68 アナスタシアさんとお菓子の生る木
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来たな…
[金色に変わった瞳は、普段は表に出ない魔力を帯びて、木が栄養を取り込もうとする力に、更に力を乗せる。
自分からそこに向かおうとするベルナルトと、その傍にいるキリルを一緒に送り込もうと]
(*1) 2011/11/18(Fri) 19:22:19
[気がつけば、その場からベルナルトの姿は消え、何故かキリルの姿まで消えていた>>7]
…キリルちゃんも、着いてったって事?
[取り込まれた、というウートラの言葉に問い返しながら、首を傾げた]
そりゃ、一緒の方が嬉しいかもしんねーけど…
[いや、少なくともキリル達を守りたいと思っていたに違いないベルナルトは、この結果を無条件に喜びはしないだろうと、判っているはずなのに、そんなふうに呟いた]
(18) 2011/11/18(Fri) 19:28:20
うまくいったぜ。二人とも木に…
[報告しようとした時に、聞こえた聲]
え?レディ・ドミニカ?
なんで…?
(*2) 2011/11/18(Fri) 19:30:15
ニキータは、木の傍の泉に、ゆるりと視線を落とした**
2011/11/18(Fri) 19:30:52
ニキータは、メモを貼った。
2011/11/18(Fri) 19:32:58
─ 中庭 ─
ん、大丈夫って、何が?
[驚いた声で問うキリル>>2:225の言わんとする所はつかめず、首を傾げて。
憂いを帯びた表情での説明に、じとーん、と、ベルナルトを、見た]
……お前、なぁ……。
[突っ込みは飛ばすものの、言った事決めた事を簡単に取り下げるヤツとは思っていない。
『総魔力量』だけに限って見たなら、恐らく適任は自分……な気もするが。
探査能力やらなにやらを引き合いに出されると、反論は出来ず]
ま……それならそれで、さっさと対策立てるしかねぇな。
もたもたしてっと、火のオッサンが実力行使に出ちまうし。
……どーにもならん、と思ったら、実力行使に躊躇いない、っつてたからな、さっき。
[ぐしゃ、と髪をかき上げながら口にするのは、先の魔人の宣告。
それに対するオリガの言葉>>2:228には、ただ、肩を竦めるだけしかできなかった]
(19) 2011/11/18(Fri) 19:38:14
あー……あのオッサンなら、さっき部屋に引っ込んだよ。まだいるかどうかは、知らんけど。
……オッサンが調べられる範囲では外へ出られるルートはなかったらしい。
ちなみに、オレの方の探査も以下同文。
気脈からの共鳴一つ、返りゃしねぇ。
[グレゴリーの話題が出ると、先のやり取りで得た情報+自分の探査結果も知らせておいて]
ま……『火』は叶う限り広がり駆け征くもの。
不本意に閉じ込められてりゃ、キレもすんだろ。
[そういう意味では、落ち着いているかも知れない『金』の気でした。
個人的な気質の方は置いといて]
(20) 2011/11/18(Fri) 19:38:29
[ともあれ今は、と探査での疲れを癒すべく、離れた所に座ってぼんやりと。
しているように見せかけて、先に組んだ術式の調整をしていたのだが。
意識が現実へと向いたのは、異変の気配と、それを伝える声>>5が響くのと前後していた]
……っ!?
[大きな力の鳴動。
とっさ、流れを追うのは気脈と深く関わりを持つ龍の性か。
そんな一瞬の鳴動の中、微かに感じたのは、アナスタシア消滅の時と似た力の感触]
……いや、ちょっと待て、はええよっ!
[思わずもれるのは、こんな呟き。
固定して置いた術式を動かす余裕? そんなものはありません。
自分的には全く予想外のターゲットを護る余裕などはなく──]
(21) 2011/11/18(Fri) 19:38:48
……ぁー……。
[気がつけば、ベルナルトとキリル、二人の姿はなく。
ち、と舌打ち一つ。
自分から行くと言ったベルナルトはともかく、キリルは大丈夫なのか、と。
過ぎるのは、そんな思い]
ったあ……めんどーだな、コレ。
[はあ、と大きくため息をついた後。
少し思案して、もう一人の旧知の方へ蒼の瞳を向けた]
オリガ、ちょい。
……一つふたつ、相談してぇことがあんだけど、いいか?
