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・・・そう、ですか。
[笑いを零す執事に不思議そうな顔を向けながらも、小さく頭を下げてその場を後にした。]
[一度部屋に戻るものの、此処に泊まること自体予定外なことだったから、格好はいつもと殆ど変わらない。青い上着は部屋に置いて、白のワイシャツにズボンを着て階下へと降りた。]
―・・・→ホール―
大分、集まってきましたね。
[ザムエルの呟きに頷いて]
や、こんばんは。
[いつもと変わらぬ口調で挨拶する。
合わせるように、カーバンクルも尾をゆらりと。
いつもと変わらない様子……しかし、観察眼の鋭い者の目には、どこか、何か。
いつになく緊張しているように見えてしまうかもしれないが]
…やっぱり、みんな、聞かされてないのかな…
[うーん、頬に指を当て小さく唸るが、ユリアンのその後の言葉に]
…だよね。
でも、ずっと見せなかった、って、聞くし…
きっと、凄いオルゴール…なんだろうねっ。
[何が凄いのかは分からないのだが。
少女は少し興奮気味に言うと、新しくホールにやってきた招待客に軽く笑んで…挨拶をする]
[歌い終え、拍手を送られれば顔を真っ赤にして照れる]
えっ!? そ、そうですか
……ありがとうございます
[そう言ってぺこりと一礼
アーベルが先んじて扉を開けたことには、召使いとして少しなってないとは思いつつも、ありがとうございますと言い廊下に出る
そしてアーベルとともに皆が集まりつつあるホールへと向かった]
[人が集まり、それぞれに席に着くのを見遣って、自身もいつもと同じ席につき]
さて、今日はどんな趣向で来るのやら。
[そう小さく呟き、人が揃うのを待って]
んー。なんか知っているっぽいのもいるけどな
[と、ブリジットの唸った様子を見ながら、ザムエルとエーリッヒをちらりと盗み見て]
ま、こんな豪奢な屋敷に住んでいる人間が、こんだけ勿体つけてるんだ。
凄いには凄いんだろ
[と、興奮気味のブリジットに話をあわせるように、何に凄いかは触れずにいった]
[若干緊張した様子のエーリッヒに気付いたか、ほんの少し首を傾げ]
如何されましたかの?
ついにオルゴールを目の当たりにするというので、緊張しておられるのかの?
そう硬くならずとも、オルゴールは逃げますまいて。
[そういって軽く笑う]
[ホールの前で一度、深呼吸をする。やはりこの数日で大分慣れはしたのだろう、扉を開けるまでにそれ程長くは掛からなかった。]
・・・こ、んばんは。
[相変わらず大勢の人を前にすれば一瞬固まるし、視線は何処を見て良いのか彷徨うけれど。小さく礼をして、扉の横へと除けた。]
……ん、どうかした?
[いつのも席について、全員が揃うのを待っていた所にユリアンから視線を向けられたのに気づいて、そちらを見やる。
ブリジットと交わす言葉から、彼らが何の話をしているのかの察しは一応ついたのだけれど]
[ユーディットの前を歩くように歩を進めて。ホールの扉を開ける]
……んー、ちょっと俺遅れた?
[中に揃う人たちの顔を見れば、僅かに目を瞬きつつ。
僅か首を傾げふるりと飛ばすように頭を振れば、ひらりと手を振って。
けらりと笑いながらも、いつもの席へ向かい。]
……俺、いつの間に此処来てるんだ?
[瞬きを終えた瞳は、いつの間にか蒼へと光彩を戻していて。
ポツリと呟いた言葉は誰にも届かずに。]
え……。
[ザムエルの、緊張している、という指摘に、一つ、瞬く]
……そう……ですか?
俺は、いつもと……変わらない、つもりですけど……。
[言いつつ、半ば無意識のように右手を握って、開いて。
それでも、ザムエルが笑う様子を見れば、どことなく安堵したように小さく息をもらし]
ま、まあ……三年越しの念願が叶うわけですし。
そういう事も、あるのかも、知れませんね。
……オルゴールが逃げたら、それはそれで大事だと思いますけど。
[最後の言葉を口にする時には、笑みを浮かべる余裕も多少、戻っていた]
[アーベルの前を通り過ぎようとした際、不意にかけられた言葉
それは先ほどまで聞いていた声とは異なる幾分低い声]
……えっ?
