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─ 昨日・宿一階 ─
[睨まれても視線を逸らしてその場はかわした。>>14
視界が時折揺らぐ。思ったより熱が高いらしい。
そんな状態の為にクロエを運ぶ事には手を貸せなかった。
同時に思考も揺らぐ。
今日襲われる人間の事は聞いている。
そうなった場合、明日には4人、手にかけ憎いものばかりが残る。
それは始めに問われ答えた、殺したく無い者4人、そのままだった。
声持つ狼は約束を守っている。だがそれも限界だろう。
ならば優劣をつけろと一方が囁き。
もう一方が声持つ者への殺意を向ける。
自らが望んだ状況そのままだからこそ、余計に迷いがあった。]
― 前日・一階→二階 ―
[フォルカーをベアトリーチェに任せ去る前に、彼女の頭をなでた。任せたという言葉の代わりに。
少女の様子はよく見れなかったが、その前後フォルカーに向けて動く唇だけは視界の隅に入る。支えあおうとする子供達が眩しく思え、後ろ暗い身の..は目を逸らした。
友人から>>15手を借り、話は明日と告げられると素直に頷いて暫くは部屋で大人しく眠っていた。
深夜一度、クロエが眠り部屋まで音を立てぬよう向かうと、少しだけ死体の頭を撫でそれが黙祷の代わりとなった。
人が聞き届けない世界にぽつりと言葉が落ちるが、拾うものはいたかどうか。]
― 前日深夜・二階 ―
見捨てたわけじゃねぇが。
……なんていい訳だな。
助けられずにすまん。
服をありがとうよ。
おやすみ。
[短く囁き終えれば、また静かに部屋を出た。]
― 翌日・二階→一階 ―
[再び寝入り翌日、目を覚ますと昨日の熱はなかったが、まだ本調子とは言いづらかった。
薬を貰えば良かったか、などと今更な事を思いながら、水を求めて階下へと降りようとすると、走り去る宿屋の主人が見えた。
何事だと思ったのは一瞬。
ああそうだったと、思いなおしてゆっくりと降りてゆくと、予想通り死体があった。
死体の状況を目にすると、眉間に皺が寄ったが。
シーツが届けられ、オトフリートが死体を包む作業の最中近づいて。昨日よりはいくぶんマシな状態な..も、『運ぶのを手伝う』と仕草し伝えただろう**]
― 翌日 ―
……相変わらずいい趣味してんな。
[死体の状況を目にして呟く。
残酷さ、その点を非難する気はないが。
目にして慣れるものでもない。
リーゼロッテはともかく、ゼルギウスはどういう反応をするんだろう。そんな思いが、胸中に過ぎった]
― 前日/宿屋一階 ―
[撫でる手>>27の感触に、ふと視線を持ち上げる。
子ども扱いだとむくれることはしなかった。
なんとなく、そんな感じを受けなかったから
頷く代わり、一つ瞬いて目許を緩める。
具合が悪そうに見えたライヒアルトに
何か言いたげに口を開くが、それは何も紡がぬまま閉じられた。
フォルカーがくろと言った彼女は部屋に運ばれ既に見えない。
彼女の流した血の匂いがその名残]
クロエさんが人狼なら――…
これで、終わり?
もう、誰も襲われない?
