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[消えていった心に、それでも矢張り心配そうに。]
[暫し、心のこえは無くなる。
そして届く言葉。]
――側近殿ですからね。
アーベル殿、側近殿には、わたしが当たりましょう。
無理を押しては良くないですから。
[純血には劣るが、この力なら大丈夫であろう。
あまり良い手段ではないが、油断をさせられたのならば。
手段を選んでなどいられない。]
[暫くすると、色々なものがとびかったりした。
月闇の竜王のたのしそうな様子が聞こえ、頭が痛くなったのか、頭を抱える。]
王……
[この騒ぎの、間違いなく原因の一人である王。
きっとその分、影竜王は苦労しているに違いないと、途中で会った竜王の姿へ内心で詫びた。]
[そのようなことがあったのでは、内部からの強化は当然であっただろう。]
――本気になれば破れるんじゃないですか?
[強化する、という情報が入るときに、思わずそう問い返していた。
が、その回答は得ることができなかった。]
[結界が強化される前、オトは西殿にいた。
頭も痛かったし、結界の状態も知りたかったのだ。]
[天聖の竜がやってくる。
東殿の話を聞き、そうしてこの状況を一番詳しく理解していそうな竜のことを尋ねた。
東殿と聞いて、そちらに歩を進めていたのだった。]
―東殿・回廊―
[どこにいるのかとギュンターの姿を探す。
と、動き回っているその姿を見つけたのは、回廊の端のほうであった。]
あ、側近殿。
[呼び止めると、忙しそうな彼は止まり。
さまざまな説明を求め、回答が返る。]
そうですか。
目的は、何なのでしょう…?
[詳細の答えはなく、彼の姿はまた離れる。
めぼしい情報もなく、ため息を吐き出した。]
―中庭―
[風が少し落ち着いたようであった。
理由はわからないが、疾風の竜が何かをしたのであろうとあたりをつけ、天を眺める。
重い曇天。]
[本は部屋に置かせてもらった。
長い歴史書だ、この問題が片付くまでには読み終わらなかろう。]
[闇が訪れてはいないが、光の下よりも調子が良いのは確かで、オトはようやく、少し落ち着いた息を零したのだった。]
剣について、答えてはいただけませんでした。
[そのままことばを流す。]
側近殿がお持ちなのか――判別はいたしません。
ですが。
……可能性は低くはないでしょう。
それに
[聞いた今後の方針を伝え、]
彼はおそらく、熱心に探すでしょう。
邪魔になります。
[邪魔を許さないのは、彼女も同じ。
もう、すべては始まった。願いに向けて、転がってゆくばかり。]
[目を伏せて周りの気配を探ると、そばに対の一つがある。
瞬き、そっとその方へ近づく。]
――ノーラ殿。
[少し動けど、眠っているように見えたので、そっと呟くにとどめた。]
ええ。
[少しぼうとしている様子の影輝の竜。
そっと膝を折り、その横へ。
子供に対するようだが、そっと手を頭へ伸ばしていた。]
お早うございます。
このような場所で、ゆっくり休めますか?
風と、木と、いまはやさしいから。
……それに、中の方が混沌としてそーじゃん。
本当に大変なのは中なのだろうけど。
下手すればそのうち何処も同じようになりそうねぃ。
……。…。
お早うございます。……何を?
[思い至る口調はいくつかあれど、あえて口にすることはなく。]
いえ。
とても気持ちよさそうでしたから。
[微笑み、手を離して]
ご不快でしたか?
いえ。
そうする、ものなのでしょうか。
……。
内部の事は、お聞きになりましたか?
