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―寮自室・ベランダ―
[だらしなく手摺に凭れる。夜風が吹き水気を含んだ髪を僅かずつ乾かして行く。
心地良さげに目を細めると、遠くの樹に人が何人か集まっているのが見えた。学校のシンボル、桜の大樹。其処からの悲鳴までは流石に届きはしなかったが。]
『桜の樹の下には屍体が埋まっている!』…ってか。
何だっけな、あれ。
[国語がそう得意な訳でもないのに、授業で少し聞いただけのフレーズが頭を過ぎる。昨日寝る前に見たテレビの所為だろうか。少女は埋まっていたわけではないけれど。]
……くだんねぇ。
[一笑。殆ど同時にポケットから軽快なメロディが流れ出す。
視線を其方に動かし、手を突っ込んで携帯を取り出した。]
身軽さは、俺の身上の一つだよ?
大体、このくらいは昔からやってるし、慣れてるのはわかってるだろ?
[嫌味を帯びたような口調で言うウミに、さらり、とこう返し]
勿論、いくら寝ぼけ気味でも、その位は、ね。
[続けて投げられた問いには、こう言って頷いてみせる]
ウデが良ろしいようで。
[ウミに呆れる。]
[不機嫌ここに極まれりといった顔つきで
マコトを向いて]
マコト君、こんな所で何やってたの。
[睨んで、]
マイコが怖い話とか
するから変な想像した……。
寮戻る。
[さっさとその場に背を向けた。]
[あれ?と思うひまもなく、彼女の首になにかが触れました。
それは少女の手でした。
「わたしのはもうなくしてしまったの」
「だからあなたのを…………ちょうだい?」]
…っと、腹減ったーぁ。
[掛け時計に目を向けて。針の指し示す時刻にぽつりと言葉を零す。
慎太郎と、午前中からぶっ続けでゲーム大会──
レースから、シューティングからシュミレーションから格ゲーまで。
をしていたら、昼食ですらスナック菓子で終わらせてしまった。]
なんか食うか。
[なーんかあったっけ。と部屋の隅っこに鎮座しているビニール袋を漁る。
夜食用に買い込んでいたインスタント系だが、
まさか夕食でお世話になるとは思わなかった。 自業自得だが。
「電子レンジ2分でお手軽パスタ」と表記されたインスタント系を手に取って
まぁ、これでいいか。と早々且つ適当に決めると
肝心な電子レンジを借りるか、と放り投げながら部屋を後にする。]
―自室→…―
いや、何っていうんでもないんですけど……。
高い所で空見てると、落ち着くんで、俺。
あ、脅かすつもりはなかったんですけど……。
すみませんでした。
[フユに睨まれ、困ったように頭を掻きつつ、こう言って。
続いた言葉には、やや驚いたように一つ瞬いたろうか]
はい、詳しい話までは私は知らないのですが。
少女の幽霊とか何とか…
…舞ちゃんの話?
[マコトに答えているとフユの言葉が聞こえて。
昨日は響子の所で作業の続きを手伝ったから、階下で盛り上がった怪談は聞き損なっていた。
どんな話だったのだろうかと思わず疑問形になった]
[何時ものように素っ気ない文面のメールを見る。送信者は妹の友梨。以前彼女の友人に少し見せてもらった時は、もう少し可愛げのあるものだった気がする。
但しその内容は、何時ものように何かを頼むものではなく、]
……あー、そっか。
そろそろだっけ。
[二つ折りの携帯を開いたまま、夜空へと目を向けた。]
[一口、一口。ゆっくり、掬って、運んでいく。
シャーベットは口内の温かさにあっさり溶けて、
じんわりと広がる、少し酸味を含んだ甘み。
遠目に見える大樹の下で、影が蠢いているように見えた。
それが人成らざるかも知れない―――
なんて思う感覚は、生憎とショウにはないものだ。
からん、
空の器の中に、スプーンを転がす。
腕を頭の後ろに組んで、枕代わり。]
うん、色々と逸話があるみたいだから、この桜。
[ヨウコに頷きつつ、ちら、と桜を見やり]
……そういや、昨夜色々と怪談話してたっけ、あの子。
[嬉々としてたよなあ、とか。
ふと思い出すもそれは口にはせず]
っと……こんばんは?
