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[運ばれたメニューに鼻をくんと鳴らす。
何がどれだけ作られているのかまでは分からないが、種類の豊富さは聞き取れて。
凄いなぁ、と言う表情をしている]
軽度の毒キノコまでならいけるからにんじんぐらい楽勝だな
[とユリアンの問いにさらっといった言葉にはなんだか不穏な言葉も混じっているが、当人はあくまで自然にあっさりとブリジットに言葉が移り]
ほほう。そりゃよかった。人数いるから食べきれるのだろうが、等分にわけられたらきつかったしな。
そして後でお礼も言うかな
[先にお礼などというとありがたみも減るだろうに平然と口にする]
[項垂れるゲルダに、なーにやってんだ、と言わんばかりの視線を一瞬だけ投げ。
それから、目を逸らすクロエの方をじー、と]
……もしかして。
食えない?
[ブリジットが用意した料理の数に少し驚く]
ずいぶん作ったな。
言われるまでもなくちゃんと食うから安心しとけ。
[実際空腹なので嘘ではない]
…確かに二階から釣り糸垂れて…釣り上げるのはないよなぁ。
[横目でゼルギウスの方を伺いながら]
人狼の絵本?
そこに置いてあるやつか。
[手を伸ばしてぱらりと捲ってすぐに閉じる]
意味深な内容だな。
……お前もそれを言うか。
[似合わない、と言うのには既に諦めの表情]
そっか、それなら、ご飯食べたあとはゆっくり休みなね。
まー、家以外の場所でどんだけ寛げるかは分かんないけどさ。
[浮かぶ笑みに、こちらもまた微笑んで]
大丈夫、辛いのはなさそうだし。
あー…っと、カーラちゃんのぶん取り分けた方がいいのかな?
[ユリアンが戻ってきたのを見て、ロートスに戻るか?と視線を向ける]
ぬおっ。どした。ゲルダ。行儀が悪いぞ。
っていうかやけどしてないか?
[そうさせた原因が心配するように聞きつつ、湯気がなかったことやら反応を見るに熱くなかったのだろうと判断して。近くにブリジット用にか出されていたタオルを投げて渡した]
[何度か台所と広間を往復して、料理を全部テーブルに並べると]
あ。ちゃんとみんな「いただきます」って言って食べるの忘れないでね。
で、自警団の人も一緒にどうぞ。
[言いながら、自警団に顔を向けたが、苦笑と共に「申し訳ないが……」と返された]
ありゃま、残念。
まあまあ、後で隙を見つけてこっそり食べちゃってね。
そのときには、あらかた無くなっているかも知れませんが。にはは。
そうそう、軽度の毒キノコいけるなら……って。
[ゼルギウスの言葉に、最初は素で頷いて。
ちょっと、固まり]
……ちょ、ま。
そんなもん、食ってんの?
[ちょっとだけ引きつりながら、こう問いかけてみた]
あ、にんじんは平気だぜ。
セロリよりはましだ。
[ユリアンの問いにそう答える。
余計なことを言ったような気はするが]
そう思うだろ?
だから作らねーんだよ。
[ダーヴィッドの正直な反応に素直に返した]
まあ、婆もそこまで手の込んだものを多く作る方じゃないし。
水上生活してれば同じようなものなのかも。
ゲルダさん、大丈夫ですか?
[視線をそらした先にいたゼルギウスに答える。
タオルはすぐに飛んだのでゲルダには声だけをかけ]
……食べない、だけ。
[カルメンは当然、好き嫌いも知っていることだろう。
二人分の視線が痛かった]
うん、そうする。
[ダーヴィッドの言葉にゆっくりと頷いて。
取り分けた方がと言われると、少し考え込む]
んー……たべやすい、の、ほしい。
あと、ひじき。
[そこだけははっきりと告げた]
[クロエの料理は味が薄いらしいと頭に留める。
物足りないと思うかもなー、なんて思ったりもしつつ]
…人参。
居たとして、ロミちゃんくら……ぇ。
[ちょっと、クロエの方を見たけれど。
すぐに視線を逸らした。
誤魔化しあいはお互い様のようだ]
って、こっちはこっちで大変そうだな。火傷してないか?
[ゲルダの方へも視線を向けた]
[ダーヴィッドの問いに、鸚鵡はこきゅ、と首を傾げた後、来るる、と一鳴き。
それから、「もどるー」と言いつつ、色鮮やかな翼を羽ばたかせる]
……そうか、ハインさんはそれか苦手か。
[こちらはこちらで、返された言葉に、ぽそり、と呟いて]
食べないだけなら、大丈夫、だな?
