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大丈夫だよ。
ちょっとぼーっとしてたみたい。
[心配そうな少女>>295にどうにか笑ってみせた。
目尻に涙が浮かんでいると説得力はないかもしれない]
そっかあ。
守る人ってどうやって見つけてたんだろう。
[御伽噺は報告レポートではないし、一緒に読んだのもずいぶんと前の記憶だから、思い出そうとしても出てこなかった]
[ちなみに、友の微妙な顔>>292には気づいていない。
故に、問い詰められる可能性も、意識にはなかったとか]
あー……ハーブティとか、そこらはねぇ。
大雑把なよーで、繊細だから、あれ。
[味に関する同意>>294にはこう言って頷いた。
自分で調合に挑戦して、痛い目を見たことがあるから余計に。
紅茶は得意だが、こちらは難しい、なんて思ったのをちょっと思い出したとか]
―宿―
[ライヒアルト>>292が伝えたものに、すこし考えた後、ああ、と納得した。
昔世話になっていたころに彼が使っていた武器を思い出し、銀粉が商品の中にあっただろうかと考え。
『大丈夫、あるよ。 今からとってくる』
ものいいたげなライヒアルトの表情はスルーしたまま仕草で答えて宿で借りている部屋へと上がる。
自室に入って小さくため息を零し]
面倒なことになったねぇ……
[独り言を呟きながら、荷物をあさる。
ライヒアルトの黒胡椒と銀の粉をとりだす。銀の粉についてはすこし大目だ。
リーゼロッテから頼まれたものもついでに用意する]
――この村で武装が必要になるとはねぇ……
[普通の武器しかないのは当然といえる。
銀の粉はライヒアルトに渡す分を除けばもう他の人に渡せるほどはない。
だから銀の粉はそうとはわからぬように布袋にいれて確りと封をしてある]
─ 宿屋 ─
……決めるにはまだ、時間があるようですから。
[抑えていると言うのは知らぬまま、変わらぬ態度だと思っているオトフリート>>293には一言だけ。
そう言葉を向けた。
向けた言葉は、聞く人によっては既に割り切っているようにも聞こえたかも知れない]
───そうだ、オトフリートさん。
時間がある時で構わないのですが…。
…本を、動物の図鑑か何かがあれば、お貸し願いたいのです。
手持ちの資料では、少し足りなくて。
[次いで紡いだ言葉は、日常と変わらぬ態で為された。
まるで雑談のついでと言わんばかりのもの。
彼が幼馴染に言ったような、こんな時になんだけど、と言うような言葉は一切無かった]
…うん、気にならない方がおかしいし、ね。
お茶は───。
[リズが慌てたように言う様子>>294には頷きを返して。
お茶については誰かに頼めば、と思い、視線はこの宿屋の子であるフォルカーへと向く]
[身を震わせる様子>>299に、これは結構参ってるのかなー、などと思いつつ]
いや、無理はせずに。
いきなりあんな話されたら、普通、参りますしねー。
……水、飲みます?
いや、それよりお茶の方がいいかな。
[軽い口調で問いながら、こて、と首を傾げて見せた]
両方言うのが理想なんだろうが。
理想は理想でしかないからな。
[めでたし>>*51にはそんな風に呟く。
血塗れた上でめでたしと、果たして言えるだろうかと。
人の意識と獣の意識の狭間で、半端者はまだ揺れていた。
ただ表では、人として振舞うよう努めながら。
死にたくないというもう一人の声も聞こえる>>*52]
まぁ、それが普通だわな…。
[そう言うも、どっちかが勝つかどうかは、には答えずにいた。
どっちも勝たない可能性もなきにしもあらず。]
ん……そー、だね。
[返された言葉>>303に、軽く肩を竦める。
実際、今ここでこの事を論じ続けていても仕方がないのも、事実だから]
お、動物の図鑑?
ああ、構いませんよ、と。
うん、まあ、家にはまた戻る心算でいるしね、用意しとくよ。
[続いた申し出には、一瞬戸惑うものの。
断る理由もないので、こう言って頷いた。
ほんとにペース変わらんな、とは、心の内にだけ落ちた呟き]
―宿―
[ライヒアルトに渡す分と、リーゼロッテに渡す分をきちんと分けて用意して下に戻る。
すばやくリーゼロッテがまだいることを確認して先にライヒアルトへと近づいた]
おまたせ。
[ライヒアルトの視界に入ったところで、仕草と同時に声をかける。
黒胡椒と銀の粉の袋をまとめて渡し。
『お金は騒ぎが収まってからでもいいよ』と伝えておいた。
そしてすこしライヒアルトと話した後、まだリーゼロッテがいるのならその場で頼まれたものを渡すし、家に帰っているようならその場にいる皆に断って届けに行くつもり**]
― 宿 ―
[頭の痛みが恐怖と混乱を一時遠ざけてくれた]
お茶?
待って、用意します。
[デザイナー>>304の視線に気がつくと配膳台の裏側へ向かった。
厨房まで戻らなくても、いつも用意されてるお茶ならここから出せる]
他の人も飲むよね?
