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[魅入られたように少女を唯見つめ返していたが]
[三日月が少女の手から離れるのを視線で追った]
[少女が再び何かを手にオトフリートへ飛び掛るのを呆然と見る]
[やがて視界の隅に閃く銀の光]
[それが何かは分からなかったが、それが少女を止めてくれたことだけはかろうじて分かった]
[階段を走っていくユリアンを追いかけて、...も二階でその光景を見る。]
何が。
[ベスが、戦っている?
そこにいる人々を見て、...は彼を追い越しそちらに近づこうと]
[オトフリートが動くと同時に少女の動きがとまる。
マリオネットか何かがそうするように。
操り人形が、様子を見る仕草をあらわすときに、
よく似ていた。
ああ、こんなもの、紀行本なんかかくよりもよほど、
売れそうじゃないか!
そんな、夢の中みたいな理性が、
冷静な思考の邪魔をする……
と、青年の声。
あわてて鉄球と鎌とを拾い、
他に武器がないだろうかと少女のポケットを探る。
首だけをぐるりと回して自分を見る少女の目線と
自分の目線をあわせないように。
けっして、あわせないように。]
[呆然としたまま項垂れる少女の方に手を差し伸べ]
ベアトリーチェ。
ごめ、ん、な…さ……
[最後まで言えずに崩れ落ちる]
[触れれば、その身体が熱いのに気付く*だろう*]
──書斎──
[机の上に日記を戻す。
整然と立ち並んだ本棚の奥へと歩き始めた。
何処からこんなに本を集めたのだろうか?
既に絶版となり、禁書として焚書された本まで置かれていた。]
物騒なモン…
――…鉄球!
[それくらいはできるかと、急ぎ駆け寄る。
それを持ち上げて、少女たちに近すぎて見える三人に声をかけた]
ちょっとエーリッヒさん、ハンスさん、ミハエル…そこ危なくないか?
いま、今のうちに、離れてようぜ!
[厚い外套に包まれたそれは、音こそ立てないものの鉄球を弾く。
鉄球の棘は彼の外套を、下のシャツ諸共引き裂いた。
近くに居るものには、その下に何か金属が見えたかもしれない。
次の打撃に備え屈――んだ所で少女の動きが止まる。
空中に煌く、線が見える。]
ええ、漠然とだけど分かるの。
この箱庭が、覚醒させられてしまった人狼が血を求める刻限が。
それは多分、あたしもまた人狼の末裔だから分かることなの。
[階上の騒ぎを見上げて]
人狼に覚醒しなくても、あたしたちは月の光に狂って行くしかないの…。
[少女のポケットから、繊細できらきらかがやいた武器の数々を取り出し、最後に襟元を探す。出てきたのは、きらきらした針のようなもの。娘に母が裁縫を教えるような。]
こ、これで、ぜんぶ、です…!
[声は裏返り、咽喉はからから。]
[糸が伝える感覚から、少女の意識が途絶えたのは察知できて。
締めつけ過ぎぬように気遣いつつ、とんっと跳んで、距離を詰める。
右の手首と、左手に、銀の糸。
その糸に絡めとられた、意識を失った少女。
さながら、その姿は人形師のようにも見えるだろうか]
……そっちは……無事だな。
[冷たい蒼の──幻魔の瞳のまま。
オトフリートに向けて、静かに、問う]
[クレメンスには理解る。
人狼に覚醒めた自分達に必要である本が。
目立たない場所にあった小さな本を手にとった。
黒く、薄い紙に包まれているが、クレメンスにはその薄紙が人間の皮を模したもののように思えた。
長い間開かれていなかった匂いがする。]
ええと、こ、これ!
かくします!
[裏返った声で叫ぶと武器をかかえ、
階段を駆け下りる。
そのまま降りれば、階下で首をかしげている
イレーネとぶつかり、
また、赤い血だまりを発見するだろう。]
…ベアトリーチェが。
[気を失ったのだろうか?
力が抜け操り人形のように項垂れる姿に、同情よりも先に胸を撫で下ろし――どうやらそれは早かった]
[拾ったつもりでいて鉄鎖球、それに鎌までもしっかりとハンスが拾ってくれていて、ポケットの中までも探る姿は案外心強い]
けっこう頼りになる人だったんだ…
[ちょっと変わったお気楽作家と侮る気持ちから見直す方向に気持ちが傾くものの、心配すべきは硬直し続けるエーリッヒ。それに…]
ミハエル?
[単に恐怖で気を失ったのだと思ったのに、触れればその身体が熱い]
え…なんだよ、こいつ…こいつまで、病気だったのか?
[どう対処したものか分からず、助けを求めてナターリエを見た]
なんか熱があるみたいなんだ…!
[二階が静かになる。
それを当然のことのように聞いている]
たとえ苦しみが薄れても、やはり、かわいそうな人だわ。
[跪き、鎮魂歌を歌いだす。<In Paradisum(楽園へ)>と呼ばれる歌を]
天使があなたを楽園へと導きますように。
楽園についたあなたを、殉教者たちが出迎え、
聖なる都へと導きますように。
[彼は一瞬で判断した。『銀糸の幻魔』が行いだという事に。
声が近づくと立ち上がる。その左腕を隠そうともせずに]
…ええ。助かりました。
[険しい表情で少女を見詰めたまま]
[倒れた二人の子供にかけよる。
何があったのかはとらえていて。
and,ユリアンの言葉にはっとする。]
熱があるのですか?