[口調は常の通り軽いが、瞳に宿る光はいつになく真面目なものだった。
多分きっと、『珍しい』と思えるレベルに。**]
(22) 2011/11/18(Fri) 19:39:22
ユーリーは、メモを貼った。
2011/11/18(Fri) 19:43:04
ユーリーは、メモを貼った。
2011/11/18(Fri) 19:48:42
[水を通じて力を、と、レイスは言っていた。ならば、この泉の先にと望めば、彼の元へと通じるか]
レイス、大丈夫か?
助けが必要なら行くぜ。
[二人の会話の内容までは届いていなかったから、そう問いかけた**]
(*3) 2011/11/18(Fri) 20:03:06
―自室―
[扉の内側にユーリーの時間差突っ込み>>2:215は届くことなく、魔人は揺り椅子にどっかと座り暖炉の炎を見つめておりました。
中庭に出たところで件の木を眼にすれば苛立ちが募るだけと、思考の火花を掻き回します。]
呑気に腹ン中で溶けるのを待つだとかさっぱりわからん
甘いエサを罠に獲物を食らう魔植物なんて幾らもあるだろに
[魔人にとっては今の状況は食虫植物に取り込まれている様にしか見えず、余計な力をつけられないうちにローストしてしまえというのは最短の解決法のつもりなのでした。
その場合の犠牲については『仕方ない』ですませるあたりが問題なのですが。
綺麗ごとなどまったく取り繕わず『心中する気はない』と本音を言い切る気質なので改善は難しいかもしれません。
運が良ければ中(栄養)まで真っ黒焦げになる前に外(菓子の木)がダウンして助かるかも、程度には考えていない事もないのですがこの態度でそれを汲み取れというのは酷でしょう。]
(23) 2011/11/18(Fri) 20:24:15
グレゴリーは、 オリガの言葉>>2:228にも『仕方ない』と返しそうな気質です。
2011/11/18(Fri) 20:28:56
[願い事実行中の主を押さえられてしまっては融通がきかないようで、それも苛立ちの一因でした。]
アナスタシアの願い……に含めるにはちっとばかり強引か
だが、もう3つ目だしやり直しもきかん
――だから封印されるってのは面倒なんだ…!
[そうして魔人がどうにかこうにか封印の制限への抜け道を探し髭を捻っていた時、中庭では異変が起っておりました。
他の属ほど探知には向かぬイフリートはまだ気づいておりません。
ただ少しばかり勢いを落とした暖炉の炎に、ふと瞼が重そうに瞬いただけでした。]
(24) 2011/11/18(Fri) 20:33:05
グレゴリーは、チラリと部屋の隅を見ますが、当然薪はもうありません。
2011/11/18(Fri) 20:33:45
[魔人は無言で立ち上がるとディスプレイを手に取りました。
余分な薪の所在を求め、案内されるままに場を渡ります。
他の客室や台所など他者が必要としそうな分は目視で判断してから避けた為、普段なら無意識に避ける水の気配がある場に迷い込んでいたようでした。]
ん・・・ なんだ?
[すぐその場を離れようとした背に届いたのは幻聴でしょうか。
かつて一度だけ訪れた海の波の音が聞こえた気がして、炎の魔人は足を止めました。**]
(25) 2011/11/18(Fri) 20:44:25
グレゴリーは、メモを貼った。
2011/11/18(Fri) 20:49:05
グレゴリーは、メモを貼った。
2011/11/18(Fri) 20:50:26
― 中庭 ―
私も見つけられなかったわ。
閉じ込められるのが嫌なのは私も一緒。
[フワフワ][白く長い髪が揺れる]
[ユーリー>>20に八つ当たり気味で言うと唇を尖らせた]
[泉から戻るレイス>>260を見送る時も髪は揺れていた][ヒラヒラ]
そうねえ。
ニキはこんなちっちゃい頃から知ってる子だし。
[チマッ][親指と人差し指で鶏卵ほどの大きさを作る]
[ウートラ>>4とニキータ>>15の会話に横から口を挟んだ]
[幼い頃から知っているのは嘘ではないはずだが][クスッ]
(26) 2011/11/18(Fri) 20:57:40
なっ、なに!?
