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どうしたの? ノーラさん。何が、駄目なの?
[浮かび上がるヘリ。ノーラに抱きしめられると、判らないままその手を握り返した。
アーベルを睨む目には気づかない]
……どう、した?
[揺れる瞳に、困ったように問う。
視界から、異変が起きているのは察していたが。
響く、ノーラの声、ヘルムートの声。
戸惑うところに、掠めた唇。
触れられたのはわかっても、それ以上は確りとは感じ取れなくて。
また、苦笑が浮かんだ]
[怒られた]
[まるで犬のように]
[肩をすくめて]
[ごめんなさい]
───何。
[ノーラがこちらを睨んでいるのが見えた]
[大丈夫だって言ってるのに]
そんな怖い顔して、どうしたの。
[首を]
[緩やかにかしげる]
[ヘリは動き出しどこかへと向かうのだろう。
密室で数も不利ならば彼は何もしないのだろうかと思った。
解らない、ただ、伝えるべき事は伝える。
そこで迷っては、もういけないから。]
皆…気を付けて。
[少女を抱きしめたまま、言う。]
―― アーベルは…ピューリトゥーイ…。
[赤い星がそうだと告げていた。
大丈夫、その意味に気づけてはなくて]
……気を付けて。
[もう一度、伝えた。
傾げる首、彼は――何と答えるのだろう。]
…どうして、…
したかったから。
[ライヒアルトにはそれだけ答え。
飛び立つヘリ、歪な笑い声、崩れ行くお城。
わけもわからずライヒアルトに*身を寄せた*]
[浮上する感覚。
異眸と化した天鵞絨を転じれば、映るのは焔と煙]
……したかったから、ってな。
[返された言葉に呆れつつ。
身を寄せられたなら、護るよに、腕の内へと。
自身の不安もあったが、何より]
……なに?
[ノーラの告げた言葉が。
反射的に、そうさせていた]
[アーベルの言葉に、ノーラがアーベルに向けて言ったのだと知る。
その後に続く、視た結果]
アーベルさんが?
そうなの?
でも。
[大丈夫だといったアーベルの声]
ノーラさん、大丈夫、だよ。
ね。だから、安心して。私、ここにいるから。
[ノーラの背中を緩やかに撫でた]
[ぴしり。と音が近くで聞こえた。
びしびし、と遠くでも音が聞こえてきた。
視すぎた罰か、赤星との反発かは解らない。]
―――、く…
[痛みと同時に右目を手で覆い隠す。]
ッ…――
[足が本当に石のように重い。違う、もう、右足は動かない。
視界に違和感を感じた。ダーヴィッドの時は涙が石に変わっていたけれど、今回は―――瞳そのものが。
痛みからか思わず身を捩る。]
[刹那。]
――ッ は…、… ――!?
[城が崩れる。遠ざかる。
焼けて、 しまう。
左胸に手を当て、身体を折る。
いばらの痛みは、痛み無くした身を
知らず苛む。
――放射状に広がる土気色。
――石化病だけではなく
――歪な共鳴《ガードシーカー》の代償]
───俺が?
[ノーラの言葉]
[こちらが目を丸くする]
[ノーラの腕の中にいた少女の問いかけ]
[こちらを睨んでいたブリジット]
[自分の手をとったままこちらを見ていた]
[ライヒアルト]
[女が出来たら随分腑抜けたツラになったと思う]
[その腕の中の女]
[名前を把握していない気がした]
[ヘルムートはどんな顔をしていたか]
[溜息、一つ]
[眩暈]
───ッ。
[つながったままだったブリジットの手]
[少しだけ、強く握った]
[今になって数値を見る気はない]
心配しなくたって、どうせ───
[右腕もすっかり重い]
もう、動けないよ。
[ブリジットの手を、ゆっくりほどく]
[右の眼も痛い]
[きっとこちらも結晶化が始まっている]
[それぞれの症状が進んでいると、声で気づく。ノーラの右足が硬いと、触れて]
ノーラさん、足が……。
[病気。治るのだろうか。
同じように、動けなくなったアーベルは、回復剤で動けるようになったのだと思いなおす]
早く、着けばいいのに。
ノーラさん、せめて着くまでは、休んでて。ゆっくり眠ってないでしょ?
