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撤回してくれたら、それが一番なのに。
[自衛団長の性格は知らないが、頑固そうなのは話を聞いていても分かった。ようやく目の前の人物と、少し前にカルメンが呼んでいた名前が繋がった。
少し申し訳なさそうに、見送りながら囁いた]
どちらにしても、人の多い時間はやっぱり避けたいと思うわ。
夜までによく考えて決めましょうね。
ごめんなさい、用事の邪魔をしてしまったかしら。
[昨夜の半人半狼姿なら、尖った耳がペタリと伏せていたことだろう。申し訳なさそうに囁いた**]
―詰所―
[最初は抗議にきたのだと思われ団員に警戒をされ、
話をしたいだけど、ウェンデルからの口ぞえもあれば何とか通してもらえるだろうか。
フードは被ったままなのを団員に咎められたが、団長がそのままでいいと告げたのでそのまま被ったままでいた]
ギュンターさん、お会いできて嬉しいわ。
[挨拶に返されるのは短い言葉]
お話したいことは人狼についてのことなの。
元からそのつもりでこの村には来たのだけども、まさかこんな形でお話を聞きにくることになるとは思わなかったわ。
[こちらが語る言葉に返される言葉はなく、じっと伺うように見ていたので言葉を続ける。
ウェンデルがいたならば、その後の会話は聞かれることになるだろうか]
まず私がなんでギュンターさんを訪ねたかというと、人狼について詳しいということを聞いていたからよ。
[誰にか、問われた言葉に返すのはギュンターも知ってる名前の結社員の一人の名前]
お世話になったの、昔に人狼騒動にあったことがあるのを伝えたらいろいろ教えてもらったわ。
[さらりととんでもないことを付け加えながら。
自分が巻き込まれた事件のことを聞かれれば、小さい10歳くらいの時の事であることを告げる。
ちょうど今の見た目にそぐう歳頃]
私が知りたいのは……、人狼の弱点とか見つけ方じゃないわ。
むしろその見つける力の方について聞きたかったの。
[黙って聞いているギュンターにさらに言葉を続ける]
私の推測ではそれは一種の呪術のようなものだと思っているの。
伝承や聞いた話からすれば、果たす目的は同じでもその力のあり方は様々…、
力の目的は同じでも定まったものでないのならば、それは媒体の違いだと思ているわ。
生きている人を見定める力は、あるいは儀式的な力で、あるいは見る目の力で…
死んだ人を見定める力は、あるいは死者の語りを聞いて、あるいは死んだ人に触れることによって…
ただ、変わらない共通点は全て人狼に対する力ってこと……
その辺のお話とか、ギュンターさんなら詳しいんじゃないかって聞いてきたのよ。
[話を終えた後もしばらくは黙っていたギュンターが口を開く。
語る言葉はやはり問いかけ、なぜそれを知りたがるのかを聞いてくる]
私が、死んだ者を見極める力をもっているからといえば、納得してもらえるかしら?
[告げた言葉にギュンターとウェンデルの反応はどうだったか、
自分は特に気にした様子もなく、言葉を続ける]
自分の力について気になるのも、この見た目なのがそのせいなのかを気にするのも別に不思議なことではないと思うわ。
[目の前の大人の男性を見上げると140もない背の自分には見上げる必要があり、
フードの隙間から覗かせた目はじっと真剣なもの。
返された答えは満足のいくものだったかどうか、いずれにせよ返すのはいつもの調子の言葉で]
そう……
ありがとう、有意義なお話を聞けたわ。
[そしてお礼の言葉と笑み、立ち去り際に最後の一言を添える]
何か手伝えることあったらいつでも言ってくだされば、できる限りのことはするわ。
―宿屋へ続く道―
[宿屋へと戻る道中、ウェンデルに笑いかけながら話しかける]
急な話過ぎたかしら?