[ピクン][ウートラの声>>5に驚いてそちらを見た]
[続いたユーリーの呟き>>21にも気を取られて]
[お菓子の木を見た時には二つの影が消えていた]
そうよ。ベルナルトが一緒ならキリルも守られてるはず。
大丈夫に決まってるわ。
[お菓子の木の天辺を見ながら呟く][ヒソリ]
どうかしら。
言われて見るとそんな気にもなってくるけど。
[フルフル][元の大きさも正確には覚えてないと首を振る]
[不安そうに上から下まで眺めて小さく震えた][フルリ]
(27) 2011/11/18(Fri) 20:57:42
[スゥ][息を深く吸い込んで]
[大きく吐き出し冷静になろうとした][ハァ]
なあに?
――ええ。いいわ。
[パチリ][瞬きしながらユーリー>>22を見上げた]
[いつになく真剣な蒼に目を細める][ツイッ]
[温度の下がった静かな声で答え頷いた][*コクリ*]
(28) 2011/11/18(Fri) 21:00:45
オリガは、メモを貼った。
2011/11/18(Fri) 21:03:28
ニキータは、メモを貼った。
2011/11/18(Fri) 21:23:34
― 木の傍 ―
[木の大きさが変わったのかどうか>>7は、判らなかった。エントがそう感じるのなら、そうなのかもしれないとは思ったが]
つーか、ソレ(=かしかしちゃん)採用なのかよ?
[ウートラの自信なさげな言葉には、一応突っ込んでおいたが、突っ込みどころを多分、間違っている]
(29) 2011/11/18(Fri) 21:31:54
― 中庭・木の傍 ―
着いていったのか、
着いていかされ……攫われた?のか、わからんけどのぅ……。
後者だとしたら、かしかしちゃん的に気を利かせたつもりなんかのぅ?
[ニキータの疑問の声>>18に対して答えは出せず、やっぱり首を傾げ]
……おぉ。
そう言えば、操られている子が居るかもしれないんじゃったねえ。
だとしたら、恋路の応援をしたい子が狙って……!?
[何処までも脳味噌は平和ボケ、かつ色恋沙汰に満ちていた。]
(30) 2011/11/18(Fri) 21:39:14
― 少し前・木の傍 ―
レディ・オリガ。それはちっちゃすぎ。
[オリガの言葉に>>26一応抗議]
このくらいは、あったってば!
[人差し指を目の前に広げて、作った幅は、大体ソフトボール一個分くらい]
[ぶっちゃけ、鶏卵と大差なかった*]
(31) 2011/11/18(Fri) 21:39:34
え、可愛くないかい。かしかしちゃん。
[名付け親であるロランに同意を求めようと顔を動かしたが、
当の本人はまだ部屋だったかもしれない]
……あんまり変わらんよぅ、ニキちゃん。
ちゅーか、ダンピールって卵から生まれるんかい?
[オリガとの遣り取り>>31に突っ込みを入れて]
まあ、ニキちゃんは若返るよりも大人になるほうが先決じゃよねえ。
[ついでに、腕を組みうんうんと頭を揺らしながら先程の一言>>15に対抗してみた]
(32) 2011/11/18(Fri) 21:43:01
― 中庭・木の傍 ―
んん〜、その操られてるってのだけどさあ…
[ウートラの言葉を(恋路云々は華麗にスルーしつつ)聞いて>>30、ぽり、と頭を掻く]
自分から飛び込む気分になるように操ってるってこともあるんじゃね?
[だって、さっきから、突入志願者が多すぎる、と、ちょっと思っていたのだった]
(33) 2011/11/18(Fri) 21:43:24
─ 中庭→自室 ─
ん、さんきゅ。
[静かな声の承諾>>28に、短くこう返し。
さて、どうするか、としばし思案してから]
ま、ちょいと表立って話せる事でもないんで……中、行くか。
[口調は軽いままこう言って、やや大仰な仕種で手を差し伸べる。
身に着けたアクセが、しゃら、と音を立てた。
輝きを抑えた金のそれが、力を制し本性を押さえる小結界でもある事は、旧知の者には知られた事。
ともあれ、手が取られたなら空間を渡り、自室へと移動した]
(34) 2011/11/18(Fri) 21:46:52
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