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……なるほどねー。
[久鷹周辺の状況と、何が起きたかを大体察し。
諸悪の根源云々は否定すべくもないので何も言わなかった。
というか、追及が。追及が痛いわけです、はい]
て、それは……。
[止まった]
……関係、ねーだろ、別に!
[そして、ふてた]
とにかく、俺、一度家に戻るからっ!
そっちはそっちで、任せたっ!
[これ以上、追及を受けたら不利、と察したか。
逃げるようにというか、文字通り脱兎の勢いで、その場から逃亡しました]
あ、こら!
誰なのか教えてけよっ!!
[そんな義理ありませんて。脱兎で逃げられるとそのまま見送りの体勢。追いかけたって追いつけません、亀だし]
─ →屋上─
[ふわり、と。
屋上に舞い散る、紅の光の粒子。
『隔離の陣』との接点が開き、先ほど消えた姿が再び現れる]
……っつーか、俺、何を口走ってんだよっとに……。
[はあ、と。零れたのはため息。僅かながらに、焦りの響きもあったかも。
ともあれ、火気の高まりすぎたこの場にいつまでもいるのは影響が大きい、と判断して。
とはいえ、歩いて帰るのもなんなので、非常手段をとる事にした]
[非常手段、というのは、空間を移動する能力の事。
実は、結界展開の法などを多く取得した結果の副産物だったりするのだが。
ともあれ、空間を渡り、辿り着いたのは自宅──瑞雲神社の一本桜の枝の上。
いつもの、慣れた場所に落ち着くと、はあ、とため息が零れた]
……しっかし……厄介なとこに聞かれた……。
[無意識って怖いですね。
なんにせよ、自業自得ですが]
─他方、『隔離の陣』─
[鳳凰が逃げている頃、麒麟はと言えば。
にっこり笑って、璃佳の背後に立っていた。
例によって例の如く、運び込まれた誰もが一度は遭遇しているいい笑顔で。
具合はいかが、と問う声は、平時と特に変わりなく聞こえる。
かも知れない]
[タタン、タン。歩調がリズムを取っているのは無意識。そしてそれは普段よりはずっと重くキレがない]
……。
[無言のまま、神社の石段を上がる]
[璃佳がこちらの様子を窺っていたのは気付いて無かったかも。自分の危機ではないし]
ん?
ああ、恭也か。
まぁ一応、これでも『四瑞』の端くれだからね。
[声をかけられ、よ、とひらり手を振り。出入りに関しては小さく肩を竦めながらけらりと笑った]
/*
>>+42
表、忙しいように見えるかい?(爆
久鷹待ちじゃけんのぅ。
あー、うん。
そうやって呼ばれてたかもね。
こっちも恭ちゃんとか呼んでたんだろうか。
[枝の上から降りる気もせず、何となくため息をついていると、紅鴛がぱたた、と羽ばたいた。
それで現実に戻った意識は、近づく気配を捉える]
この気は……。
五十嵐、か?
[金の気配に小さく呟き、ふわり、枝から飛び降りた]
あ、戻ってた。
[飛び降りてきた姿に軽く手を上げてそちらへと。
その声は掠れていて、囁くように小さいもの]
頼みごとの続き、いいかな?
ちょっと増えちゃったんだけど。
療養は大事だからな。
如何に治療されたとは言え、それは完全ではないし、体力の回復も必要だろ。
[不満げな恭也に更に言明するような口調で告げ。続く問いへの返答は、少し間が空いたか]
……ん、誰が天魔なのかまでははっきりした。
これから、そいつに会ってくる。
[誰、とは言わずにそれだけを言葉にした]
[掠れた声に、ほんの少し眉を寄せ]
……霊亀から、少しは聞いたけど。
お前も大概、無茶したろ。
[呆れたような口調で言って、ため息一つ]
ああ、そういやまだ何かあるって言ってたな。
わざわざ俺に、って、一体なんだよ?
