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ああ、そうだな。結局はどう生かすかというだけだな
[実際。お互いの動きによって。どっちが前衛でもあまり関係ないかもしれない布陣であった]
ふむ…符術はその点はもっとややこしいと聞いたが、基本は私が使ってる魔術と一緒のようだな。若干偏屈な詠みかたをしてもその通りになるのか?
[自分と同じ魔術でも細かいところは違う分だけ。他の学科の知識はあまりなく]
ああ、頼み…そしてできれば今から頼むことは秘密にしておいてほしいのだが…
その子…ツキネを……触らせてくれ…ないか
[少し。躊躇して、顔も仄かに赤くしながら言う。
今まで我慢していたのに。まさに試練の成果です。でも試練じゃない]
ま、そういう事だな。
今いる状況に対して、どう動くか……とか。そういうのを考えるのも、試験の一部なんじゃね?
[実際どうかはわかりませんが]
符術自体も、色んな系列があるんだけどな。
札にシキとか何とかいうの宿してるのも、学科にはいるし。
俺の使う符術は、占術に使うルーンカードの意味を組み合わせて、一つの構文を作る形式。
そして、ルーンカードには色々な詠み方があるからな。
筋が通れば、事象が具現化する。
……平たく言えば、『無茶を通して道理をぶち抜く』系列だから、偏ってても結構何とかなるんだよ。
[なんて、無茶なまとめをしつつ。
今までとは違う様子での『頼み』にきょとり]
へ……ツキネ?
別に、一々聞かなくても、こいつが嫌がらないならいくらでもじゃらしていいのに。
[あっけらかん、と言いつつ、肩の真白を見やる。
真白の妖精はみゅ、と鳴いて、ぴょん、とナターリエに向けてジャンプした]
[歩みを進めながら]
どうして、と聞かれてもな…。
選抜された、だから受けに来た、それだけさ。
…まぁ、しかし望むところではあった。早くより発展的な授業を受けたいのは確かだからな。
そうかもしれんな。魔術師にとって精神の乱れは致命的だしな
[こっちもわかってないまま、符術の説明を聞く]
『無茶を通して道理をぶち抜く』か…いい表現だな
ま、私は結構他から見たら出鱈目かもしれないがな。結局は扱えればいい。
[こちらはもっと無茶かもしれない。そんなのでいいのか。魔術師]
そ…そうなのか。ぉ
[ツキネの説明におずおず頷いていたらぴょこんと肩に乗ったのをみて驚きつつも、そっと手を伸ばして]
ぉ…ぉぉぉおおお
[と知らぬうちに感嘆の声を上げながらなでなでもふもふなでなでもふもふ。
と優しくなでながらも無意識に目元を微笑ませる慈愛のこもった笑みを浮かべる。
それは初めて女性らしい笑みであっただろう……最も。普段から彼女をしってる人がみればむしろ怖ろしくて逃げ出しそうな気がするが]
んむ。いい子だな
[じゃれてくれるので嬉しくご機嫌で撫でいたところで、はっと気づいて。頬を赤くしてライヒアルトを睨むが、迫力はあまりなかろう]
ど、ど、どうせ似合わないとおもっているのだろっ
[勝手に言い出して勝手に不機嫌そうに横を向いた。だけどしっかり真白の妖精は撫でている]
多少無茶でも。
力を正しく導いて制御できりゃ、結局はいいんじゃないかね。
少なくとも、俺に魔導占星学の基礎を教えてくれた親父はそう言ってた。
[『転科ナシの影輝学科』の所以は、どうやらしっかりと作られた下地にもあったらしい]
自分が気に入らない相手には、絶対近づかないし、そも、姿も見せないから、こいつら。
[本来は重度人見知りなんです、カーバンクル。
撫でているナターリエの表情の変化には、付き合いの浅さもあって普段との比較は出来ず。
「ちょっと意外」という感覚が強い程度]
……は? いや……別に。
おかしくはないと思うけど?
[不機嫌な様子に一つ瞬くものの。
他意一切ナシで、さらっと言った]
…以前言ったな。
私は外来組だと。
故郷の次元からここへ落ちてきたんだ。
そして帰る方法を探している。
…実のところ、ろくな思い出の無い故郷だが…今は酷く懐かしい。
だから、こんなところで足踏みするつもりは無い。一日も早く、次元渡りを完成させる。
おかしく……ない!?
