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まいったです、少し待つとしましょうか。
[そのまま二人が落ち着くまで待つ事にした。
本心は扉を開けたかった。
これ以上想定外の出来事は起こすべきでないのは明らか。
ならば落ち着くのを待つしかない、そう結論付けた**]
[手を取られ、けれど上まで急ぐスピードはかわらずに]
そうなの。身体を鍛えてたかなんて、言ってなかったわね。私が興味なさそうだったから、言わなかったのかも。
[着いた、という声と物の割れる音]
本当。
石の割れる、音だったわ。あの音知ってるもの。
[手を離されると、杖を突いて音のしたほうへ*歩き出す*]
―― 医務室 ――
……あぁ。
そっ、か。
[繋がる記憶の欠片]
[辿り着いた、足跡]
そういう、こと。
[独り言]
[ゆっくり頷いた]
[返る声]
[ぱちぱち、蒼が二つのんびり瞬いた]
そう。
アーベル。
……アーベル、よね。
[確認する様に二度、呼びかけて]
じゃあ、
エレット。
……あなたの事、そう、呼んでいい?
[問い掛けて]
私の事は、カルメン、って呼んで。
愛称なの。
御願い。
[端的に続ける]
[受け取った一錠]
[まじまじと見る]
……お薬、貰った。
[ぽつと呟いた]
別に、要らないんだけど、ね。
どうせ、治らないんだし。
[からりと乾いた笑い一つ]
でも…
[そう]
[ただ一つ思う事の為に]
[そ、と立ち上がる]
[落ち着かなかった]
……
[思い出したから]
[よく一時でも忘れていられたものだ]
[自嘲して]
[部屋の隅から立ち上がると医務室を出る]
―― 医務室→ ――
[ふらふらり]
[歩きながら]
私、ね。
一つだけ、考えてたことがあった。
どうして、きこえるんだろうって。
どうして、二人なんだろう、って。
[訥々と]
[言葉は何処か空虚な呟き]
―― 回想/自分のカプセル ――
[ゲルダが、水を持ってきてくれたことはぼんやり覚えている]
[心配をかけて申し訳ない。大丈夫だから。ありがとう]
[それだけの言葉を必死で連ねようとしたが、どこまで通じたものか]
[しばらくどうしようもなく呻いて、目を閉じて。
瞼の裏でぐるぐる回る暗闇をにらみつけているうちに、まるで力尽きるように意識が落ちていた]
[それが再び浮上してきたのは、しばらく時間がたった後]
ヴィヴィと、エレット。
二人の声が聴こえる、事。
きっと、何か意味があるの。
[其処まで呟くも]
[は、とまた何か気付いた様子]
エレット。
エレットじゃ、お菓子みたいだから。
………フェレットに、する。
[疑いの無い声]
[動物みたいだ、という考えはないらしい]
―― →大広間 ――
[空腹には違い無い]
[けれど別に構わなかった]
[ふらふらり]
……
[進む足はまるで幽霊のよう]
[目的以外はあまり目に入って居ない様子]
取りに行かなきゃ
[ゆらゆらと安置所方面へ向かう]
―― 自分のカプセル ――
[目が、覚めた。
そんなに長い時間ではなかったはずだけれど、大分疲れが取れ、体が軽い。頭の痛みも、眠りに落ちる前が嘘のよう]
………ああ、やっぱり疲れてたんですね。
冷凍睡眠なんて、生まれてはじめての経験でしたし。
やっぱり、自然に反すると良くないんですよ。
[目の前で両手を開いて、閉じて。
指一本一本動かして、力の入り具合と動き具合をチェックした]
……よし、快調です。
[枕元にまだ水がたたえられたコップが残っているのを見つけて、ゆっくりと身を起こす]
―― 安置所 ――
[ゆらゆら踏み入ると]
[緩慢な動作で一望する]
……
[せんせいが身体を起こしているのなら]
[きっと視界に入るだろうから]
[笑みと視線を向けたかもしれず]
[そのまま自身のカプセルへと向かう]
[髪の寝癖を整え、水を飲み、手元の本に手を伸ばす。
伝記の方は、やっぱりどうも気が進まない。
それは傍らに放置して、手に取るのはリルケの詩集]
……眼鏡、探しませんと。
[呟きながらも、もう紙が黄ばんで虫食いの跡のある本を大切そうにめくっていく。別に、眼鏡がなければないで少し顔をしかめるくらいで読めるからいいのだけれど]
おはようございます、カルメンさん。
[こつりと入り口で物音がして、カルメンが入ってきた。
顔を上げると、ひらひらと手を振って挨拶をする。
どうさがゆっくりに見えたから、何かあったときのために意識のいくらかをそちらに向けながら、再び詩集に目を落とした]
[カプセルまで辿り着く]
[隅に寄せられた草臥れた、茶]
[自身の髪がさらりと落ちて、重なった]
…
[音無く口許を吊り上げ笑う]
……おはよう。
[せんせいの声に顔だけを向けて返す]
[そっと荷物を抱き上げて]
[ゆらゆら、其方へ歩み寄っていく]
[捨ててしまいたいのに]
[捨ててしまえない]
[捨ててしまえれば楽なのに…]
[捨ててしまえれば楽、なのに?]
