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[悲鳴のよな問いに返る答えはなく。
機鋼の魔から零れた声に、その傍らにあるはずの心竜がおらぬ事にようやく気付いた]
ノイ殿…はお見かけしておりませぬ。
そなたも、逸れられ―…
[蒼白で途切れそな呟きは、バツの悪そな様子に途切れて。
去ろうとする背に手を伸ばすも、くらりと眩暈がして手は届かず]
[広間に入ってくる見慣れぬ男]
んあ?
確かにティーパーティらしいが…そちらさんは招かれた口?
いや、察するっつーことは知らずに来てるか。
[どーも、と軽く挨拶だけし。同じ力を繰るらしい青年に]
普段から危ねー仕事は舞い込んでくるからな。
お蔭で身体だけは丈夫になったよ。
[けらけらと他人事のように笑う。続く言葉に頷いたところで、隣の少年を庇うような動きに一度瞳を瞬いた]
ん、なに、知り合い?
[ただの知り合いでは無さそうだが、浮かんだ疑問を口にした]
[良かった、
と安堵でいっとき表情が緩んだが、ミハエルはまたいつもの仏頂面をして枝から降りた。]
クレメンス……?
あいつが沸いているのか。全く迷惑な奴だ。
まだ遭遇していないだろうな?
見つけても他人のふりをしろ。
……待て。
此処へは、それほど沢山のものが居るのか?
というか、此処は一体……
……。
……いや、この姿については私にも分からない。
[すたすたと、気配追うよに広間へ向かう。
前方に、あんまり見たくなかった姿を認めるのと、広間からその名を呼ぶ声が上がるのは、どちらが早かったか]
……ていうか、こんなとこで何してやがる。
[なんでかんで、一番気になっていた事がいの一に口をついた]
……だろうね。
個としての存在はともかく、
属としてだけ言うのなら、
君にも僕にも、遠くも近しいと言えるだろう。
[仔竜に答える間は歩みを止め]
[頽れる聖獣の姿に眉を寄せる]
……、……僕に出来る事は。
[触れるも得策ではないと思ったか距離を保ち訊ねる]
[にこやかな笑顔のまま、肩をすくめる]
そんなに警戒なさらないでください。別にあなた方に害を加えに来たわけではないですよ?
たまたま、散歩していたら、この館を見つけて懐かしい方々の気配に引き寄せられたというだけのことです。
…あぁ、ひさしぶ…
りー…。
[いつか見たような風の人たちとかに挨拶しつつ、
また見覚えのあるオッサンの姿に思わずフォークも止まったり。]
[魔の青年の答えに、自身のそれと対なる属のものがいる、と改めて感じ取り。
続いた問いに、保護者と彼とを見比べて]
……いたそうなの。
それ、なんとかしないと。
ナタ・リェ、傷、見るの、ダメだから。
うん、まだ会ってないよ。
他人の振り…。
[難しい、と小さく唸りつつ]
ええとね、ここはお茶会の会場で。ハーヴェイ様とか、他の王の皆様がいらっしゃって。
それでオトフリートさんとか、ナタ・リェさんとかもいて。さっきティルみたいなリックさんとか、シュリセルのユリアンとかも来て。何故かベアトリーチェも居て。ハインリヒさんはヘルガさんに潰されてて…。
[段々自分でも混乱してきました]
ミハエルさん自身にも分からないの?
時空の乱れの影響なのかなぁ。
[何となく懐かしそうに、そしてどこか楽しそうにミハエルの姿を見た]
[オトフリートの言葉に、眉を下げる]
信用がないですねえ。まあ無理もありませんが。
しかし、考えてもみてください。ここで私が、何か事を起こす必要がありますか?
嗚呼、すみませ…
[零れた声は弱く、掠れて消える。
再び慌てるセレスに、大丈夫と腕に軽く力を込めて、ふるると首を振って意識を保つ]
……詳しい事は、セレスが。
恐らくはオト殿よりも……
[足を止めた機魔殿に囁くよに告げて、保たれた距離に感謝の眼差しを投げた。なれど、直視は出来ずに瞳が揺れる]
いえ、少し眩暈がしただけゆえ、大丈夫。
……出来れば、手当てを受けていただくが一番ですが…
[広間に視線を投げ、今は無理やもと呟く]
[ハインリヒに問われれば、かなり渋い顔で]
ええ、まあ、知り合いだよ。
……あんまり会いたくはなかったけど。
[今現在シュリセルにいる人畜無害の「クレメンス神父」なら
ここまで警戒はしないけれども。
どう見ても目の前の人物は、あのクレメンスで]
本当だよ。「散歩」とか疑わしいにも程があるよ。
[オトフリートに同調した。思いきり]
私が、この世に望むのは、混沌と多様な変化。
しかるに、この場所は……
まさに混沌と、多様性の坩堝です、わざわざ私が何もしなくてもね。
[にっこり]
……一応、傷口は塞いだのだけれどね。
[鋼と化す事を塞ぐと言えれば、だが。]
ともかく。
手当てを最優先にするとしようか。
僕も、如何せん、気怠い。
[失った血が如何程かは己も知らないが]
[緋色に染まった外套を見れば予想はつく]
[紅茶を片手にゆっくり考え事をしていればなにやらすっかり騒がしくなった様子に軽く首をひねる。
欠伸一つ噛み殺してクッキーを一つまみ]
…何だ何だ。
ずいぶん騒がしいな……。
[のんびり出来るとは思っていなかったが、なにやらお取り込み中の様子に少し不機嫌そうに]
俺に信用されてたら、それこそ奇跡と思っとけ。
[言い切った]
……ま、確かに、何かする必然はなかろうが……。
あんたは、必然がない時ほど物事引っ掻き回すから、タチ悪りぃ。
とはいえ、今は水掛け論で論じてる場合じゃねぇが。
王?ベアトリーチェ?シュリセルの面々?で、お茶会?
