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外へ?
[今朝方聞いた音は、彼のものだったのだろうか。
だとしたら、大分時間は経っているはずだが。
反射的に外へと向かおうとして、]
……していませんよ。
アーくんとかのほうが、よっぽどしているかと。
[思わず扉の傍で立ち止まり、そう答える。
後の言葉には、敢えて反応を返さなかった]
ああ、そんな土地もあるのさ。
こっちでは埋葬が基準のようだってのはさっき知ったがな
ま。別に自衛団に恩義もなにもねえが、さすがに野晒しのままだと後味悪いし、こっちのしきたりに従わないのもなんだが、放置よりはましだろ
それに死体を放置して疫病なんてなるのは嫌なんでな
[と、ナターリエに答えた後、アーベルの返事を聞いて、木箱を持って立ち上がり]
じゃ、来るか。流れの傭兵よりも、村の住人がいたほうがいいだろ。といってもこの雪じゃ火もまともにつかねえよな。…倉庫でも行って何か取ってくるから、行く気があるなら入り口で待っててくれ
[といい置いて、特に返事を待つことなく木箱を背負って、倉庫へと]
[ミハエルに抱き上げられ、浮遊感に包まれている]
あら、飛んでるみたい・・・
わたし、霊魂になったのかしら。
[時折聞こえてくる心音や息遣いにどこか安心しながら、大人しく運ばれていく]
[ユリアンと神父が...とノーラの心配をし始めた頃、雪によって足を何度も取られ、その都度木の幹に体を打ちつけながら、ノーラだけはぶつけないようにと気を使いながら、見た目からして疲労困憊になってしまった...が、集会所の入り口までようやく辿り着いた。
昨晩のアーベルの時も思ったが、やはり人を担いで歩くのは彼には重労働だった。さすがに片手でノーラを支えてドアノブを捻るわけにもいかず、さりとて息は上がってしまっていて声も大きく出せないので、残った力を集めてバランスを取りながら集会所の扉を足でノックした]
ヴィント?ヴィントヴィント。
大丈夫?いたい?いたい?
[小さな意識は、撫でるように。][すりすりと蒼い風に擦り寄って。]
[イレーネの肌に咲く花を見れば嘆息して]
イレーネ、あなたもなの…。
[気分が悪い。まるで揃いすぎているような。
いや、そろえられたのだろうか。]
あ、
・・・・ごめん、なさい。
[手を引っ込められれば、申し訳なさそうに眉を下げた。
クレメンスの目、という言葉も聞こえていたけれど、今は意識には上らない。]
・・・大丈夫?
[イレーネの前に腰を下ろした。
前までは痛みの所為で、近づくのにも少し躊躇っていた筈だったが、今は違った。
延ばされた手に、左の手で触れた。]
外かもしれませんね…ってこらユリアン君
[色々と不安要素の高い(本人がそう思われているとしったらどう反応するか楽しみだ)彼が扉に手をかける]
[あわててそちらに]
まあアーベル君も無理してるでしょうね。
でも、だからといって、自分が無理をしていいという理屈にはなりませんよ?
[――赤]
やつ等は駄目、か。
そうか、貴様はそう思うのだな。
[幼き声の向こう側から。][傾ぐ風にふんと、どこか憤りを含んだような声色で。]
だが…その貴様の大事なものたち以外の人間は、貴様の大切なものをどう思っているのだろうな。
今この場に13人。やつ等にとって真なる脅威は我等2人。だが、奴等には見分けがつくまい。
[見分けられないように、注意深く。][彼等は人に紛れ潜っているのだから。]
このまま人狼が見つからねば、奴等はここから出られない。
見つからないものを探す為に、奴等はどういった手段を取るだろうな?
あの自衛団のように。
愚かな事をせねばいいがな。
[くっくっと。][銀色は笑う。][蒼い風を試すように。]
わ、った
[いきなりだったものだから、驚いた。
声があがって、扉に手をかけたまま後ろ向きにバランスを崩す。
結果として、扉は開かれたものの、外に向かって倒れこむ羽目になった]
ん、ああ、わかった。
[マテウスの言葉に頷いて。
カップに残ったミルクを飲み干し、立ち上がる。
ふと、見やった視線の先には、朱色が鮮やかに映えていたろうか]
……花?