[問いかけに変える言葉を*待った*]
あの爺が先導してるなら
居ない方が落ち着くに違いねぇよ
[二人の言葉を受け、思っている侭を声に乗せる]
自分の妻を容疑者扱いすんだぜ。
普通じゃねーよ。
――残虐にあの奥さん殺せばとも思ったが、
此処に呼んだ時点で、そんな事しても無駄だしな。
[大切な者を残虐に殺せば、報復と思わないだろうかと。
声は止まらずに、苛立ち紛れ、初めて村人の一人を手にかける事を望む]
夜中だな。
カルメン、爺の血は飲んでみてぇか?
いや、やっぱ若い方が良いか。
残酷にしときゃ、畏れを成してこれが終わる可能性も高ぇ。
[そうして声は、ベアトリーチェを送るまで、言葉を止めた。
自分の前で話される事は、二人には伝わらない]
何にしても
殺されるのは御免だな。
[暫くして声は告げた。
苛立ちは消え、困惑を含む]
夜まで待とう。
他に良い案が浮かぶかもしれねぇし。
逃げるには、水が引かねぇと。
……死ななきゃ良い。
[今は知り得た事を伝えなかった。
それが何故か、説明できそうには*なかった*]
[ギュンターから告げられる言葉は、
無表情な女の目を見開くには十分だった。
裁縫箱を抱く手に力を籠め、鳥肌が全身を覆う]
――――、い、嫌だ……
[壁に体重を預けて、眸を閉じる。
瞼の裏に描かれるのは記憶の奥底の光景。
ぐるぐるまわる。
ぐにゃりと周り 渦を描いて中心へと吸い込まれていく。
閉じた瞼に力を入れ、ゆっくりと開いたのは
もう、ギュンターが背を向けて宿を出る時で]
[それからそこに呼ばれた人物達へと順へ視線を流す。
老若男女。
ひとりひとり 視線を止めて、ゆっくりと見て行く。
一度全員へと向けたあと、息を吸って、吐き。
思案めいた表情を浮かべて、目を伏せた*]
― 回想:宿屋 ―
[ベアトリーチェとミリィの会話は、口を挟まずに居た。
ブリジットは食べている途中だったか、手持ち無沙汰だった男はさっきの本が読めた褒美とでも言うのか、頭を撫でる。
ライヒアルトが出て行くのには、その手をひらと上げて振った]
アーベル、女将さん、ご馳走さん。
また宜しく。
[食事を終えると、ちゃっかりと次の約束まで取り付ける。
どうせいつもの事でもあるが。
挨拶を終えたベアトリーチェの促しに頷き、立ち上がる]
じゃー、行ってくる。
詰所に居るっつってましたよね。
[ベアトリーチェへと問いかけつつ宿を出て]
― 詰所 ―
抗議に来た分けじゃねーよ。
起こされた文句は言いたいけどな。
ベアトリーチェが話があるっつーから来てんの。
人狼の事とか研究してんだよ、さっさと通せ。
こっちはなぁ、聞いた話でイライラしてんだよ。
[団員の警戒にイラっとした様子を滲ませ、文句を言う。
結局通して貰ったのは、彼女の研究の内容の賜物だろう。
フードに文句を言う隊員は、男からも睨み付けておいた。
不機嫌そうな様子で、二人の会話を聞く]
[出て行けと促されない限り、彼は出て行かなかった。
だからこそ、ベアトリーチェの言葉も確りと聞いていた。
アンバーの瞳が、彼女の後姿を捉える]
(見付ける力 )
(10歳の頃)
(彼女は)
(――呪術)
(人狼と、呪術の研究をするのは)
[取りとめもない思考は、彼女の言葉に霧散する。
彼女の言った事はつまり]
ん、終わったのか。
じゃあ戻るか。
あ、なあギュンター爺さん。
何で奥さんも容疑者なんよ。自分の伴侶なんじゃねーの。
御伽噺の通りなら、銀のナイフで傷つけてみりゃ良いだろーに。
[彼女の用事が済んだ後、苛立ちが落ち着いた声で問いかける。
団長の答えが何にせよ、ウェンデルは吐き捨てるように言い切った]
一人ずつ殺せ?
