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[ミハイルの言葉に、、少しばかり困ったようにわらう。
イライダの家、彼女が扉を締めるまで目を離さない]
おやすみなさい。
…よい、夢を。
[イライダへと、できる限り穏やかな笑みをおき。
扉が閉まると、ミハイルを振り返った]
…じゃあ、お邪魔、しようかな…
[おずおずと、遠慮がちに前髪の隙間から見上げ。
彼の家に共に行く事になる]
ッ、キリ…… !
[弾かれたように駆け出す妹の名を呼ぼうとし。
そちらに向けて伸ばした僕の手は、真っ赤に染まっていた。
目を瞠る。まるで、今気が付いたかのように。]
[遠く、叫び声が夜空に響く。
赤く染まる月は欠け始めていた。
夜に出歩くのは危険だ。
分かっていても足は止まらない。
頭痛を感じながらも駆けてゆけば
カチューシャは別れた時と同じ場所に居ただろうか。
先ずは彼女へと歩み寄る]
……、カチューシャ。
今日は、帰った方が……
[言い掛けて彼女の視線の先を追えば
ただならぬ空気の中に三つの人影が見えた]
[カチューシャは未だ其処に居ただろうか。
目は見開いたまま、ぎこちなく首を動かして、周りを見る。一点で止まった。
倒れた身体。イヴァン。同じ集落に住む旧知の仲。妹の恋人。
2人の関係は傍から見ていてもどかしい程で、でもそれは彼が妹を大事にしているから。
それを知っていたから、だから僕は、余計な事はせずに見守ろうと思った。彼になら任せられると思った。そうして2人で、幸せでいてくれれば良い。
そう、思っていた。]
…ん。
[ミハイルの家に招かれる。
扉が開くのに、少し顔を緊張を浮かべる]
散らかるだけものがあるなら良いじゃない…
[なにもないよりは。
珍しげに当たりを見渡す。
銃の部品でもあればまじまじと見つめるが*]
[如何して彼を殺してしまったのだろう。
彼が人狼だから。妹を食べようとしたから。
本当にそうだったのか。あの時は確信していた“事実”が、表面から剥がれ落ちていく。
倒れたイヴァンには狼の耳も尾も無い。ただの人間にしか見えない。]
……あ……
[頭を抱える。
よく聞こえなかった会話は、本当はただの恋人同士の話だったのではないか。
そう言えば元気がないと、喧嘩をしたのかも知れないと。仲直りをしていたのかも知れない。
そう、人狼だなんて、そう思い込んだ事に、何も根拠など無かったのだ。]
[悪夢だと思った。
夢であって欲しいと願った。
動かぬイヴァンの姿を遠目に見据える。
レイスとキリル。
どちらが彼に何をしたかまでは分からなかった。
月光を弾く液体がイヴァンから広がっている。
血を流す幼馴染に駆け寄りたい衝動。
一縷の望みに賭けたいと思う。
思うが足は動かない。
理性が衝動を抑えていた。
カチューシャが此処に居る。
それが男を引き止める最大の要素]
[キリルが走り去るが見える。
カチューシャが何を言っても
男は追いかけることをよしとしない]
――…ッ
[眉間に深く皺が刻まれる]
カチューシャ、済まない。
[次はやらないでほしいと彼女は言って
男は善処すると答えた。
けれどそれは叶わず、
断りをいれると同時に彼女の身体はふわりと浮く。
この場に置いてはおけないと男は思い
カチューシャを抱き上げて駆け出す]
[幼馴染たる同胞への呼びかけは、常ならざる響きを帯びる。
返る問いにこたえる、間が少し開いた]
───…イヴァンが、兄貴に殺された。
[ぐ。と、手の中の血のついた鋏を握り締める]
[向かう先はミハイルの家。
悪夢を振り払うかのように必死に夜道を駆け抜けて
男は膝裏に回した方の腕で扉を叩く]
――…ミハイルッ!
居るか ? 居るなら開けてくれ…!
イヴァンが……、……ッ
[あがる息。
引き攣る喉。
祈るような思いでミハイルの声を待つ**]
[聞こえる囁きに、笑み返す。
くすくす、と息漏れてしまうを抑えられない]
ん、ひとりだよ。
きっと、彼女は―柔らかクて、美味しい…
[赤い月が昇り草木の影を落とす。
ゆらり揺れるのは、獣の、意識―――]
[それ以上の詳細を今、語ることはしない。
案ずる気配乗れば、ただ短く、]
…大丈夫。
それよりも…──我慢出来ないんだ。
[飢えを仲間に訴える]
…そう。なら、簡単だ。
今夜はイライダを喰らおう。
[期待に喉が鳴る。
きゅ。と、胃が鳴いて喉が渇く。
思考は向かう先、獲物の住処へと向けられた]
[鋏と香袋は、落とさぬように懐へと仕舞う。
血の匂いを纏い、イライダの家を目指し駆けた]
窓を破ろうか……、いや。
呼び鈴押せば、案外簡単かな…?
物音に気付いて、逃げ出されちゃ敵わない。
[朱い瞳を眇めて、短い思案を置く。
どう?というように同胞に目を向け、同意返るなら呼び鈴を押す。
伸ばす指先、それは既に恋人の血に染まって赤い]
[素っ気ない声に、言葉を失う。
続ける言葉を少しだけ悩む様子の後、
おずおずと言葉をつむぐ]
…キリルのしたいように、して、いいよ。
[イヴァンが死ぬと言うこと。
彼女の詞から、きっとその場を見たのだろうと思う]
[一番だいじだと思う相手が目の前で死ぬという、
そんな心情を悟る事はできない。
また、そんな相手を大事な肉親が手に掛けるなどと言う事にいたっては、想像すらできない。
囁き届く相手を想う。
想像出来ない苦しみを、悲しみを想う。
だけどもそれは、本能に上書きされて。
その事実を悲しいとすら、思う事は出来ない]
ロラン、
[同胞の声に、幼馴染の気遣いを感じた気がした。
だから名前を呼んで、少しの間口を閉ざすけれども]
…ありがと。
でもしたいことなんて…───ない。
[いや、ひとつだけある。この飢えを満たすことだ]
[ロランが見渡しながら言う>>23のには「ははっ」と笑って。]
まぁ、細々したもんはいろいろと、な…。
[銃や罠の為の部品やら材料が、無造作に木箱あたりに突っ込んである。
壁にはロープや、網…。
一応の気遣いとして、流石に刃物は入ってすぐに目につく場所には置いていなかった。]
お前の寝床は、こっちだ…。
[入ってすぐの広間から、ローズウッドの扉を開いて案内する。
ベッドが二つ並んで置いてある、両親の寝室だった部屋。
不要な物は捨てたり、使ってくれそうな人に渡してしまったから、その部屋には散らかるほどの物は置いていない。
部屋にロランを通したなら、何か必要なことがあれば手伝い。
自身もベッドに横たわっただろう。]
[分かっている。
この事実、この感情に囚われ足を止めたなら、
恐らくはもう、二度と走ることは出来なくなってしまうだろう。
獲物を狩れない狼は、死ぬ。
本能がそう知るから、揺らぐ感情は飢餓の下に覆い隠されていく]
キリル。
―――キりる、
[本能が理性塗込める中、ギリギリに保つロランか
相方の名前を呼ぶ。
呼べる知性が有る間、何度も。
そっとミハイルの家を抜け出す。
自身を心配してくれるひと。
裏切る行為に1度だけ目を瞑った]
キリる、
…俺が、
[開け放つ窓。
身を投げるように飛び出せば、
既にK銀の狼はロランの体を受け止めるべく待っていた]
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