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― 都市の通り ―
[風景の流れが止まったのは道端のひとつ。
目指した人物を認め、其れに添う人物に目を細めた]
テレーズ、サリィ。
[声を掛けてから歩み寄る。
二人ともこちら側の存在と知っていて、
それでも反応しなければいいと思った、けれど]
[彼女たちは程なく反応を返しただろう。
苦笑にも似た微笑で其れを受け止める]
…ミケルとミレイユから聞いてた。
テレーズはいない、サリィは消えちゃった、ってさ。
本当に、沢山刈られちまったんだな。
俺が知ってるだけで7人……いや、8人、かな。
[多分。と小さく続けて、仰ぐ。
待宵草で繋がる二人は今は何処に居るだろう。
従妹である彼女は…会わせる、べきだろうか]
…な。サリィもテレーズも、
行きたいトコとか会いたい人とか、あったりするか?
良かったら付き合うぜ?
[に、と笑みを浮かべて、けれど少し力無く。
二人に向けて右腕を――包帯を外し大きな瘡蓋と褪せた勿忘草の印を晒した――差し出した**]
─ 都市の通り ─
……
[聞いて、また涙が増えた。
苦笑も見えてはいるけれど、止まらない。
頭に手が乗せられて、少しびくっとしたけれど。
それ以上は、何も。]
……がう。
違う。
かられたくなかったけど、
……刈られてほしく、なかった。
─ 都市の通り ─
[約束を果たすべく、人を思い浮かべ通りに居るのを見つけ出す]
ユーリ。
時間空いた?
[声をかけ、動けるかを短く問うた]
─ 山頂 ─
[風に揺れる花を見つめる。
『外』に吹く風は都市のものと同じだろうか。
風にも降る雨にも触れられぬ心の形は其れを少し残念に感じる]
――…うん。
[クレイグの思いを聞いて確かな頷きを向けた。
綴って残り継がれてゆくクレイグの『本』。
そんな、ありえたかもしれないもう一つの未来。
静かに目を閉じてその景色を想像する。
天上青にも負けぬくらいに幸せで美しい日々の色。
それが潰えた現実に戻ればまた鉛色の空がある]
本屋にクレイグの『本』を残す事は出来ないけど
聞き手が僕ってのも物足りないかもしれないけど……
クレイグが綴る言葉を、物語を、聞かせて欲しい。
クレイグの言葉を、僕が覚えていたい。
[二つ目の望みを口にして
天上青からクレイグへと眼差しを向けた。
読み上げの事を言う彼の眸は青に向く]
苦手なら仕方ないなぁ。
……でも、最初はクレイグの声で聞きたい。
一度聞かせてくれたら覚えられるから
次からは僕が諳んじるよ。
[その横顔を見詰める眸に柔らかで穏やかないろが灯る。
天上青を語るその声に一度視線をその花に向けて]
寂しくて、哀しい花だね。
[青と死神が何を思うかは知れないけれど
クレイグの言葉とその眸からそう感じた]
[素のままの疑問に紫の双眸が彷徨う。
微か眉を寄せて悩むようなそんな表情が過ぎった。
ややして小さな溜息の後、徐に口を開く]
必要とされたかったんだろうね。
[何処か他人事のように始まる言葉]
語り部見習いだった事があるんだ。
正当な後継者が出来てお役御免になったんだけどね。
元々語り部になりたかった訳じゃないけど
必要としてくれるなら、その役目を全うしたいと思ってた。
でも、勘違いだったんだよね。
代わりにもなれないんだって、あの時はちょっと落ち込んだ。
[眉を下げて苦さの残る笑みを浮かべる。
笑い飛ばせると思っていたのに初めて口にした過去は
こんなに時間がたった今でも、
心の澱として残っていたのだと改めて思わされた]
─ 都市の通り ─
[誰、といわれても答えを返さない。
しばらくしてから、小さく口にした。]
みんな。
おばあちゃんが
死神が
誰も刈られてほしくなかった。
