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……ん?
[扉の向こうから聞こえた声と物音に振り返る。
覚えのある、声]
……まさか……な。
[低く呟いて。
タオルを肩にかけたまま音もなく扉に近寄り、仕掛けた風閂を外して]
……開けたら、直撃か。
[妙に、冷静な判断]
! アーベル!
やっぱり君だったのか。
…こんな所で出会うなんて、驚いたな。
また大きくなって。
[クレメンスは何だか感激しているようだ。にっこりと大きく微笑みかけて、抱きしめようと両手を大きく広げた]
アーベル!
―in my room(A)―
[i feel languid, 何かとてもだるくて、...は緩慢な動作で目を開ける。
頭がはっきりとしない。]
そんなに、動いたつもりはないのに。
…つかれて、熱でも出してしまったのかしら。
[突然変わった環境に適応できていないだけだろう。
そう思って...はゆっくりと立ち上がる。
白い足が、絨毯の上に乗る。
少しふらつくように、side tableに手をついて。]
shower,浴びにいきましょう。
…熱を出したなんて知られたら、fatherに怒られてしまうわ。
……ちょっと待て。
[予感は、嫌な方向に的中。
相手が何をしようとしているかは読めている事もあり、取る行動は、回避]
……何を、一人で盛り上がってんだ、あんたは。
[風閂残しておいて、コケさせた方が良かったかもしれない、などと。
ふと、考えて]
[golden eyes is opened.
金色の目が見る。
i don't have known it.
わたくしはそれを知らないままで。]
feel sicky...
気持ち悪い
[i won't carry down the 'vox'... i think so.
伝えるつもりもないはずの、心の中の呟き。
そう思っていた。]
―under the shower―
[splashing sound, it's so loud.
like ... algi
水の音がうるさい。
痛みすら覚えるほどに。]
[だがしかし、風閂はなくともクレメンスは足を捻って床に尻餅をついてしまった]
ぐぅっ!
…。…。…。
…君のそういう所は全く変わっていないな。
[クレメンスは足の痛さを堪えつつ、アーベルを見上げて深みのある声で笑いかける]
久しぶりだよ、アーベル。
君もこの箱庭に迎えられたんだね。
ここで出会えるなんて思ってもみなかったが、主は君の事をずっと見守っていてくれたんだな。
[一人でうんうんと頷いている]
―in bathroom under the shower―
[流れる音を聞きながら、金茶色の髪を泡立てたshampooで丁寧に洗う。
肌を流れていく水の感覚に、だんだんと意識がはっきりしてくる。]
寒い
[小さな呟き、温度をあげようと手を伸ばすけれど、
勝手に湯の温度があがる。]
…便利だわ
(…ナターリエ?)
[漣に似る波紋のような。いまだ目覚めぬ人狼の呟きが、湖面に落とされた水滴の波紋が広がるように。声として、まだ届かないものの。]
- 1F・書斎 -
[論述書から童話まで。
ここの書斎には相当量の本が納められていた。
けれど...の目に留まったのは]
これは。
[何枚もの紙が纏めて綴じられた1冊の本。
中に詰まっていたのは数々の風刺画。
そして発行年月日が今から丁度14年前の物もその中に]
14年前…
[...が生まれた前後の]
……あんたも、な。
[変わってない、という言葉に呆れたように呟いて]
ま、お久しぶりとは言っとくが。
俺は別に、神に見守られてたつもりはねぇよ。
[返すのは、例によって素っ気無い言葉]
[クローゼットを漁るでもなく、柔らかなベッドを独占する時間。
鍛冶屋でも床で眠ることも珍しくなかったし、静かな環境など望むべくも無かった。
しかし贅沢とは恐ろしいもの。
ここ暫くは広い個室での静けさまでも自分のものとできていたユリアンには、少々騒がしさを感じたようだった]
もーうるせえなぁ…
[相変わらず服も替えず跳ねた髪はバンダナの下に押し込めて、貪った惰眠の証に眼をこすりこすり、自室の扉を開く]
なに、人の部屋の斜め向かいで騒いでんだよ……
『身分違いの恋!
翡翠の歌姫リベラと若きベルンシュタイン侯爵の奇跡の一夜』
『悲しき結末!