――みんなも。
たどり着いたら、私が起こしてあげる。
[自分が一番元気だからと]
アーベルさん…もう動けないの?
又、酷くなったの?
[見えない。けど、声色から、疲労が見えただろうか]
……さっきより、酷いの? だって、さっきはまだ、動けてたもの。
[回復薬を打つ前を思い出す。あの時より、酷い気がした]
[少女が変わりに足を撫ぜてくれれば、空に輝く癒しの星。
両足は感覚はないけれど膝ほどでそれが止まった。]
…ありがとう。
[優しくて、強くて、いとおしい。]
――――…
[程無く女は浅い眠りに落ちる。
少女が起こしてくれるまで、ずっと。]
───そう。
[小さく、応える]
[右の視界にまた虹がかかる]
[痛み]
[いたい]
[ベアトリーチェの言葉に返事もできないまま]
[そのまま、その場所にしゃがみこんだ*]
[寝息が聞こえるまで、ノーラの足と背を交互に撫でて。
アーベルの声は短く、様子がおかしいと首を傾げ]
アーベルさん?
[座り込んだ気配に、どうしようかと焦燥感が募る]
はやく、早く着かないかな。
[ヘリは飛ぶ。外の景色は少女には見えない。けれど]
風、強いのね。泣いてる、みたい。
[プロペラの音に混じっては越えてくる風の鳴く声]
[ノーラの寝息が聞こえてくると、起こさないように腕の中から抜け出す。
ヘリの中を探ると、用意された食料に気づいた。においでまだ新しいものだと知る。ゲルダが用意していたものだとは知らずに]
誰かが、積み込んでいたのかな。
少し、食べよう、っと。
[手に当たったものを、封を開けて口に入れる。*素朴な味がした*]
[浅い眠りの淵で――夢を見た。
遠くで城が崩れる音も聞こえない。]
(―――…ノーラ
どうか、あなただけでも…―――)
[何度も見た夢。
数多の星が流れ月が謳う闇夜の中、ヘリは飛ぶ。]
――と、さ ……おかあ、さ――…
[呟く寝言、瞳からは一筋の涙が零れ落ちた。
彼女が目覚めるのは―――もう少し先のこと。**]
[アーベルを告発するノーラの叫び。恐慌を起こしかけるのを、愛しい人の腕に護るように抱かれて一瞬で落ち着く。
子宮が病んでいるからか、この体は触れ合う以上を求めてはいない。メデューサが治っても、恐らくそれは変わらない。
止まっているのが、錆び付いているのが怖くて一度ライヒアルトに求めた。叶わなかったけど。
でも、今は心が求めている。愛する人とひとつに結ばれる事を。心だけなら結ばれていると、錯覚かもしれないけど思うけど。
眠っててと、優しいベアトリーチェの声。]
ありがとう。
[言って、左の肩にライヒアルトの頭が乗るように誘導する。]
寝顔が見えなくて残念だけど、眠って。
[ライヒアルトの黒髪を左手で撫でる。与えられるぬくもりはすべて与えたくて。そうして自分も目を閉じる。起きられるなら途中でベアトリーチェと変わるつもりで。]
[もしライヒアルトが眠れなかったり途中で起きてる時間が重なれば、他の人を起こさないように小さい声でとりとめもないことを話すだろう。]
以前、あたし髪が長かったんだ。あなたがそういうのが好きなら、また伸ばしてもいい。黒髪ほど手触りは良くないけど。
それと、あなたがジャケットのポケットに入れてたピン、あたしのポケットに入ってる。ごめんなさい。返して欲しいならポケット探って取り返して。ワンピースの左のポケット。
[理由を問われれば嫉妬と答える。]
[ほぼ一昼夜。
起きていたのが誰かに起こされたのか。明け始める空の中、白いドームの建物が見える。ドームの屋根が真ん中からパカッと開きヘリは飲み込まれるようにそこのヘリポートへ向けて下降を始める。
ヘリポートはドームの最上階にあり、中へ続く扉がひとつ見えた。]
[ヘリから降りてまたライヒアルトと手を繋ぎ、全員の顔を─アーベルを含め、見る。]
みんな、気をつけて。
[全員で一緒に動くにしろ、別れて探索するにしろ、ライヒアルトと離れずに*移動するつもり*]
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