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[オルゴールの性質はそんなものなのか。と。エーリッヒの端的な口調は嘘をついているようにも見えず、すんなりと受け入れる。
そして思い返すオトフリートの、犯人は滞在者の中にいるかもしれないということ。
厄介ごとかもしれないとは思ったが、悪い予想はしっかりと当たるらしい。
そりゃ帰れないよな。なんて自嘲気味に思う。
そして、犯人はこの中に。と特に意識もせずぼんやりと辺りを見回すと、聞こえたのはやっぱり。という小さな呟き。
見たのは偶然だろう。イレーネの瞳が一瞬だけ紅に変わったように見えた。]
なっ。おいっ
[と、一瞬イレーネに声をかけようとしたが、次の瞬間にはその色は元に戻っていて。]
……いや……なんでもない
[といい、疲れかね。と思った]
[執事が告げる主の容態にほんの少し安堵はするものの、状況は良いとは言い難く]
今は、と言うことか。
……なんということよ。
[それだけを、漸く絞るように吐き出して]
元に…魂を戻す術は……?
[最後のそれは小さな呟きにしかならず、執事と、何かを知っているかも知れぬ青年に目を向けて]
−ホール−
[扉を開けた女は、変わらぬ艶やかな笑みを浮かべて皆を見やる。
皆の視線を受けるように立つ執事と、ざわめき収まらぬ皆の様子に物憂げな瞼を瞬かせるのは、耐え切れぬ笑いの衝動を堪える為]
………マァン、私…遅れてしまったかしらァ?
ごめんあそばせェ。
[耳飾りを揺らして小首を傾げ、形ばかりの謝罪の言葉を薔薇の唇が紡ぐ。
そして、ぽつんと空いている席へ、ひらひらと泳ぐようにホールを通り過ぎていくだろうか]
[ユーディットは遅れて部屋に入ってきたヘルガをチラリと見遣ると]
……ヘルガ様。申し訳ございません
お待ちすることなく、今回の事態の方の説明に入らせていただいております
なにか判らないことがございましたら、後ほどお尋ねくださいませ
[そう言って、深々と一礼]
[遅れて入って来た客人への説明は他の召使いに任せ、
執事は再び、他の客人へと向き直る]
……お疑いになる方がいらっしゃるようであれば、
実際に、主の様子を拝見して頂こうかと考えております。
[そこまで言い終えたところで、先程出て行った侍女が戻って来、
一冊の書籍を執事へと手渡した。
その本を、客人達に見せるようにしながら、言葉を続ける]
そして、こちらがオルゴールの伝承が記載された書物です。
また、主の私室には自身の記された日記も御座います――
本来ならばお見せする訳には参りませんが、緊急事態ですが故に。
処罰は、私が受けましょう。
[話しながらも、緑の瞳は油断なく周囲を窺う]
[エーリッヒの言葉に溜息と共に頷くも、最後の言葉の変化に気付いて]
エーリッヒさんは…何か心当たりでもおありなのですかな?
[それはただの疑問で、答が返るとは期待などせずに]
え、
[隣の青年の上げた声にはっとしたような顔になる。紅が蒼に戻ったのはそのせいなのかは分からないが。]
・・・?
[そちらを見るも、何でもないと言われ、首を傾ける。自身では気付いていなかったようだ。]
魂を……戻す、術。
[ザムエルの呟きに。
わずか、逡巡らしき素振りが過ぎるだろうか]
…………なくは……ない、けれど。
そのためには、オルゴールを取り戻さなければ、ならない。
……御大の魂の力……魂力が、尽きてしまう前に……。
[そうすれば、と。
後の言葉は小さくかすれて途切れ]
……心当たりがあれば、とっくに当たっていますよ。
それを用いる事の意味を理解してるのか、理解しているなら何故、と。
持ち出したヤツの考えが、全くわからない。
……苛立つな、というのは無理な相談でしょう?