[解らない]
[何故抱え込んでいるんだろう]
『彼らはいずれも無邪気な笑みを口元にたたえ、
まばゆい、縫い目のない魂を持っている』
[カルメンがこちらに来る気配を察すると、ページを繰る手を止めた]
[目を上げて、失礼にならないようカプセルの中を整えると横向きに腰掛けるよう姿勢を変えた]
ああ、これですか?
リルケという人の、詩集です。もう、何度も読んでほとんど暗記をしているのですけれどもね。やはり、見ていると落ち着くので。
[体をずらし、彼女が腰掛けられるスペースを空ける。
ぱたりと閉じたその本を差し出しながら]
かけられますか?
─二階・(5)の部屋─
大変とか、言い出したら切りがなかろう。
程度の差こそあれ、全員同じ状態なんだ。
[心配かけたくない、という言葉>>591に、静かに言う]
……ま、甘えられると思った時には甘えとけ。
その方が、可愛げもある。
[次いだ言葉は、己が過去より紡がれたものだが。
それを知らぬ相手には唐突に聞こえるか。
ひとまず、鞄から出したアルバムを開いて渡す。
見入る様子>>619に、天鵞絨を過ぎるのは深い翳り色。
それを押し隠すよに、棚を覆う深緑のいばらに向き合った]
[ふと、心の奥底を掠めたもの。
それを振り払うよに蔦の状態や生育具合、絡み合い方を確かめる]
……中々、手強そうだが。
全く、歯が立たん、というほどでもないか。
[そんな呟きと共に、イレーネに向き直る。
未だに見入る様子に、今度は苦笑して]
……そろそろ、移動するぞ。
剪定道具、探さねば。
[声をかけ、移動を促す。アルバムは再び、黒の中。
廊下に出て、奥にいた者たちの話を聞くと、僅かに眉を寄せた。
先の部屋で見かけた様子、それが頭を過ぎったから]
……ああ。
俺は、よくは見ていなかったが。
ただ事でないのは、見て取れた、な。
[向けられた視線>>639には、自身が見て思った事を淡々と。
少女たちが部屋を見に行く、という言葉に自分はどうするか、と思索を始めた所に響く──甲高い、音]
……今度は、何だ。
[目まぐるしいな、と思いつつ。
*ため息、ひとつ*]
[此方に向く緑]
[優しい色][甘えたくなってしまう]
[此処へ来る前はこんなに子供じみては居なかったのに]
[きゅ、と茶色を強く抱いた]
リルケ?
[知らぬ名に首を傾いで]
[空いたスペースを見ると微笑]
[そ、と腰を降ろし荷物をカプセルの傍に降ろすと]
[差し出された詩集を受け取る]
…
[さらり開き見て]
[難しい]
[眉を顰める]
[書いてある事の幾つかは意味がわからない、けれど]
『彼らは、いずれも、無邪気な笑みを口元に湛え、
まばゆい、縫目の無い魂を持っている。』
[丁度開き見た所]
『そして(あるいはなにか罪なことに)憧れたりもし、
それゆえ、夢にもうなされる。』
[何か心底にこつりと当った気がして]
[言葉無く文字を見つめている]
―衣装部屋―
>>554
ノーラ?
[ここで休むというノーラに心配そうな顔をする。]
寒くなっても服があれば…?
