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[そないなわけで、今うちは埋葬に適した場所に穴掘っとる。
遺体運ぶんは手伝うてもらわんとあかんから、出来ぃところまではやった]
墓標すら作れんとは……。
[やっぱ工作はうち向いてへん。
後でリアにやってもらお]
[アベルさん、クロエさん、カルメンさん、ミリィ。
出来た分の穴にシーツに包んだ状態のそれぞれん遺体を収める。
今回はこん4人の分だけやることんなった。
…うちの体力かて無限やあらへんからな、残りは今度や。
アベルさんが持っとった剣は一緒に埋めずにとっとくことになっとった。
ホンマに狼が出た時には、っちゅーのが主な理由。
最終的にはベスん手に渡ったんやけどな。
土被せて墓標立てたら、目ぇ瞑って祈りを捧げる。
皆ごめんな、ほんで、今までおおきに]
…たまには顔出しにくるさかいな。
[橋の復旧は着々と進んどる。
遠ぉないうちにうちらは村に戻れぇようになるはずや]
………一生忘れたらあかんなぁ。
[部屋のベッドに寝転がって、自分の右手見詰めた。
うちは、この手で潰してもうた人ん命の上に立っとる。
それは絶対に忘れたらあかんことやねん。
今回のことは村ん人には伝えんけど、それは無かったことにはならへん。
うちらん中だけで、密やかに留めておくんや。
喩え日常に戻ったとしても、絶対に忘れたりはせぇへんで**]
/*
おう、埋葬終わってる。
ローザはお疲れ!
さて、俺もも少しがんばらな……明日も10時からの出勤になってもーたから、時間がかなり少ないの、わかってるんだし、な……!
/*
ただーいま!(ほっこり)
風呂鳩から覗いてた。ロザ埋葬おつかれさまー。
これはあれだな、外に運び出す最後がハンスさんになって、荷物確認してから一緒に運んでくるから先に頼んでいいかな、とかそんな話になってて。
荷物確認したらショックでしばらく動けなくなってしまうパターン。
今夜寝る前にここまでは書こう。うん。
/*
ぬ、企画日程。
あ、ナタさんやナタさんや。
琥珀学院は、3月序盤になりそうですよ……! と言うのを忘れておった!
参加希望のお一人が、序盤でないと無理らしくてなー。
後で、SNSでも書くけど。
思い出したので今の内にいうておくよー。
/*
>>587ハンスさん
なるり。
一応、ヘッダもつけておくったのでしt
>>598ユリお兄ちゃん
どういたしまして、がんばったのよ!(にこにこ
/*
おっとよそ見を。
>>577
うぬ、処刑は霧前か霧後に各自で何とかしてもらう事にして…… も大丈夫だよね多分。
最初は真っ暗闇を考えたけど、入村時の演出と合わせて霧にしたがいいかなと思ったでした。
解決しそうならその方向で進めようそうしよう。
>>583
うむうむ。
あ、じゃあ隠蔽側に連絡取る方向で行けばこの一件は何とかなりそうかな。
ネタばらしした件さえ言わなければ味方してくれる、はず……!
冒涜だーって言う人もまた更に別れてそうだよねww複雑すぎて分からなくなってきt
[――年は、更に流れ。
少女だった女性は、老女となって。
今、まさに命の火が消えようとしていて。
押しかけ弟子を兼ねた助手に、老女の字も書かれた青年の研究ノートを手渡し。
エーリッヒと名乗る男性が訪れたら、老女の死を伝えることと研究ノートを渡すように厳重に言い含め。
春を告げる花。
その花が見ごろを迎える頃に。
老女は青年の机の引き出しに入れられた、
花の意匠の台座に納まった薔薇水晶のペンダント>>490を抱いて、その命の火を消した。]
[ザ――、と強風が吹く。
雪解け水が舞い上がり、春を告げる花を植えた場所に女性の姿が形作られる。
今、命の火を消した老女の若かりし頃。
行方の知れぬ青年と同じ齢の、姿。]
――結局、生きてる間に、あの人と再会は出来なかった、なぁ。
[雪解け水によって形作られた手を眺めて、女性はただ、苦笑う。]
毎日毎日、森を探して。あの人の為に料理を作って。花もいっぱい植えて。
――春を告げる花を、一緒に並んで見る、って約束。守れなかったなぁ。
[女性は、一つため息をついて。]
ま、今度は、こっちが待てばいいんだし。
こんだけ咲いてれば、きっと気付くでしょ。
[女性は背筋を伸ばし、あたりを見回した。]
[――そこには]
[一面の白き花々が咲き誇り]
[もうじき春がくるよ、と告げていた。]
[朱花たる女性は、霊的存在を維持するナニかが崩れるその日まで。]
[*その花畑で青年を待ち続けている*]
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