[びっくりした。自分がどんな表情を浮かべてるか知らない分驚きは大きく…でも別に悪気のない様子に。気を取り直すように咳を一つつき]
だよなぁ。小難しい解釈に溺れるよりも己なりにコツを掴んだらいいだろうしな
[転科なし。の噂は知らないため素直にそれには頷きつつも、人見知りというカーバンクルをもう一度みて、最後にカーバンクルの頭をぽふりとして]
ん…いい子だな。もう戻っていいぞ
[言ったら素直に一度首をかしげてこちらを見てから素直に戻って言った。
もう少しで引き止めてしまいそうだったが、私は試練に耐え抜いた]
…では、そろそろいくか
[気を取り直して、今度こそ。通路を…バトルフィールドへ向かおうとする]
……驚くような事かねぇ。
[びっくりした、と言わんばかりの反応にぼそ、と呟いた。
思ったままを言っただけなんで、余計に大袈裟に思えたらしい]
そういう事。
符術や占術は特に、個人差が出やすいしな。
[己なりのコツ、という言葉には頷いて、戻って来た真白を肩に乗せる。
真白は、「いっぱいなでてもらったのー♪」と言わんばかりに尻尾をしたぱたさせて]
ああ、そうだな。
行くか。
[そんな使い魔の様子に、僅かな時間、天鵞絨を和ませて。
それから、こちらも表情を引き締め、バトルフィールドへと歩き出した]
そっかぁ。故郷の次元に、か。
[それは大事な目標だと思う。彼も自覚なくここに落ちてきてしまった友人がいるが、やはり戻りたいと願う人が多い。そんな折、いつも頑張れよと励ますのだが、ゲルダの目標も同じように……]
がんば……ってください……。
[何故か言葉が詰まった]
驚くようなことだっ!
[といってぶつぶつ呟く。似合わないなんてことない?そんなはずがないっ。とか色々思いつつも、大きく息を吐いて。次のために雑念を消す]
なるほどなぁ。ならば他の影輝学科の人間にあったらそれはそれで違うということか
…ああ、ゆくぞ
[勝つ。勝って勝って勝って勝ち抜く。
そう胸に秘めた際には既にいつもの態でバトルフィールドへ。もう片方の相手と途中すれ違うかは知らない]
― →A地点―
……そうなのか。
[ナターリエの心理に全く気づいていないため、そこまでムキになる理由はわからないものの。
とりあえず、向こうには大事な事らしいので、それで納得しておいた]
ああ。
だから影輝の連中とやり合う時、俺と同じと思ってぶつかると、飛んでもない目にあうだろうな。
逆もまた、然りだけど。
[さらり、と言いつつ、歩みを進め、バトルフイールドへ]
─ →A地点─
さて……今度は、どんな空間になるのやら。
― どこか ―
[動きだしたカルメンの様子を眺めて目を細めた]
ふむ、使い魔の能力を生かして体力を温存するのは良い作戦ですね。
こちらもチームで協力する気だとすると、個人戦ではなくチーム戦になるかもしれませんが...まあ、それも悪くないでしょう。
[にこにこにこ]
素直に二人で持ち帰らせてあげられるかは別として、ですが♪
[どうも甘くはないようです]
/*
追試はのんびりペースで良いですよ。楽しめる機会があれば存分にどうぞ。
/*
>カルメン
奪取判定は三発言ごと(中発言は含まず三発言目に)にしてくださいませ。まあせっかく成功してますし、今回はこれでおっけですよー。
そうだ
[納得した様子に満足そうに頷く]
そのようだな。もしそうなった際は注意しよう。
ま、どのような者でも全て同じなどということはないがな
今回はどうなるか…また相手も揃えば変わるのだろうな
…闇がいいなぁ。
[光だったらどうしよう。その場合は普通に剣士に押し込まれる気がする。とどきどき]
[喉が詰まるという感覚を始めて感じながら、バトルフィールドへと続く通路を歩いていく。彼から何か語ることもなく、何か漂っている沈黙も痛い気がして、ついゲルダより早く歩いてしまう。
心配してかけられた言葉にも答えられず、歩いていると、ふと目の前のT字路を曲がっていった、見覚えのある聖衣の端が動いた気がした]
あ、あそこからバトルエリアみたいっすね。
[早口に言って、彼もT字路を曲がっていく]
─追試会場─
チーム戦でも、俺らに取られてしまえば仕切り直しですしねぇ。
時間までに取り返せなければ全員罰ゲームもあり得ます。
[どこぞに居るオトフリートにそんな言葉を返して。
楽しげな雰囲気が伝う]
/*
お前らどんだけ20出すんd[思わず突っ込んだ]
さて、流石に動くとするかな。
[こきこきと、頭を動かし首を鳴らす。
とは言え、先に動くのは碧の異界龍。
使い魔を追いかけた者を探し迷宮を彷徨う]
影輝は特に、法則性がないからな。
本来の主旨……占術のための因果律への接触の仕方も、色々だし。
ああ、確かにそれだとやり易いけど。
……そこまで甘くはねぇだろ。
[一体、どんな認識なのかと]
