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─中央エリア/四階建てビル・一階広間─
[『遊戯』の会場となった隔離されたエリア。ゴーストタウンと化した都市のほぼ中央にある四階建てのビルの中を、勝手知ったるが如くに歩み進め。一階にある広間へと足を踏み入れた]
……流石にまだ集まっては居ないかしら。
どのような者が集まるのかしらね。
[広間の片隅にある端末に指を滑らせ操作すると、口許の朱が弧を描いた。簡単に目を通し、今あるデータを自分の端末へと転送させる]
………しばらくは、暇潰しが必要かしら。
話し相手も居ないのは、手持ち無沙汰ですわ。
[広間の端末から鶸色を外すと、カツリと言うヒールの音は広間から遠ざかって行った]
5人目、野槌の娘 ロミ がやってきました。
――とある街の外れ・臨時試合会場――
[巨人の足音のようだ、と、遠くから聞いた者は思ったかもしれない。
実際、それと同等の破壊力は有しているであろう。
地面に減り込む槌。ひび割れ、隆起し、陥没する地面。
さながら大地震に見舞われたが如く、『会場』と銘打たれていた空間そのものが、注がれたエネルギーにより変化し続けていた]
これで――トドメだぁっ!!
[高い声が叫ぶと同時、一際重い槌の音が会場に響いた。
余韻が消えれば、静寂が空間を支配する。
戦いの余波に舞った土煙が、少しずつ晴れてゆき――そして、そこにただ一人立っていたのは]
『――勝者! ロミ=メーベルト!』
[審判が片手を挙げ宣言すると同時、周囲を囲む観客たちが一斉に沸いた]
やったー! 勝っただよー!
[赤いフレアスカートの裾を揺らし、ぴょんぴょん跳ねて喜びを露わにするのは、10代もようやく半ばに差しかかった頃と思われる少女。
訛りのあるのんびりとした口調が、田舎娘の風情を醸し出す。
しかしその彼女が両手で掲げ持っているのは、大の男が両足を踏ん張ってようやく持ち上げられるかどうかという、巨大な鉄槌であった]
『くそ……化け物かよ、こいつ』
[対戦相手であり敗北者である男の言葉が聞こえているのか否か、娘は軽い足取りでバトルフィールドを後にする。
後には呆気に取られた様子の男と、滅茶苦茶に破壊された試合会場だけが残された]
――とある街・宿――
[与えられた宿泊施設に辿り着き個室に入ると、流石に試合会場からずっと纏わりついてきた喧騒とも離れられた。
娘は通信機を取り出すと、己の属する『組織』――"フェー"の番号を呼び出した]
――ああ。オラの気持ちは変わってねえ。
明日の朝になったら会場に向かうよ。
取り分? いつもと同じ配分で構わねえだよ。
それだって、オラの望みにゃお釣りが来るもの。
[訛り口調は普段と変わらないが、しかし表情は真剣そのものであった。
それは『組織』の手駒でしかなかった彼女が、初めて自らの意志で参加を決意した仕事。
それはバトルイベントで名を上げていた『組織』が、唯一参加に難色を示した仕事]
『遊戯』で優勝したら――そうさねぇ……
[しかし少女は、遠くに明るい未来を夢見ているかのように、静かに目を細めるのであった]
――――――
■名前:ロミ=メーベルト(Romi=Mebert)
■年齢:10代半ば
■通り名:野槌の娘(Erde Maedchen/エァデ・メートヒェン)
■武装:全長1mほどの鉄槌
■スタイル:近距離の武器戦闘メイン。特殊能力により中距離対応。
■特殊能力:土・岩石を操る(形状変化等)
■その他情報:
辺境の農家の生まれだが、異能に目を留めた"フェー(妖精)"という組織により引き取られ教育を施される。
"フェー"はバトルイベントの興行により利益を得ている組織であり、また賞金や知名度を目当てに他所のバトルイベントにも積極的に所属員を参加させていた。
しかし今回の『遊戯』に限っては、ロミが自ら参加を希望した。
