87 紅の宴─人喰らい・鬼殺し─
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[言われずとも頼る、という言葉>>*3に返すのは、笑みの気配]
……はいな、んじゃ、行く時はコエかけるわ。
[書斎に『挨拶』へ、という提案、それへの二人の反応>>*5 >>*6にごく軽く返す。
その物言いは、ちょっとそこまで散歩にでも行くような、ごくごく軽いものだった]
(*7) 2013/09/09(Mon) 00:44:34
[サーシャの手>>6が額に触れる間際、伏せる眸。
離れてもすぐには顔を見ることが出来ず
水の件にこくこくと頷きそれを願う。
安堵するような緩む気配に顔をあげるとみえる笑顔]
それなら良いんですけど。
――…多分、じゃ、安心しきれないですね。
[僅か困ったように眉尻が下がった。
部屋への誘い>>7に眸をみて、頷く]
はい。
[キリルがリディアを誘う言葉>>1が聞こえていたから]
キリルさんもリディアさんも今日は有難うございました。
では、お先に失礼しますね。
[そんな言葉を二人に向けて小さく頭を下げる]
(13) 2013/09/09(Mon) 00:45:41
[心配する声>>12、ただ首を横に振り。
痛みを逃そうと荒い息を何度も吐き。
左手は壁に爪を立てた。]
……っ、ぁ………ちく、しょ……。
すま、ん……肩、貸し……て……。
[途切れとぎれ、それだけ伝えるのが*やっと。*]
(14) 2013/09/09(Mon) 00:46:15
[宿では毛布などの寝具を運ぶこともよくあるから
腕に抱えたそれはさして負担にはならない]
客室は二階、でしたよね。
[思い出すようにしてサーシャに確かめながら
そちらに向かおうと一歩踏み出す。
ふわりと揺れるスカートの裾は来た時よりも軽い。
話す間に部屋のあたたかさで乾ききったようだった]
(15) 2013/09/09(Mon) 00:49:03
[闇の中、プラーミヤは待っている]
あ……
[やがて、白い貌が歪んで]
(16) 2013/09/09(Mon) 00:50:57
─ 地下二階 ─
……いやま、肩貸すのはいいけど。
[途切れ途切れの言葉>>14は、拒否できるものではなく。
気遣いながら肩を貸し、歩みを支えた]
とりあえず、部屋まで戻る?
その様子だと、動き回るの辛いでしょー?
[そう、問いかけたが返事はあったか。
何れにせよ、ここに長々と止まってはいられないから、上へと上がる。
客室か広間か、とにかくジラントが望む所まで送り、ある程度落ち着くのを見届けてから、自分も客室へと戻る心算で。**]
(17) 2013/09/09(Mon) 00:52:05
─ 大広間 ─
[ああ、この正直に言ってしまう性質はどうにかならないものか。
大丈夫と強がれば良いのに、言い切れないお陰でオリガ>>13を不安にさせてしまった。
僕の顔に自嘲気味な苦笑が浮かぶ]
っと。
キリルさん、リディヤさん、色々ありがとうございました。
お休みなさい。
[オリガが二人に声をかけるのを聞いて、思い出したように僕も挨拶を向ける。
軽く頭を下げてから、僕はオリガと共に大広間を出て行った]
(18) 2013/09/09(Mon) 00:54:54
うん、二階。
空いてる部屋だったら好きな場所使って良いってさ。
[オリガの横に並びながら歩いて、確認の言葉>>15に頷きを返す。
相変わらず左足を庇うような歩き方。
それでも大広間では基本的に座っていたから、痛みは然程走っていなかった。
完治までにはまだしばらくかかるのだろうけれど]
(19) 2013/09/09(Mon) 00:54:58
ベルナルトは、メモを貼った。
2013/09/09(Mon) 00:55:34
はじ、まる…
[時の止まった館の中、静寂のひとときに、漂う死の香りを一杯に吸い込み、プラーミヤは嗤う]
(20) 2013/09/09(Mon) 01:00:48
[時折見上げる視線はサーシャの苦笑>>18をとらえる。
首を僅か傾げて考えるような間があり
何か思い至ったように嗚呼と声を漏らした]
――…そんな顔させたいわけじゃないんです。
それほど心配しなくても、大丈夫ですよ。
こうみえて私、結構、丈夫なんです。
[ふわりふわりとスカートの裾を揺らしながら
向ける声もその足取りも確かなもの]
だから、安心して下さい。
[伝えたかった言葉をそのままの形で言い直した]
(21) 2013/09/09(Mon) 01:02:22
始まった。
[細く長い刃を持った短剣を手にして、静かに呟くのは表情を消した冷徹な黒]
(22) 2013/09/09(Mon) 01:03:37
そう言ってくれるなら、本当に遠慮なしに頼らせて貰っちゃうよ。
なんて、ね。……ありがとう。
[ベルナルト>>*1の言葉に、メーフィエの方からも、少しだけ軽い口調でコエを返した。
それでも最後の「ありがとう」にだけは、軽口とは違う柔らかい笑みの色を載せた。
アレクセイ>>*4から伝わる柔らかい色の気配にも、温かなものが内に過る。]
アレクセイも、ありがとう。そう言われると、何だか照れるけど……。
そうね、あたしたちは、ひとりじゃない。
…………。
[いつの間にか、敬称をつけることまで忘れてしまっていたくらいに。
そんな、傍に居てくれる、頼ることのできる。
そう思える「仲間」であるからこそ、「殺し切れない駒」であるメーフィエにも考えるところはあった。]
(*8) 2013/09/09(Mon) 01:07:24