[振り向いた時視界に入ったアーベルの瞳は細まり僅かに紅く染まっている
動揺しつつも、表向きの平静を保とうとしたのは召使いとしての職務意識か、それとも本能による警告か]
こ、これは。私の父が、母が好きだった曲だった、と
それと、母方の祖母もその母も好きだった、とも、言ってまし、た
/中/
ちょっと時間軸逆行しつつ、平行進行
[入ってきたイレーネに、いつもよりおどおどしていないな。と思いつつ。
よぅ。と手を軽く振ったところで、先程の視線がばれたのだろう。
咎める雰囲気ではなく疑問符をあげているエーリッヒに]
いや、オルゴールってどんなものなのかね。ってブリジットとしゃべっていたのさ。
エーリッヒは詳しいのかなと思ってな。
[俺はわかんなくてな。と言いながら、視線を向けた意味を特に隠すことなく気楽に答えた]
――失礼致します。
皆様、食事会の準備が整いました。
大変長らくお待たせしてしまい、申し訳ございません。
[普段と変わらぬ黒を纏った執事がホールに姿を現し、声を紡ぐ。
丁度、客人が中に入るところであったから、少し間を置いてから]
ぇ?
[ユリアンの視線を見れば…ザムエルとエーリッヒが居て…]
えっと…オルゴールについて…なにか、知ってた?
[エーリッヒに軽く首を傾げるが、すぐに興味は移って]
…でも、まぁ…後、もう少しで、見れるし…
ふふっ、楽しみだなぁ…
[小さく笑うと…声が聞こえたドアの方を向く…が]
…イレーネ…?
こっちに来ればいいのに…
ん、ああ、そういう事か……。
[ユリアンの言葉に、納得したように頷く]
一応、書物や口伝で、大体の事は知ってるが……。
[言いかけたところに、オトフリートの声が聞こえれば、その表情には悪戯っぽい笑み]
……御大の楽しみをとっちゃ、悪いからね。
[くすり、と笑い。
ブリジットの言葉には、そういう事、と頷いた]
[金髪の女性の微笑みに、ほんの少し安堵したような表情を見せた。職人の青年には軽く片手を上げるような仕草を返す。]
[新しく入ってきた青い髪の青年には小さく会釈をした。]
・・・オルゴール。
[皆の話題に上るそれを、自らの声にも乗せた。]
[ユーディットとそれに続いてアーベルがホールに入ってくるのを目にする。
続々と集まってくるが、まあそれは当然だろう
遅れたか?という問いに答えようかと思ったとき。
オトフリートの常の畏まった声が聞こえる。]
間に合ったってことじゃね。
[とあっさりいいつつ。オトフリートの登場を合図にそろそろなのかな。とエーリッヒの言葉には軽く頷いて、邸の主の登場を待つ]
[やがて現れた邸の主は、深礼する執事を一瞥して中へと入り、
その場に集った客人達に柔和な笑みを浮かべて挨拶を。
彼は招待客の一人一人に会釈をして、時には握手を願うだろうか。
主が席に着くと用意されていた食事が運ばれ始め、
客人に挨拶をする姿を見守っていた執事もまたそれを手伝う。
オードブルから始まり、デザートまで。いつもより一段と豪勢に。
前菜にはあじのマリネにエスカルゴのパイ包み焼き、次いでソーセージ三種の盛り合わせ、じゃがいものスープ黒い森風、更にはアイスバインのザワークラウト添え、サワラ鰆のソテーの春野菜添え、デザートには白の絨毯に鮮やかな赤のチェリーを乗せたローテグリュッツェ――
そして望んだ客に出すであろうアルコールも、秘蔵のものを。
名を挙げるだけでも眩暈がしそうな程、とかく、至れり尽くせりだった。
けれども少し気の逸いた主は、途中で運ぶのを止めさせ、全てを食べ終える前に客人を舞台へと誘うかもしれない]
―――そうか。
この時代に、その唄を歌う者に会えるとは終ぞ考えもしなかったが。
[侍女の言葉に、くつ、と青年――の姿を借りた何かが、喉の奥を鳴らす。
薄ら染まっていた瞳は、既に紅の色を深くして。]
此の場所で、歌姫の血縁に出会うとは―――私は、余程運が良いらしい。
[低く、呟かれた声は何処か楽しげに。紅玉の光を相手へ向け。]
/中/
おう、りょうかいー。
んじゃ、ホールに着くまでの回想って形かな?
