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― 宿 ―
でも、よくないことは、これからするよ。
誰か分からないのに。
[少女>>311がぽつりとこぼした言葉に、声を潜めて言った。
人を殺すのは良くないことのはずなのに。
瞳の色がいつもより暗くなっていたけれど、振り切るように少女が首を振って笑うので、合わせて少しぎこちない笑顔を作った。
二人でせっせとやると終わるのも早そうだ]
村から出られなくなってるんだから、逃げようもないのにね。
[悩ましげな吐息>>316が聞こえて窓の外を見た。
睨みつけるような視線になったら睨み返されて窓の側から離れた]
―宿・一階―
どんな動物が受けがいいってのはあるのかな。
前に採掘場の人から、自然の守り神だって… 隼?とかいう鳥の話をちらっと聞いたことがあるけれど。
そういうの作ったら採掘場の人達、買うかもしれないね。
事故とは縁が切れないから案外迷信深いの、あーゆー人達。
[断崖に住む鳥だそうだが見たことはないので姿の説明はできない。
図鑑には載っているだろうけれど。
新たに描かれた丸みをおびた鴨の姿にパッと明るい笑顔を浮かべ手を叩く。]
うんうん、こんな感じ。
これだったら私もほしいなあ・・・。
[疲れているだけと告げる姿に苦笑を漏らしながら]
そういうのはつらいって言うんだよ。
宿屋にやっかいになるにしても、家に戻るにしても少し休んだほうがよさそうだけど?
[それでも、本当に休ませないとまずいと思うまでは強制をするつもりはなく。
おそるおそる見上げる姿に、思うところはやっぱりあったけども今はそれに対して口にすることはなく、ただ気遣う様子でいた]
―宿―
[甘い液を飲み干してから、移動するでもなく、周囲の話を聞くでもなく、ただぼんやりとした時間をその場で過ごした。
薬の効果の程はすぐに分かるものではない。
ただなんとなく楽になったような気はしている。単純に気持ちの問題かも知れなかったが]
……。
[その薬をくれた薬師も、いつしか近くからはいなくなっていた。
容器を洗い、元あった場所に仕舞いながら、自衛団員の言葉を思い出す。
一人差し出さねばならないと思えば、表情は自然と憂鬱めいたものになる]
─ 宿・二階角部屋 ─
[『どれもこれも、可能性考えるとキリがねぇな。』
友人の胸中は知らず、視線を戻して手を動かす。
彼女に関してどう出るかは、こちらも内にしまっておいた。
少なくとも全面的に信用している素振りはない。
オトフリートが窓の外をみながら溜息つく様を横目で見つつ。
『殺す事自体は問題ない、が。』
と、傍らに置いた獲物を見ながら仕草した。
今更殺す相手が一人二人増えても、良心はさほど痛まない。とはいえ自分にも殺したくない相手はいるから、それ以外から選ぶ事になるわけだが。
どうするよ、という視線を友人に向けた。
溜息を見る限り、あまり答えは期待してはいなかったが。]
― 宿 ―
[よくないこと、とフォルカーは言う>>322
その意味を理解するのに少しだけ間が空いた]
――…そうだね。
よくないこと、しなきゃ、いけない。
選ばなきゃ、いけないんだね。
[自衛団長と団員は処断と言った。
それが意味する事象は薄々分かっている。
御伽噺と同じで魂を見定める者が居ると思うなら
その力もまた村の為に使われることになるだろう、と。
少しぎこちなさを感じる少年の笑みも少女にはあたたかく感じる]
逃げようもないのは私たちも牙もつ者も同じ。
逃げられないから、牙もつ者は人を襲うのかな。
[自衛団員との一幕には気付けず
ただ窓側から離れた少年の後を追うように少女もまた窓辺を離れた]
守護者に全員一気に守られたら無理ゲーだな。
そう考えると、確かにバランスは良さそうだ。
[企画力には、ふ、と笑う。
死んだ後で、んな事言われてるとはあの堅物は想像すらしていないだろうと思うと笑みが出た。]
彩ねぇ。