…なんてかわいそう。すぐに、眠らせてあげましょう?
[階上を見上げていると、ハンスがものすごい勢いで階段を駆け降りてきて]
あ・・・・・・っハンス・・・え。
[ハンスの勢いは止まらず。
ものすごい勢いのまま、激突。
武器はおもしろいほど盛大に散らばった]
──書斎──
教会の異端審問局が見たら、吃驚してしまうだろうね。
この中には、世界のあらゆる本が納められているのだろうか?
[禁書と同じく、教会の最高位しか読めないのではないかと思える(教科書でしか見かけた事のない)旧い本まである。少し、溜息。]
私達に役立つ本はあるだろうか。
[クレメンスは、本棚から適当に本を抜き出してみた。]
[歌う声は二階にまで響くだろう]
[降りてきたハンスをちらりと見るが、そのまま歌い続ける]
天使たちの合唱があなたを出迎え、
かつては貧しかった者とともに、
永遠の安息を得られますように…
father,
ベスさんが誰かに武器を向けていました。
今は…アーベルさんの"糸"が止めたみたいですよ。
何でこんなことを。
殺せ、それはこういうことでしょうか?
[i ask to father, and see the boy.
わたくしは神父さまにといかけながら、腕の中の少年を見おろす]
[ミハエルをそっとかかえ起こした...は、その熱さに]
氷。
あとお水と。
…きっと、すぐによくなりますけれど、今はとても辛いでしょう。
こんなに熱があるのに、休んでいないなんて。
ううう、うわあ!
[目の前に広がる銀髪。
けれども慣性のままに彼女にぶつかり、
抱えていた武器がばらばらと転がる]
あ、すいま、すいません…イレーネさん…
怪我はあり……ひ、ひ、
ヒイィイイイイイイ!
[謝罪を言いかけて頭を起こせば、
目の前には明らかな血の染みが広がっていて。
絶叫とともに立ち上がれぬまま後じさる。]
・・・あ
[此方に向けられる少年の声。それを理解したのかは自分でも分からない。
また後退ろうとするけれど、背後からは冷たい声。
結局動く事は叶わない侭、視線は宙を彷徨う。]
[幼き子供の力だとは言え、勢いの乗った衝撃は彼の左腕を痺れさせた。
腕はだらしなく下がっている。
『銀糸の幻魔』の声を聞けば、同じ様に聞きなれない声で]
…ベアトリーチェが突然、襲い掛かってきた。
何があったか、私が聞きたいくらいだ。
騒がしいのはその為だったんだね。
ベアトリーチェ、あの少女がかつて人狼であったのなら、人間を殺そうとした…とナターリエは考えているのかい?
[黒書を読み進めながら、クレメンスは声に答えた。
声の使い方に、随分と馴れてきたようだ。]
・・・・・・。
[ハンスと一緒に階下で派手に転び。
それにまったく構わず唄い続けるエルザの歌声が響いた。
かと思えば叫び声を上げるハンス]
もう、たくさん説明、したから、めんどくさくなっちゃった・・・。
あ、上は・・・っ。
二階で、何があった、の?みんな、無事なの?
[気が動転しているハンスを起こそうと手をかける]
>>247
すぐに眠らせて…?おっと、氷…水だね。下に行けばあるな。
やっぱり、部屋に運んだりとかしてやるべき?シスター。
[そうするべきだと言われれば、シスターの指示通り、ミハエルを運んでやるくらいはするだろう。
熱い体温のままぐったりする少年に、さすがに心配そうな顔を向けながら]
アーベルさん達には、何かありそうだなとは思ってたけど。
あんなことになったベアトリーチェはもちろん、あの二人も。
普通に生活してる奴には無理だよな、あんな格闘…
…何者なんだ?
[それでもちらりと、ベアトリーチェと、その少女を止めた功績者二人に、訝る目を向けることくらいは*するだろう*]
[ハンスを見て、つい、と血の海を指差した]
この場所で、ギュンターが殺されたわ。
人狼の餌食になって。
…ごめんなさい、ギュンター。
レクイエムなど歌っても、あなたの魂を慰められないわ。神の御許に、安らぎなどあろうはずもないのだから!
No,...No,father.
わたくしにはわかりません。
それでも、ベス…彼女は、違う気がするのです。
何でしょうか。
[i tell him with helpless 'vox'
どうしたら良いかわからない、というような感情も伝わっただろうか。]
そうか。
[短く返して、銀をまとった少女を見やる]
……さて、どうするか。
気絶している分には問題ないが。
また、同じ事を繰り返す可能性はある……。
だが、暴走の理由がわからん以上、今すぐどうこうするのは早計、か。
[綴られる言葉は淡々と、呟くように]
な、な、これは、な、
彼女が…ベアトリーチェですか…?!
[目を血の海から放せぬままに、
先ほどまで武器を握っていた少女の名前をあげる]
と、こんな事態だというのに、
さめた目の女性が二人。
なぜこんなに彼女たちは落ち着いているのだ?
という猜疑心。
エルザの言葉の意味がわからない。
わからない。わからないのだ、僕は。
イレーネの手を借りても、
腰が抜けたか、立ち上がれない…。]
[ギュンターの血に浸った武器を拾い集める。その靴も血に汚れてしまう]
…『武器を取って殺しあえ』
死んでなお、ギュンターはあたし達にそう言いたいのね…。
[拾い集めた武器をハンスに差し出す]
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