いきなり消えないでほしかった。
……だいじょうぶ。
[撫でられて、言葉を言うころには、その涙も止まる。
瞳の奥に横たわる仄暗い感情は、消えてはいないけれど。]
─ →自宅兼工房 ─
ユーリ、こっち。
[工房の傍に来ると、併設されている乾燥小屋を指差してユーリを呼ぶ。
扉へと手を伸ばしてみるが、すり抜けそのまま中へ入ることになった。
ヒカリコケのランプで照らされた室内の中で、いくつかの器が棚に整然と並んでいる]
えっとねぇ……。
あぁ、これこれ。
[依頼を受けていたカップの試作品の隣、新たに創作して作ったカップ。
逆さまに置かれたそれは、他のカップと違い、本来の置き方をすると4つの足で支えられるようになっていた。
表面に凹凸の多い形、逆さまの状態で見ると花の形のようにも見える。
ユーリが抱いた、蓮華草のような形]
─ 都市の通り ─
うーん、そっか。
ミケルには辛すぎたかな。
[ミケル>>919を撫でつつ、逆の手で自分の後頭部を掻く]
アタシは、避けられないことだって、分かってたからなぁ。
そりゃ、しょうがない、って言葉では片付けられない、けど。
[どう言ったものか悩みながらも口にして、ミケルと合わせた視線、彼の瞳をじっと見た。
瞳の奥にある感情を読み取り切れはしないけれど、だいじょうぶ、と紡がれた声が心に引っかかって]
……本当に、大丈夫?
泣き足りないなら思いっきり泣きなよ。
吐き出したいものはぜーんぶ吐き出してしまえ。
ほれ、泣くところが欲しければ胸貸してやる。
[ミケルの頭を撫でていた手で、軽く、自分の方へと引き寄せた]
……。
そういえば、お茶、飲めてない。
[続く言葉にふと思い出して、少し眉を下げたけれど。
ユーリが離れ、問い掛けにこくりと頷いて]
他の、誰か、か……
[同じように足を踏み出しながら、娘が思い浮かべたのは――**]
/*
お返ししつつどこにでも行けるフラグ立てつつ。
しかし遅くなったせいであまり時間がないぞ。とりあえずただいまである。
[思いだしたように熊猫ひょっこり]
─ 都市の通り ─
……目の前で、消えた。
サリィちゃんも、ミレイユちゃんも、ノクロおにいちゃんも。
どうでもいいって。
[辛すぎた、なんてことを言われて、首を横に振った。
辛い、のか。それがもう、わからない。
まだ、湿った目を覗き込まれて、目をそらすことはなく、
そして引き寄せられて、少し、びっくりしたように身体が固くなる。]
え
…っと
…………花、咲いた、かなぁ。とか。
だ、だいじょうぶ。
[ちょっとあたふたして、離れようとする。大人の身体はちょっと刺激的だった。]
─ 山頂 ─
[呟きながらも、届かぬもの、と見なしていた願い。
それを受けて紡がれた望みに、青に向いていた瞳が僅かに揺らぐ]
……元々、喋るのだって苦手だったんだぜ。
[眸に宿る穏やかさには気づかぬまま、ぽそ、と呟いた。
幼い頃は、大抵姉の後ろに隠れて、話すのも任せていた。
ただ、そのまま護られるだけでいたくない、という思いから、少しずつ、動くようになって、今に至る。
寂しくて、哀しい。
雨の中で泣き濡れるが如き様子は、その評に違和を感じさせなかった]
[投げかけた、素の疑問。
それに紫の双眸が彷徨う様子に、僅かに眉が寄る。
ため息の後に語られた、最初に一節に、え? と短く声を上げた後は、語られる話を静かに聞いた]
…………。
[初めて聞いた昔話。
苦さ残る笑みに、どう返すべきか、と言葉を探す。
同時、今まで向けられた言葉や、やり取りの合間に滲んでいたものの意味が理解に落ちて]
……そ、か。
[最初に口をついたのは、こんな呟き]
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