引き裂かれた歌姫は依然として行方も知れず』
『愚かなる貴族の掟!
冷たき侯爵一族は全てに沈黙したまま』
[添えられ踊る言葉は...にとってはどれも衝撃的な物ばかりで]
[呆然とする頭に、描かれた肖像がくっきりと映し込まれてゆく]
[冷たげな青い目をした金の髪の青年]
[寂しげな翠の目をした蒼の髪の女性]
[蒼い髪の女性。
エルザにそっくりな]
り、べ、ら?
[柔らかく響き渡る歌声]
[恋人を心から信じる声]
[弾けるように窓の外を振り返る]
[翡翠の瞳が交われば、微笑した歌姫は新しい歌を紡ぐ]
[それまでとは打って変わった強き歌声]
[己の全てを掛け、力を振るった女の声]
[聞こえてきたユリアンの声にちら、とそちらを見やり]
……別に、俺が騒いでる訳じゃねぇが。
[ため息混じりに言って。
まだわずかに濡れた前髪をぐしゃ、とかき上げる]
あっはっはっは。
[ぎくしゃくとクレメンスは立ち上がる。痛くなんてない痛くなんてないと、子供をあやす時のように自分に自己暗示をかけながら]
君が、一人で生きると言い出した時から、今、君がこうして生きていてくれるという事。
今こうやって、五体満足で再び出会えた事。
こんなに嬉しい事があるかい?
私は、神様がずっと君を見守ってくれていたのだと信じているよ。
[素っ気ない返事ごと包んでしまうような笑顔を浮かべた]
おっと、騒がしくしてしまってすまなかった。
[ユリアン(よく見えない)に振り返りながら頭を下げる]
[湯を流すのを止めて、bath towelで身体を拭いて――名残を振り払うように。]
食事、作らないといけませんね。
きっとおなかをすかせていますし…。
cheesecakeも作るのでしたっけ。
[doorに向かい、歩を進めるけれど。
めまい。
一度壁についた手を押して、open the door...]
……はあ。
[向けられる言葉と笑顔に対して出るのは、呆れたような、疲れたような、なんとも言えない一声]
『……っつか、調子、狂う……』
[声には出さず、心の奥で呟く。
生死ギリギリの世界に長く身を置いていたせいか、神父のマイペースさは、どうにもとっつき難く。
正直、苦手な相手と言えた]
ん…アーベルさんだったんだ。
まあ、騒いだりしないよなアーベルさんは。
…不審者でもいた?
[彼の部屋の前で尻餅をつく男を前にして、呆れた表情をしているアーベルに話しかけ、次いで推定不審人物であるところの尻餅男に目をやった]
アーベルさんは強いんだからな。
こそ泥程度簡単にとっ捕まえるし、何か妙なことしようとしても…
[ユリアンは腰に手を当て、男を見下ろす。
説教をする調子で、振り返り頭を下げるその顔を覗き込めば――]
――クレメンス神父!?…様?
あ、あん……あなた、までいらっしゃったんですか。
こりゃまたびっくり。
[失礼にならないよう、髪を撫で付けかけ違いのボタンを直しつつ]
いや!俺こそすいません。
よく考えてみりゃそれほど煩くもなかったし!
[whenever gold shift to blue.
いつのまにか金は青に戻っていたようで。]
熱が出るといつもsisterが、puddingを作ってくれたっけ。
あれが一番のご馳走だった。
['vox' spill out of the 'heart'...or 'what'?
心か、それとも他の何かか。
それらから零れ落ちる声]
―to corridor / 2nd floor[二階廊下]―
[doorの開く音は小さく。
...はそっと身を部屋から出す。
少し頬が熱いのは、きっとshowerを浴びたから。
そういうことにしてしまえばいい。]
…あ、ら?