真紅一色って気はするが。
[悪意のある笑みにも、軽く肩を竦めるだけ。]
─ 宿・二階角部屋 ─
……ああ。
これだけじゃ、複数の予測、それを絞り込むだけのピースが足りん。
[友>>326に答えて、視線を向けるのは机の上の書きつけ。
殺すこと自体には、という仕種には、だろうなあ、と思いながら。
向けられた視線に、肩を竦めた]
……とりあえず、ここに引きこもってても、進展のしようはないし。
判断材料探しも兼ねて、下、降りるか。
[決めかねている、と言葉にはしないものの、それは紡ぐ言葉と態度にはしっかりと表れていた]
─ 宿屋 一階 ─
自然の守り神…。
──そうだね、そう言う迷信とか、逸話とかなら、信心深い人にはウケが良いかもしれない。
隼は……これ、かな。
[リズの言葉>>323に頷きながら、該当するページを開く。
カルガモの絵を見て表情を明るくするのを見ると、新しい羊皮紙を出して、それに少し大きめに親鴨と小鴨を1羽ずつ描いた]
…僕はアクセサリを作れないから。
代わりに、これ、あげる。
[そう言って親子カルガモの絵を描いた羊皮紙をリズへと差し出す。
それを元に作ってもらえば良い、と言う考えもあったのだが、伝わったかどうか]
だねぇ。
武器を持っているんだから使いどころを考えて欲しいもんだよ。
[クロエ>>328と軽く言葉を交わしながら、周囲に視線を流す。
リーゼロッテが手を振っているのに気づけば、そのそばにいるヘルムートへとともに手をふり返し。
ゲルダやアーベルと入れ違うのにちらりと視線をむけるが、案じる言葉をかけるのは何か違う気がして無言ですれ違った]
誰か一人……って難しいねえ……
[差し出したくない人間なら選べても、差し出す人間は選べない。そういうものだ。
それに反する要望に迷いが出て決められないのは当然で。
だからといって自ら名乗り出るなんて莫迦なことはしない]
もちろん、送るよ。
[断らせるつもりはない様子でゲルダをつれて一室へ向かおうと]
それじゃあ皆、またね?
[残った人にも挨拶をそう残した]
[宿の主から空いている部屋を教えてもらって、二階に上がろうと立ち上がり。
その場にいる面々に声をかけた。]
必要があれば、呼んでくれると助かる。
[途中すれ違う人がいるなら、同じように頼んで。
二階に上り部屋に入ると、アーベルに言った通り横になった。
アーベルが一緒にきてくれるなら、彼が座れるくらいのスペースは空けて。]
― 宿 ―
うん。しなきゃ。
僕は見つけるための力は持っていないから。
[霊能者のことは口にしない。無意識に避けていた]
そうだね。人狼も逃げられない。
入り口が崩れたりしなければ、何も起きなかったのかな。
[少女>>329の言い方が何か気になった。
何が気になったのか分からないまま窓から離れた]
─ 宿・二階角部屋 ─
[ピースが足りないという友人>>330には、『まぁな』と仕草しながら。
『無傷ではいられんのは、全員覚悟の上だろうな。』とも手は動いた。
狼がいる以上、だれもかれも死なずに済むなどという展開はありえないのだからと。
状況が動かないのなら、動かす必要がある。
迂闊に自衛団に抹殺される気は毛頭無い。
友人が、下に降りると言えば頷いて、獲物を手に自分も立った。
同じく降りるという旨が態度で伝わるだろう。
オトフリートの迷いは見えたが、それは横目で見ただけだった。
励ましも慰めも今はそぐわない。]
―宿・一階―
[該当するページを覗き込むようにして件の鳥の姿を見る。]
そんなに大きな鳥でもない…?
精悍な感じはするかなあ。
[守り神なんて言われるととてつもなく大きな鳥が思い浮かんだりして、ややイメージが違ったかもしれない。]
でも、格好良いから男性がつけるにはいいのかも…。
え? いいの? わぁ、ありがとう。
[大きめに描かれたカルガモの絵を大事そうに受け取って。]
これって、これを基にしてアクセサリー作ってもらったりできるんだよね?