[もう誰かが死ぬのを見たくないと思う少女は
村に巻き起こった嵐が過ぎ去るのを願う]
― 翌日/宿屋の一室 ―
[目が覚めたのはやはりいつもと変わらぬ時間。
部屋でこれまでの事を思い出しては溜息を吐く。
もし今日、誰も犠牲者がでなければ
家に帰って母親に会いたい、と少女は思っていた。
その思考を中断させたのは階下から響いた音>>18
何かが倒れた、どこかかたい音に華奢な肩が揺れる]
――…っ。
[厭な予感が拭えない。
宿の主人か誰かが朝食の仕度中に何か落したり倒したりしただけ。
そう思おうとするがそれは上手く為せなかった]
― 翌日/宿屋一階 ―
[部屋を出て一階へと向かう。
動揺を露にした宿の主人の姿が見えた。
その向こうにオトフリートやライヒアルトの姿が見えて
――血に染まるヘルムートその人の姿がチラと見えた。
少女はその惨状によろめき、後ろへと下がる。
その酷さに胃液が逆流するような感覚を覚え
廊下の片隅で蹲り、けほけほ、と胸を押さえ咳き込んだ**]
―回想/前日―
[疲れたように目を閉じるライヒアルト>>4:134に、無理してるなあと思いながら小さく吐息を零す。
クロエ>>4:132とオトフリート>>4:136のやり取りの意味は本を読んだ今はなんとなく理解できる。
ただそれを否定するベアトリーチェ>>4:136の言葉に軽くまたたき。
どういうことだろうかと黙って耳を傾けている。
ヘルムート>>4:139とライヒアルト>>4:146の問答に、狂人という存在の記述があったことを思い出し。
だがそのヘルムート>>4:140がスープを飲んで咽せる様子には、またか、と温い視線を一度宿の主人のほうにむけたり。
宿の主人にサラダとパンだけを頼んで適当につまむ。
クロエの言葉をフォルカー>>4:147までもが否定する声が聞こえればゆるりと首をかしげ]
[何かを言えるほど、わかったわけでもないから周囲の言葉を黙って聞いている。
徐々に雰囲気が剣呑になって行くような気がして僅かに眉をしかめ。
リーゼロッテ>>0の言葉は理解できるが、それに反応するより前にフォルカーの激昂した様子>>1に驚き。
クロエに掴みかかる様子に慌てて止めようと腰を浮かせ]
ちょ、まてフォルカー。
[けれど制止の声は間に合わない。
二人の傍に近寄るより早く、二人の間に赤>>2が見えた]
なんてこった……
[ライヒアルト>>6がよろめいたのも視界の中に入っていたが大人しく座りなおす様子に声をかけることはせず。
フォルカーが呟く言葉>>4に、その意味することを悟ってクロエとフォルカーを交互に見やる]
[ちらりと見えた金の髪に、残っている中の金髪の持ち主を思い]
ヘルムートが、か……
ベアトリーチェ、大丈夫かい?
[その死の有り様を見ていないから、まだ平気だった。
踞った少女を気遣い、無理そうなら一度部屋に戻っては、と手を差し伸べてみる**]
― 前日 ―
[行商人>>34の制止は届かず振り切ってしまった。
視線は感じても、虚脱していて反応できなかった]
うん。ありがと。
[少女>>24の手まで染めながら、もう一度目を閉じた。
瞼の裏はまだ少し熱くて泣けなかった]
狼だったからあんなこと言ったのかな。
でもクロさん、嘘ついてるように見えなかったんだ。
[答えられなかった呟き>>23に、思っていたことを口にする。
少女>>25の顔を近くに感じて黒味の濃い眸を開いた。
淡い囁きが染み込んできて夜の色が少しずつ散っていく]
ベア…。
[二度目のありがとうは声にならなかった。コクンと頷いた。
一人で立てない弱さを少女が支えてくれるのが嬉しくて、情けなくて、ジワリと視界が滲んだ。
冷たいタオル>>26は過剰な熱も一緒に優しく拭い取ってくれた。
張り詰めていたものも溶けて休息を取ることが出来た]
―翌日/宿・一階―
[ベアトリーチェが頷けば二階のベアトリーチェの部屋まで連れて行くし、断られるのならしばらくそのそばに留まっている]
……水か何か、持ってこようか?
[辛そうな様子にそうやってたずねながら、少女を構って死んだものの傍に行かないのは一種の逃避だろうと、思考の一部で冷静に自己判断していた]
― 翌日 ―
[翌朝、体を起こしてすぐに物音が響いた。
父親>>18の後に続いて覗き込むと、椅子に座る人の断面図が見えてしまった。
両手で口を押さえる。悲鳴は喉に絡んで出なかった]
─ 翌日/宿・一階 ─
に、しても。
一体、どっから出てくるのかね、こういう発想。
[シーツの上に横たえた亡骸。
しげしげと眺めたいとはさすがに言えない状態に、小さく呟く。
近づく気配>>29に気づいたのは、その時。
僅かに眉を寄せつつ深緑を向け、昨日よりはマシか、と見て取ると、手伝う、という仕種に頼む、と返して頷いた。
そんな、手が止まった隙に、訪れたものがあり]
……ったぁ……。
[よろめき、後ろに下がるベアトリーチェの姿>>32に、しまった、と思う。
出来れば、彼女には見せたくはなかったのだが]
……間、悪すぎ……。
[知らず、ぼやきが口をつく。
ともあれ、今は止めてしまった手を動かし、白の中に青年を包み込む。
ベアトリーチェの傍らにはイレーネの姿>>37も見えたから、後はそちらに任すべき、と判断した]
― 翌日 ―
[学者>>18が椅子から下ろして、失われたのがデザイナーなのだと分かった。横たえられるのを凝視しながら息を吸って吐いて吸った]
なんで、半分だけとか。
バラバラとか。
[そこに意味を見出そうとして、出来なかった。手伝うことがあればと、唇を横に引いて横たえられた遺体に近寄った]
─ 翌日/宿一階 ─
……わからん、ね。
じー様のあれも大概強烈だったが。
[近づいてきたフォルカーの疑問>>44に、は、と息を吐く]
ただ……こうやって見ると、まるで、あれだな。
……遊んでる……って、感じだよねぇ……そうだとしたら、趣味悪すぎるけど。
[半眼で吐き捨てる深緑には、珍しく憤るいろ。
それは一度目が閉じられる事で掻き消えて]
ま、とりあえず、二階まで運ぶか。
このままにしておくわけには、いかないしね……って。
ヘルムートくん、部屋、どこ?
