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……数えられてたら、こぇぇよ。
[はあ、とため息混じりに呟いて。
直後、何かを感じたように、視線が空へと向かう]
………………。
[紡がれるのは、声なきコエ。
蒼は微か、不安を宿すか]
……って……ああ。
知ってる。
[しばしの間を置き、ふるりと首を振り。
返したのは、短い言葉]
違う道を。
一緒に探して欲しかった。
[肩から全身へと駆け抜ける痛み。
それを堪えて見つめた背後]
けれど。
[ブリジットの背後で開かれた扉。
廊下の明かりが一気に差し込んでくる。
そして、強い銀の光が]
ええ。
この村に辿り着いた時から、ここに人狼がいることはわかっていましたね。
血が騒ぎましたから
[シスターに笑いかけた]
ま、先人達が何を考えていたか、俺は「知っている」だけで、本当のところそうだったかは知りませんけどね。
地位なんてたいしたものじゃありませんからねぇ。
俺の場合は、研究に携わっていたのは、そうですねぇ…家族だからでしょうね。
それに俺自身、戻れないところにいましたし。
[沈黙。
沈黙のように、思えた時間。
それは、何を意味するのか――]
そっか。
……「そう」、なんだ。
[アーベルにいつ、知る間があったというのか。
なぜ、彼がここにいるというのか。
逆らうのは、何に対してか。
戻れないのは、どうして。
すべて、頭では、理解していたけれど]
[手に篭めていた力が、緩む]
[対峙する二人の若者。その間に、今は、殺気は感じられない。男はけれど、今度は二人から目を離さなかった。最後まで離さずにいるつもりだった]
[……どこかで、狼が啼いたと思ったのは、気のせいか?]
[クレメンスがこちらに向ける声は、どこか嗤っているようで]
では、あなたは何のために…
ご自分の実験の結果を知る為ですか?
[そこまで言って]
[続いた言葉に目を瞠る]
……ギュンターさんや村の人が…?
まさか、これを…わざとこの状況を作ったと?
[何のために?]
ふたりになら、殺されてもいいと思ってた。
ふたりじゃなければ、殺されても手がかりを残そうと思ってた。
[最初の決意は、そうだった。
自分にとって、最善の方法を――]
なのに。
……嫌だ、なあ。
[いつの間にか、辺りは薄闇に覆われ始めていた。
木の葉に隠された空は、今、何色をしているのだろう。
血のような朱い色か。
それとも、全てを覆う深い青か。
陽が落ちれば、その後に訪れる刻は]
/*
外れた場合が痛いのと、他にもまあ色々と思うところが(何。
多分間違いなく吊り、来ます。
なので、残り時間で暴走して、誰でも狙えるような演出をしてくれれば、更新後に俺が頑張ります。
もう一息、頑張って!
間に合いそうにないなら、30分延長頼んでもいいし!
*/
[剣を投げつけ、その一瞬の後に部屋に入り
イレーネを庇うように、ブリジット…いや、ドゥンケルの前に立ちふさがるように動こうとする]
ったく…こんなんと対峙することになんてな。あの爺んのせいだ。もし生き返ったとしても俺が殺してやる
―――――――が、ぁ!
[卵から生まれた黒い塊は、猩と呼ばれた意識を飲み込み。]
[そしてそこには黒い意識だけが、留まった。]
[飛び掛り、床に押し倒し。イレーネのその喉に喰らいつこうとして。]
えらぶ?えらぶってなにを?
[銀狼からは、幼い声がきょとんとするような。][そんな不釣合いな気配。]
[一拍の隙。][それをめがけて剣が放たれたのか。]
[背後から感じた殺気を瞬時避け朱花から離れ。][剣は床へと突き刺さる。]
[ぎろりと、銀狼が男をねめつけ。]
…やはり貴様から喰うべきだったか。
[次に発されるのは低い雑音のような。][酷く殺気だった、獣の意識。]
ギュンターさんや村の人がそうだとは思いませんよ。
ほら、記憶を失った俺を置いてくださいましたしねぇ。
…ああ、もしかして嵌められましたか
[ふと思い立ったその事実に、声が遅れた]
場を作り上げたのは、教会のお偉いさん方かもしれませんねぇ…
良い趣味をしてやがりますよ。
[吐き捨てるように呟いた]
…まぁ俺の実験は、たいしたものではありませんよ。
ただ知識をね、吸い上げることによって実を結ぶんです。だからずっと平穏な村の中で生きていてもらうつもりだったんですけどねぇ…
……ああ。
そういうコト。
だから。
[緩んだ手から、そっと。自身の手を引く]
……殺したくなかった……って言っても。
今更だな。
だから、それはいわねぇ。
[最初は、二人だけは、死なせまい、と。
そう思い、緋色の世界を共有するモノのコトバにも逆らって、抗って。
……でも、結局、衝動に負けたのは真実だから]
知っていたのなら何故!
[言わなかったのか]
[そう言いかけて、止める]
[彼も「システム」と言うものに縛られているのかも知れないから]
[大きな影が、目の前に。
銀色の獣との間に]
――ごめんなさい。
[二つの意味を込めて謝罪の言葉を紡ぐ]
もっと早く気付いていれば。
ちゃんと、話せたかもしれないのに。
一緒に、頑張ろ…!
[衝撃。言葉が途切れた]
ぁあん?喰うだと…できなかったんじゃねえの?
