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貴族 ミハエル が参加しました。
―シュリセル・南通りにある一軒の宿屋―
「―――お客様、お出掛けですか。お戻りはいつ頃を予定で?
ええ、いや遅くなられても構わないんですがあンまり遅いのも物騒でしょう。ほら、お客様は立派な身成だから気を付けた方が良いんじゃないかと思いましてね。ましてや一人歩きでしょう。
…おっと、これは失礼しました。
いえ、ただの宿屋の主人が出過ぎた事を。申し訳ありません。
いってらっしゃいませ。お気をつけて」
[ギィ]
[バタ]
[ご機嫌斜めな千花を宥めつつ、ベアトリーチェに学生証を手渡す]
落としていたよ、ベア。千花が見つけたんだ。
ところでそちらの人は誰かな?
[不思議そうな視線を向ける一羽と、訝しげな視線を向ける一人に視線を向ける。]
[宿屋の主人は、詰めていた息を吐き出し宿帳を捲る。
今しがた見送った客が、宿泊をはじめたときに記帳した頁を開き、もう一度息を吐いた。
彼の背後の戸が開き、従業員でありまた彼の妻である中年の女性が彼に茶を差し出す。]
■名前:ミハエル・クルム Michael Krumm
■職業:貴族
■年齢:??? (外見年齢15歳程度)
[腹の虫が、ぐうと鳴る。
……朝飯がまだだった。]
そうだな、朝飯食ってくか。
[腹が減っては戦は出来ぬ。
ついでに、裏メニューも平らげるとするか。]
「え?
歳も分からないような人を泊めておいて良いのかって?
お前、今更”出ていって下さい”と言う訳にもいかんだろ
それに、ほら。前金でこんなに積んで貰ったんだ、俺は何も文句は無ぇ。お前は少し黙ってろ。
確かにあの客はどう見たって未成年だろうが、自分の身は自分で守れると言ったんだ。
見たか?あの客の着てるモンを。ありゃ指輪とブレスレットは精霊鋼、それにコートのボタンは全部銀だね。
いやいや別にどうこうしようってつもりは無ぇよ。
魔法が使える人なんだろうなってだけだ。ほら、居るだろう。
あの”神童”みたいのだって、な。
…いや、確かに金持ってるとは思うがな。あんな数のレアメタル、俺じゃあ一生掛かっても集められないね。
え?何?
そんな安い指輪で満足だってのかい。お前は安上がりな女だよ。
…何だよ、照れてる訳じゃねえって。良いから早く仕事に戻れ。」
―シュリセル・南通りにある一軒の宿屋―
[珍客を抱えた宿屋は、それでも今日も昨日のとおりに、昨日は一昨日のとおりだ。
女将と主人の遣り取りは此処で途切れる。]
[掛けられた声に振り返れば、髭が剃られたハインリヒに笑って]
おはよう、ハイン。いつもそうしていれば男前なのに。
ベアもおはよう。千花もおはようってさ。
ヴィンターもおはよう?