――――――
─中央エリア・屋外─
[ばさ、と響くのは大気を打つ音。
アンバランスな片翼の鴉は、見た目よりも安定した動きでふわり、と人気のない大通りに降り立つ]
……さぁて、と。
来たはいいが、ここは……なんとも。
[ぐるり、見回す。
常盤緑の瞳に宿るのは、愉しげないろ]
中々に。
趣向を凝らしたステージであるよーで。
[呑気な口調で呟いた後、ふらり、当てもなく歩き出す。
一歩を踏み出した時には、黒の片翼はどこにもなかった]
――中央エリア・四階建てビル前――
ほええ……でっかい会場だな……
[大きな瞳を更に丸く大きくしながら、娘は廃墟の街を歩いていた。
中央の都市は勿論のこと、周囲の草原や湿地までもが結界の内部に取り込まれているらしい。
それだけの規模の結界を張る資金と技術力に、改めてこの『遊戯』を主催する組織の大きさを感じさせられた]
……か、関係ねえだよ。オラは賞金もらってさっさとオサラバするだけだもの。
[口ではそう言いつつも、背筋に冷たいものを感じた気がしてぶるりと体を震わせ。
気を取り直すように、首を振って歩き出す]
それにしても……誰にも会わねえだな。
こんならオラの村の方がよっぽど賑やかだぞ。
[独り言ちているうち、眼前に最初の集合場所として指示された、四階建てのビルが現れた]
─中央エリア・四階建てビル近辺─
……っと。
[傍目、のんびりと進んでいた歩みが、ふと止まる。
集合場所として指定されたビルが目に入ったから、というのが理由の一つだが]
あれは……どっかで見たような?
[その前に見える姿に。
左右アンバランスな瞳が数度、記憶を辿るように瞬いた]
――中央エリア・ビル近辺――
ん?
[翼の音――鳥か、クリーチャーか、はたまた別の何かかはわからなかったが――を探すようにきょろきょろしていた所に、人の声が聞こえた気がした。
肩に担いだ鉄槌の柄を両手で握り締め、くるりと声の方へ振り返る]
そこ……誰か、居るだか?
――参加者の人、だかいね?
[警戒しているのかいないのか、のんびりとした口調で訊ねて、首を傾げた]
─中央エリア・ビル近辺─
俺が思うに。
ここには参加者以外はいないんじゃないんかねぇ?
[向けられる問い。
こちらも、傍目警戒の素振りなどは見せずに止めた歩みを進め]
……ヒトガタしたモノ、に限定しないんなら、他にもいそうな気配はするが。
[口調は軽いままで言いながら、一定の距離を保ったところで足を止めた]
─中央ビル・屋上─
[二階へと上がり自室となる部屋を確保した後、三・四階には寄らずにそのまま屋上へと出る。ビルの出入り口側の縁へと腰かけ、脚を宙に垂らした]
……集まり始めたかしらねぇ。
[『舞台』へと足を踏み入れた者が居ることは、先程広間の端末から知ることが出来た。このビルへと集まって来るのも時間の問題だろう]
愉しませてくれると良いのですけれど。
[チリン、と人差し指がガーネットのイヤリングを弾く。鶸色は眼下へと注がれていた]
んー。そーかあー。
いやぁ、こういう静かな所が会場ってのは初めてでねぇ。
ちっとばかしびっくりしてたんだけども。
[相手が足を止めた距離。
自分もそれ以上踏み込むつもりはなく、立ち話というには微妙な距離感から答える]
ああ。クリーチャーとかいう奴だね。
さっきもなんか、その辺を飛んでた気がするけど。
見なかったかね、ええと……
[呼び掛けようとしてはたと気付く。
自分は相手の名前を知らない事を。
つまり、相手の手の内を知らない事を]
…………っ
[首を傾けた笑顔の、唇の端が少しだけぴくっとした]
[遠くない場所から感じる気配。
反応するよにきょと、と動く、右の瞳。
それでも、左の常磐緑は、僅かに笑顔を引きつらせる少女の方へとむいたまま]
普通の『イベント』とは、趣向が違うんだろ。
俺も、参加するのは初めてだけど。
って、飛んでた?