[酷く殺気だつ銀狼を前にしても、飄々と、いや、むしろ、挑発するような物言いをしながら
ドゥンケルの前に立ち塞がり、床に刺さった剣を抜く]
にしてもブリジットの姿からこんなんになるとはなぁ。御伽噺とかいって馬鹿にできんな…とはいえ、そういうのは、俺の国にもあったんだから…ま、不思議でもねえか
教会の…
[この「システム」は教会が作ったものだから]
だけど、わたくしは何も知りません。
わたくしも利用された、と言うことになるのでしょうかね…。
生きてもらうつもりだった、というのは…
誰のことですか?
うん。そうだね。
[立場は違っても、同じだった]
殺したんなら、生きなよ。
……生きてよ。
死ぬなんて、赦してやらない。
僕だって、もう、人殺しだ。
何も、変わらない。
何が、違うっていうのさ。
[自らに潜む狂気に負けて、一つの命を奪った。
どう言いつくろったところで、それは変わらない、真実だ]
そうでしょうねえ。
というより、あの上の人たち、シスターはご存知ないでしょう?
[苦笑する]
法王って奴です。
正確にいえばその周辺ですかねぇ。あのあたりが勝手にやってるのかもしれませんね。
ああ、生きてもらうというのは。
人狼の二人にですよ。
場が完成されないまま、人狼としての血の定めを知らぬまま、ずっと生きてもらうつもりだったんです。
もう大分昔のものですから、変質しているかもしれないと思いまして。
その記録をとりたかったんですけど…
悪趣味なのに邪魔されて、今こんな状況ってわけでしょうね。
近いデスね。せっかく体、痛そうだっていうから丁度いいなぁとか思ってたのに。
旦那、なかなか寝てくれねぇからさ。
かわりに美人な奥さん喰っちまった。
嗚呼…おいしかった。
[その声は明るく。][彼女の中に住まういくつものコエ。][壊れたように。][紡ぎ続けて。]
くす、くす…あははははは…………。
あはははははははあはあああああああああああああああああああああああ!!!!!
[小さな笑いは高らかとした咆哮となり。][集会場を振るわせる。]
[咆哮は周囲に狼をも呼び寄せただろうか。]
[集会所に戻ると、...は先程と同じく正面ではなく裏口から建物の中へと戻った]
ふぅ……。
後は兄上が来るのを待っている間に、これ以上の犠牲者が出ないようにするだけですか。
[そう考えて、顎に手を当てる。
と、言っても、そうなった場合に該当しそうな人は、マテウスくらいしか想像つかなかった]
マテウスさんに、今後の事について相談しましょう。
[そう思い立つや、マテウスを探して集会所を歩き始めた]
作られたものであったのは確かですけど、
人狼だって、何もなければただの人なんですよ?
[シスターに言う]
こうやって場の完成があると、人を喰らってしまうだけ。
そう設定されているんです。
たとえ誰でも。
肉親でも
恋人でも
そして双子だとしても。
血は固まっている可能性もあるから、兄弟だって人狼かもしれないわけです。
食べたくなくても、食べなければならない。
そうでなければ死んでしまいたくなるほど、苦しむ。
…知らなければ毎日が幸せでいられましたのにねぇ。
[集会所を歩き始めてすぐに、建物を震わせるような激しい高笑いを耳にし、...は驚いて身をちぢ込ませながら両耳を塞いだ]
な、何だ?
[...はそう呟いてから、笑い声のほうへと歩を進めていく]
……だから、言ってんだろ?
そのために、生きるために。
俺は、逆らってんだ、って。
[掠めるのは、苦笑]
かわんない……か。
ああ……。
[それならいいな、と。
言おうとした言葉が途切れ]
………………ブリス?
[代わりに零れたのは、この場にいない、少女の名前]
……そうか…ま、よかったじゃねえの?
俺よりは確実に旨いんだろうからな
[くすくすと笑うのに対してこちらも獰猛な笑みを浮かべた
そして、咆哮を挙げるドゥンケル
それを前にして懐の中のコインを真上に弾き、結果を見ることもなく斬りかかる]
……おい……。
何なんだよ、一体。
何がどうして、どうなって。
あいつらは。
ブリスは、一体、どうなったんだよ!?
[緋色の世界に、響く、問い。
答えは、あるか、否か]
…法王……そんな。
[クレメンスの口から出た名前に、一瞬絶句する]
[だけど、続く話にまた別の驚を]
……二人?ブリジットのほかに、もう一人?
二人のため、ではなく、あなたのために、ですか?
実験のために……。
そのために生きていて欲しい、と。
あなたは、自分の事だけで動いているのですか?
人狼に、なんの感情も持たずに、実験のために……
[マテウスの剣をひらと避ける。][狼の身体能力は人のそれを凌駕し。]
頑張る?何を?
頑張ったって、何も変わらない。
兄も、奴も、あの風…ヴィントも。
抗っても駄目だった。
血には逆らえん。事実は変わらない。
薬師の一族が義理立てして、脈々と保ち続けていた血族のその最後のツケを払わされた!
それが、我等。
だから、あそぼ?
[言って狼はマテウスへと飛び掛かり、その肩を爪で切り裂いて。]
知らなければ…
[思い出していた、古の月の少女]
[場の内にありながら人を喰らうことなく逃げ延びた、人狼]
もう、手遅れですか?
ここにいるという二人は…。
ま、あそこらへんに関わってしまったんですよねぇ。
というより、あそこらへんじゃないとその研究が出来なかったんですかね。
[シスターの思うことが手に取るようにわかった]
[苦笑して]
ええ、二人ですよ。
二人とも、食べたくはなかったでしょうにね…
[痛ましそうな顔をして]
おや、彼らのためでもありますよ。
誰だって死にたくはないでしょう?
他人をたくさん殺した人も、死ぬ間際は死にたくないと言うんです。
彼らが平穏無事に生きていたら、彼らもうれしく、俺も嬉しい。
それでいいじゃないですか。
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