[浮かんだ疑問は、完全に素、だった]
ベア?
[行商人>>37の声に顔を上げた。
蹲っている姿は見えなくて、背伸びして廊下を見た]
お水。持ってくる。
[コップを取りに一度厨房へ戻った]
― 回想/前日 ―
[ありがとうの言葉>>38に少女は緩く目を細め
それを口にしたフォルカーにのみ小さく頷く。
まだ辛いだろうと思えばそれ以上何かいうのは躊躇われた。
クロエが嘘を吐いているように見えなかったと彼が言えば>>39
少女は少しだけ考えるような間を置いて]
夢をみたのは本当かもしれない、ね。
夢は思っていた事や考えてた事、願った事をみたりも、するし。
[夢を語ったクロエが何を思っていたかは知れなかった。
事実が如何なのかも知れない。
けれど夢は夢。
事が起こる前に言ったように少女は夢を深くは捉えていない]
― 翌日/宿屋一階 ―
[廊下で蹲り咳き込んでいた少女の傍らに人の気配がして
案じる言葉が掛けられた>>37
それがイレーネの声であると気付けど
空っぽの胃からこみ上げ掛けた酸が喉奥に触れ
直ぐには顔を上げられなかった。
けほ、と何度目かの咳が零れ、漸くそれが収まりゆく]
――…イレーネ、さん。
[大丈夫、と強がるよりも少女は彼女の厚意に甘える事を選ぶ]
水、もらえると嬉しい。
[少しだけ嗄れた声音で、たずね>>40に頷いた]
あ……。
[フォルカーの声がして其方へと視線を向けるが彼は既に動いた後>>46]
― 翌日・一階 ―
[順番に人の姿が見えたが、複数いるならばそちらに任せてオトフリートを手伝った。
遊んでいる>>45、との言葉に微かに目を細めたものの。
部屋何処には、知らないのかよという顔を見せつつ、自分も知らなかったとか。]
― 宿一階 ―
どうして遊んだりできるの。
分からないよ。
[学者>>45が憤るところなんて見たことが無かった。
怖さを感じて肩を震わせ首を振った]
ごめんなさい、分からない。
父さんに聞いてみる。
[デザイナーの部屋は覚えてなくてそう答えた。
水を取りに行くついでに聞いてくることになるが、修道士は知っていたかもしれない]
――…ん。
[死を悼む姿にへなりと眉尻を下げる。
惨状に驚き、恐怖し、終わっていない事に絶望を感じた。
ヘルムートとは交流が少なかったせいか
死を悼み悲しむという事をすっかり忘れていた事に
少女は普通をどこかに忘れてきたような気持ちになる]
─ 宿・一階 ─
……あのねー。
部屋行き来するような付き合いがあった訳でもないんだから、さすがにそこまでは知らんって。
[見えた表情に浮かぶもの>>50に、無駄にきっぱりと答える。
遊んでいる、という言葉への反応には気づいても、その場では何も言わず]
俺にも、わかんないね……というか。
……わかりたくもない。
[首を振るフォルカー>>51の様子に、一転、静かに呟いて]
ん、頼むね。
[聞いてくる、という言葉にはきっちり甘えて送り出した]
[ベアトリーチェの表情は無残な死体を見たせいだろうと思い、その頭を優しく撫でる]
昨日で、終わればよかったのにね……
[残ったのは疑えない、疑いにくいものばかり。
どうしたもんか、とため息をつく]
― 宿一階 ―
[グラスと水差しを出しながら、奥に戻っていた父親にデザイナーの部屋を聞いた]
上がってすぐの部屋だって。
[修道士>>50も知らなかったようなので、聞いてきた部屋を伝えた。
配膳台の上におくと一杯汲んで少女>>53のところへ持っていく]
大丈夫…?
