情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
……。
[闇に身を溶かしたまま、ゆるりと移動。
他の者が戦っている間に、最後の仕掛けは全て終えた。
後は、それを実行に移すのみ]
……。
[ただ、一つだけ懸念するのならば、ブラウンの存在。
奴は、自分と最も近い存在であり、最大の武器である、「知識」も同程度。
相手が考えることは自分にも読めるが、逆にこちらの考えも読まれるということでもあった。
この仕掛けが最初にばれるのだとしたら、奴が一番最初。
ならば、早めに仕留めておくことが最善。───幸い、今まで隙を見せなかった男が、直前のバトルにより消耗している。
時期的にも、策的にも、今をおいて他には無い。
男は、ゆるりと気配を消したまま、ブラウンを探し出して動き出す]
―廃墟中心付近―
オニが出るか、ジャがでるかー。
イヌも歩けばオジサンに当たるー。
[適当な事を言いながらリズム良く路地を走る]
時には天使も降ってくる。
なーんてねっ。
[開けた場所で足を止め、空を見上げた]
─廃墟・中心近辺ビル屋上─
ま、考えすぎても始まらない、か。
……ほしいものがあって、それを手に取るための手段は、わかってるんだもんもね。
[零れたのは、小さな呟き]
んーじゃ、そのために動くとするかっ。
[軽い口調で言いつつ、屋上の縁まで行って、下を見る。
そこにいる姿は高低差で見えないが、気配は感じられて。
ふ、と浮かんだのは身の内に在る獣の笑み。
ばさり、と音を立てて翼を開き、ふわり、下へと舞い降りる]
─ →廃墟・中心近辺─
やれ。
[ようやくコートの穴を縫い終われば、小さく呟いた]
もう4人だからねぇ。動くヤツは動くだろう…戦闘も、多くて残り二回だから。
そうなると。さっきまで戦ってた俺が一番の狙い目かねぇ。
カードも他の連中よか持ってるし。
[そう呟けば集音機に指を当てて]
―廃墟・中心付近―
噂をすれば影、ですねー。
雷鳴のおねーさんもお元気そーで。
[舞い降りる影に向けて手を振った]
お互い、求めるものは一緒ですしねー。
というわけで、インフィニティ・ピース、ください。
[もう片方の掌では徐々に温度が下がっていた]
……。
[見つけた。
さて、やりあう手段はというと、互いの手の内を知り尽くせるもの同士、あまりややこしい手段は取れない。
ならば、最大級の一撃。それも分かっていても回避できない攻撃をやるしかないだろう。
男は姿を消したまま、どこからかブラウンへと近づき、そして───『カード発動』]
───I am the bone of my gun.
───(体は銃で出来ている)
[宣言の言葉の第1節を唱えつつ、まずは軽くブラウンの元へ手榴弾を投げ込む。
宣言は第8節まで及び、そこまで宣言したときに、この一撃は発動される。
発動まで異様なまでに時間がかかる代わりに、この一撃は強烈無比。
勝負は、自分が最も得意とする気配を経っている姿を、猟犬の最も得意とする嗅覚で見つけられるかどうかだ]
─廃墟・中心近辺─
やほー、氷華ちゃん。
元気そうでなにより?
[舞い降りた先にいた相手に向けて、にっこりと笑って手を振る]
そう言われて、はい、どーぞ、っていうヒトは、ここにはいないよねぇ?
[直球の言葉に返すのは、あっけらかん、とした一言。
左手は、右手の銀の蔦を軽く、なぜて]
……と、言うわけで、欲しいんなら、実力行使でどーぞ?
[ゆっくりと辺りを見回した。
声は聞こえない。
音も聞こえない。
しかし、異様な空気だけが漂っている]
…
[視線を周りに向けても分かる事はない。
しかし。
確かに殺意は感じていた]
こんな器用なマネが出来るのはなぁ。
[いくらふぬけているとは言え、裏で生きている者…相手の戦意は感じ取れる。
小さく呟けば頭をかきつつ。手の甲から銃身を出した]
─廃墟・中心付近─
ですよね。
はい、そうします。
[纏う空気が一気に温度を下げる。
噴出すように白い霧が周囲に広がってゆく]
――Ruhenebel.