[フォルカーが頭をぶつける様が見えて、大丈夫かよと言う表情にはなったが、薬師も少女も近くに居るのなら自分は動かぬまま。
友人が確か懇意にしている女に話しかけるのは横目で見た。
今問いかけるには具合が悪い、そんな事を思いながら。
恩人の言葉>>302に、頼むと伝え。彼女が戻ってくるのを待ちながら、クロエの様子も気にかかり肩を叩いた。こちらにも、『大丈夫かよ』と仕草しながら。]
死にたいひとは、きっといないわね。
そうよ。どちらかが、どちらかを全員殺せば終わるの。
簡単な仕組み。
[子供の前で見せている態度が嘘であるかのようにさらりと結論を告げる。]
― 宿 ―
はい。気をつけます。
[薬師>>308に手当てされるとやっぱりしみてまた涙目になりかけたけれど、すぐに終わったから、ありがとうと頭を下げた。
素直に返事をしても、気になって触りそうになるのはご愛嬌]
簡単、か。
[たしかにそうだという思いはある。あるにはあるが、なら自分は薬師と洗濯女以外を殺せるのかわからなかった。]
殺したくねぇな、って奴はいるんだよな…。
そっち二人にはいないのかよ。
[半ば溜息のように零しながら尋ねた。]
― 宿 ―
お菓子?
[ごそごそと台の下の棚を漁る]
クッキーならここにもあった。
何か作るなら父さんに頼んでくる…
[よ、と繋げるはずがまた鈍い音に変わった。
さっきよりはずっと小さいのは不幸中の幸いだと思う]
─ 宿屋 ─
お手間でしょうが、お願いします。
[諾の意を見せてくれたオトフリート>>306に、虚ろな瞳を細めて微笑みを作り。
僕は彼に対して軽く頭を下げた。
お茶の要請に応じてくれたフォルカー>>309には]
紅茶、お願いしても良いかな。
[良く口にする茶を頼み、配膳されるのを待つ]
[一貫して変わらぬ態度。
その根底には自衛団長が残していった、処断する一人を決める時以外は普段と変わらず過ごして良い、と言う言葉があった。
特に意識はせず、言われたままに行動する。
そうあるべきとされたなら、その通りにする。
僕にはそんな、全く自覚の無い癖があった]
[だから、誰かを一人処断しなければならないと言う話も、そうしなければいけないのだからと。
疑いも躊躇いも他より少なかったのだ]
ん、それじゃ、お茶もらいましょーか。
丁度良く、用意してくれるみたいだし。
[掠れた声の返答>>313に、にこりと笑う]
というわけで、フォルカーくん、こちらもお茶頼むよー。
[軽い口調で投げた言葉は、台の下で何やら探す少年>>314に届いたか。
ちなみに、音はちょっと聞こえなかった]
[戻ってきたイレーネ>>307から、品物二つを受け取り、仕草に少し瞬いた後に、意図を理解し感謝の礼を取った。
最悪、払えない、受け取れない可能性もあるなと思えば胸中複雑なものはあるが。
袋の中身をちらと確認すると、思ったより銀粉が多かった。逐一使ったとしてもこれなら十分足りるはず。どちらも失くさぬよう、懐にしまっておいた。
他人の家でもあるし、茶と菓子の話題などは任せることにした。
喉の渇きは少ない。喋っていないから当然なのだが。
イレーネが欲するなら、ついでに視界がこちらに向く分便乗しただろう。]
[信じられないと唇が形作られれば>>315、まぁ無理も無いと思い。
『少し休む方がいいだろうな』と、空いた椅子を指差し勧めた。
他にも疲れている様子が見られる、エリザベータにも気づけば椅子を示した。座った方がいいという意図は伝わったかどうか。]
ゼルギウスにはいるかもね。リーゼロッテにはいないわ。
[誰であろうと平等に餌。それくらいの意識しかない。]
人狼に挑んでみるのもいいんじゃない。
その時は、手加減はしてあげないけどね。
― 宿 ―
はぁぃ。
[這い出してきて返事する声は小さかった。
お茶を出すのはよくする手伝いの一つなので手際は悪くない。
頭がズキズキしていても失敗せずに人数分を用意して、カップを台の上に並べていった。クッキーも一つずつ添えておく]
[フォルカーを驚かせたのは自分だという認識はあったから
彼の言葉>>300にも安堵しきるのは難しい。
けれど向けられた笑みの意味を感じ取れぬほど鈍くはなくて]
ん。
フォルの痛いが何処か遠くへいきますように。
[おさない頃のようにおまじないの言葉を口にした]
本の中では占い師が親友にひみつを打ち明けて
実はその親友が守る人で、っていう話だったかなぁ。
[御伽噺らしい展開だったように記憶していた少女は
思い出しながらその話の一部を掻い摘んで語った]
…今日は、あの団長さん、かな。
[何の、とは言わない。
言いたくもない。
だが、この場にいる人を食べたいと思う衝動があるのは確かで。
その衝動に小さく唇を噛む。]
…あたし?
[仲間の二人は殺せない。
と紡ぎながら、他の人物を思い浮かべてみる。]
…若い子たちは、ちょっと…。
[と呟いたが、他よりお肉が柔らかそうだな、
と、思ってしまうあたりで人狼の本能に支配されている。]
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