[平気なはずはないと思いながら聞いた]
[優しい手の動き>>54に少女は少しだけ表情を緩める。
イレーネの言葉に微か、頷く気配]
ん、終わってなかった。
クロエさんが人狼で終わりだと、思ってたのに。
でも、ヘルムートさんが、襲われて……
[元歌姫を手に掛けたデザイナーは人狼でない事を知る。
ならば、誰が――?
けほ、と嗄れた咳が言葉を紡ぐのを邪魔した。
微かに柳眉を寄せて少女は考えた事を口にする]
人狼はひとりじゃない?
[少女は少年の言葉を疑う事無く
自分の知る其れを組み立て、整理してゆく]
[フォルカーの尋ねに少女は其方へ顔を向けた。
汲まれたばかりの水を少年から受け取り>>55
少女はこくんと喉を鳴らし一口水を嚥下する。
喉を苛んでいた其れは水に溶けて薄れていった]
ありがとう、フォル。
ん、少し、落ち着いてきた。
[大丈夫の代わりに仄かに微笑をみせる]
─ 宿・一階→二階 ─
ん、ありがと。
……じゃ、ここは頼むね。
[戻ってきたフォルカー>>55から目的地の場所を得ると、静かな口調でこう言って]
じゃ、さくさくと行くとするかぁ。
いつまでも転がしとくのは、さすがに悪い。
[横たえたままの亡骸を見やり、それから、ライヒアルトの方を見て。
一方を支えてもらう形で、二階の部屋へと向かった]
― 宿一階 ―
[きっぱりされた説明>>53には、ひらひらと手を振り『へいへい』とこちらも無駄に手話付きで返した。
こちらの反応にどう思ったか、当然知る由も無く。
フォルカーの言葉が見えて>>51、それにも少しだけ目を細めるが、口に出来る言葉はなかった。
友人と同じようにフォルカーを待ってから、返事>>55を聞いてそこへと向かおうと。]
[イレーネの労>>57いに小さく頷く。
此処に容疑者を集めた自衛団長はもういない。
彼は人狼が何人いるか知っていたのだろうか。
もう容疑者として集められた者は半数近くまで減り
自分を含め六人しか残っていなかった]
まだ居るなら、誰なんだろ……。
如何してヘルムートさんをこんな風に……
[半分を失った彼の姿を思い出し柳眉をきつく寄せる。
人には出来ぬように思う行為。
未曾有の危機と語った自衛団長の思いが
今、少しだけわかったような気がした]
─宿・二階 個室─
[教えられた部屋に入ると、亡骸を今までと同じようにベッドに横たえ、短い黙祷を捧げる。
自身の『恩人』をその手にかけた青年に、思う所がなかったわけではないが]
……だからって、こんな最期は迎えてほしくなかったんだけどねぇ。
[は、と零れるのは嘆息。
それから、そんな感傷めいたものを振り払うように首を振って]
……で、だ。
亡骸の横で切り出す話題としてどーか、とは思うんだけど。
ライヒ、お前、さ。
……何を、どこまで、知ってんの?
[静かに投げかけたのは、こんな問いかけ]
― 宿一階 ―
はい。
[学者>>59と修道士>>60に運ぶのは任せて見送った。
小さく手を組んで目を閉じる]
ううん。良かった。
[行商人>>57が場所を譲ってくれたので、ありがとうと頭を下げて聞いた。
少女>>58が仄かに笑ったのを見て、口元を緩める]
……まだ誰かが狼なんだよね。
[歪んでしまったブローチの外されている胸元を指で引っかいた]
─ 宿二階・個室 ─
[折れた腕にはなるべく負担をかけぬようヘルムートを横たえた後、軽く目を閉じ、修道士らしく祈る仕草を取る。仕草しながら、祈りが神には捧げるものでないのは相変わらずだが。
オトフリートの唇を>>62、横目で見たが。
唐突な問いかけには、極微かに翡翠が開いた。
『何をって、何がだよ』
少しの間の後に、利き手でない左手を、そう鷹揚に動かした。
表情は微妙な風。ただ普段の応酬する際のような色は見られなかった。]
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