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[漏れ聞こえる単語から、
会話の内容は推測出来たか、否か。
その様子を見る者がいたとして、
変わらぬ表情からは窺えなかったろう。
ただ、立ち去ろうと動きかけた足は、一つの言葉に止まった]
[神妙な顔で自分を抱きしめるようにする少年に、そっとまた手を出すと、頭をごく軽くぽん、ぽんと叩いた]
ああ。私も、君も、リディアもみんな、善いものも悪いものも何もかも、変わっていく。
……きっと悪い事でもないさ。変われるという事は、多分救いになりうるのだから。
そうか。ならば、分からないな。結界樹の中で浄化されることが、おばあさんのためになったのか、どうか。
オーフェンは、どうするのかな。おばあさんのような人が、目の前に現れたとしたら。それは少し、興味がある。
[遠い何かを探すような様子をじっと見つめ、そんな事を言った]
さて、私はこの後、聖殿の人に薬を渡して、施療院に戻るけれど……君は、今日はどうする。家に戻るのか?もう暗いけれど、一人で、大丈夫かな?
妹いるよ。テンションの高い。
あぁ、今度結婚するから手は出すなよ。
[答えながら、外の気配が気になってチラチラと洞窟の外を見る。]
[蒼穹はどこまでも澄み切り、高い。
輝く陽光と吹く青風を受けながら、翼広げて森の上を横切る。
視線は遠く、木々に隠された洞窟に届く事はない。
代わりに捉えたのは、見たことのない気配のひかり。]
………何だ?
[精霊にも妖精にも幻獣とも異なる気配に気を引かれ、高度を下げる。精霊にも妖精にも幻獣にも似て異なるそれは、猟師であっても心当たりがない。]
……偶然が幾つ重なれば、必然になるのだか。
[呟きは風に紛れて消える。]
残念な事に、俺は、何一つ…。
昨日は、異端者嫌いのオッサンに俺自身が「そう」じゃないか疑われたけれど…何の根拠があるんだか。
虚も、堕天尸も、どうせなら、もっと俺に関係無い場所で動いて欲しいね。
[緩慢に肩を竦める]
異端者嫌い…スティーヴさんか?
スティーヴさんが言うならそうなんじゃないのか?
[少し声色を低く抑え、尊敬する人の名を紡ぐ。
肩を竦める様には痛みも少し引いたのかと、顔を緩めるが、外から声が聞こえてあぐらをかいたまま振り返った。]
よぅ。
話は――女の膝と、虚?
結婚目前か…、それは、残念。
ま、俺は家庭を作れないし、ねえ。
[またも、人影が洞窟内に入るのに、一つ二つ、後ずさる。
けれど、声が聞こえれば瞬き、]
エリカ、ちゃん?何で、こんなとこに……。
知っている。
目の前の俺が、虚に捕らわれた者だと。
それでも言わない。
求める、全ての破壊の為には今暫く隠れるのが得策だと思うから。
[光を背に受け、闇の中を見る。
陰になり色の見えない眼を瞬かせた]
その二つの関連性が見えない。
[片手に花を携えて、もう片手は壁に。
足場を確かめながら、少しだけ、奥へ]
散策中、気配と声とがあったから。
[頭をぽんと叩かれると、目を瞬き、カレンの瞳を見つめる]
救い……?
[その言葉に、叩かれた頭と、背中の先に仄かな熱が生まれる。続く言葉にしばらく黙って考えてから]
……わからない、けど……虚に捕らわれる前の人が、その、楽しい、だったなら……元に、戻してあげたい……かも。
でも、変わったことが、救いになってたなら……
[むー、とまた言葉を途切れさせて]
もう少し、考えてみる。
うん、一人で平気。いろいろ……考えてみたいから。お薬と林檎、ありがとう。
[カレンに向かってぎこちない笑顔を作ると、頭を下げる。カレンと別れれば、その背中を見送りながら]
……巫女になる前のクローディアも、見てみたかったなあ。
[聖殿をちらりと見てつぶやく]
[川の源流へと漂う淡い金のひかり。
それが鳥であると形を見て取り、懐の鏃羽根に触れていた手を引いた。翼持つ盟友を狩る事は出来ない。]
………。
[四翼を上下へと羽ばたく事で空に留まり、上から見下ろす。
長い時間出来る事ではないが、その動きを見つめる為に。]
─前夜─
[手を借りながら、仕立て屋へ出来た分の納品を終える。
こういう仕事は大抵ラスに頼む事もあってか、仕立て屋の女将には珍しがられたが]
んじゃ、ちゃんと休んどくれよ?