ここには飛んできたが、特に何かに出くわしちゃいないな。
[何でもない事のよにさらりと告げて]
どーかしたかい、Erde Maedchen?
[それから、面白がるよに相手の通り名を口にする。
直接対峙した事こそないが。
気まぐれに見物していたバトルイベントで、その姿を見た事は幾度かあった]
[青年の片側だけの眼の動き。
釣られかけて、慌てて視線を戻す]
あー、そうなのか。飛んで来たお前さんが言うなら、確かにそうなんだろうねえ。
って……飛んで来た?
[普通に頷き掛けた首が動きを止める。
そういえば、彼の右眼。改めてみればその瞳は――]
あー、そうか。あんたそういう……
[相手の正体のヒント程度には辿り着いた所で、呼ばれたのは己の二つ名]
んあ? それはオラの……
って、なんで知ってるだ!
[なんでも何も、己の組織が名を売ったのだから当然であるが。
相手の面白がるような口調に何かが負けた気がした]
[何かに気づいたらしき少女の様子に、僅かに浮かべるのは、笑み。
それでも、鴉は自ら名乗る事はせず]
なんで、も何も。
あれだけ派手に売り出してりゃ、幾らでも耳に飛び込んでくるさ。
情報って、大事よ? 表でも裏でも。
[やっぱり面白そうだった]
そりゃ、その通り、だけんども……っ!
[じり、と後退る娘の顔は赤かった。
自分は対戦カードを組むのも相手の分析も『組織』に任せっきりで、言わば『組織』のシナリオ通りに戦っているようなものだったから。
しかし今は、相手を選ぶ事も不可能なら、相手の情報を得る『組織』の力も借りられない]
も、もうそんなのオラには関係ねえ!
この大会で優勝したら足洗うんだからな!
[適当な間合いを取った所で駆け出した。
向かう先には、四階建てのビル。
あそこの端末を使えば、対戦相手の情報を得られるのだと、何処かで説明があった気が*したから*]
─中央ビル・屋上─
あらあら、随分と幼い子が来ましたわね。
[ビルへと駆けて来る小さな姿。クス、と言う笑いはそよ風に紛れる]
どこかの組織に属する子だったかしら。
”誰か”が見ていた気がするのだけれど……後で端末で確認しておきましょう。
[鶸色で駆ける姿を追いかけながら、少し奇妙な言い回しで呟いた]
……おやま。
[じり、と後ずさり、駆け出していく姿に軽く、頭を掻く]
……足洗う、ねぇ。
勝ち抜きなんぞしたら、返って抜けられなくなるよーな気もするんだが。
[『遊戯突破者』の肩書きにはかなりの値がつくはず、というのは察しがつくから、ぽつり、こんな事を呟くも]
ま、俺の突っ込むところじゃない、か。
[思考はあっさりと投げ捨て、それから、視線を上へと上げ。
鴉もまた、ゆっくりとした足取りで、ビルの方へと向かった]
─中央ビル・屋上─
[少女を見遣ってから、その駆けて来た先へと視線を向ける。離れていたにも関わらず、瞳が合ったように思えて、鶸色を瞬かせた]
あら、気付かれたかしら。
[特に隠れているわけでも、気配を消していた訳でも無い。ビルの屋上に人影があることは容易に知れたことだろう。それを解って居ながら、そんな言葉を呟き右手を軽く頬へとあてた]
彼はどなたかしらねぇ。