手立てが見つかればよいのですが。
待っていても、仕方のないことですね。
そうですね。
寝ている子にはつい……
いえ、ノーラ殿が子供というわけではありませんが。
[問いかけに小さく頷き]
話は聞きました。
そうですね、待っていても。
かといって目的が何かもわからないでは。
――竜王たちの力、でしょうか。
[白昼夢は青年の領域。眠ってはいても月闇の声は聞こえていた。分担を促す労わりの言葉に逆らう事なく受け入れる]
……そうだね。では、お任せするよ。
彼とは古き友だから私では気付かれてしまうかもしれない。
[【心の間】での応対より口調が少し崩れてきているのは、青年が彼自身としての『望み』を叶えようとしているからか]
……内は年月を重ねてはいても、私は未熟。
幼児と大差ないとも言えます、お気になさらず。
単純に力であれば、封じてどうしようと言うのでしょう。
そうすれば竜郷に待ち受けるは何れの滅びの時。
干渉した者が予想する者と相違なければ、
揺らすことは好んでも単に滅ぼすは望みではないはず。
―東殿の一室―
[椅子に座り目を閉じていた青年は閉じた時と同じように静かに目を開いた。
白昼夢は短いようで長く、長いようで短い。青年が再び動き出せる程度に休め、完全な体調とはまだ言えないが如く]
……少しはましになったかな。
[立ち上がる動作も滑らかに呟いてあれからどうなったかと知る為に部屋を出る]
本当に、大事になさってください。
[届く言葉に、こえを返し。]
わたしは、あの方とは親しくしていませんから。
……はい。
[手を貸す、という言葉に、神妙に頷いた。]
その際は、お願いいたします。
未熟とは思えませんが。
[困ったような顔をした。]
……そうですね。
でも竜王方なら、あそこを出ることも出来るのではないかと思いますけれど…
[西の方に目をやった。どこか疲れた顔で。]
あなたは、目的を、何だとお思いですか?
[運がいいのか悪いのか、回廊に旧友の姿はなかった。他者を求め回廊を歩く途中、独特の香りが流れてきた。立ち止まり記録を辿る]
………触媒かな。ならば若焔か。
[離れた場所から扉を見つめ、袖から覗く指先を口元に添える。青年の司る智の中に触媒に関するものはあまり多くは無い。匂いだけでは判別できず、また邪魔をするのはよく無いと判断し足を外へ向けた]
大丈夫だよ。
まだしなければいけない事は多いのだから、無理はしない。
[返す声を柔らかく受け取り、神妙な声に頷く]
いえ。
私が過ごした時間のみで言えば……
貴方よりも、大分、短いかと。
出るだけならば力技でも不可能とは言えないでしょう。
ですが、周囲に与える影響はどうなるやら。
それに長と言えど、必ずしも安定を好むとも限りません。
『聖魔の剣』は聖魔併せ持ち、天聖と流水に属するモノ。
『神斬の剣』は神も斬り倒す、影輝と精神に属するモノ。
そして、『真なる剣』は何者の干渉も許さず退ける。
[それは口伝の一部。『聖魔剣』、『神斬剣』、『真・聖魔剣』について語る青年の言葉は歌うように心話に響く]
[ほっとしたように笑う]
そうですね。
まずは、あれを探さなければいけませんから。
……純血種の方々を探るのは、とても厳しいものがありますし、お任せすることになると思います。
そのときは、宜しくお願いします。
そうなのですか?
[驚いたように尋ねたが、すぐに言葉は止まり。]
……そうですね。
影竜王はおそらく苦労しているでしょう。申し訳ないと思っております。
[そうして傾ぐ顔を見る目は、暗い肌の色をとらえ。]
王を封じることにより――
あなたは、思い当たるふしが?
[引き寄せられるように、手が伸びた。]
―中庭―
…おや、あれは。
[竜の気配を求め今は静かな中庭に出ると、三対の二つである影輝と月闇が座り跪いているのが見えた。大切な話の途中であればと足を止め様子を見守る。影輝の髪の影は遠目からでは見えなかった]
……そうですか。
[少しの間を挟み、呟くようにこたえ。
それから、そっと伸ばした手は、止められずに暗い色の肌へと触れる。]
[視線を追い、顔はそこから、アーベルの方に動いた。]
[口伝はそこまでで途切れ、心の声は夜の砂漠の静けさに満ちる]
自由になる為には、まだすべき事は多いから――…。
[オティーリエのみ囁きを届け、中庭入り口で足を止める。
少し前に感じた安堵したような気配を思い起こし、遠く見守る口元の笑みが微かに深まった]
えぇ、純血種は私が。
ですが、もし荒事になれば本性に返る制約の多い私は一度が限界でしょう。その分、貴女に負担を掛けてしまうのが心苦しいけれど。
[――…刻印がなければ。
それは心の声にもならず、そっと寄り添うように伝わるだけ]
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