[聖殿へ戻る、というジョエルには一応釘を刺すものの、果たして届いていたかどうか]
……また寝ずの番、とかしたら、次は一服盛ってやる……。
[ぽつりと呟く目は真剣だったかも知れない。
ともあれ、自身は再び空へ。
家に帰り着く頃には、銀月は天高く。
仕立て屋から受け取った代金をいつもの場所に仕舞い込み、再び外へ出ると、島の中央へ向けて飛び立った]
関係があったら、如何しようかと思った。
[少しずつ闇に慣れる目。
己の手にしたものを改めて見、
あぁ、と小さく声を零した]
少し、貰って来た。蜜を吸うと甘い。
実は私には高い位置にあるから、その代わり。
―結界樹―
[夜闇にたたずむ聖らなる樹は静けさに包まれ。
その幹を支える太い根の内、水面に張り出すものの上に舞い降りる]
……やれ、やれ。
少し、開いておかないと。
色々とまずいかねぇ……。
[呟きつつ、一度翼を畳み。
帯を緩めて小袖を滑らせる。
まず開く、深紫の一対。
次いで現れる、同じ色のもう一対]
普段から、両方だしときゃいいんだろうが……。
[疲れるからねぇ、と呟きつつ、四翼をふぁさ、ふぁさり、と動かす。
その動きに合わせるよに、深紫の光の粒子が零れた]
……にしても、因果なモンさね。
親が『堕天尸』から逃れるために来た島で、その遺され子のアタシがそれに出くわすなんてさ。
……やれ、どうせなら、母上の方の力をもらっときたかったよ……。
今更言っても、仕方ないけど、さ……。
[小さくため息をつきつつ、四翼を動かして。
降り注ぐ煌星の力を、四翼へと集める]
……使わずにすめば。
それが、何よりなんだ……。
[小さな呟きを水面に落とした後。
翼は収められ、腕に滑らせられていた小袖が正される。
ふわり、再び開くは普段の二翼]
さて……戻るとしようかねぇ。
[仕事もあるし、と呟く声は常と変わらず、自宅へ向けて*羽ばたいて行く*]
[相手がエリカだと分かると緊張を解き、ぺたりと腰を降ろす]
確かに、関連性はない…かな。
[膝枕を頼む気力は無く、緊張が解けて、飛びそうな意識を会話で支えようとする]
−一方−
[びくり、
小鳥のように震えたひかりは、
慌てた様子で、すいと滑るように川を溯り、
湖の中にある一本の樹木へと向かう]
[こちらの目を見つめて、考える、といったオーフェンには、無表情にこくり、とうなずいた]
そうか。私も分からないから、考える。君の答えが分かったら、教えてくれるとありがたいよ。
家まで、気をつけて。
[あまり調子がよくなさそうなオーフェンに、念のため、施療院の位置を教えれば、別れ、聖殿に入って、護衛の男に、薬をいくつか、言付けて渡す]
大体は傷薬。先生が白虹の力を利用しているからよく効くはず。これは手早く滋養をとるもの。後はこれ、眠り薬。
……いや、何のためかは私にも分からない。先生に聞いてくれ。いるものだって言ってたけれど。
女の子…を口説くなら、そこは、蜂より蝶だと俺は、思うね。
[すい、と視線をエリカに向け、翼の位置をずらす]
あんまり、見映え良くないし…見ないでいてくれると、助かるなあ。
[気遣うカレンの言葉に礼を言うと、広場をぐるりと見回す。広場の隅に座るリディアに気づけば、近づいて自宅に戻る旨を告げ。更なる誘いの言葉があれば]
……ありがと、ね
でも、帰るよ。
[礼の言葉と、ぎこちなく作った微笑みを向け。ふぁさ、とましろの翼を広げると、自宅へと舞い戻る。しばらく考え事をして、やがて*眠りについた*]
[殺気への反応は普通の鳥と同じだった。
盟友に殺気を向ける事などないが、獲物を狙う時怯えて逃げる様に似ていた。
川を遡り向かう先は、結界樹。無言のままに追う。]