[とりあえず、手持ちの服を置いて、毛布を探った。
それを壁にもたれるノーラの膝にかける。
>>564 行けと言われれば、頷きはするけれど……。]
待ってくれ……ちょっと着替える。
[そして、ノーラの視界に入らない場所にいくと、もう適当に白いシャツとデニムのパンツに履き替えた。…と、それまではどれもサイズが合わなかったのに、不思議に適当に掴んだのは思いのほかちょうどいい。
さっきブリジットに選んでもらったジャケットを羽織ながら、ベアトリーチェ用の服を掴む。]
あとで迎えにくるよ。
[衣装部屋の壁際にたたずむ女を見る。一瞬、昔の絵画のように見えた。]
[自分の隣に腰を下ろす彼女に、にこりと笑いかける]
ええ、昔の、チェコの詩人です。
私の生き方を、決めた一人ですよ。
[彼女の朗読を聞くと、その声音にほっとする]
その詩は、好きなものの一つです。
天使といいつつ、子どもたちのことを言っているみたいで。
まあ、彼らもそんなに綺麗なだけではありませんが。
[好きなもののことなので、つい、語る]
カルメンさんがカルメンの舞台に惹かれたのと、
同じような感じなのかもしれません。
―衣装部屋を出たところ―
>>665
[衣装部屋には思いのほか長くいたような気がする。
部屋を出たところで、左奥からすごい音がして、眉をひそめる。
その時に右手から、少女が杖をついてきたのをが見えた。]
ベアトリーチェ…だね?
[そして、一緒にいる男性にも瞬いた。確か…カプセルで一度目覚めたのを見た……。
とりあえず、ベアトリーチェには服を手渡す。白い杖から彼女がどこが不自由なのかわかっていたので、ピンクのワンピースだということを告げて……。]
すぐここが、衣装部屋だ。中にはノーラがいる。
貴方も、何か着るといい。えっと…。
[そして、ヘルムートに名を告げて名を聞く。
さすがにその時、気がつくだろう。彼がいくぶん名がしれた政治家であることを。]
[生き方を、と零すせんせいにちらと視線を移す]
[もう一度、蒼で文をなぞりながら]
…そう。
昔の、……詩人。
[ゆっくり頷いた]
[舞台について触れられると複雑な笑み]
ねぇ、せんせい。
私、馬鹿だからきっと完全には理解出来て無い。
……でも、凄く、綺麗だと、思った。
だからもうすこし、知りたいの。
これは、どういう意味なの?
[丁度、いまのところを指差して、問う]
[子供が先生に問い掛けるような、何処か甘えの残る声で]
[そして、ベアトリーチェやヘルムートと別れれば、音の鳴るほうへ向かおうとも思ったが…
悲鳴や、誰かが慌てて出てくる様子はない。]
たぶん、石像が倒れたか…。
[老人がそれを押して砕いたときと同じ音だった気がした。]
………。
[どうしようかと考える。
服は渡してしまったので、下に行っても仕方ない……。
さっきのゲルダのことは気になるけど。
(もうすでにゲルダが3の部屋にいることなどは知らない)
そのまま廊下を見渡し、{5}の部屋のドアを見た。]
―5の部屋―
あ………
[ドアを開けて中に入り、閉めた時、そこには誰かいただろうか?それとも無人だったろうか。
なぜかよく覚えていない。
何でか、急に目の前が暗くなったから…。
いや、同時に痛んだ。胸が………。
痛んだというより、何か踏み潰されているような恐怖感……。
ドアに静かに背をつけて、座り込む。自分の息の音が一瞬聞こえたが……。]
[詩に興味をもってくれたカルメンに、嬉しそうに笑う]
詩は、思うがままに感じればいいと私は思いますよ。
リズムが良いものが多いですし。
私も、まだまだ私の解釈以上のものが出来ていないんですよ。
[そうして、向き合うようにして]
ここはですね。
[一つ一つの単語の意味から、ゆっくり話していく。
まるで、授業みたいで楽しかった。
実際の授業をやるときは、こんな風にいい生徒ばかりなんてめったになかったけれど]
大体において、天使というものは神の使いとして個性をなくし、神聖な、それでいて人間とかけ離れたものに描かれるわけです。この詩でも、2連目などがそうですね。
ですが、この1連目は、見ようによっては非常に天使たちが人間のように書かれています。
これによって……
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