…混乱しませんよーに(待て)
[エーリッヒはやはり、何か知っていたらしい…
ふんふん、と相づちを打ちながら聞いていたが…]
…楽しみを…とっちゃ、悪い…?
[目を瞬かせるが、オトフリートの声が聞こえると背筋を正した]
[執事の声に頷き周りを見回し、オルゴールについて話していた様子の二人と、それに答えるエーリッヒを交互に見遣って]
三年越しともなれば、色々調べたのでしょうな。
まぁ、それを話すのも奴の楽しみであろうし、今はまだ、の。
[楽しみを、と言うのには頷いて]
その為に呼んだのでしょうしの。
[執事の声に其方を向いたところで、少女の声が聞こえたか。こっそりと少女の方へ向かう。]
こんばんは。
・・・楽しみ、だね。
[小さく囁くように言って、改めて扉のほうを向いた。]
もうすぐ、オルゴォルのお披露目?
[そっと呟くように声を投げて。
彼女の目は、楽しみに思う、そんな色が。
やってくるギュンターに、席を立って]
呼んでいただいて嬉しいわ、ギュンターさん。
ふふ、お礼を言うのはこちらのほう。
気に入っていただいて、ありがとうございます。
[絵の礼も共に言われ、ギュンターの手を取って、親しみを込めてその体を抱く。]
また是非、呼んでくださいな。
それでも、今日のオルゴォルが、とても楽しみだわ。
[そして彼の姿を、彼女は見送る。]
[ホールに招待客が全員揃い、ご主人様も自室からお降りになられて、食事会が始まる
次々と正式名称が舌を噛みそうな料理を招待客に出すために、厨房も戦場、その料理を運ぶ召使いたちも東奔西走
しかし、それを招待客に悟られてはいけない。それがメイドの美学]
…間に合ったっぽいな。
[オトフリートの声に気付けば、
ユリアンのあっさりと返される言葉にけらりと笑みを返す。
邸主が席に着いた直後から、続々と運ばれる食事に
僅かに目を瞬かせるも、流石に数度目ともなると何処か慣れたもので。
勧められるアルコールに笑顔で断りを入れつつ]
ん、御大が、説明する楽しみ。
[ブリジットには、悪戯っぽい笑顔のままこう言って。
ザムエルの言葉には、ええ、と頷く]
まあ、俺もそのために色々と手伝わされましたし。
しっかり、やってもらわないと、ね。
[くすり、と笑む。
ここを訪れたばかりの頃、オルゴールの資料をいくつか持っている、と言った時の邸の主の表情を思い出して。
……と、そこに当の主が現れて。
ゆっくりと席を立って、挨拶を。
妙にはしゃいで見えるのは、決して気のせいではないな、と。
ふと考えたりもしたのだが、表には出さずに]
[ザムエルの言葉に、はぁ、と小さく呟き]
見せて、話すのが、楽しみ…
[…なんとなく分かる気がする。
可愛い人形を買って貰ったら…つい、友人に自慢したくなる…そんな、感じだろうか、と。
ふと、すぐ側に来ていたイレーネに小さく笑んで]
…うんっ…楽しみ。
[もう、すぐにでもお披露目されそうな雰囲気。
並べられる料理にも目移りするのだが…
そっと、囁くように声を出し、力強く頷いた]
[彼女の答えにさらに彼の瞳の紅は濃くなる
彼女にはもう何のことか分からず、ただその紅い瞳に魅入られていくのみ]
血縁? 歌姫? え、それって、どう、いうこと?
[入ってきた柔和な表情を浮かべている老人。会ったことはないまでも、傍らにたたずむオトフリートや周りの反応を見れば。多分彼がギュンターなのだろう。]
お招きいただきありがとうございます。ユリアン=ハイゼルと申します。父の代理できました。
此度は父。アモン=ハイゼルが急用で招待を受けられず真に申し訳ありませんでした。
[自己紹介と、代理で来た旨を告げ一礼した。]
[漸く現れたギュンターは、いつものように人好きのする笑顔で招待者に挨拶をしていく。
それが自分の元に来れば此方も悪戯めいた笑みで]
今回は何を考えておるのだ?