……とにかく、危険な場所では無いのだな。
強制的に空間を飛ばされたんだ。何かあってもおかしくはあるまい……それに、最近人間界は暑かっただろう。あれは堪える……なんだその目は。
…あまり関係のよろしくないお知り合いのようで。
[ユリアンの言葉やオトフリートの物言いからそれは直ぐに理解出来て。かと言って自分に何か出来るわけでも無いので静観の構え]
ま、普通じゃねぇのは確かだよな。
ここに来てるってことは。
[件の男自身からもただならぬ気配は感じ取っていて。”変なこと”に加え、厄介なことにならなきゃ良いが、と思いつつ空いているソファーに腰掛けた。その辺りでようやく部屋の隅に隠れていた風も周囲へと戻ってくるか]
[ぎゅう、と。縋りつく手に力を入れる。
縋りつく、というよりは、支えようとするように]
うん、白もふさんに、ちゃんと治してもらって。
[歩き出す青年の背には、こんな言葉を投げかけた]
……で、だ。
[広間まで辿り着くと騒然とする室内を片側の青で眺め]
“虚のいとし子”、済まないが、
君の連れの気分を悪くさせてしまったようだ。
此方に、何かしらの治療を受けられる場所はあるかな。
[挨拶も無しに見知らぬ魔と言葉を交わす竜に問うた]
[次いで、注目を集めている壮年の男に眼差しを映す]
はっはっは、確かに信用されていたら奇跡ですねえ。
いや、オトフリート、あなたの元気そうな様子が見られただけでも、ここに来た甲斐があったというものですよ。
……って。
[呼びかける声にそちらを振り返る。
きょとり、異眸が瞬いて]
君まで来てたんですか……って、また派手な事に……。
設備があるかはわからんな、俺もこの中は把握しとらんし。
取りあえず、相方、治癒を。
[肩に止まる白梟を見やりつつ答える。
言葉に応じ、白梟はばさり、羽ばたいて青年の傍へと]
塞いでは…
[小さく繰り返し、無意識に視線が今は無き手へと向かう。
はっと逸らした為、再び引きとめるは敵わず。
緋色に染まった外套が翻るのに、再びの眩暈を感じて目を閉じた]
[にゅ]
[唐突に前振りなく。時空王様、虚空から広間に逆さまで登場]
こんばんわー。ご機嫌いかが?
[逆さまに浮遊しつつ浮かべるのは胡散臭い笑顔
そして、んー、と顎に指を当て一同の顔を見回していたが、ピッとセレスを指差し]
ふむ、キミか。今回の原因は
駄目だぞー、こんなやんちゃしちゃー
[そう言ってセレスの頭にデコピン]
[んっ? 人の事言えるのか? そんなもの知りませんわ]
んと、うん。クレメンスさんが居る以外は安全なはず。
王が集われてるから、酷い事態とかは…。
…普通起きないだろうし。
[一瞬間が開いたのは、多分最前の声と波動のせい]
あ、やっぱり私と一緒なんだね。
招待状貰った人もいるんだって。多分王の皆様だと思うんだけど。
うん、街の人もこれからまだ暑くなりそうとか言ってたし。
えっ、あ、何でもないよ!
ちょっと懐かしいなぁって、そう思っただけ。
[誤魔化すような笑いを浮かべて手を振って]
その姿だと可愛いとか、思ってないよ。
[クレメンスの言い草に、溜息をつく。
その溜息とともに、抑えきれなかったのだろうか
風が一陣、辺りを駆け巡り、広間のカーテンをはためかせた]
[縋る手は支える手となっていて。
彼の仔の投げる声に、嗚呼と小さく吐息を零して目を開ける]
そう…でした。
どうなっているかはわかりませぬが、あちらには白梟殿もいらっしゃる……。
なれば、あちらに向かわれるが良いのやも知れませぬの。
[開口一番治療要求などとは知らぬまま、微かに目を細めて。
膝を付いた足に力を入れる]
セレス。
すみませぬが、少し支えていただけますか…?
[以前と違い、天聖の気で本性を隠していないためか、奇妙に浮かれた精神の魔の気は、場の空気まで、浮かれたものに変えたかもしれない。ある意味、酒の酔いにも似た高揚や酩酊を、感受性の強い者なら感じるだろう。
それを不快と感じるか否かは、それぞれの属性、或いは性格次第]
うん。
[支えて、との言葉に、こくん、と頷く]
ナタ・リェも、無理しちゃ、ダメ。ね?
[じぃ、と見つめつつ言って。
その後に向かった広間で、デコピンされるなんて、その時はまだ*さすがに予想外*]
……好きにしろ。
[ミハエルは不機嫌極まりないといった様子で目を伏せた]
そんなことはどうでも良い。
大体、お前は何故また……。
機鋼界へ吹き飛ばされただけではまだ飽き足らないと言うのか。それとも人間界へ居たくないのか?
[妙に浮かれた心魔の様子に、やれやれ、とため息をつく。
それから、自身と同じ属を司る精霊王──ある意味では、自分の『生まれる』切欠となった者が現れたのを見やり。
……今後の行く先に妙な不安を感じて、*ため息一つ*]
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