[礼の言葉に、麒麟、にこりと笑った]
「いいえ、お気になさらず。
こんな事になりましたのも、元を正せば、至らぬ従弟の思慮不足のためですし……」
[言葉は穏やかですが、何か、オーラのようなものは出てる。
かも知れない]
「ですが。
『地』の『護界操手』同士が相争うという事はですね……」
[かくて始まる、講釈とお小言。
一応、天界の事とか、均衡の事とか、鳳凰が思いっきり省いた部分の説明もあるんですが。
ちなみに服は間違いなく、麒麟の趣味です]
…あいつ以外にも、居るけどね。
[肯定も否定もせず。別の言葉を紡いだ]
相手が知り合いだとしても、アタシはアタシのやるべきことをやるよ。
……それが救うことにも繋がるから。
[久鷹が『飲まれ』てしまったことを言うべきか否か、悩んだ末、はっきりとは言わずに別の言葉で誤魔化す]
しゃあないしょ!
皆使い慣れてない力に振り回されてる感もあるし。
ま、他人のこと言えないケド。
[ムッとした顔で言い返し。それからハァと息を吐いて]
一つはその辺り。
保護された相手の治癒終わったら、こっちも頼めないかなって。
マリィも相当消耗してるしさ。
私は…ちと喉もヤバくて。
[目を逸らす。無茶をしすぎた自覚はあります、流石に]
もひとつはさ。神社繋がりとか出来るのか知らないケド。
祖母への目晦ましを手伝って欲しいんだよね。コレ終わった後。
─『隔離の陣』→学校屋上─
[金に近い黄の粒子を纏い、『隔離の陣』から屋上へと出てくる]
さて、やることやらんと、ね。
[待たせている九尾の下へ行く前に、屋上に吹き溜まった火気の均しを行う。火生土、過剰な火気は土気へと転換され、力として蓄えられた。まるでこの後起こることに対し備えるように]
さ、九尾。
一旦ここから離れよう。
[先に出た光邦には上手い具合に見つからなかったようで。屋上入り口を開けて、そこに待機していた九尾の手を取る]
[『隔離の陣』の中で光邦をからかったのは、作戦だったのかもしれない]
……ま、それに関しちゃ、俺にも責任あるわな。
[慣れてない、との言葉にぼそり、と呟き。
一つ目の『頼み』に、軽く引きつりました]
ま、まあ……そこらは、頼めば……なんとか、なる、だろうけど。
[思いっきり歯切れ悪いのは、なんなのか。
先ほどの無茶+諸々で、従姉とは接しづらいのが本音、なのだが、状況的にはそうも言えず。
わかった、と頷いて]
は?
……神社繋がりの……目晦まし?
[もう一つ、の方に、きょとり、と]
[麒麟、服装に関する璃佳の現実逃避に気づいているのかいないのかは、謎です。
わかっててやってたら、相当な黒さですが。
従姉弟関係の事を言われれば、ゆるく首を傾げ]
「あら、話しておりませんでしたの。
……珍しく、他人に気を許しているようだから、伝わっていると思いましたのに」
[何となく、声音が残念そうに聞こえたかも]
アタシも、結界が張られる直前に覚醒してるからさ。
細かいところは実は分かってなかったんだよね。
実質、恭也達とあんまり変わらなかったんだ。
鳳凰は知ってるようだったから、あっちで説明するもんだと思ってたんだが…。
[結果あんな説明だったと言う]
…救ってみせるさ。
[瞳を細め、覚悟を決めたような表情で小さく呟く。わざと詳しい説明を省いているため、恭也にとっては話の繋がりが見えないかもしれない。己を信じると言う恭也の言葉に、いつもとは違う少し柔らかな笑みを浮かべ]
ん、さんきゅ。
それじゃ、行って来るよ。
[すれ違いざまにぽん、と恭也の頭を軽く叩き、『隔離の陣』の出口へと向かった]
─>>9へと続く─
私が反発はしても悩まなかった理由。
つまりはウチも本来は関係者みたいなモンだったりするわけだ。
[きょとりとなるミツクニにケラと笑う]
白羊の楽師、或いは奏上の巫女。それが私の祖母。
五十嵐は姉さんが嫁いだ相手の苗字なんだよ、本当は。
私は普通の生活が送りたくて家出してきたってね。
ま、本気で知らないわけでもないんだろうけれど。
騒ぎに巻き込まれたとなったらこれ幸いと連れ戻されかねなかったりもするわけで。それは避けたいんだ。
だから隠蔽工作を手伝ってくれませんかと。
それと、こないだ言ってたじゃん。
人の封印ならどうとでもできるものだって。
時間掛けて白虎の力使えば抑えも外せるだろうし、そうすればもう少し協力できるはず。
後で隠蔽工作手伝ってくれるなら本気出すよ。
…聞いたんでしょ?ヒサタカがどうなったかも。
ことこうなった以上、少しでも早く終わらせたいんだよ。
マリィのためにもね。
[一気に話すと、喉がピリピリした。
上から押さえて溜息一つ。まったく困ったものだ]
ま、それにしても喉が治らないと無理ですが。
というわけで二つほど、条件飲んでくれないかな?