[手に取るのは端末。ここまで来ていると言うことは、先程転送したデータの中に記載されている可能性が高い。指先で端末を弄る度に、ピ、と言う電子音が鳴る。目的のものを見つけて、口許の朱が持ち上がるのだった]
─中央エリア・ビル前─
……で。
どうしたもんか。
[小さく呟き、視線を再び上へ。
そこに誰かいるのは気づいていたが。
『挨拶』をするかどうかは、悩む所だった]
後で、嫌でもあう事にはなるんだろーけど、ねぇ。
[小さく呟く。
左右アンバランスな瞳に宿るのは、思案のいろ]
─中央ビル・屋上─
[端末に視線を落としながら、顔の横へと垂れて来た髪を掬い上げる。その際に指がガーネットのイヤリングへとぶつかり、リン、と言う音を奏でイヤリングが耳朶から外れてしまう]
あ……。
いやだわ、緩んでいたのかしら。
[イヤリングの無くなった耳朶に触れながら、軽く眉根を寄せた。外れたイヤリングは一度縁に落ちて転がり、その後に重力に従い地上目がけて落ちて行く。鶸色でそれを追うと、ビルの前に先程の人物が居ることに気付いた]
…拾ってくれるような心優しい人だと嬉しいのだけれど。
[小さなイヤリングが落ちて来ていることに気付いているかも怪しいかもしれないが]
……と。
[さてどうするか、と思っていた矢先。
右の瞳が捉えたのは、煌めきながら落ちてくる小さなもの]
……見てみぬふりをするか、口実にするか。
さて、どっちが面白い、か。
[何やら奇妙な基準の選択肢を呟きつつ、一歩を踏み出す。
落下地点まではやや距離があったが、移動に差し障る距離ではなく、煌めきの元は手の内へ]
一応。拾い物は、届けておく、か。
[小さな声で呟いた後、ゆらり、と広がるのは黒の片翼。
一見すると不安定なそれは、確りと大気の流れを捉え、鴉は上へ]
─中央ビル・屋上─
[落下した先に青年は動き。しばしの後に宙を舞い目の前へと現れる。はたりと瞬いたのは鶸色]
まぁ、わざわざありがとうございますわ。
拾いに降りようと思っていたところでしたの。
[かけられた言葉に表情は微笑みへと。羽ばたきで動いた空気に合わせ、ドレスの裾がハタハタとひらめいた。右手がイヤリングを受け取ろうと青年へと向けられる。その間にも鶸色は、青年の異眸と背の片翼へと刹那向く]
─中央ビル・屋上─
[屋上にいた、ある意味場にそぐわないとも思える姿に常磐緑は僅かに細められるものの、それは一瞬の事]
俺が『鴉』でよかったですねぇ。
でなかったら、光物に気づかなかった。
[冗談めかして言いつつ、向けられた手の上に、イヤリングを落とす。
左の瞳はどこかのほほん、としているが。
右の瞳、縦の瞳孔の奥には僅かに険しさが宿る]
─中央ビル・屋上─
鴉は光物が好きと言いますものね。
本当に、感謝致しますわ。
[紡がれた言葉にクスリと笑い。掌に落とされたイヤリングはそのまま耳朶へと戻された。その動きに合わせ、ブレスレットがシャラリと鳴る]
ここにいらっしゃると言うことは、『鴉』さんも参加なさるのですわね。
よろしく……と言うのも可笑しい話かしら。
[軽く首を傾がせ、青年を見遣った。その所作に警戒の色は見えない]
─中央ビル・屋上─
[イヤリングが持ち主の手に戻ると、やや離れた場所へと舞い降りる。
羽ばたき一つ、片翼は消えた]
そりゃ、ま。
名高き『総帥』閣下の御招きを、無碍にするわけにもいかないでしょ?