ほう、なかなかいい反射神経ですね。
[カルメンとベアトリーチェが素材を奪取したのを確認して、笑みを深くする。同時に碧の異界龍が動き出したのも感じ取った]
ふむ、そちらのお手並みも拝見しましょうか。
法則性がないぶんややこしい…というのはわかった。
ま、やはり全ての頂を極めるなどできぬよなぁ
[だからアーデルハイドと同じ次元魔術…ついでに闇系統を主としている人ですが]
…だな。きっと甘くない…まあ贔屓されてないことを願うか
[自分たちにとっても試練だろうが相手にとっても試練だろうと思うことにした]
っと、来たようだな
[現れた二組へと目を向ければ空間が真白のひやりとした雪原風景へと変わるのだろう]
[碧の異界龍は音も無く舞う。
彷徨う先に見えたのはどちらの背中だったか。
確認せぬままに、手にする魔法素材を狙う]
/*
偶数:カルメン 奇数:ベアトリーチェ
どーっちだ。{4}
/*
>カルメン
はい、魔法判定だけ一日一度なので発言数制限から外すということで。よろしくです。
まあ、チャレンジ回数のバランスの問題ですから、そんなに気にしなくともいいのですよ。
…ふむ。
お待たせした、かな。
[既にエリアに居た二人に目を留める]
[同時に、エリアの雰囲気、属性が変化していくのを感じる]
[気温が下がり、石の床に霜が張る]
[口を開く度に、呼気が白くけぶる]
[虎猫を伴った姿。
それを認めて碧の異界龍は上空へ舞い、急加速落下。
落下の勢いのまま手にある魔法素材を叩き落とそうと尾をくねらせた。[15]]
/*
カルメンに不意打ち攻撃。
……一人で全部できればラク、ってのは。
思ってなかった……とは、言わんけどな。
[呟きはごくごく小さな声。
心理には少しずつ、変化が現れているようで]
……と、いうか。
俺らの場合、特定属性との相性が極端すぎるだけじゃね?
[突っ込み一つ落とすのと、対戦相手が現れるのはどちらが先か。
同時、舞い散る真白き破片]
……雪……?
今度は、氷破属性、ってわけか……。
[変化してゆく周囲の様子。ふと、天鵞絨は遠くを見るよに虚空を向いて]
……郷……みたいだな。
やっぱりナターリエか……。
[聖衣を着ているくせに、闇系統一辺倒の魔法使いの姿をみて、仰々しく溜息をついた。
元々知り合いでもなかったが、魔法学院に入学当初に、目付きが闇っぽい! といきなり心にクリティカルヒットをお見舞いされたからの付き合いだから、それなりに手の内を理解している。ある意味一番やりたくなかった相手だと思った]
いや、今来たところさ。
[今度は氷か。と息を吐く。白い。その上体温を奪うのはいただけないがそんなこといってる場合じゃなく
自分が前衛であるというように一歩前に出ると同時に髪より出た金色の龍が右腕絡みつく…が、魔力は一切扱わない。
ただそちらがよければ始めるつもりらしい]
…そういえば、カルメンは敗れたみたいだな。
相手にとって不足なし、というところか。
[言って、軍刀を抜き放つ]
[ちらつく雪を払うように一振りすると、その下を中心とした円状に、地面の白いものが消えうせ、石畳が灰色を覗かせた]
ま、私もそういうこと思った時期はあったな
とはいえ、アーデルハイドさんでもできんのだ。まだまだ未熟な我らができるはずもないと
[そう気づかせてくれた相手だからこそ尊敬しているのです]
そればかりは仕方ない。大当たりか大外れ。いっそ気持ちよかろう
[なんていいきり。郷か…というライヒアルトの声を聞きつつ。ゼルギウスをみて]
おう。私だ。嬉しいだろう。今日も調子はいいみたいだな
[とゼルギウスの目を見ていった。一応本質は知ってる分余計気楽にいうのである
だってギャップで面白いし]
[パシンと良い音が鳴る。
尾はカルメンの手を叩き、その衝撃で魔法素材が宙を舞う。
落下途中のそれを、碧の異界龍は身体を捻って空中キャッチ。
器用に背中へと乗せる]
「盗ったどーーーー!!」
[にしししし、と楽しげな笑いが響いた]
[『郷』とは即ち生まれ故郷の『魔獣使いの郷』の事。
諸々経緯の果て、自らの暴走によって半壊させてしまい、二度と戻れぬ場所。
舞う真白き破片は、ふと、雪深きその地を思い起こさせたが]
……今は、それどころじゃねぇし、な。
[ふる、と首を振る事で感傷めいたものを振り払い]
ま、大して待ってはいない、かね。
[ゲルダの問いにはさらりとこう返し。
雪を溶かす様子に、天鵞絨をす、と細めた]
嬉しくない……。
[絶対何かヤル! そんな確信を持ちながら、再度溜息。なんというか顔をあわせる度に色々な苦労を掛けられている思い出があるので、いやーんな表情をナターリエに思わず向けてしまった]
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