そんなもん、趣味が悪いにも程があんだろ。
結社だかなんだか知らねぇけどな、
あんたら頭可笑しいだろ。
――…あんたは、人狼を、見つけたいんスか。
それとも、自分の
[フードの奥の表情を見る事はうまく出来ない。
口元を見て、問いかけた言葉はそこで止まった]
いや、すいません。
こんな風に成ったの、
あんたにとっちゃ、本望でした?
[宿の方へと視線を向けて、問いの内容は*変えられた*]
[ノーラの聲から申し訳なさそうな気配が伝わる。
振り返る事はせずに歩み続ける女の首が微かに傾ぐ]
用事はないの、なかったから……
シンが気にする事ないのよ。
[寧ろ、介抱してくれた事に感謝していた。
けれどそれは口に出さず
気にしていない旨を伝える]
夜中に団長さんを狩るのね。
警戒されてそうだし、今度は、見張りでもする?
[他意なく呟き]
仲の良い夫婦だと思っていたのにね。
結社員だから、非情になれるのかしら。
――…ならなくてはいけないのかしら。
何にせよ、容疑者を減らすのは得策ではないから。
[無駄と言ったウェンデルに同意するように頷き]
ん……?
やっぱり若い人と老いた人では味が違うの?
[動物――といっても人が食す牛や豚、鶏の事だが
それもまた老若により味が変化したりもする。
それらと同じなのだろうかと味を知らぬ女は思う]
ウェンやシンがおいしいと感じたら――…
すこぉしだけお相伴に預かろうかしら。
[食に関する強い拘りはないが
初めて口にするものは嫌いにならないように
質のよいものをと思うのが常]
……ん、終わってくれたらいいね。
[空いた間は、何か思う間]
私も、二人には生きていて欲しい。
[自らの生死については触れず]
水、……どれくらいで引くんだろうね。
無事、逃げられると良い。
[ぽつと呟いて、女は物思いに耽る]
― 広場 ―
[宿を出て女は広場へと向かう。
トンネル近くまで歩み寄りその現状を確かめる。
水没したトンネル、村の大事な出入り口。
教養は全て家庭教師から学んだ。
村の外に出た事は、未だない。
出たいと、考えた事もなかったが今は――]
こんな事になるなんて――…
人狼があの中に、混ざってる、なんて……
[ふるり、首を振るう]
こわい。
[細い声が、零れ落ちた**]
─ →自宅兼工房 ─
[足早に自宅へと戻る最中に感じたのは、違和感]
……?
[時折足を止め、周囲を見回して。
違和感の元に気づくまでは、さしてかからなかった]
……ま。
そうなる、か。
[違和を感じさせていたのは、向けられる視線。
自衛団の決定は、村の皆にも知らされているのだろう。
こちらを見る目には、畏怖や疑心、困惑など、心地よいとは言い難いものが浮かんでいた。
向けられるそれらには、何も言いはせず。
足早に自宅へと入り──]
…………ふっざけん、な…………。
[他に誰もいない場所に落ち着くなり、低く、吐き捨てた。
普段はあまり見せない、強い感情。
その赴くままに、小さなテーブルを殴りつける]
今まで、何にもなかっただろ……なのに、なんで、今んなってこんな事になるんだよ?
[口をつく問いに、答える声はないと、わかっているけれど]
……俺……は……。
[はあ、と大きく息を吐く。
室内を彷徨った翠が、部屋の隅の箱へと向いた]
……求められるならば、振るうを厭うな……とは、親父の遺言だったが。
……こんな状況で、簡単に、選べるかよ。
[漆黒の箱を見詰めたまま、小さく呟く]
親父の……『フェイ』の家名を継ぐ事なんて、考えてもいなかったっての……。
[大きく息を吐いて、漆黒の箱から翠を逸らす。
翠にあるのは、惑いの陰り]
[一頻り、混沌とした思いの丈を吐き出して。
それから、ぐしゃ、と頭を掻く]
……家にこもるのは、得策じゃない、な。
必要なもの持って、向こう、行っとくか。
[はあ、と息を吐いて、必要になりそうなものを手早く纏めてゆく。
細工に使う道具や、玉と珠も一応は荷に含め]
…………。
[最後に視線を向けたのは、先ほど見ていた漆黒の箱。
しばし躊躇う素振りを見せた後、その蓋を開け。
中から黒い布に包まれた細長いものを出すと、無造作に荷物の隅に押し込んだ。**]
……行く前に、頭は冷やしておかんとな……。
……別の決断と仰いますが、他にどのような決断が出来たと、お思いですか?
