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[他に目印になるような光はなく…少女の声に振り返り]
…
[強く手を握る少女に、微かに首を傾げ…]
…どうしよっか。
一応…挨拶だけ、しておく?
−自警団詰め所(臨時妖精祭り実行委員会詰め所)−
……ふぇ、っくしゅ。
[奥の暖炉の前で毛布に包まって盛大にくしゃみ。
儀式用のトワミドリの枝を取りに森に入った団員が彼を見つけなければ、今頃凍死していたかもしれず。
あれこれ叱られたりからかわれたりですっかりぐったり中。]
…いや、うん…それがまー…記憶がさっぱりで。
昨日呑んだからかなぁ?
「キツネか妖精にでも化かされたんじゃないか?」
いやいや、そんな非科学的な。
[毛布に包まったまま、寒そうに甘酒を啜る。]
「そういやおまえ…ちっこい頃にも祭りの始まる前に森で迷子になってたっけなぁ?あんときも森んなかでぐーすか…」
えぇ?なんすかそれ?全然覚えてねぇっすけど…
[囁かれた言葉は、風に乗り、彼の耳に届いたか]
……っ、
[我に返り、はっと目を見開く]
[力の抜けた手から花火が落ち、地に触れた。
幸いにして、殆ど消えかけていた為に、少女に害をなす事は無かったが、星から焔に戻ったそれは無残にも散り、唯の燃え尽きた紙の束となった]
[キャラメルパフェを食べて甘いと騒ぐリディに目を丸くし]
…パフェだから甘いに決まっているだろう
[と、呆れながら、自分もキャラメルパフェを一口
ベアトリーチェとユリアンものんびりパフェを食べてるのを見ながら
つづく、リディの言葉に首を傾げ]
甘い物は美味しいじゃないか。
[と、当然とばかりに答える。]
[少年が落とした花火を見つめた少女は、自分の手にあった花火も地面に落とし、手のひらで掬った水を零して消した。濃くなった闇の中、ふわりと微笑む]
お迎えが来たのね、ミハエル。
[イレーナの声に、ゆるゆると瞳を向けて。
迷った末に…こくりと頷く。]
待って…心配して、ますよね……。
[主を待つ、訪問先の人の事を思い浮かべ、困ったような笑みで、もう一度こくりと頷いて。]
そいで、舞姫は結局どーなって…
[既に候補見つけた、との言葉に、目をぱちくり。]
…ロックフェラーさんとこのお嬢さんの息子さんの侍女さん?
なんかまー…複雑な。
[聞き覚えのある苗字に、凍りかけの頭はしばらく考えてから気が付く。]
って、フィー姉さん帰ってきてるんすか!?マジで!?
うーわ♪挨拶しにいかなくちゃっ!!
[母の従姉妹であり、幼少期の憧れの人であったその人を思い出して、思わずテンションあがりまくり。]
…うん。約束、したなら…ね。
[もそもそ。小さく頷くと、七色の光もなくなり…淡いランプの光だけが見えた]
…ちょうど、終わった…みたい、だし…
[ゆっくりとその光の下へと歩み寄る]
こんばんは…。
…遅くなりました。ミハエル様。
私の不手際ではぐれてしまい…すみません…。
[彼女は彼の付き人で。付いていけなかったのだから、はぐれたのは彼女の方という認識のままに。謝罪の言葉を口にする。]
や、パフェが甘いってのは判ってるんだけどー…
こう…イチゴパフェだと、ソースが甘酸っぱいでしょ?
けどキャラメルパフェは、甘い上に甘さが、どばっと…。
[こう、わたわたと説明をしながらも、
首を傾げられてあまつ当然のように言われてしまえば]
………そっか。
[…言葉は続かなかった。]
[微かに、水の零れる音]
[――お迎え。その言葉に、ぼんやり霞がかっていた思考が、徐々に明瞭になる。
そうだ。此処で、こんな事をしている場合では、なかったはず]
[ミリィの微笑みから顔を背けるかのようにして振り向いた先には、頭を垂れる侍女の姿があった]
……ユーディット?
[天の星とランプの光を受けて浮かんだ彼女に、まばたき]
…こんばんは。
[一応、少し後ろに立っていたが、驚かせるのも悪いか、と軽く手を振って…]
…
[成り行きを見守ることにしたようだ]
……………?
