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[家に戻った後はさっぱりとシャワーを浴びて。自室でしばらくぼんやりと]
………。
[ベッドの上で壁に凭れながら集中するように瞳を瞑る。ゆらりと、幸貴に重なる一つの影。陽炎のようにゆらめくそれは、瞳を開けると同時ににふっと消えた]
……あーもう。
適正があっても特性が合わないってのはどう言うことかな。
『護りの要』、かぁ…。
[眉根に皺を寄せ、右手を見ながら開いて閉じて。やや疲れたように、ふー、と長い溜息をついた]
けどまぁ、何も出来ないわけでもない。
やるべきことも、やらないと。
[よし、と気合を入れ直すとベッドから飛び降りる。それと同時に電話だと母親に呼ばれた。受話器の奥から聞こえてきたのは関西弁。話された内容に承諾して受話器を置くと、この先に起きることを考え小さく息を吐いた]
[部屋の主が電話に出ている頃。先程まで座っていたベッドの上に転がる黒い物体。時折もぞりと動くそれは、主が帰ってくると動かなくなる。その黒い塊が何なのか、幸貴が気付くのはもう少し*先の話*]
─瑞雲神社─
[帰ってから、境内で遊ぶ使い魔たちを置いて自宅へ。
シャワーを浴びた後、少し仮眠を取り。
多少回復した所で、境内にいるから、と茶の間に声をかけて外へ出る。
風は未だ、吹き抜ける熱風。
それでも、その熱さは決して不快ではなく、むしろ心地よくて]
……紅鴛、翠麟。
関わりのある連中以外には、見つかるなよ。
[じゃれ合う傍目ぬいぐるみな使い魔たちに声をかけ、一本桜の下に行き、たんっ、と地を蹴る。
ふわり、ごく自然に持ち上がる身体は、高い枝の上へ]
[久鷹がマリーとがどこかにいくのを最後に見ながら、寮に戻った。
涼と食事と休息のためだったが]
そう…とにかくなんか学校のことでしばらく戻れそうにない。補習じゃねえよ。それぐらいわかるだろ。しっかりあんたに仕込まれてるしな。ん…ありがと。じゃ
[携帯を閉ざす。
ある意味家族といわれたら実際の両親や兄姉よりもそっちが先に浮かぶという養育係で教育係な人から連絡だったらしいが]
璃佳………何か教えてくれるのはありがたいが…
[キョウヤんとかいう呼び名をさっさと止めておけばよかった。と後悔中]
[嘆息。今までずっと無視していたほうへと目を向ける。
最初こそ見ていたが、幻覚だろうとか思って無視してたら自己主張するように腕に巻きついている。
うろこがひりひり痛いが、いまのとこそれだけで幸貴が言っていた言葉だけが妙に気にかかる。…まあ透明の壁の件よりも重要度は低いわけだが。]
なんつーか…蛇っていうか龍?
[少し緑がかかっている深海のような蒼い龍
ファッションに詳しくないからこの腕輪のようになってるのはいいのか悪いのかもわからないまま]
とりあえず…璃佳は自宅にかけていってるんだろうし…電話…よりメールがいいか。邪魔しちゃ悪いし
[璃佳がしようしたのは連絡網か何かだろうと予想をつけて、デートにいった久鷹に、透明の壁の件で何かわかったらしいとか神社と連絡を受けた件を教え。マリーにも告げてくれ。とだけ。まだデートしていると思っているため任すことにした]
あぢーな…ったく。
[幸貴は自宅に帰ったみたいだし知れることだろう。
後は知らん。こっちから連絡の取り用がなく。
行く場所は瑞雲神社らしい。生徒会長の従兄弟だとか。従兄弟のほうは知らないが、生徒会長はさすがに知ってる。なんでもミスパーフェクトだとか。実は機械で出来てんじゃないかとか。口さがないものの噂と。幸貴からの話で高嶺というか。死の山の先の花ぐらいに思っているとかいないとか]
…いくか
[だらだらしていても仕方ないと、寮より出て。日陰を辿りながら瑞雲神社を目指す]
[動きやすい格好をと思い、結局のところハーフパンツとTシャツと言うラフな格好で自宅を出た。ベッドの上にいつの間にかあった黒い物体は、何なのか分からなかったが、とりあえずハーフパンツのポケットへと放り込んで]
神社っつーと、あそこしか無いよねぇ。
[この街では桜で有名な瑞雲神社。電話で言われた神社はここのことだろう。何故集合場所がそこなのかと言う理由も、大体予測は出来ている]
さぁて、どう転ぶやら。
[ふ、と短く息を吐くと、日差しも気にせず真っ直ぐ瑞雲神社へと歩き始めた]
−自宅−
……会話は簡潔にしろ。
[家に戻り、風呂に入ってから私服に着替えると、蜂蜜をかけた抹茶アイスを食べながら寝台に放り投げた携帯との再戦が開始される]
『神社に行けと言っている』
いや、だから。
いろいろ結論まですっ飛ばしすぎだおまえ。
『行けば分かる』
今がわかんねえだろうが。
『とにかく行けといったら行けー!!』
[ぴよぴよぴよ!!