[まともに見たのは、初めてだろうか。ぽつり、呟きが零れて]
[立ち上がり、倉庫に向かおうとしたのと、ノックの音がしたのはほぼ同じか
数名が扉へと目を向けるのに習うように...も目を向けて]
二人…血…?
[耳元で聞こえた声に微笑んで]
ふふ、そうよね。
あら・・・ここ、どこかで
[薄く目を明けると、どこかで見た事のある景色に首を傾げる。集会場の扉の前][聞き覚えのある声も聞こえてくる]
[アーベルの返事を聞いてマテウスが立ち上がるのを見て]
わたくしも行きましょうか?
[とだけ問いかけて]
[だけど、イレーネの側を離れるのも躊躇われて]
[ガチャリと勢いよくドアノブが回転し、扉が開くと同時にユリアンの体が倒れこんできた]
うわわわわ!
[疲れていても驚きの叫びは出るもので、体を捻って避けようとして、ノーラを抱きかかえているのを思い出し、その場に踏みとどまる。
そうすると倒れてきたユリアンの体は...の頭に向けて――]
[身体を支えるとなると、右手になる上、扉の先に人がいることは明白だった。
そんな判断が瞬時に出来ていたはずもないが、伸びてきた手に、右腕が捉えられる、……ものの。
勢いというものはそう簡単には停まらないわけで]
[触れ合った手から伝う熱。
それは共鳴するかのように酔いのような何かをもたらして]
もう一つの、花。
はじまりの、印。
[呟いたところでノックの音。
ピクリ、と手を離して目を瞬く]
あ、何…?
[朱色にしばし、見とれていたものの。
玄関の人雪崩れに気づけは、げ、と声をあげ]
ブリス!
治療の準備!
[とっさに声をかけつつていた]
[男が扉の前に着く前に、青年はバランスを崩して扉の外へと倒れ込む。そして開いた扉の外には、尋常ではない様子の二人の姿、更に追いすがるように黒服の神父がユリアンに手を伸ばす]
おいっ!
[止めるには一歩足りずに、仕方なく外へと駆け出る。恐らく下敷きになるであろう二人を、せめて救助しようと]
[人間、急には停まれない。
その言葉を身に染みて実感してしまうとは思っていなかった。
特に人間の中で一番硬い頭部同士が衝突するのだから、それはもう激痛と言って過言ではない痛みが全身をかける]
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
[悲鳴は声にならない。おかげでノーラの言葉にも反応できず、なみだ目のまま蹲った]
っと…!
[倒れこんではまずい]
[思うなり、体が動いた]
[片手はユリアンを支え]
[もう片手がすばやく壁に]
[ぴんと張った腕]
[ぎりぎりノーラに衝撃を伝えなかっただろうか]
[やれやれ、と天を仰ぎ]
なんかもう、ねえ。
まじめになったらいいのか、笑ったらいいのか。
……後者でいいんだけども。
大丈夫かしら?
あちゃー…
[幸い、人身プレスには至らなかったようだが、男は鈍い衝突音に顔をしかめる。ミハエルが腕に抱いた女性を取り落としはしないかと、少年の背と女性の身体を両の腕で支えようとした]
[擦りよる気配に、ひとまず気は鎮まり]
……大丈夫。
[短く返して。
銀からのコトバに、コエは途切れる。
その言わんとする事は、わかる。
極限状態に陥れば──人は、最も簡単に人を殺せるモノ]
……ころさせない。
[ぽつり、零れる。掠れたコエ]
ころさない、ころさせない。
俺、が。
[それが痛みを伴うと、わかっていても]
……こわれるのは、嫌だ。
あ、ああ。シスターが来てくれたほうがありがたいといえばそうだが…
[血の臭い。というのに神妙な顔つきになるも、なだれる様子を見て少し気が抜けた返事をした]
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