[いつの間にかやって来ていたヒサタカに気づき、そっと挨拶を]
―昨夜・寮共用スペース―
[ありえないことなどない、静かに告げる天野の言葉を聞きながら頬杖を附き]
ん……確かに、どちらに重きを置くかによって変わるでしょうけどね。
おやすみなさいませ、旅の疲れゆっくりと取ってくださいな。
御堂さーん、電子レンジ貸して下さーい!
[お腹空きましたー。
インスタントパスタを手に持ったまま、管理室の奥へ声を投げる。
食べ盛りは大変ね、と小さく笑ってすんなり許可が下りた。
ありがとうございまーす、と短いながらもお礼を述べれば
電子レンジの置いてある、共有スペースへと足を運ぶ。
昨夜と違って、随分と人の少ないスペースに鼻歌交じりで足を踏み入れば
手近なテーブルへと陣取ってベリベリとパッケージを破る。
食べ方、の指示通りにルーを麺にかけて。レンジで2分。]
……って、600wで2分だし。
ここ500wと地域だから2分30秒とか書いてあるし!
[詐欺だ。 たった30秒ごときでブツブツと文句を垂れ流しながら
ぽちっとレンジをセット。]
[強い力で首をしめられて、一生懸命もがいても、だんだん苦しくて訳がわからなくなってきました。
それでもあがいてあがいていたら、突然、ぷつんと糸が切れたように、
少女の動きが止まりました。
「……ない」
真っ白な肌でした。
真っ赤な口唇でした。
髪は長くて、人形のようでした。]
[枝の根元に刺さった矢に目を止め、地上に視線を戻す]
こんばんは。
[マコトの挨拶に応えてから、アーチェリーを持ったウミに視線を移した]
………あの矢は、君のか?
[広い校庭に、明かりは無い。
寮までの短い道を、小走りに駆けていく。
振り返ったら何かに追われているのでは無いだろうか
道の脇の植え込みは実は得体の知れない生き物なのでは無いのだろうか。暗闇は無闇に恐怖を助長する。
徐々に速度を上げる。]
―昼・自室―
[ルームメイトは帰省し、一人きりの部屋。]
[昨夜見た夢は彼女を安らげるどころか疲れさせるだけで。気だるさが離れず、ベッドの中から這い上がれないまま無駄な時間が過ぎていった。]
くだらない……たかが夢なのに……。
[天井へと手を翳し。]
私に掴めるものなんて、何もない、かな……。
えっ、あ。
[フユの強い口調にたじろいで。
どうすればいいか戸惑っている間にその背は遠ざかってしまう。
それから気が付いた人物には生憎と見覚えが無く。
とりあえず先輩らしいと思って頭を下げた]
こんばんは。
伝説? ああ、桜の幽霊だとか何とかって奴か
まあ真偽はどうあれ、あまりビビっていると関係ないものもああいう風に怖く見えますし、むしろその方が逆にそういうのが集まって来やすくなっちゃいますよ
[マコトの言葉には流し目を向けてニヤリと笑うと]
承知の上だから射ったんだよ。あれが避けれないようじゃあマコトももう駄目だろうし
[悪びれずそう言い放つ。マコトを睨んだ後立ち去っていくフユには]
まあ、八つ当たりはみっともないですから程々にしといた方がいいですよ
[そう言ってみたり。そこでヒサタカの存在に気づき]
おお、いつの間に。気配が読めなかった
[とびっくり]
[月の下、桜の花が少女の上に散っています。
だけれど彼女は、咳き込みながらも後ずさって、走り出しました。
少女は追ってきません。
ただ、ただ、ないと呟くばかり。
恐怖のあまりに、彼女はそのことを、あまり覚えてはいませんでしたが……]
…れ。
[何気なく遣った視線が寝転がる小柄な影を捉えた。それを見て洋亮の中で思い当たる人物といえば、それを口にすればまず怒られるだろうが。]
イチ君じゃん。
[二階からの声は届くだろうか。]
[バタンッ
大きな音を立ててドアが閉まりました。
心配そうな顔で彼女の親が出てきて、ぎょっとします。
「何、それ。どうしたの?」
「なに、が……?」
指されたのは首でした。
おそるおそる、鏡をのぞいてみると]
[西に男子寮。東に女子寮。
共用設備棟が間を繋いでいる。
建物の形作る”コ”の字の中へ駆け込んで息をついた。
玄関の扉に手をつき、暫くそのままの姿勢で呼吸を整える。走るのはいつ以来だろう。]
[ひとしきり、ヒサタカの大きさとかぼけーとしてるとことかこれがウドの何とかかとか色々観察していたが、ヒサタカからの問い掛けに自分の右手の弓をチラリと見ると]
……そうですけど
[短く単刀直入に返答]
うー……。
[やっぱり苦手だなあ、と。
走り去るフユを見送りつつ、心の奥で小さく呟いて]
わかってて、ってねー。
……っとに、もう……。
[ウミの言葉に、はあ、とやや大げさにため息をつく。
この明度で的確に狙ったところに当てる、その技量には感心するものの、狙われた方としてはやはりたまったものではない、らしい]
的以外に矢を立てるものじゃない。
練習は射場で終らせたまえ。
[ウミの返答を聞くと、珍しく(なのは、彼女は知らないだろう)淀み無い口調で言った]
んー?