そう。
本当に、綺麗……なんだね。
[アレクセイのその言葉>>*6に、揺らいでいるように聞こえないそのコエに、漠然と抱いたのは怖れ。
それでも不安を示す言葉は出さずに、一緒に、と笑みを返した彼に、うんと頷きをひとつ――頷く姿までは相手
には見えないはずだが。
ベルナルト>>*7からの、行く時は、というコエにも、了解の是をひとつ。
彼の軽い口調は、さっきまで普通に聞こえてきたものであるように思えたから。
「変わってしまった」――そんな風に感じることは、無かったけれど。]
(*9) 2013/09/09(Mon) 01:07:48
プラーミヤは、メモを貼った。
2013/09/09(Mon) 01:08:48
見つかっちゃわないように、しないと。
あたしに、できること、ある筈だよ……。
[低く洩らすひとりごと。
その言葉だけならば、『ご挨拶』に向かう姿を見つからないように、とも取れるかもしれなかったが。
別に抱いた思惑は、未だ言葉にすることはなかった。**]
(*10) 2013/09/09(Mon) 01:10:26
[伝えられる言葉>>21に片目がオリガを見詰める]
……ん、分かった。
実際熱は下がってるし、足取りも大丈夫そうだし…。
ああでも、エスコートは完遂させてね。
これは心配するのとは別物だし。
[移動に不安はなさそうだったから、安心して欲しいと言う言葉には笑みを持って頷いた。
ただ、部屋までの同行は譲らなかったけれど]
(23) 2013/09/09(Mon) 01:10:53
[大広間を出て足元を確かめるように視線を下げる。
左足庇うようなサーシャの足運び>>19に気づき]
サーシャさん。
お部屋まで、私の肩に手を置いて下さい。
[杖の代わりに、とサーシャに言い添えるが
両手が塞がる状態なのを見て
悩ましげに前髪に隠れる眉を寄せた]
(24) 2013/09/09(Mon) 01:11:16
サーシャは、メモを貼った。
2013/09/09(Mon) 01:12:07
― 大広間 ―
やはり気になりますよね。
一緒なら迷子にもなりませんね。
[キリル>>1の思ったとおりだった私は、誘いの言葉に頷いた]
はい。
オリガさんとサーシャさんはゆっくり休まれて下さいね。
[オリガ>>13とサーシャ>>18の挨拶に、私も頭を下げ返して二人を見送った後、キリルと二人で広間を出た。
展望室で先にその異変を目にしたアレクセイ>>8から話は聞けたが、自分の目でも確かめずにはいられなかった**]
(25) 2013/09/09(Mon) 01:13:05
[身体が支えられれば>>17、自身の左手を壁から無理やり引き剥がし、ベルナルトの肩に回す。]
…部、屋に………。
[広間ではほかの連中にも心配をかけてしまうと判断しての事。
歩くたび走る痛みに歯を食いしばりながらも。
ベルナルトに助けられ、自室へとたどり着く。]
ありが、と…、…も、大丈夫、だから……
[ぱたり、寝台に倒れこみ、ベルナルトを右目だけで見る。
右手で抑えたままの左目は、今は何も*映せない。*]
(26) 2013/09/09(Mon) 01:13:48
オリガは、メモを貼った。
2013/09/09(Mon) 01:14:20
ジラントは、メモを貼った。
2013/09/09(Mon) 01:14:59
え?
ああ、いや、足は大丈夫。
さっきまで十分休ませてたし、今は痛み、ほとんど無いから。
[肩に手を>>24と言われて一瞬何のことか分からずきょとりとしたけれど。
直ぐに意味を察して問題無いとオリガに笑いかける]
ぎこちない歩き方だけど、その分足に負担はかけてないから、さ。
(27) 2013/09/09(Mon) 01:16:00
ジラントは、メモを貼った。
2013/09/09(Mon) 01:16:23
[死の匂いに惹かれ、プラーミヤは、その源へと向かう。他の者は皆、自室で眠りについていたか、それとも、別の場所で、明けぬ夜を過ごしていたか?
或は、同じように、死の気配に引き寄せられた者も居たか?]
(28) 2013/09/09(Mon) 01:18:59
リディヤは、メモを貼った。
2013/09/09(Mon) 01:21:24
[エスコートとサーシャ>>23が言えば、
毛布抱えたままの手が己の口許に被さる。
先の言葉>>24を失言と感じるけれど無かった事にはならない]
納得いただけたなら、よかった。
――…エスコートと言われると
何だか、照れてしまいそうです。
[言葉通りほのかにはにかむ笑みが浮かんだ。
サーシャの応え>>27を聞き、了承の頷きを向け]
負担がないなら――…
[それ以上は進めずサーシャの笑みに目を細め
歩調をあわせて二階の客室への道を辿る]
(29) 2013/09/09(Mon) 01:23:23
― 三階/書斎 ―
ああ……
[扉を開けると、鮮やかな紅、そして噎せ返る血の香り。
プラーミヤは、躊躇い無くその紅の中に足を踏み入れ、中央に仰向けに横たわった屍体の傍に膝をつく。
赤紫の服が、広がる紅を吸い上げ、濡れて]
(30) 2013/09/09(Mon) 01:26:10
はじ、まった…ほんと、に…
[切り裂かれた喉に、命の源を抉り取られた胸に、愛おしげに触れて、白い指も紅く濡れる]
ふふ……あはは…あはははははっ!
(31) 2013/09/09(Mon) 01:30:55
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