[それから、途切れた言葉に代わるように、新たな問いへの答えを返す]
……何も事情を知らないのでしたら、昨日今日の慌しさや強引に引き止めたことが気にかかって一刻も早く事情を知りたいと考えるはず
なのに、気にすることなく遅れて来る
それは、事情を理解しているから?
でも、それでも確認はしておきたいはず
つまりは、……まさか……犯人はヘルガ様?
[執事の言葉に緩く頭を振って]
お二人の話と、昨日からの騒ぎを見れば、疑う余地などないでしょうな。
あの伝承が真であったと言うこと、それを行う者がいたこと…俄かに信じがたくとも信じるしかありますまいて。
[示された書物とそれに続く言葉には暫しの沈黙を]
それは…必要となったときに見せてもらうかも知れぬの。
[今はしかしその気にはなれずに]
[オトフリート、ザムエル、エーリッヒの話には耳を傾けつつ、口を挟む気はない。
オルゴールの伝承などそもそも...は知らないのだから、任せておいたほうが良いと判断したからだし、今は。現状を受け入れていくだけ。
そして、自分の声に気づいたイレーネがはっとした表情でこちらを見る
そこにあるのはやはりいつもの蒼色の瞳で、無言で首をかしげている
そのいつも通りのイレーネにどこか安心感を抱きながら]
あー……すまんな。きっと見間違いだ
[と、安堵感からか珍しく静かに微笑んだ]
―回想:庭園―
仕方ないじゃない。
薔薇が表情を変えてゆくのが、とても綺麗だったのだもの。
[エーリッヒの言葉に笑ってそういう。
無理なんていわれたから、少しすねたように。]
あなたには言われたくないわね?
大丈夫ですよ、体にはちゃんと気をつけてますから。
[しかし歩く時の様子を見て、やっぱり大丈夫かしらと思う。]
―→ホール―
今晩和、今日は皆いらっしゃるのね
[微笑んで食事が運ばれ、やがてオトフリートの話が始まった。]
オルゴォルが、誰かの手によって…?
それじゃあ、ギュンターさんは…
ご病気じゃなくて?
[驚いて、回りの人たちを見比べて。]
[栗色の髪の召使いに掛けられる声に、鷹揚に頷く]
ィィエ…遅れてしまった私がいけないんでしょうしィ。
時間を聞いた覚えはなかったのですけれどォ、仕方ありませんわァ。
[ふかぶかと頭を下げる少女を一瞥し、そのまま通り過ぎる。
席へと着けば、葡萄酒のグラスに同色の唇を寄せ、酒精に酔った風に装いながら、*感情の饗宴に酔うのだろう*]
[オルゴールを取り戻さなければ、と言う言葉には、あぁ、と頷き]
それは確かにそうですな…オルゴールに囚われし物なれば、まずはそれを見つけなければ。
[主の力が、と続けば、事態は切迫した物と今更に思い。
それに続く言葉に篭る感情に気付けば、頭を下げるように]
いや、申し訳ない。
お詳しいようなので、つい頼りすぎてしまったようですな。
持ち出したものの考え…人の魂を奪ってでも、と言うのは……
[それだけ言うと言葉が続かずに、周りの反応を伺うように見回して]
[何処か硬い面持ちで、3人の話を見守る。]
見間違い・・・?
[青年の声に其方を見る。]
[安堵したような笑みを見れば、珍しさからか虚を突かれたように瞬いた。]
・・・そ、そう。
『疑われるのはいい気分じゃないな』
[と一人呟く。意外に早めにかはわからないが少しづつ事実を受け入れていった...は徐々に周りもみえてきて、縁起でもないというかタイミングが当たっているのか黒のドレスを身に纏うヘルガがいつ入ってきたのかとか今気づいたぐらいだ。
だからか。
反応をうかがうようなオトフリート。
部屋の隅から冷ややかな眼差しで観察しているユーディット。
気分はよくない。気分は良くないが、それが本当にあった出来事であることを自覚させてくれる。
そして話題は魂を戻す方法に移れば、やはり三人には口を挟むことはせずにいる]
信じて頂いて、ありがとうございます。
[老耆に礼をすると、手にしていた本は傍らの卓上に]
……従って、皆様には今暫く御滞在願いたいと。
念の為、所持品とお部屋の方も改めさせて頂きます。
[無駄骨に終わる事を予測しながらも、形式的に義務をこなす]
誰? 誰なの?