[頭上から振って来た声に顔を上げる。
流石に視認までは出来ないが、聞き覚えはあり]
その声、スケさんー?
…って、うおっ
[物凄い勢いで駆け抜けていく何かに、思わず叫び]
なーんだ、ありゃ。
[立ち上がって砂埃を叩きつつ、
人影の去って行った方を見遣り、首を傾げた]
[それから、彼女は決して夜に、一人で出歩かなくなりました。
たまにうわさが聞こえてきます。
「〜〜さんね、なんだか家出したんだってー」
「なんか親が捜索願出したらしいけど見つかってないとか」
「イイオトコでもできたんじゃない?」
「うっわぁ、興味なさそうなのにやるぅ」
――行方不明になった少女たちは、その後も決して見つかることはありませんでした。
そして彼女たちは、全員、
彼女と同じように黒い長い髪、でした。]
えと。
あの方はどなたでしょうか。
[大きな姿と強い語調。
先刻見間違いに驚いたばかりでもあり、直接声を掛けるのは怖いと思ってしまった。
こっそりマコトの方に近付くと、小さな声で訊ねる]
まぁさー
怖い話なんてただのツクリバナシなのにどうしてこわいんだろーねー?
[妙に怖がっていたテレビの中の女優たちを考えて。
当然、宿題に手なんてつけていない。]
……こっちの方が怖いなぁ!
[Pi───、
甲高い電子音で、出来上がりを知らせる電子レンジに
バラエティ番組へ向けていた意識を切り上げる。
プラスチック製のフォーク(コンビニで買ったときに付いてきた)を
ビニール袋から破いて取り出しながら、電子レンジからパスタを取り出して。]
おー、美味そうに出来た。
……っとと、おんやぁ?
[共有スペースの入り口から、僅かに見える
寮玄関のすりガラス越しに人影が映るのを認め、緩く首を傾ぐ。
生徒ならばその内に入ってくるだろうが、
暫く動かないその人影に、微妙にいぶかむ視線を向ける]
[ヨウコの問いに、え? と言いつつ一つ瞬き]
ああ……留学から帰国して、二年に編入した、天野久鷹さん。
夏休み前に戻るはずが、事情で遅れてきたらしいよ?
[とりあえず、姉情報はすっぱり切り離して、簡単に説明を]
[だけれどまあどうにもならない。
あとで誰かのをうつさせてもらおうかなーなんて考えながら]
うーん
何かたべられるものないかなーお菓子とかお菓子とか
……太るかなぁ
[呟きながらも部屋を出て下へと]
[壁際から離れて、玄関の方へと足を向ける。
その姿は、制服ではないものの、見慣れたもので]
フユっちじゃん。
どうしたんー。
[背後から声を投げかけた。]
[”すりガラス越しの人影”は消え
フユは、声の掛けられた方へ。]
[滲んだ汗で、額に張り付いた髪をかきあげる。]
ああ、ショウ。
アンタ今度は何してんの
当たりー。
何してんの、んなとこで?
[返答が来たことで自分の認識が間違いでなかったことを知る。相手からは見えないかもしれないが、へらっと笑みを浮かべた。]
あー、んーと。確かあの人だ。ミ…じゃなかった、フユさん。
どーしたんだろ、何か慌てて。
[そういうタイプには見えないのにと、また名前を間違えかけながらも首を捻った。]
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