[クロエには、にっこりと笑って見せた]
んー…好奇心が少し…つい煌びやかなキノコがあって、本でも見たことなかったら気になるだろう…というのは冗談として。
[ひきつりながら問うユリアンに冗談とも本気ともつかないような口調で言いつつ]
両親から一人で水に流れても大丈夫なようにとかで色々させられてなぁ…毒キノコ食って水をのんで、毒の濃度を減らして吐き出せば大丈夫だとかいうのを実戦経験させられたりして…
流民って大変なんだよなぁ
[過去を少し思い出して遠い目をしながら答えた]
あっ、ご飯できたですか?
[お茶のカップを両手に持ったまま振り返った。
ロミルダは賑やかになってきた周囲を見渡して、こてんと首をかしげる。
並べられる料理の邪魔にならないように、スケッチブックを足許に置いた]
[ユリアンの眼差しには気づいたらしく、ギッ、と音がせんばかりに睨みつけた。
が、それも一瞬。ある意味犯人たるゼルギウスを見上げるときには、眉をハの字にして、ちょっぴり目を潤ませて]
も〜……
ひどいですよ、フォーサイスさん。
これが紅茶じゃなかったり、火傷してたりしたら、慰謝料請求ものです。
[タオルを受け取り、立ち上がってカップを置く]
[ゼルギウスの毒キノコ発言はもう、誰かツッコムだろうとスルー]
ああ、うん。そうそれ、その絵本。
[テーブルの上に置きっぱなしの絵本をハインリヒに示し]
意味深も何も、お伽話なんだから、そのままっショ?
…あー、自分でも似合わない自覚はあるっぽいし、これ以上追い討ちはしないでおくよ?
[いじけるゼルギウスを見ても、やはりスルー。
ハインリヒに、頷きを見せ]
だろうねぃ。だから俺も作る側に回んなかったし。
クーリェ、ニンジン、にがて。
ハーリ、セロリ、にがて。
カーラ、からい、にがて。
[別段他意無く呟いた。
きっちりと認識されました]
[視線が落ち着かないように見えるダーヴィッドにも、ちょっとじー、と視線向けてみてから]
いや、それ、どんな好奇心。
っつうか、そこまでするのか、流民って……。
[ゼルギウスに突っ込みをいれ。
遠い目で語られる過去話に、妙に感心したような声を上げてみたり]
─集会所・2階個室─
これでよし、と。
[集会所からしばらく戻れなさそうな事とお土産付きで帰るから心配しないで、という旨をしたためた手紙を手に、宙を仰ぎ見て]
えーと、出歩いちゃいけなかったんだっけ?
ま、自衛団のお兄さんに頼めば届けてくれるでしょ。
[手紙をひらひらとさせながら、階下に降りていく]
人参は栄養たっぷりなんですから、食べないと駄目ですよ?
ロミルダちゃんを見習わなくっちゃ。
[好き嫌いのあるらしき面々に目をやり、小首を傾げてみせる]
温くなっていたから、平気です。
御心配ありがとうございます、ダーヴさん。
[ダーヴィッドへと向ける口調は先程とは異なって、穏やかなもの]
でも、さすがに着替えて来ないと、かな。
[膝から下はすっかり濡れている。
タオルで拭っても、張り付く布は気持ち悪いもので]
[ダーヴィッドとは一瞬視線を交わし。
カルメンに肩の辺りを撫でられる]
いや、その。
残しちゃいけないから僕は取らないよ。うん。
[ユリアンの方は見ない。見れない]
僕は人参には嫌われてるし。
ノイマンさんも御心配感謝です。
でも、まずは目の前の敵を片付けるほうが先みたいですね。
[カルメンがクロエに手を伸ばすさまを見て、くすくすと笑う]
おー。すまんすまん。
だって俺その人の名前も容姿も知らないし。結局情報をあたるとそれしかなかったもんだからさぁ
[眉をハの字で目を潤ませても少し悪かったかと思いつつも、やっぱり悪びれた様子もなく]
ぇー。俺もう初めから判決は敗北決定?まあそうなってたらなんとかするさ。うん
[なんてひどいことにならなかったからか。気楽にいう]
[色々と、心のメモに記載しつつ。
食べれるですよ、というロミルダの言葉にそっか、と笑った]
ロミっ子は偉いな、うんうん。
「えらい、ねー」
[鸚鵡も一緒になって言っていたり。
ゲルダが睨んでいたのには気づいていたけれど。
今の空気を壊したくない、という思い他あれこれがあり、気づかぬふりで流しておいた]
食べやすいもの、ね。
おっけ。ちょっと待ってねー。
[さして量を食べるとは思えず。
食べやすいもの筆頭のサンドイッチとひじきを中心に取り分けて。
ついでに自分のものもまた別の皿に取り分け。
カルメンがクロエを撫でるようなら、その後で機を見てお皿を渡そうと]
ああ、ロミちゃんは人参食べれるんだ。凄いね。
[飛び交う会話の中から声を拾って、褒めておく]
もう。
エーリッヒ=クライバー先生です。
次からは、名前で呼んでくださいね?