[嬉しそうに絵を見ながらそんなことを言ってみました。]
― 宿・入口外 ―
たくさん手伝ってくれてありがとう。
楽できちゃった。
[少女にお礼を言って、道具を片付けよう外に出た。
さっき睨みあった団員が来ていて、腕を掴まれた]
これ片付けようとしただけなのに。
なんで朝から教会に行ったのか?
……行かなきゃいけないと思ったから。
[問い詰められて首を傾げた。
自分でも理由になってないなと思った]
なんで、こんなに平和なのかしら。此処。
[“ゼルギウス”と“リーゼロッテ”は別物。とはいえ、同じ器の中にある以上は影響がないはずもなく。
やや憮然とした面持ちで呟いた。]
―宿―
[加工師と彫刻師、先程まで皆の視線を集めていた二人がこの場を去るのも、特に声は掛けずに見送りながら。
死にたいわけではない。けれど。
歌えない自分に価値はあるのだろうか。
周囲と会話することがなくなれば、そんな想いばかりがぐるぐると巡る。
それを打ち消すように、ふるふると頭を振り]
……あ。
[その場に現れた者の姿に、はたりと瞬く]
― 宿屋・二階個室 ―
ありがとう、アーベル。
[アーベルに付き添われて部屋に入り。
寝台の上に座ると、アーベルを見上げて。]
…あ、あの、だな。
その…すまなかった。
…腕のこと、黙っていて。
[言いにくそうにしながらも、悪かったと謝って。]
……心配すると、思ったから。
言わなかったんだ。
[ゲルダに付き添い一室を借りて、横になる傍に座る。
その顔をじっと見ながら]
何で黙ってたの?
[ぽつりと、何のことは当の本人がよく知っていることだろう]
─ 宿・二階角部屋→一階 ─
……理不尽な覚悟ではあるけどねー。
[苦笑を滲ませつつ、冗談めかした口調でこう言って。
迷う様子の見られぬ友の様子>>336に、深緑を細めた。
こういう時の意志の強さは、自分にはないもので。
それが羨ましい、と思う事もなくはない。
表には出さないが]
んじゃ、行きますかー。
[立ち上がり、得物を手にする動作に同意を見て、自分も伝承の本を一冊手に立ち上がり、階下へと向かった]
誰か一人を選んだとして……それが牢屋で拘束されるだけならいいんだけどねぇ……
[そうはならないからこそ、悩む。
ヘルムートとリーゼロッテの話しにまじることなく、ひとつのテーブルへとちかより。
上から降りてくるライヒアルトとオトフリートに気づけばかるく手を振る。
宿の入り口でフォルカーが団員に問い詰められているのにはまだ気づかなかったが、団員が問い詰める声が大きくなればさすがに気づくだろう]
─ 宿屋 一階 ─
[一言残して立ち去るアーベル>>333とゲルダ>>334を頷きと共に見送って。
隼を見てのリズの感想>>337にも一つ頷いた]
鷹と同じ系統になるけど、大きさは小さいみたいだね。
鷹の小型版と思えば良いのかな。
[図鑑を見ながら羊皮紙の隅にデフォルメした翼を広げた隼を描いてみる]
……いまいち迫力がないな、この描き方だと。
後で別の描き方でやってみるよ。
[そう言いながら、渡した絵に喜ぶリズの表情が見えると、今度は瞳を瞼に隠して微笑んだ]
うん、良いよ。
それには大きさとか細かい指示は書いてないけど、絵を見せて作って欲しいサイズを言えば作ってくれると思うよ。
― 宿 ―
――…難しいね。
知ってる人ばかりで誰もそうは見えなくて……
[未だ如何してよいかわからず迷っていた。
少年の言葉>>335にひっかかりを覚えぬのは
団長を見つけた時の彼を知らぬせいか
ただ、彼の言葉だけは素直に受け止める事にしているのか]
如何かなぁ。
集められた人たちって殆ど村の人たちでしょ。
ずっと村に住んでたのに、なんで急に……って思う。