[わたわたと言い募ったかと思えば突然静かになって
リディの反応に首を傾げつつ、パフェを口に運ぶ]
…………うむ…
[溢れる甘さに、ほんの少し口元をほころばせ。
屋台において異質極まりない青年は、ますますもって異質となる]
まぁ…甘酸っぱいのも悪くはない…が
純粋に甘さだけを味わえると言うのも良いものだぞ?
[そんな異質になっていることに気づかず
青年にしては珍しく饒舌にキャラメル味を語る。]
[イレーナに勇気付けられるように、手を繋いだままで。]
……はい。
お迎えに…上がりました。
[主の声に、頭を上げて。こくり、頷く。
暗闇の中でもよく見える彼女の瞳は、主の表情の変化を捕らえていて。
安堵させるように、にこ、と笑みを浮かべた。]
[彼女の謝罪に、暫し、動きが止まる]
[再び聞こえた、お迎えという言葉に、ああ、と小さく息を吐いて。金色の髪を掻き上げるようにして、額に手を当てる]
……いや。
一度別荘に戻るなり、人伝に聞いて目的地に向かうなり。
僕の方からも、何らかの手段を講ずるべきだった。
[彼の瞳には、彼女の表情はよく見えていなかっただろう。
寧ろ、見えていたならば、目を逸らしていたかもしれない]
だから、その……君だけが、謝る事はない……
[続けて発しようとしたのは、彼にとっては慣れない言葉。
酷く、言い辛そうにして]
……すまなかった。
[顔は僅かに、俯き加減に。
目は微かに雪の残る地面へと向けられていた上に、極々小さな声だったが為に、他者に聞き取れたかは解らないが]
…いやー、そりゃーもう…フィー姉さんったら俺の女神っすよ、絶世の美女っすよ。
ほんっと、人妻にしておくにゃもったいない…。
[どっかの眼鏡さんみたいな夢見る瞳で、ほぅ…とため息。]
「お前熱でもあるんじゃねぇか?」
うん、30度以上はあるとおもう。
「…いや、そーでなくて。」
[額に手を当てられて、さっさと帰って寝ろと怒られたりとかして。]
そっかー…確かにね!
甘さだけで味わうって、なかなか出来ないもん。
キャラメルは美味しいし。パフェも甘くて美味しいし。
あ、それはそれで何だか贅沢な気分かも。
[記憶の青年より、幾許か饒舌になった様子に
んん…?と首を傾げつつ。
キャラメル味語りにはどうやら同意するらしい。
何だかんだ言って、甘いものはキライではないし]
っとと……あっちゃー。もうこんな時間?
おかーさんに怒られる、かなぁ…。
[ちら、と腕に嵌めた時計に視線を向けて、
それが指し示す時間にうげ、と小さく呟き。]
[髪を掻き揚げる主の様子に、やはり邪魔をしてはいけなかったかと心を痛めるも。
彼女は悪くないという言葉にはゆるゆると首を振って。
彼女にとって、主からの叱責は当然の事ゆえに。
彼がいいづらそうにしている言葉には気付かないままにイレーナの手を離して、主へとそっと近づき。
――少年の、手を握ろうとして。]
……ぁ。
[ミハエルの極々小さな声は、人ではない彼女には確かに届いていて。
ぱちぱち、瞬いて……俯きがちな主の様子に、確かに気のせいではないと…理解、できて。]
よー、早速夜店で買い食いかね?良い子の諸君。
[とかいいつつ、祭り委員会の法被の上に毛布を羽織った姿じゃ全くさまにはならず。]
…っと、ティレーマンさんちのリディ?
あー、お前も帰ってたのかー。ふーん。
[某ミハ母との扱いとはえらい違い。]
[リディの言葉のコクコクと頷き]
………ん?門限…があるのか?
[そう言えば、日が落ちてから随分時間が経って。
ベアトリーチェにも門限があるらしく(小さい子なのだから当然なのだが)
過ぎた時間に気づき、あわあわと慌てはじめる。]
[ベアトリーチェの様子に見かねたユリアンが小さく笑うと
彼女を安心させるように頭を一撫で。]
[――それから、ベアトリーチェはユリアンに連れられて
その小さな手を青年とリディに振りつつ帰路へ……]
[青年はそれを見送りつつ通りを見るとそこには…]
………げっ…エーリッヒ…
[そのまま、主の手をきゅ、と握って。]
…私、知らなかったんです…。
こうやって、手を繋いでいれば…はぐれる事は、なかったんですね……。
[だから、もう、大丈夫です。と、柔らかく言葉を紡ぐ。]
[青年はどこからか取り出したハリセンを
また何処かへとしまいつつ]
……風邪をひいたのなら、大人しく寝てる
[と、エーリッヒに言い捨てる。]
や、門限はあるけど……おかーさんも多分宛にしてないし?