[空気そのものが重さを増したようにすら思えるだろうか。
右手に氷刃も生み出し、距離を詰めようと走る]
さぁて、どげな結果ばなるか。
楽しみじゃの。
[闇色は中央に浮かぶホログラフを捉える。二か所で行われようとしている『デュエル』。その両方をホログラフは映し出していた]
こん『デュエル』ば終われば、いよいよ最終局面じゃのぅ。
……ぐー。
[言うだけ言ってまた寝たとか。あまり見る気は無いらしい]
まったく。
容赦が無いったらありゃしない。
[足下に転がる黒い固まりに気付けば、後ろへと跳躍。
爆発する事には、爆心地の中心となる事はないだろうが、コートの両腕の部分を焦がしているだろう]
俺は普通の人間だって事ぐらい気付いてるんだろう。お前は。
[やれやれ、と小さく呟けばゆっくりと腕を下ろした]
─廃墟・中心近辺─
[冷えてゆく大気に顔を覗かせるのは、内なる獣の笑み。
氷刃を生み出し、駆けてくる姿に飴色が険しさと、楽しげないろを帯びる]
Sturm,Anfang……Teilung!
[紡がれる言葉に応じ、銀の蔦は戦輪へ、そして、一つの戦輪は二つに。
両手に一つずつ銀を持つと、地を蹴って軽く、飛び上がる]
……高くは、飛べないかっ……。
[大気の重さに小さく呟きつつ、右手の輪を投げつけた]
[さすがだと思った。
音も気配も無いのに、対応してきている。
伊達に、自分同様に長年裏で生きてきたわけではない。危険察知能力が半端ではない。
だが、だからこそ、この殺意が感じられない言葉にはそこまで気にも留めず、目の前の攻撃のほうに集中するだろう]
───Steel is my body, and fire is my blood.
───(血潮は鉄で 心は硝子)
[第2節、朗読。
相手が避わした方向へ、更に手榴弾。
更に手榴弾。
更に手榴弾。
それは、無作為であるかのように、どんどんと数を増していく]
───I have created over a thousand blades.
───(幾たびの戦場を越えて不敗)
[第3節、朗読]
これ以上やりおうたる必要ばなかね。
情報収集ももう必要なか。
[ロザリーの疑問に上から声を降らせる。狸寝入りではなく、寝ようとしたところで揺らされ疑問を聞いたために寝入るまで至らなかったらしい]
尤も、ワシゃあ他ん奴らん戦いぶりばほとんど見ちょらんけぇ、情報収集もなんも無かったけどのぅ。
今んワシに必要なんは、療養することじゃけぇ。
[寝ている方が修復の進みが早いらしい]
…何を狙ってる。
[声色が変わるのは、三度も同じ手を使ってからの事。
此の男が既に種が割れている仕掛けを連続して使う事はない、という過大評価]
ただの牽制や腕試しではなかったか…!?
[小さく呟けば、右手は一枚のカードを出しつつ、左手は大きく振りかぶって]
どりゃあっ!!
[後ろの壁を突き崩した。
穴が空けば、その穴に転がり込むように前のめりで逃げ込む]
飛ばれると届かなくなりますから。
[軽く横へとステップを踏んで飛来する輪を避ける。
ロスを惜しんで最低限しか避けないため、頬に朱線が走った]
――Korridor.
[指さす先、エリカに向けて氷の道が伸びてゆく。
その上を身軽に駆けて空中を駆け上がった。
踏めば砕けてゆく足場でも、相手に迫ることは出来る]
今回は受け切れますか?
――Kuehle.
[相手と同じ高さまで駆け上がり、白く染まった氷刃を左腕へと振るった。強い冷気を纏った刃は触れるもの全てを凍りつかせようとする]
[男にとっては、ブラウンが外に出ることが「望ましかった」
その為に、単調な攻撃を繰り返していたのだ。
外に出たブラウンに───ピンという音が聞こえただろうか。
その次の瞬間に、その場所に飛ぶのは2メートル程の巨大な瓦礫。
だが、その一撃もまた単調。ブラウンに防がれるのは目に見えていた]
───Unknown to Death.
───(ただの一度も敗走はなく)
───Nor known to Life.
───(ただの一度も理解されない)
[そして、第4、第5節が連続して紡がれる]
[「何かがおかしい」
としか、男には理解出来ていない。
瓦礫を打ち砕こうと、其の後の追撃がやってこないのだから、怪しい事には気付いていた]
――。
[「何を狙っている?」
男は声にしなくとも、其の目で訴えかける。
最も、答えが返ってくる事など期待していないが]
やれやれ…
とんだジョーカーを切られたもんだ!
[更に建物から距離を取るように跳躍。
盾にするように右手のカードを前にして]
"ブラックボックス"ほど怖い物は無いねぇ…!
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新