携帯はやかましく自己主張し、そのたびに金属のスプーンをかし、とかじる。
いまだかつて壊れていない携帯にここまでの殺意がわいたことがあっただろうか]
―瑞雲神社―
[瑞雲神社の道のりを七回ぐらいめげた。でもがんばった。]
あぢー……ったく。あの壁にこいつとこの暑さ…なんつー夏休みだ
[暑さは事件とは関係ない]
[意識の接触を開いたのはどのタイミングだったか。麒麟が鳳凰に告げた『お目付け役』のくだり前後だったかもしれない。繋いだ瞬間聞こえた言葉に、ぷ、と思わず噴出してしまったことは、きっちり意識の中にも漏れ出ただろうか]
…暑いし。意味分かんないし。面倒。
『暑い?お前、暑いのが嫌なのか』
そもそも、お前が嫌だ。
[それを言ってしまっては身も蓋もない。
だいたい、何のためにこの部屋で扇風機を回しているのだとこのひよ子は思っているのだろうか。
ところが、ひよ子は何かを思いついたように画面の中で!とマークを飛ばした。
変なところまでこだわるひよ子だ]
『暑い。暑いとな?それならば、私がどうにかしてやろう!』
……は?
[胡散臭いといったらありはしない。
けれど、ひよ子は相変わらず腹を突き出すようにふんぞり返って何やら自信ありげにピヨピヨ騒ぎ出す]
[使い魔の主は上でうとうとしてたり、別所で優雅にティータイムしてたりする訳だが。
当の使い魔たちは、のんびりと遊んでいたりしたのだが。
……真白と翠、来訪者に動きをぴた、と止めて。
じいいい、とそちらを観察]
[音がしたほうを見る。
真っ白だが羽根の先だけ赤い鳥と。淡い翠色の毛玉がいる。見たことないだけで知らない生物だろうか。少なくとも腕のほうの空想上の生き物よりは受け入れやすいが。
人を見ても逃げようとしないのは]
飼われてんのかね。
[物珍しさで驚かせない程度にゆっくりと近づいてみた]
[たん、たん、たん。
長めの石段を軽快に駆け上がる。一段飛ばしで石段を登りきると、一度辺りを見回してから、境内へと足を踏み入れた]
…まだ、集まっては無いかな。
っと…?
[境内に見慣れた人影。にま、と笑うと、こそーっとその背後へ近付こうとする]
[真白と翠、近づかれても動かずに。
翠の方は、腕に巻きついているものに視線が行ってるかも知れない。
触られたなら、それらが似たような力を宿しているのは容易く知れるだろう]
[噴出す気配は、多分気づいていたものの。
それに突っ込む余力はなかった。
そこで突っ込んだら更に説教増える可能性もあったし、何より休息が必要だったのは、事実な訳で]
[普段なら背後の幸貴に気づきそうなものを暑さと意図的に気配を消してるのと
目の前の見慣れない動物に気を取られてるため気づかずに]
…逃げんのだな。警戒心を持て。いや俺はなんもしないけど
[素行の悪いのに見つかったらどうするんだという態で。
翠の毛玉の視線に見えてるのか?と思って己の腕に巻きついてる蒼龍を見れば、そいつも何か毛玉と鳥を見ていたが、すぐにそれが関係があると頭に回らず…というかそんな事態ではない。蒼龍のうろこが反射して写し見えた存在を認識して
戦闘態勢…というか逃亡態勢で距離をとろうと]
[こちらに気付いていないらしい恭也にゆっくりと近付いて行って]
なーにしてんだよっ!
[と言いながら、己の腕を相手の首の後ろへと回し、がしっと一方的に肩を組むような形で捕獲しようとする]
『だから、どうにかしてやろうと言ってるのだ!
