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うん。
足りないの。
いろんなものが。
[その答えはちっともたしかではなかったでしょう。けれどもベアトリーチェ自身がそれを感じ取るのは、とても難しいことで。説明なんて出来はしないのでした。]
……ほんとうは、命も足りなかった。
それを、 メーラが呉れたんだよ。
[一ぺんそらを見上げて、それから俯いて、小さく云うのです。]
いろんな、もの。
[小さく繰り返す。
寂しいがわからない、という言葉。
余り変わらない表情。
どこか、何かが、引っかかる]
……命も足りなかった。
それを、君に、くれたもの……?
[名らしきものは途切れていたが。
それが、少女のまとう天聖の気と関わりがあるのでは、とふと思った]
[伸ばされた手はよけもしない。触れられるままに]
望みだよ。
……少なくとも、言わぬ言の葉があるだけだ
[そしてコトバが呼ぶ。かれの元にいる子らを。
おいで、はな、つた]
―中央部・広場―
[Kirschbaumへ足を向ける。]
[広場を通る際に一度、教会へ目を向けたがそのまま通り過ぎて、西通りへ。]
[ゆっくりとベアトリーチェのいる窓の方へと向かう]
足りない命を吹き込めるほどのもの。
それは、いったい、なに?
[そっと右手を彼女に伸ばす]
―Kirschbaum―
[戸をくぐる。
席についていつものとおりにアイスティーを注文。
窓辺に椅子があり、窓は開いたままで(そこからベアトリーチェが外へ出たのだろう)庭の様子が見えた。]
ー礼拝堂ー
[笑む]
ああ
[影が降りる、魔の影が]
それが、ほんとうの望みか。
[右の手は、その細い頸に伸び、小枝を折るように、折り取ろうとするか]
―Kirschbaum―
ん?……ティル。
[...は振り返って店内を見渡す。
ふわもこの鼻先で鎮めていた蝶の姿がいない]
―礼拝堂―
[伸びてくる手を避けようともしていなかったが、その手の触れるか否かのところで、左の手が伸びた。]
ほんとうの望みだ。
変わらぬままに、かの女の生が、しあわせにあることだけ。
[手をかけ、力をいれ、その腕から離れる。]
君にはどうやらお気に召さなかったようだね
─Kirschbaum・庭─
[影輝の精霊と天聖を宿す少女、二人の様子を見つめつつ、考え事をしていたが。
不意に、新たに加えられた氷破の気配。
それから、疾風の少年が呟く、ここにはいない翠樹の魔の名に、ふと、思考から抜け出す。
直後に感じた羽音に、左腕を天へと差し延べ。
舞い降りる白き梟、その表情はやや、険しくもあり]
……どうした、ヴィンター?
[触れた場所からはほんの少し、ブリジットに近しいものの存在――天聖に属する精霊の力が感じ取れたことでしょうか。けれどもそれは人間と混じり合い、融け込んでしまっていて、ほとんどわからないほどにわずかなものという工合でした。]
ブリジット、どうかしたの?
[真っ直ぐに見たままに、ベアトリーチェは訊ねます。]
まるで、精霊みたい。
[触れた指から伝わってくる天聖の気配。
人間の持つそれではなく、自分達のそれに近い力。
けれどそれはすぐに人間の気に溶け込んでしまって]
……ううん、なんでもない。
きっと気のせい。
[手を離すと小さく首を振って笑った]
いきなり、ごめんね?
[引きちぎったネックレス、小瓶。
それに何か、どこか、かなしげな目を向けるも、それは一瞬。
投げたなら、それは三ツ花が受け止める。
そんなに大きくはないはずの三ツ花は、受け止めて、どこかに姿を消す]
―礼拝堂―
わかっているよ
[戻った蔦を身体に感じる]
わかっているとも。ながくを生きているのだから。
今ですら僕たちは変わり続けている。
それでもかの女が望む世界を、見せてやりたいと僕は思うのだよ。
僕がそこに居なくても、かの女が幸せに生きるこの世界を。
だからそれまでは、絶対に
鍵をあけるなどは赦さない。
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