分からないことだらけだね。
― 宿屋・二階個室 ―
[こちらを見上げるゲルダからはすぐに答えは返ってきて]
どっちにせよ止められることじゃないから、しかたがないとは思うけど…
[自分も隠し事がある以上強くもいえないというのもある]
同じように一人で抱え込んでることがほかに色々ないかって、逆に心配、かな。
─ 宿・二階角部屋→一階 ─
[『理不尽なんて、大なり小なりいくらでもある』と、部屋を出る間際に仕草した。たとえば自分の耳が、ある日聞こえなくなったように。
それを伝える事はしなかったが。
友人の胸中は聞こえないが>>343、万一聞こえたら笑い出したかもしれない。
ともあれ階下に下りて、こちらに気づいた者には空いた手を軽く上げて応えた。]
[宿の入口でフォルカーから礼の言葉>>338を聞く。
ふるふると首を横に振ってしまうのは
大したことしてないという思いからだけど
はたとして、へにゃりとはにかむような笑みを彼に向けた]
少しでもフォルのお手伝いできたなら良かった。
[その日宿を訪れた時、気分が優れぬようにみえていたから
彼の負担を減らしたいという思いがあったらしい。
外まではついていかなかったから
フォルカーが自衛団員に呼び止められた事には気付かず――]
―宿・一階―
鷹と同じ種類なんだ。でも、アレよりもっと小さめ… 飛ぶのは早そうだね。
シルエットみたいにするとちょっとかっこいいかも。
カルガモと違って丸くはしないほうがいいかもしれない。
[丸い隼も良いなとは思うのだけど、男性がつけるにしては可愛すぎる気はする。]
うん。サイズはどのくらいにしようかなぁ…。
騒動が終わったら、作ってもらうよ。
サイズはそれまで悩んでおく。
[意志が強いわけではない。
迷いが無いのは、今は他に道が無いからだ。あとは経験の差だろう。
友人が自分の正体を知ったらどんな顔するんだろうな。
とは胸中だけで思っておいた。]
現実逃避って奴かねぇ。
まぁすぐそれも終わるだろう。
そろそろ1人殺らねぇと自衛団が煩そうだ。
[外に居た自衛団の様子を見る限り、そう長い事この時間を与えてはくれなさそうだった。]
そうね。いつまでも待ってはくれないと思うから。
さて、誰を選ぶのかしら。
[周囲の人間たちへ視線を向けて妖しく笑う。]
─ 宿・一階 ─
[間際の仕種>>349には、何も返さなかった。
正直な所、それはここに来る以前の出来事で思い知っているから。
階下に降りると、カウンターの上に、持ってきた伝承の本を置いた]
……ま、ないよりマシだよな、参考資料。
[置いておけば、知識を求めるものは自ずと開くだろう、と。
そんな判断からの行動だった]
― 宿・入口外 ―
離してってば!
[振り払う力はなくて、揉めていた。
元歌姫>>352が出てくると、手を掴んだまま団員がそちらも睨んだ]
エリゼさん。
[振り返って助けを求めるように見上げた]
─ 宿屋 一階 ─
[階上から戻ってきたらしいオトフリートとライヒアルトにも会釈をして]
名前からしても、素早そうだよね。
シルエットか……うん、良いかも。
だとすると、ここをこうして……。
[リズの案>>351を受けて直ぐに羊皮紙へと描き込み始める。
広げた翼の先を尖らせ、躍動感溢れる構図にし。
敢えて目を入れず、細かな模様も入れないで、線画の中を黒く塗り潰した]
うん、そうすると良いよ。
それまで大事に取っておいてね。
[サイズは悩んでおくと言う様子には、微笑ましげに瞳を細めて笑む。
このやり取りだけを見ればとても日常的に見えるか。
けれど、決断の時は刻一刻と迫っていた]
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