『……虚に関するものなら、結界樹を避けそうなものだが。』
[それでも、樹に何かあっては困ると目を離さず。]
[自分と話していた時と違い、感情を見せるエリカを見てきょとりと目を瞬き。
カルロスとの距離を邪魔しないよう、あぐらを掻いたまま尻をずらして移動する。
蒼白なままのカルロスが何か求めるならば応えようとその顔をじっと見た。]
[カルロスの言葉には、苦笑をもらして。]
口説くとか、俺得意じゃないからなぁ。
[そんな気があったわけじゃないし、と後ろ頭を掻いた。]
……蜂は花を摘まずに吸えるから、私は違う。
蝶も同じ――けれど、蝶は夢見鳥と呼ばれるそう。
[いつもの口上も些か頼りなく、
後のことばに、こくりと、一度]
…………ごめんなさい。
[昨晩と似て、異なる謝罪を口にした]
[用事を済ませて、聖殿の外に出てくると、翼胞から羽を出す]
―――……
[闇の中、わずかな銀に光る翼を震わせると、*静かに広場を飛び立ち、施療所へ帰った*]
[結局、そのまま広場にごろりと横になった眠ってしまったため、広場を行きかった人々のこと等気づくはずもなく、それなりの時間が経過した後で、ようやく...は目を覚ました]
ん……くわぁぁぁ……。
[大きな欠伸を隠そうともせず、数秒もの間大口を開けてから、目の端に浮かんだ涙を手の甲で拭い変な場所で寝てしまったために痛くなった背筋を伸ばした]
アタタタタタ……。
[ごきごきと骨が軋む音を聞きながら、それでも調子を取り戻していく体が気持ちよくて、満足げな表情を浮かべた]
−一方−
[辿り着いた、島の護り木のもと。
ひかりの鳥は尚も追って来る紫紺に戸惑いながらも、
何かを探すように、くるりと大きく辺りを周る。
けれども何も見つけられなかったか、
湖上で羽ばたきは止め、ひかりは*水の中に沈んだ*]
[心配そうに問われ、2、3度瞬くも、ふと笑みを見せる。
強がりであろうと、心配させようと]
大丈夫、大丈夫…。すぐに治まるよ。
謝らなくても良いしね。
俺も、昨日見たし。
さって、そろそろ戻らないと……。オーフェンもお腹すかせてるんだろうなぁ。
[そう呟き、飛び立とうとした時、唐突に手に雫が落ちた。
何事かと思い雫に触れようとすると、続けて雫は手に、地面に黒い染みを作り上げていく。そこでようやく...は泣いていると気づいた]
あ〜、だめだなぁ……。折角オーフェンの前じゃ頑張って我慢していたのに。
[幼い頃、両親を失った時。
己が祖母に引き取られた後の姿が彼と重なっていた。本人がそこにいないからこそ、喪失した存在の大きさを間近に実感した。
どれだけ拭っても流れる事を止めない涙を落ち着かせるため、...は普段は人気のない場所――結界樹付近の森へと飛び立った]
[ふるる、
小さくかぶりを振る]
……私は、別に、いい。見られても。
[僅かに眉を寄せたままに、目を逸らす。
壁に背を預ける男へと辿り着いた眼差しは、縋るよう]
― 朝・自宅 ―
[けだるさの中、目を覚ます。翼胞にたたまれた翼がやや重く感じられる。昨日カレンに貰った林檎を齧ると、口の中に甘さが広がった。水桶からコップに水を入れ、もらった薬を一つ飲んだ後、ふらりと外へ出る]
ねえ、婆様……
半端者の僕にも、できること……あるの、かな?
[老女の墓標に祈りを捧げると、水を汲みに小川へと向かう。水面に映る自分の姿を見つめた後、ごろりと寝転ぶ]
……後で、野生の林檎……採りに、行こうかな
[手近な草を毟り口に当てると、草笛を吹きはじめる]
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