]
…そう。
深く知ろうと眼を凝らせば、「視える」の。
星の色で…教えて くれるわ。
[星に喩えるように伝えてくれる。
パソコンでみた薬品の情報を思い出し、言葉を続ける。]
私は…おそらくシャーマティートを投与された…
[ヘルムート達の後に続いて実験室へ。]
あ、ライヒ。
[無事な姿にほっとして、笑顔になるが顔をひきしめる。]
ちょっと失礼します。
[空気を読まずライヒアルトの傍へ行く。ジャケットを脱いで彼に返した。ずっと着てたから移り香がついている。]
ありがとう。おかげで良く眠れた。
[ぎこちなく右手を使っているのをライヒアルトは気づいたか。
そして周囲を見回す。]
邪魔なら出て行きますけど。
[ダーヴィッドにはこちらも軽い礼を返して]
……このくらいはできないと、仕事自体がこないもので。
[さすが、という言葉に、冗談めかした口調で返す。
『園芸家』の部分を他の言葉に置き換えなければ意味の通らないやり取りは、聞く者に何を思わせるか]
……さて。
結晶の作る星座とやらは、如何様なものですか。
[やがて、表示される、それへと。
向けられる天鵞絨は、険しいもの]
[ケホ、ケホ…緩く首を振った。
元々占いの類を信じていなかったからかもしれない。
だって、彼女が言うには自分は…、
けれども、自分は――、揺れる。眸を目蓋の裏に伏せて]
待ってる間 に、また…
誰かが 死ぬかも…しれないのに。
[エーリッヒだって…。
ノーラに感じたのは少しの憤り。
実験室の方を仰いで]
…訊いてくる。
[訊いて、もしもそうならば―――]
エレット
そう、お願いがあるんだ。
僕はノーラと約束をした。
ベアトリーチェを襲わないと、もちろんノーラも。
だから、僕がいなくなるまで、彼女らは
まだ飛ばせないで。
―実験室―
[ライヒアルトとヘルムートが何かしているのをぼんやり見ている。
そして、ふと、考えた。
きっと、ノーラも、そして、もし、僕がそうであると知ったら彼らも、
僕を殺したくなるんだろうな、と。
当たり前だ。
イレーネ、エーリッヒを石にして、カルメンを殺したのは僕だから。]
……っと。
[呼びかける声。
天鵞絨は刹那、険しさを和らげる]
ちゃんと、休めたなら、よかった。
……お前も、無理してただろ。
[軽い口調で言いながら。
右手のぎこちなさには、ほんの少し、天鵞絨を細めて]
大体は終わってるから、邪魔にはならんだろ、多分。
[肩が茨の絡まる石壁に触れる]
[痛み]
[眉をしかめる]
───、っは。
[目を閉じる]
[息を吐き出す]
[無茶をしたつもりはないけれど]
[そして、心の中で呼びかける。
ノーラとベアトリーチェには手を出さないでほしい。
それをきいてくれるかどうかはわからないけど。
約束したから。]
[結晶多形は、簡単に言うなら、その医薬品固有の成分を表わすもの。目の前で機械が、解析した数値をワイヤーフレームで立体図形を描いて行く。密告に添えられていた通り。
それは、確かに──ある星座を描いていた。]
…――
[誰かが、死ぬ。]
[もしそうなったら、殺したのは私だ。]
…えぇ。
[解っている。
だから、こんなずるい方法を取ったのだ。
自分が酷く、醜い。]
……
[訊いてくると、その言葉に何も動けない。
まだ、心の奥で――彼を信じたいと思う心が、いたい。]
[議員とライヒは何か話しているだろうか。
もちろん、呼びかけはせずに、ただ見守るだけ。
手も出さない。]
…………
[ふと、仲間からため息をつかれるけど…。
返事は返さなかった。]
聞いて、どうするの?
[口をついて出た言葉]
本当の事を言うかどうかわからないのに。
ううん。
本当のことを言ってるつもりで、嘘をつかされてるかもしれないのに。
待ってる間に、誰かが死ぬかもしれない、なんて。
じゃあ、どうして。
[先生を――。言おうとしてやめる]
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