情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
…っと!!
[宙返りからたららを踏んで着地したところへユリアンが突っ込んでくる。
振り向きざまに回し蹴りを放って迎え撃つ。
足首の銀の輪がシャリンと高い音を立てた。]
『あ。ミリィ、だいじょーぶ?』
[呼ばれたネズミは、悠然と答え。
……さすがに、ただのネズミではないせいか、この状況でも平然としたもので]
[息を吐く間はなさそうだった。
更に近くなる賑わいと共に人混みも酷くなり]
ベアトリーチェも君も、できるだけ掴まって!
[くる、と体の向きを変え、人波を自分の背で止めて二人には被害が及ばないようにと。本気で体勢のことを考えている余裕はなさそうだ]
わとっと!
[カウンターの回し蹴りは、とっさに腕をクロスさせてガードして。
そのまま態勢を低くしつつ、蹴りの後の不安定な足元を狙って行く。
青の瞳には、子供っぽい、わくわくとした光が宿り]
周囲には気を付け……
[礼を言うユーディットに、声をを掛けようとして]
[ぽん、と頭を撫でられる感覚]
な……っ
[無礼者、と言おうとしたが、既にアーベルの姿は無く。
人込みの中へと飛び込んでいく青い髪がちらりと見えた]
…あらら。
[どちらも動きが半端なく良い…
観光目的で来た者達には敷居が高すぎるのだろうか?
割り込む暇がないようで…]
…じゃ、今年はエーリッヒか、ユリアン…なのかな?
[先ほど、見慣れた姿も居たような気がしたが…あの近くにいないと言うことは、飛び入りはしていないのだろうと]
……え?
[ほんの、僅かだったが。
その近距離故か彼女の「言葉」は男の意識にも届いた]
[呟きは、思わず彼女に向けて発していたかもしれない]
『うん、だいじょーぶっぽくないねー。
こっちもちょっと大変かも。
フェーン、後先考えないからねー』
[泣きそうな言葉への返答は、どこか疲れを帯びていたかも知れない]
ぬぁっ!
[軸足を払われて、体勢が崩れる。
音高く響く、銀の音。
こける瞬間に花輪は空へ。
突然吹いた強い風が花輪を高く舞い上げる。]
……っ多分、こっちの方だった…と、思…っ!
[よもや、水風船を預けたはずの青年も後を追って来ているとは思わず
見事に勢い良く流されつつも、波へと消えた友人を追って
隙間をちまちまとすり抜けて。]
……っ、みっけた!ミリィ、にベアちゃん……!
…。……。
わ、わわ…っ?
[男性に庇われる様にして立っている、
見覚えのある赤い髪と、少女の存在に気付いて
何とか波に逆らおうとしてみるものの。
―――そりゃ、急に止まれるわけもなかった]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新