[軽い口調で言いつつ、肩を竦める]
……この先を考えると、よろしくというのもどうかとは思いますが。
始まる前から不必要にぎすぎすしてても、ねぇ。
疲れるだけでしょ。
─中央ビル・屋上─
貴方は招かれましたのね。
『総帥』から御招き頂いたとしても、怖気付く方もいらっしゃいますもの。
貴方はそうではないようですけれど。
[宙へ投げ出していた脚を縁へと戻し、離れた場所へと舞い降りる様を見詰める。肩を竦める様子には、言葉を返しながら小さく笑んだ]
それは尤もなことですわね。
必要以上に慣れ合うつもりもありませんけれど。
─中央ビル・屋上─
片翼の鴉に、何を期待してるかは、知りゃしませんが。
二度呼ばれるとは限らないんだから、乗らない手はないかな、と。
[軽い言葉はどこまで本意か。
表層からは読み取り難く]
馴れ合った挙句に戦えなくて不戦敗、なんてのは。
見世物としては面白いだろうけど、ここじゃ不要だろうし。
何よりやってて面白くないですからねぇ。
─中央ビル・屋上─
期待に値するものを持つため、でしょう。
わたくしも、貴方には興味がありますわ、『黒耀鴉』。
[呼んだのは相手の通り名。愉しげに朱は弧を描く]
勿論、ここに集まる方々全てに興味があるのですけれどね。
戦わずして勝敗が決まるのは、この『遊戯』の本意とするところではないでしょうし。
主催者がどう思うかは分かりませんけれど。
そのように情に流されると言うことは、ここには必要無いものですわ。
[屋上の縁から中央側へと向けて歩を進める。鳴り響くのは床をヒールが踏みつける音。青年と一定の距離を開けて立ち止まると、流し見るように鶸色を相手へと向けた]
貴方にはその心配は無用のようですわね、安心致しましたわ。
[軽く握られた手が口許へとあてられ、クスリと笑みが零れる]
─中央ビル・屋上─
[通り名を呼ばれ、ふ、と掠めたのは笑み]
さて、一体どんな興味なのやら。
御期待に沿えればいいんですけどねぇ。
[口調はどこまでも軽く冗談めかして。
屋上の中央部へと進む動きを、常磐緑で追う]
流されるような情がないだけ、かも知れませんけど、ね?
[けらり、と笑った後、常磐緑は空へと向いた]
……さて、んじゃ、落し物も届けた事だし。
他の参加者が集まるまで、も少しそこらを見て回りますか。
じゃ、また、後ほど。
[軽い調子は崩す事無く告げた直後。
鴉の姿はふわ、とその場から*掻き消えた*]
─中央ビル・屋上─
ここに居ての興味と言えば、限られているのではなくて?
[軽く冗談めいた疑問のような言葉には、問い返すように言葉を紡ぎ。流されるような情が無いと聞けば、口許に手をあてたまま小さく笑った]
裏の仕事をするのでしたら、情は無い方が仕事がしやすいでしょうから。
貴方らしいと言えばらしいのかもしれませんわね。
ええ、届けて頂き感謝致しますわ。
また後程。
[去ろうとする言葉に返し、その姿が掻き消えるのを見る。ゆるりと、鶸色が瞬いた]
……飛行能力にテレポート。
奇襲にはうってつけの能力、かしら?
[分析するように言葉を紡ぐ。そんなオクタヴィアもまた、その身を足元の影へと沈ませ、その場から消えて行くの*だった*]
6人目、紅雨 ローザ がやってきました。
[今より昔、或るひとが世界の片隅に創った小さな都。
そこは住人の風貌こそ様々であれ、かつての東洋の島国とよく似た文化を持っていた。
それは『組織』ではなく、あくまで『都市』。
既に世界を牛耳っていた彼の組織にも従属こそせねど、表立って反抗を示すこともない。
それ故にか他に理由があるのか、ともあれ小さな異質は摘まれることもなく、未だ存在し続けていた。
そうして娘の日常は、そんな場所で営まれていた]
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