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───── カルメン!!!!
[彼女の名を、こんな風に叫んだことはなかった。
倒れこむ彼女に駆け寄って、血を噴き出す傷に手を当てる。
すぐに真紅が手を浸した。
それでも傷に手を当て続ける]
ダメ……駄目だ。
いや。いやだカルメン、死なないで……
[次第に泣き声になってしまった。
無駄だと心のどこかでは分かっている。
でもどうしようもなくて、傷に手を当て続ける。
すぐに服も袖も床も全てが、流れ出る赤に染め上げられる。
流れ出る真紅は、止まることがなくて、]
[……零れ出る命は止めようがなくて]
─ 広間 ─
んふふ ふ
ライさん うそつきやからぁ
こんど は ライさん 見てみぃ も ええかも なぁ?
カルメンさんはぁ 人狼やないけどぉ
ライさんもぉ ちゃうかはぁ 見ん と 分から へんもん ねぇ?
[うちはだぁれも信じとらんかったから、クロエさんのゆぅてたこともどっか飛ばして、笑いながらそないなことゆぅとった。
誰も信じとらんかったけど、人死に見るんは怖ぁて。
やのに、心とは裏腹に思考は”役目”を全うしよて動いとって、結果、心が耐えられんで闇の底ん堕ちてった。
今んうちは、誰か殺して人狼かどうか見ることしか頭に無いねん]
―広間―
[ローザがカルメンへと近寄り、一連の動きには自分は介入せず見ていた。
舞い散る赤、花が咲きほころぶようと、自分が引かれるその花に、今は落ち着いた様子で震えることもなく、
ただ、その光景は痛ましい思いと表情で見ていて]
……
[小さく聖句を心の中で呟く。
直後ローザがライヒアルトに詰め寄る姿には驚いた様子を見せていた。
その様子に、かける言葉に、ライヒアルトが偽者だと、そう確信を持って告げていたことに]
―広間―
[細工師の言葉>>4に何か返そうと口を開き、 その直後にそれは始まった。
向けられていた刃は結局、男の身を貫く事は無かった。
代わりにそれを手にした娘が力持つ者であった事を、その時点で男は未だ知らなかった]
…… ローザ君。
[驚いたように、行動を起こした者の名を紡ぎ、だがそれだけ。
男はその行為を止めようとはしない。当然の事だった]
[やがて肉を裂いたナイフが落ちる>>2。
少しの間呆然としていた娘は笑い声を上げ>>6、それと共に男の表情から驚きは失せて]
そうか。
……君が、“もう一人”か。
[告発>>7に、僅かに眉を顰め、男は返す。
もう一人の言葉が指すのは、“能力者”か、“人狼の側の者”か――この時点では未だ、どちらとも取れるだろう。
そして男は命を喪ったばかりの織子の方を見て、
旅人の時と同じように、十字を切った]
─ 広間 ─
[ローザのわらう声と、クロエがなく声が響いてくる。
僅かに伏した翠からは、先ほどまでの冷たさと鋭さは失せていた、けれど。
感情のいろは、やはり、戻らぬまま。
視界を遮ったベアトリーチェから、状況を問われたなら、短く]
……カルメンさんが、死んだ。
ローザが、殺した。
[そう、告げて、少女から目を逸らす。
問うような色を宿した翠が向くのは、ライヒアルトの方]
─ 広間 ─
……とり、あえ、ず。
ライヒさん、ここから出といた方がいい。
[クロエはアーベルが宥めに行くか。
ユリアンがローザを抑えようとする様子に、小さく息を吐いて]
……あんたが何者であれ。
ここでまた、血が流れるのは、嬉しく、ない。
[問うようないろは残したまま。
ライヒアルトに向けるのは、こんな言葉]
ごめん…、ごめんね。
[泣きじゃくりながら、謝罪をカルメンへ向け繰り返した。
ミリィ、カルメンと。
幼馴染と女友達とを失って、どこまで続くのだろう。
布に包んできた十字の燭台も、いつしか布は解けて血に浸る。
それを気遣う余裕とてない。
ただ、とん…と、優しく肩を叩かれた気がした。
振り返れば、深い蒼の双眸がある]
ライヒ兄さん……
このため……なの……?
[声で問いかけることのできない言葉を、コエに漏らす。
話には聞いたことはある、見極める力の話、二つの。
言い伝えの通りのそれ、有する二人は確かに見えた]
―広間―
彼女も弔わねばならないな。
…… 嗚呼、アメリア君の方もまだ見ていなかったか。
[己が殺したようなものであるのに、まるで昨日までと変わらない調子で、男は言う。
己に向けられる様々な色の視線など、意に介していないかのように]
……あんまり、血、流されると。
抑え、きかなく、なる、から、な。
[それでも今は、ぎりぎりで抑えていられる。
歯止めをかけているのが、青年の意識である、との自覚は銀の獣にはなく]
ただでさえ、妙にかき立てられてるんだし……これ以上血が増えたら、抑えるのも難しい。
ライヒ兄さんっ!
[少し感情的な声で呼んでしまい。
人前ではもうほとんどなくなったその呼び方を驚く人はいたかどうか]
私が…やりますから、
ライヒ兄さんは一度……
[と、エーリッヒの言葉に>>27同意するように広間の外を視線で示す]
―広間―
そうか。
[感情的な声>>32に、瞬きを一つした後]
……ならば、任せるしよう。
[出ておいた方が良い>>27>>32という言葉に、それぞれの顔を見て、素直に頷く。
その際に青年の目の問う様な色も見えた筈だが、直接の問いが向かない限り、男は誰にも、何一つ答えずに、広間の扉へ向かう]
[直接見ていない自分はまだ、ましなのだろう。
エーリッヒの]衝動は、自分もわかることなので]
はい、大丈夫ですよ。
今日は全部、楽しんでいただいても。
[あえてそう表現しながら、一度味わったそれはまさにそういうにふさわしくもあり]
私は昨晩譲っていただきましたね。
ん……わかった、もらう。
ま、今までみたいに、ラクには行かないだろうけど、ね。
[剣を手にしながら、それでもどこかにためらいを感じさせた家主とは異なり、彼には抗う意思もあるだろうから、容易くは行かないかもしれない、と。
思いながらも、銀の獣の意思は揺るがない。
喰らうことと、障害の排除と。
意識は既に、そちらへと向いていた]
すみません……いろいろと……
[申し訳なさそうに広間に残った皆にそう謝りながら、何にとはいえない。
自分でも何にたいしてなのかわからない。
ただその雰囲気に、それは少なくとも関係していることがなんのかははっきりとしているから、謝罪の言葉を口にした。
止められなければ、そのままカルメンの傍へと寄っていく]
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