返して、私の歌姫を。
もっと、もっと彼女を歌わせてあげないと
私にはその義務と権利があるんだから
だから、早くオルゴールを出しなさい
[皆の話を黙って聞いていたが、少女が口を出せることはなく…ただ、思ったのは]
…大丈夫、かな…
[食事の手さえ動かなくなり、視線を落としている。
この中に犯人はいる、というのも、少女を不安にさせていた。
年の為、所持品と部屋の方を改めさせていただく、と言われれば、言いにくそうに…
出来れば女性にお願いしたい、と*言うだろうか。*]
[それから聞こえたオルゴォルの伝承の話。
魂の話。
よくわからなくなっていきながらも、古き、あの物ならば、と、思った。]
魂を糧にするオルゴォル、だから、あんなにも綺麗だったのね。
…それでも。
[触れたいと思ってしまうのはなぜか。
口唇が奏でた言葉は、ほとんど声にはならず。
オトフリートの言葉に、うなずいた。]
わかったわ。
……部屋の中、汚いですけれど、許していただける?
考え……
音色を聴きたいと、思ったのでしょうか。
或いは、魂を奪う事自体が目的だったのか。
[老耆の声に答え、考え込むように手を当てる。
想定される“人物像”に合うのは誰か。
そして、それに相応の力を持つ者は――]
ああ、見間違いだ。別に変なことじゃない。
[イレーネのそっとした静かな問いに、安心させる意味も含めてそう言い切る。
最も、邸で起きている出来事についていっているわけではないわけだが。
そうそう。と頷いて驚かせないようにそっと頭をなでる。
…なんとなく。イレーネは怯える性質だと思っていての行動のようだ]
詳しい、と言っても、基本的には世に知られている知識を詰め込んでいるだけに過ぎませんよ。
[僅か、苦笑めいたものを過ぎらせつつこう言って]
いえ、こちらこそ、申し訳在りません……。
御大と親交の深い貴方であれば、この状況では、何かに頼ってでも、という気持ちは俺よりも強いでしょうし……。
[それから、こう言って頭を下げる]
……目的……何を求めての事か……。
せめて、それがわかれば……。
[呟きつつ、右の手はやはり、何かを押さえ込むように]
……なるほどの。
昨日から帰宅を望んでも引き止められたと言うのはこの為だったと言う事ですな。
[漸く意を得たと深く頷き]
この中に持ち去った物がいるとすれば、それも仕方がない事でしょうな。
あぁ、部屋と荷物の検分はいつでもお受けしましょうぞ。
早くオルゴールを見つけねば…。
[眠るこの邸の主を思い、でがそれ以上は何も出来ぬと言葉を濁して]
あ。それじゃあ、オルゴォルは見れないのかしら。
[ふとようやく気づいたように]
早く取り戻さないといけませんね。
…あれを描かないと、次の絵がかけないですし。
商売あがったりです。
[小さく笑って。]
[オトフリートの滞在してもらう旨と、所持品を改める理由を聞けば]
まあそういうことなら。構わないけど。
[と従うように頷く。もとよりもってきているものに見られて困るようなものはない。
ただ、滞在と言うのはどうにも一抹の不安がよぎる。
何せ、自分も容疑者であることは自覚している。そしてそれを逃がさないために逗留を願うのもわかったが……それは犯人と一緒にいるということ
犠牲者が一人ですむ確証などどこにもないからだ
...にはなんとかしようという正義感はあまりない。ギュンターにはあった。好感は抱いたが、冷たいようだがそれほど親しいわけでもない。
でも招待客には親しい人もいるわけだし。そのまま自分だけ助かろうと考えるのもなんというか……...はそっと複雑なため息をついた]
ま、話に聞いた時から…もう暫くの滞在は想像してたしね。
むしろご迷惑をお掛けします、って感じだけど。
[執事の言葉に、しゃーないさ、と小さく肩を竦め。
薄く開く口唇から、僅か溜息が零れる。
此処に集まる前から、想像していた事ではあったけれど。
全て昨夜、金髪の青年から聞いた内容と酷似して]
…でも、魂が抜かれた状態って、どれ位…持ちそうなの?