[などと問うが、相手は笑うだけで]
相変わらずよの。
まぁ、その分後で楽しませてもらおうかの。
[そう返して、目の前に並べられた食事を口に運んで]
…だな。
ま、俺も少し前にきたんだけどな
[ギュンターへの挨拶を済ませた後、やはり少しは緊張していたのだろう。気軽に喋れるアーベルにこれ幸いと返答をして、続々と運ばれていく料理に目を移す]
こりゃまた凄いもんだ。
[これだけ用意して運ぶ、労働力についても考えたが、それでもしゃんとしているユーディットなど使用人を見て、どちらかわからないまま感心する。
どうやらメイドの美学というのは成功しているらしい]
[主が移動した後、ゆっくりと席に戻って食事にかかる。
元々食は細い方だが、今日は特に、食事よりも酒の方が進んでいるように見えるやも知れない。
何か考えているような、何かに思い悩んでいるような。
それでも、給仕役の者たちに声をかけられれば、ごく普通に答えはするのだが]
[優しそう…人当たりの良い笑みを浮かべる老人。
彼がこの屋敷の主だと気付くのにそう難しくなかった。
少女の近くまで来ると、ぺこり、と頭を下げると]
初めまして、おじ様っ。
お婆ちゃんが、少し遠出がキツイって行ってたから…
代わりに、あたしが来たのっ。
ブリジット、ブリジット=エイム。
よろしくね、ギュンターさん。
[そう、微笑んで…
コレは、ソレまでの晩餐で、固すぎるのは好まないと聞いていた為、結構素で挨拶をしてみたのだが。
…これでは幼く見えてもしょうがないだろうか]
……ほぅ、本人は知らぬとは…聊か滑稽な話だな。
[侍女の口から零れる言葉に、僅かに目が細まる。
しかし、にぃ、と口端が上がれば]
今宵のメインとも言える…歌姫の逸話について、聞いたことは?
[黒い燕尾服の裾を揺らして忙しなく給仕をしながらも、
やはり執事の美学なのだろうか、表情が変わる事はない]
大丈夫ですか?
[客人から見えない場所、厨房などに行けば、
他の使用人を気遣う事は忘れない]
出す順番は間違えないよう、
それからお飲み物はきちんとチェックをして。
[とは言え、注意もきっちりとするのだが]
どうよ、この豪勢な食事を目の前にした感想は。
[次から次へと運ばれる料理に目を移すユリアンの様子に
思わずくつくつと笑みを零し。続く感嘆を含む言葉に、一つ頷いて]
これだけの料理を、この人数分運ぶってのはなかなか大変そーだ。
俺だったらぜってー途中で仕事サボってつまみ食いしたくなる。
[それもどうかと思うのだが。
料理を口に運びつつ、ユーディットやらに視線を送れば一つ頷いて。
と、食の進まないらしいエーリッヒの様子に僅か首を傾げる。]
……にーさんてば、何か調子悪ぃ?
[暫し躊躇って、こそりと小声で問いかけ]
[現れた館の主、お得意さまでもある彼に会釈をする。]
・・・お久しぶり、です。ギュンターおじい。
[挨拶を返し、他の客の元へと去って行く主を軽く見遣って、挨拶を済ませた傍の少女へと向き直った。]
おじいも、凄く、楽しそう。
[少女の幼さに追求しないのは、年齢を詐称していることなど知らないからだろうか。そう楽しげに囁いて、それから勧められるままに料理を口へと*運ぶ。*]
[館の主との挨拶を終え、女も席へと誘われれる。
銀の鱗のようなマーメイドドレスの裾を揺らして立ち上がれば、半ば残された薄紫色のカクテル――青薔薇と同じ名のそれは、近くにいた召使いにより片付けられた]
…ネェン、随分と焦らしますのネェ?
そこまでされるご自慢の一品、期待に胸がはちきれそうですわァ。
[別の意味でもはちきれそうな豊かな胸元は、薔薇模様が薄く透ける深紅のショールの向こうに隠されて、覗き見る事は叶わない]
[赤い眼に魅入られ、問われるままに答える]
歌姫の逸話……ある歌姫が死の間際に魔の者と契約して、その歌声をオルゴールに閉じ込め……
[そこまで呟くとはっと目を見開き]
!? も、もしかしてそれが……
[私の祖先のこと、なの? と呆然と呟く]
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