[と、左を向けば人の姿。]
[読み終えた本をぱたりと閉じて、一息ついた。
まったく、ここの蔵書はすばらしい。
食事も設備も整って、文句のつけようもない。
地上の楽園といってもいいくらいだ。]
けれど。
[クローゼットにしまわれた、大きな縄はなんのため。
よく手入れがされて、
黒光りするボウガンはなんのため。
体力のない自分のためにあつらえたような、
都合のいい武器の数々。
這い上がる不安に、身がすくむ。
館にいる人間の多くと語らい、
害意のないことを確認しても、
扉をふさがずには眠れない。]
ああ。
[騒いだりしない、と言われれば、短く言いつつ頷いて。
神父と気づいて慌て始めるユリアンの様子には、やれやれ、と苦笑]
というか、ここで駄弁らんでくれ、と。
え…えーと君は…、
[必死にユリアンを凝視。後ろではアーベルが溜息をついているようだったが、必死すぎて、クレメンスには残念な事に聞こえなかったようだ]
あ、君、君は確かナターリエと何時も仲がいい…そう、ユリアンじゃないか。…ユリアン=マルトリッツ…は君の本名だったのか。
いやいや、廊下で五月蝿くしてしまったのは確かだよ。
アーベルと会えたのが、とっても嬉しくてね。
[髭を一度撫でて、にっこりと]
奇遇だなあ。
こんなにも知り合いと出会えるだなんて。
主は、何らかの意図で関係あるもの達を集められたのだろうか。
…そうだ、アーベル。
久しぶりに出会ったのだから、抱擁は駄目でも握手ぐらいはしてくれるかい?
[にこにこ]
(…。)
[やはり気のせいではない。
ナターリエの声が聞こえる。
また風邪を引いたのか。
今、ナターリエの声が聞こえるのは…一体…。]
father?
[ack,驚きに息を飲む。
dadではなく、brotherの姿を認めて。]
いらしていたの。
神父様、ええと、Dadは…いらしていないのですか?
あ。ええと
ここでお会いできて、嬉しいです。
[苦笑するアーベルに首を傾げて]
え、何だよ。
立ち話くらいいいだろ?
[クレメンスの問いに、こくり頷く]
…あ。そうなんです。
そう言えば俺、全部名乗ったの初めてだなぁ。
姓なんて使う機会無いもんだから…
[にっこりとする神父の表情を目にすると、自然と穏やかな気持ちになりユリアンの顔つきも年相応に和らぐ。
大抵神父というものは偉そうに悔い改めろと説教をし、ろくな生活をしていない者は見向きもしないという印象があったものだが。
クレメンスのどこか間の抜けた所も、優しげな笑顔も好きだった。
…なので、同調して曰く]
そうだよ、アーベルさん。
久しぶりに会ったんなら握手といわず、神父様の喜びを受け入れて抱擁されなよ。
[にこにこ。悪気はない。もちろん]
……握手?
[それまでは特に気にせず受け流していたものの。
その言葉には、僅か、緊張めいたものが過ぎる。
幼い頃を、亡き母を知る者に、他者を殺め続けた手に触れられたくない、などと感傷的な事を言うつもりはないが。
それとはまた、違った理由で。
神職に携わる者と、触れたくはない、という思いが僅かにあるから]
…………。
[無意識の内に拳を握り締め、視線を彷徨わせる]
[窓の外を見れば、
月明かりに照らされた青の髪が浮かび上がって、
白い姿がゆらゆらかすむようで、ため息をついた。
青の髪の歌姫。
たった一度、彼女のステージと行程が重なった。
期待していたのだけれど、客席は満員御礼の有様。
その日町に着いた彼の手に、
チケットが舞い込むはずもなく。
入れなかった建物の外で聞いたのは、
途方にくれる娘の歌。
少女の声から老婆の声まで繰るという、
彼女の武器の一つが、しずしずと響いた。
幸福を失った者の歌だった。]
[昨日、テラスから聞こえてきた、彼女の歌声。
かつてはあふれ、今は消えた名声。
ああそれならば、彼女はかつての、
あの歌の通りになってしまったのだ。
歌での彼女は、恋人を、
現実の彼女は、歌そのものを。]
夢をみてたのね 望みたかく生きて
愛がすべてだと 神はゆるしたもうと
夏 あの人来て 悦びあふれた
私 抱いたけど 秋はもういない
待ち続けてるわ あの人の帰りを
二度と私には 夢はかえらない
[うろ覚えの歌。ぽつりぽつりと断片的な。]
二度と夢はかえらない……か。
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