[門限破るのは毎年のことだから、とけらりと笑う。
言っていることは滅茶苦茶だが、此処は田舎で。
そして祭り中なのだから、大目に見てもらえるだろうし。
と、ひらりと手を振る青年の姿を視界に捉え、相手を認識すれば
毛布を被る姿に眉を寄せつつも挨拶。]
あ、エリにぃだー久しぶりー!
…って久しぶりに返ってきた勤勉学生に対して、
何だかスッゴイ冷たくない!?「ふーん」って何なの「ふーん」って!
いーもん、エリにぃにはイチゴパフェあげない。
[ぶーぶーと文句をつけつつ、大した事無い仕返し。
と続く言葉を聞けば、尚更眉を顰めた]
……イチゴパフェ、本当にあげないでおく。
風邪ひいてるなら、寝てればいーのに!
…せやねー。熱っぽいし、さっさと帰って寝る…。
[珍しく素直に殊勝な返事。]
…あ、アーベル……、鼻の頭にクリームついてっぞ。
……………
[その微笑に、届いてしまったと、理解した]
[右の手を取られ、――再び、瞬いて]
うるさい。
[何が煩いのだか、一言、呟く。
彼女の笑みを見ないように、額に当てていた、左の手を外して、手首に巻かれた時計に目を落とす]
……すっかり、遅くなってしまった。
全く。どうにかしなければ。地図は、どうなった?
[袖を戻し、乱れた髪を撫で付ける。紡ぐ言葉は、些か早口か]
後、手は繋がなくていい!
[不機嫌さを露にした声で言って、その手を振り払おうと]
[次いで、ミリィへと顔を向ける]
……今日の事は、他言無用だ。
[役目を忘れ、遊び呆けていた等、彼にとっては恥に違いなく。
最後に、漸くイレーネの存在に気付いて、何とも言えない表情]
……ああ。君も居たのか。
ユーディットに、協力してくれていたのか? ……助かった。
[述べる言葉に、等閑感は否めない]
意味のない門限…か
[悪びれないリディに苦笑しつつ、
最後のエーリッヒに向けた言葉に賛同しつつ]
[珍しくおとなしめなエーリッヒに
「…熱、高いんだな…」と思いつつも発言に1つ頷く。]
ああ、悪化したら祭り所じゃなくなるぞ…
……て、鼻?
[エーリッヒに指摘されて、自身の鼻に指を伸ばす]
[翡翠の瞳を向けられて、少女は、にこりと微笑んだ。そして、軽い足取りで、少年の前に歩み寄り、手にした花火の束を差し出す]
それじゃ、今夜の秘密の証拠を預けるわね、ミハエル。
だって折角の祭りで、久しぶりに帰ってきたのにさ。
門限に縛られるとかつまんないじゃん?
[苦笑を向けられても、さほど着にした様子を見せずに
えへへ、と言葉を返せば、エーリッヒの言葉に僅かに言葉が止まった]
……今は、イチゴでもブルーベリーでもなく
お粥派にした方がよさげ。
[最早パフェでもないけれど]
…すみません。
[謝罪は笑顔でするものではないのだが。そんな事は気にせずに。
しかし、地図はと問われれば、振り払われるままに手を離して、よれよれになったそれを苦心して伸ばして渡す。
不機嫌な事にはさすがに気付いているけれど、それでも笑みはどうしても零れてしまって。
なんだか、知らずに悪循環?]
…ん。どういたしまして…
二人とも、この土地には、慣れてないようだから。
[もそもそ。言い訳をそっと教えるように言うと]
…手は繋いだ方が良いよ?
ホント…お祭に、なれてないと、はぐれる人が、多いから…
毎年、人も、増えるけど…迷子も、増えてる…らしいし。
[事実を述べると、ポケットからメモとペン…出店の帳簿…を取り出した]
…えっと、どちらさんのお宅?
…祭り本番の日は…特に夜遅くまで催しがあるしな。
ある程度遅くなるのもしかた…ないのかな。
ただ、余り心配させないようにな。
[そう言ってリディの頭を撫でる
…余り遅くなるようなら送って行った方が良いのだろうか?]
[そう言えば、北の異国のデザートで
甘く煮たお粥を冷やしシナモンで香りづけしたものがあったなと思いだしつつ]
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