ありがたく思え』
絶対いやだ。
『何をー!!』
[アイスを食べ終え、皿にスプーンを置いて片付けようと立ち上がりかけたところで、携帯の画面が目に入り思わず動きが止まる。
画面からひよ子の姿が消え、ひよ子はベッドの上に、もすん、と埋まっていた。
デジタルからぬいぐるみになった、ぐらいしか思わなかったのだが、そうも言ってられない事態になる]
『───南天老陽火之気 火和火 火即木成』
[さっきまでデジタル音声で聞こえてきたのとは全く違う声が、頭の中で、わあん、と梵鐘のように響く。
まるで沸騰した鍋の中身のように膨れ上がった赤い炎が体を包み込んだような、赤い光がちかりと煌くのをどこかに見たような気がしたのだが。
は、と気がついたときにはひよ子はデジタル画面の中ですっかりへばっていた]
『…ど、どーだ。涼しくなった、だろう』
[言われてみれば、確かに先ほどまでのむっとした暑さを感じない。
感じないどころか、まるで春先のような快適さ。
思わず、扇風機のスイッチを足で止めてしまうほど]
『さー、神社に、行け』
…結局それかよ。
[しかし、かくして30分後───。
携帯をカーゴパンツのポケットに突っこんで、石段の下に少年はいた。
非常に不機嫌そうな顔をして]
−自宅→瑞雲神社・石段下−
[結局気づくのは遅すぎた。ついでにいえば暑さと道のりまでので動きも鈍くなっていりであっさり捕獲され]
だーー。暑苦しいはーユキタカー
神社で何か聞けるとか璃佳から連絡あったから来たんだよ。
[しっかり捕獲されてるためじたばたしても逃げれないと既に知ってる…というか下手に暴れたら更に痛みが追加されるので口調とは裏腹に大人しくしている]
ああ、あの電話か。
ってそうじゃなく。
下見て何してんの、ってこと。
[ユキタカ呼ばわりはいつものこと。元来そう呼ばれても気にしない性質であるために、恭也を捕獲したままからからと笑う。腕はしっかり首をホールド出来る位置に持ってきているため、暴れないのは正解。
恭也が見ていたであろう場所に視線を移すと、ふわもこが2つこちらを見上げていた]
おろ、こいつら……。
―女子寮―
「けーちゃーん、でんごーん」
[ちびっこい三年生(これでも前寮長様なのだが)に呼ばれ、転寝モード解除。生欠伸を殺しながら部屋から出て]
はいな、なんでしょ。
「りかちゃんがね、瑞雲神社にきて欲しいって」
リカ?ああ、あの一年生ですか。
ふぅん。瑞雲神社にね。
[二人の顔を思い浮かべ、ちょっと物騒な笑みが唇に浮かびかけたりして]
[こういうときだけユキタカと呼ぶのはいつものことであったりとかで]
下見てって。なんか見慣れないのがいたから見てただけで何もしてない。
[まあまだ捕獲されてなかったら触れるぐらいしたかもしれないが]
なんだ?見たことあるの?まあ飼われてるみたいだけど。
というかそろそろ離してくんない
[石段を見上げれば、ポケットから携帯を取り出せば、ゴロゴロ全力でくつろぐひよ子の姿。
軽く殺意を覚えたが]
…本当にここでいいんだろうな。
[これ以上喋られても困るので声ではなく文字でリアクションさせる。
携帯には知らないうちに飾り紐状のストラップがついていて、おそらくそれはひよ子の自己主張だと思われた]
『ここだ。さあ、行け!』
…行け、じゃねえよ。
この福岡銘菓。
『東京銘菓だ』
[くだらない押し問答が面倒になり、これ以上自分の機嫌が悪くならないうちにと携帯を閉じて石段を登り始める]
[恭也が見ていたのは鳳凰と麒麟の使い魔。こんなところで遊ばせて良いのかな、と思いながら見つめていると]
………?
[ハーフパンツのポケットの中で何かが動いたような気がした。不思議に思ったが、それ以上は何も起きなかったために、首を傾げるに留まったのだが。
2匹のふわもこはしっかりと気付いて、ポケットに視線を向けていたかもしれない]
「何かあったの?」
[じーっと見上げる前寮長様にはパタパタと手を振って]
いえいえ、何でもございませんですのこと。
誰から連絡来るか分からなかったんですよ。
じゃ、ちと行ってきます。
[外出申請の紙をヒラヒラと見せて玄関へ。
提出箱に突っ込むと、軽快なリズムを刻んで走り出す。
ポロシャツにジーンズというラフな格好。両の手首には細い腕輪のような金属が光を*反射していた*]
[何気に、このふわもこども神社の境内では良く遊んでいたりするのだがそれはそれ。
二匹のふわもこ、何かを感じたのか。
紅鴛はくるる、と翠麟はきゅう、と鳴いてポケットをじいい]
ふぁ……。
[零れ落ちるのは、どこか間の抜けた欠伸。
数度瞬いて視界をはっきりさせたなら、眼下には人の姿]
ああ……集まってきたか。
[呟く声は、どっか人事めいた響きを帯びていたかも知れない]
いや、見たこと無い姿してるなぁと思って。
[しれっと事実と異なることを返したり]
飼われてるんかこいつら。
確かに随分と人馴れしてるみたいだけど。
と、ああ、悪い悪い。
[解放を要求されると素直に腕を相手の首から取り払った。その流れに乗じて、一瞬視線が木の上へと向かっただろうか]
―宝条家―
[痴話げんかの途中で抜け出したので、よもやヒビキも不運命共同体と気付いてませんでした。運が良けりゃアズマんから連絡行ったかもやけど、それはうちの知らん話。
連絡し終えるのに気力体力使い果たし、ダウンするコト小一時間。
そろそろ時間だよと起こされ、寝ぼけ眼で礼を言って、少しだけ日差しの和らいだ外へと足を向ける]
うわー、あっつー。
ちょい時間設定早かったかなー。
でもあんまり遅いと寮の門限にかかるししゃーないやんなー。
おケイはんには寮の人経由でかけてるし、いい訳きかんもん。
[結局、普通に呼ぶと言う選択肢は放棄された挙句、三回転半捻りで着地した模様です]
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