大雨により外との出入りは不可能。
人狼は御伽噺の存在ではなく、それがこの中に居ると言うのなら。
村人を護るために為せる決断は、限られています。
[伏せていた隻暗緑をノーラに向けて、静かに、声を紡ぐ]
確かに、巻き込まれた側であるアタシ達にとっては理不尽な決断に思えるでしょう。
命を捨てろと言われているようなものですから。
団長を恨むなとは言いません。
彼もその覚悟はしているはずです。
でも、彼にも護りたいものがあることは、忘れないでください。
[そこまで言い切って、小さく息を吐いた]
見張り、任せても大丈夫か?
お前には耳も牙も、逃げる足も無いだろう。
気付かれたら、危険なんじゃねぇか?
[心強いのも確かではある。
シンはどう思うのか、と、尋ねるような間]
─ →広場 ─
そう……村のことを考えるなら、仕方の無い、こと。
[小さく呟きながら、広場の中央までやってくる。
日当たりの良いそこには、外にあるものよりは小さいけれど、立派な樹が1本立っていた。
洞窟内でありながら、陽の光を浴びようと力強く枝を広げている。
その根元には樹に寄りかかって腰掛けられるよう、樹の周囲を巡るようにして作られた環形の長椅子が設置されていて。
そこまでやって来ると、エーリッヒは疲れたように長椅子に腰掛け、樹の幹に背を預けた]
…仕方の無いことだけど……そうね。
誰だって、死ぬのは、怖いわ。
[言い過ぎたかしら、と思い起こすのは先程まで話していたノーラ。
村外の人にとっては、所縁の無い土地で死ねと言われたようなもので。
村の人以上に抵抗があったかもしれない]
……アタシは───。
[呟いて、右手を心臓の上に置く]
いつ死んでも、おかしくなかった、から。
[支えてくれた村のために死ぬのなら]
────厭わない。
[勿論、手を汚すことも]
[けれど、どうせ死ぬなら]
…あの子達は護ってあげたい、わね。
[良く頭を撫でていた右手を見詰めて、小さく、小さく、呟いた]
俺は、余り沢山の年代を食べた訳じゃねえけどな。
老人食った時より、若い方がやっぱり旨いって思った。
皮と筋と骨ばっかで、
――…ま、腹の減ってる時にゃご馳走だった。
[自分が食べた時の事を思い出しながら声を伝える。
僅か、血肉の味を思い出したか、愉悦が滲む]
旨かったらな。
残酷に、見せしめに襲うんなら、
肉はそんなに食わなくて良いしな。
――シンが腹減ってんなら別だけど。
昨日食ったもんなぁ。
[僅かな沈黙に、此方も返すのは秘めた沈黙]
生きる為に人狼の血に目覚めたんだから、
俺は死なねぇよ。
死んで堪るか。
――カルメン、お前もだ。
殺させて堪るか。
─ 広場 ─
[宿に戻る前に、地底湖に行って、気を鎮めよう、と思いつつ差し掛かった広場。
出入り口側に視線を向けるものの、何か変化があったようには見えない]
逃げようなし、か。
……やな状況だな。
[ぽそ、とそんな呟きを漏らしてから視線を巡らせて。
中央のベンチに見えた姿>>363に翠が止まった]
…………。
[そういや、出てくる時になんかきつそうだったような、と思い返す。
ノーラが声をかけていたのと、自分の内に色々とこもっていたから、何も言わずにいたのだが]
よお。
動いて、大丈夫なのか?
[大丈夫だからここにいるんだろう、と思いながらもこう、声をかけていた]
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