[検査で直ぐに判明すれば良いだろうが、
常人で無いらしい犯人が、そう早々と見付かるものなのか。]
了解しました、フロイライン・エイム。
[昨日の事など知らないから、少女に対する呼び方は変わらずに。
女性の部屋に関しては、自分ではなく侍女に行わせるつもりだと断りを入れて]
[部屋と所持品の検分には逆らう理由もなく。
また、この状況を捨て置いて帰ると言うのは、既に論外と言えたから、その事には同意するものの]
……普通に探して、見つかる可能性は、低いかもしれないな……。
[ぽつり、と呟く。
持ち出したのが何者であれ、力あるアーティファクトを事も無げに目覚めさせたという事。
それは、相応の力を持つ、という事だろう。
だが、そうだとして、それに対する力はここに在るのか、と。
過ぎるのは、そんな思い]
魂を奪う事が目的であれば、何もオルゴールを使わずとも……。
[そう口にして、憶測に過ぎぬと頭を振って。
エーリッヒの謝罪に苦笑してそれにも軽く首を振り]
ワシも気が急いていたようだの。
だが、助けられる物なら……もどかしいの、何もわからぬと言う事は。
[せめて考えるだけでも、と思い巡らせて]
どれくらい、か……。
[耳に届いたアーベルの言葉に、思案を巡らせる]
過去の例からすると……本人の生命力による所が大きい……みたいだな。
だから、一概には言えないけれど……急がないとまずい事だけは、確かだろう。
[ナターリエの商売あがったりという言葉を聞いてか。ふと。思い出すことがある。
それを頼もうかと思ったが、三名の話に割ってはいるわけにもいかないだろうと、部屋の隅で待機しているユーディットの冷ややかな眼差しや苛立っている様子を無視して話しかける。]
んー……出れないのはわかったし、荷物調べるとかもいいんだが。…なんというか頼まれて欲しいことがあるんだが
[と、前置きし]
俺の家ってここみたいに金持ちじゃないんだわ。
冬も越せないってほど大げさでもないけど、遊んで暮らせるほどの余裕もない。
で、客商売やっているわけだが信用商売でもあるんだよな。納品しなきゃならないものとかもあるし。
……でも、出してもらえないんだろう?
[と軽い調子で言ってから本題に移る]
事情によって、できなくなったっていうお客様に対する詫び状。
後、店が父が帰ってくるまで完全に営業できないとか。まあこれは父が早く帰ってくれば解決することだけどさ。後、もしそうなったときのため、父が帰ってきても俺ここで学んでいるから来るな。とかいう手紙でも書いて送って欲しいんだけど…いいかね?
[外に知られていいかどうかわかんないし、と付け加え]
目的が、オルゴール…それを目覚めさせ音色を、と言うのであれば……。
[昨日目にしたオルゴール。それに興味を示した者は、はて、誰だったろうかと暫し考え、しかしすぐには思い至らず]
いかんの、歳をとると中々思い出せんわい。
[そう呟いて]
[女性に、と言われて、余計にあの部屋の惨状はまずそうな、と思う。
フロイラインという呼び方をしたオトフリートに、小さく苦笑した。
それからユリアンの言葉を聴いて。]
ああ。
私も詫び状を出したほうがいいのかしらね。
思いつかなかったわ…
……そう……ですね。
ただ、魂を奪い取るだけなら……。
仮にそうだとしても、そんな……直接魂を必要とするような存在であれば、オルゴールに頼る必要性って、あるのかな、とも思いますし。
[ザムエルの言葉に、自分なりの考えで答え]
……本当に。わからない、というのは……辛いですね。
[続く言葉には、こう言って小さくため息を]
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