……なるほどね。
それで、あのタイミングであの攻撃ができた、と。
[出会い頭の金属球を思い出しつつ、頭を掻……こうとして。
走った痛みに顔をしかめる]
まあ、そっちのお家事情に口挟む気はないが。
白虎を宿した、を口実に連れ戻されたくはないから、そのための手助けをしろ、と。
[言いつつ、振り返るのは、社務所兼自宅。
両親の……というか、母と九条院の叔父に頼めば、多分どうにかなるだろう、という予測はあって]
……どこまでできるかはわからんが、一応、助力の打診はしてみる。
『五神』の力を整えるのは、現状の急務だし、そのために必要なことなら、仕方ねぇ、わな。
……どっちにしろ、俺が生贄になりゃすむことだし。
[最後のそれは、なんなんですかと]
[元々、九尾という妖怪は、天界と地界に溜まった、行き場のない気が集まって生まれたものだった。天界の気が陽となり、地界の気が陰となり、互いが両義――つまり陰陽道でいう太極図となり、尾という形でまとまっていた。だからこそ、強かった。
一の尾には陰陽の力が。
二の尾には陰陽の理が。
三の尾には陰陽の技が。
四の尾には陰陽の知が。
五の尾には陰陽の善が。
六の尾には陰陽の邪が。
七の尾には陰陽の然が。
八の尾には陰陽の宙が。
そして九の尾には陰陽の心がそれぞれ封じられていた。
九本に天と地。合計十八の力を宿した獣。それが九尾であった]
[またその他にも十八を分解すると、完全を意味する三。それに実在を示す二が生み出される。それもまた九尾を最強に仕立てている要因でもあった。
しかし、優しき心は人として生きたいと願い、変化の力を使い時の権力者に取り入り、幸せに暮らしていた。だが、悪しき心はそれを許さない。人々の断末魔こそがソレの幸せだった。
歴史を紐解けばわかるだろうが、九尾は常に当初は大人しく、良妻賢母の一面を示す存在であったが、突然性格を変えて、国を滅ぼす大妖となっている。有名なのは殷周革命で名を轟かせた妲己が良い例である]
[その後、日本で鳥羽上皇の寵愛を受けるも、正体がばれてしまい、数万の軍勢に討ち取られた。その後、玄翁和尚によって打ち砕かれ、そのかけらが全国3ヶ所の高田と呼ばれる地に飛散した。
ヒサタカに助けを求めたのは、その中で三の尾と四の尾、そして九の尾が封じられた越後国高田に飛んだ殺生石から、ある程度の力と記憶と知恵、そして優しき心が転生に成功ものだ。
目的は静かに人に寄り添って生きて生きたいという事だけ。それ以上は望むつもりはなかった]
「……ただ、石の中で切り捨てた筈の、悪しき心が、どうしてか、残してきた技をもってこっちに、出てきてて、それが、ヒサタカに憑いた、んじゃないかと、妾は、思うの」
[自分を隔離せずに、話を聞いてくれているサキの手を両手で握りながら、九尾はそう自分のことを説明した]
は、生贄?
[今度はこちらがキョトンとなった]
というか、そっちも負傷してるん?
それならご老公も会長のお世話にならないとダメじゃないか。
[笑いの混じる声は小さいものの、普段の態度に近くなる]
なんにせよご理解感謝。
自分で出来るところは自分でやるから、それで十分だ。
[約束を取り付けた安堵に気が抜ける。
待つ間は戻って休むかな、などと考えつつ、無防備に笑っていた]
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