[拗ねた素振りをしながら、ゼルギウスに返す。
名前以外を伝えることはしない。
先の涙は引っ込み、ユリアンに見せた不機嫌さも掻き消えて]
あは。
ロートスも、そう思うよねえ。
[同意する鸚鵡に向けて笑む]
─集会所・広間─
[階下に降り、控えていた自衛団員に声をかける。
やはり出歩くのは…と難色を示され内心ため息をつきつつ、必ず手紙は届ける、といわれれば笑顔で礼を言い。]
ん、なんか良い匂い?
って、あー…ご飯作ってもらっちゃったんだ。
なんか悪いなぁ。
野菜、おいしいですよー。
[嫌いだと挙げられる名前に、こてんと首を傾げる
ロミルダにも嫌いなものがないわけではないけれど]
えへへ。
[あちこちから褒められたらしいので、にこにこと笑った]
どんなっていうと具体的にいうとだな。水に流されて半月ぐらい誰にも会わなかったりしたとき…とかかな。
…流民ってあっちいったりこっちいったりと気楽そうに見えるだろうが、大変なんだよ。急に家族が増えたり。いつのまにかはぐれてたり
[突っ込みに答えつつも、なんだか間違った流民の印象を植え付ける。しかし当人にとっては本当であって、感心したような声には鷹揚に頷き]
…大変なことあったけど、そのおかげで助かったこともある
熱いうちじゃなくて良かった。
せ、セロリは食べられますからっ。
[笑うゲルダに、へにょりと下がった眉で抗議する]
…うん、食べよう。
僕の分はカルにあげるよ。
[何度も頷く。天使を見るようにカルメンを見た]
……ゲルダは何を慌ててるんだ?
[外でのことなど知らないからその様子は不思議に思えた。
そして料理を少し取り分けて食べ始める]
ん、やっぱちゃんとした料理は旨いわな。
[普段どんな食事かは先の話から知れるだろうが]
ただの御伽噺ならいいんだがな。
うん、作る側に行かなかったのは正解、だな。
[頷いて。
カルメンが呟くのと先程のユリアンの言葉に、今後の食事が不安になったとか]
ニンジンに嫌われてんのかよっ!
[こちらを見ないクロエに突っ込み一つ。
それから、やれやれ、と一つ息を吐く]
ま、無理にとは言わねぇけど。
気が向いたら、好かれる努力してみろよー。
ニンジンとオレンジのゼリー、俺の自信作だからさっ。
[カルメンの呟きが聞こえ、該当者二名を憐れんだ。
ちら、と、ユリアンの方を向いたなら視線が合ったので。
思わず、唇を舐めてから]
や、俺は好き嫌い無いからね。
その辺は安心してくれてよかですよ、ユリアンさん?
[ぐだぐだな口調に、敬称をつけて名前を呼んだ]
さて、と。
それでは、一端、失礼しますね。
皆様はどうぞ、ごゆっくり。
[ぺこりと一礼すると向きを変え]
あ、ローザさん。……お疲れ様です。
[含むもののある労いの台詞は、きっと、ゼルギウスの面倒を見ていたことに関して]
ふむ。知識が豊富で聡明で優しいらしい人は、エーリッヒさんっていうのか。
[ここまでくるとわざとと思われそうだが
名前だけで容姿がさっぱりじゃないかと内心思ってるため此度のは無自覚であって]
冷める前に食うか。ぁー…揃うまで待ったほうがいいんだっけ
[家庭内実力者…という態のブリジットをみつつ、とりあえず自分の分をととりわける。
釣った魚よりも野菜系が多いのは貴重さと胃の具合である]
ロミちゃんはきっと人参に好かれているんだね。
うん、良いことだよ。
[自分の分には香り和えと豆腐蒸し、ひじきをまず取り分ける]
ブリジットさんとユーリが作ってくれたんですよ。
[入ってきたローザに顔を向けた]
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