[千花の威嚇にも構わず、名の聞こえた梟に挨拶をしてみる。]
<プレイヤー追記>
■種族:精霊
■属性:氷破
街へ滞在して一週間ほどの旅人。
放蕩貴族として認知されているかも知れない。
実年齢は250歳から300歳程度。
しばしば人間界を訪れる。目的は多様な力が混在する場に己を晒す事による鍛錬。
ときに噂や風聞を追って、ときに他者の気配を追って、街から街を旅する。
抗魔銀、精霊鋼、銀などの高価な品々で身を包んで居たところ、貴族と勘違いされる事が多かったので
何かと便利である事もあり、「遠方の貴族」を名乗る。
大抵の物事は金を積んで解決している模様。
金銭の出所は大半が、賭け事。趣味と実益を兼ねているらしい。
(ただし現在は子供の姿であるため、これまでこの街の中で賭け事に触れた事は無い)
夜中にこっそり、街をうろついている事もある。
[小さなてのひらの上に乗せられたのは、たしかにベアトリーチェの学生証でした。緑の眼を大きく開いて、それからにこりと笑います。]
ありがとう、アマンダ。お手柄だね、千花。
[その後の質問の答えはわからないものですから、梟を肩に乗せた男のひとを見上げました。]
ベアトリーチェも、今、ここで、初めてあったよ。
桜が綺麗だと話していたんだ。
『……ハーヴェイ?』
[少女が呼んだ名には、聞き覚えがあった]
『やはり……影輝王……なのか? いや……まさかな』
[などと考え込んでいた所に、視線を向けられて。
ゆるり、翠の瞳を瞬かせる]
ああ……これは失礼。
俺は、通りすがりの歴史研究家、オトフリートと申します。
[にこり、と微笑んで名乗れば、名を呼ばれた相棒もまた、挨拶するように羽ばたいて]
おうよ、褒め言葉として受け取っておくぜ。
まあ、毎日剃るのはめんどくさ……いやいやいや。
何でも屋の仕事は意外と忙しくてな。
[失言未遂を笑って誤魔化し、梟連れの男を見やる。]
ああ、道理で見覚えがないと思った。
旅人さんなのか?
―西部/桜の樹の下―
[閉じた瞳のうちに青い色。闇緑の森の泉のいろ。]
あぁ。
ここは、変わらないね――
[人が増えてきて、苗床はゆるり、たちあがる。
地に触れたのは、ぎこちない右の手。]
……いけない。
[体重をかける前に動きを止める。背が疼く。うずく。]
だいじょうぶ、つた。
まだ、動くよ。ほら。だから手出し、しなくて平気だよ。
[右の手を握る。
それはとてもぎこちなく それはとてもゆっくりと ゆっくりと]
歴史研究家の…オトフリート、オトだね。
私はアマンダ。とんぼ玉職人だよ。
相方は千花(ミルフィオリ)、勝気なんだ。すまないね。
[アマンダはオトフリートへと自己紹介する]
■名前:アマンダ=グリム
Amanda=Grimm
■職業:とんぼ玉職人。副業で陶芸も少々。
■年齢:外見年齢20代。自称年齢不詳。
尋ねられても「覚えてない」としか答えない。
■種族:精霊
鉱物の精霊。故にいつから存在してたのか覚えてないらしい。
現在の姿をとる事が可能になったのは200年ほど前からだが、時折眠りについているので深い付き合いは少ない。(縁故は歓迎)
性別は不明。どちらでもあるしどちらでもない。
ただし町では自警団に入るのが面倒なので女性と誤認させている。
連れている同色のフクロモモンガのような生き物は相方というか片割れ。深く繋がっている為、まぁいろいろとあったりなかったり。お腹の袋は触るな危険。
名は千花(ミルフィオリ)。透明な硝子に桜の花弁のような欠片を閉じ込めた小さなとんぼ玉を連ねた首輪をしている。アマンダの首飾りとお揃い。
この町には3年前にふらりとやってきた。窯の関係から北通りの端(遺跡付近)に住んでいる。
「Kirschbaum」には器を提供しているかもしれない。
裏メニューを出してもらえるなら…岩清水を(笑)
酒は一口で意識不明。飲ませたら千花に噛まれます。
[紹介が気に入らなかった千花は、肩の上でアマンダに威嚇する。]
「アンアンッアンアンッ」
はいはい、わかったから。さ、冷たいものを貰いに行こう。
ほら、皆も。
店の前で営業妨害してたら、ハーヴに怒られるよ。
[先に立って、扉を開けて店の中へ]
つた。
安心して。大丈夫だよ。
[背から現れようとするそれを、再びなだめて]
さあ。
桜が咲くまで、宿を借りよう。
影の王なら貸してくれるかな。
でも、いちおう、お金も持っていったほうがいいかな。
……ここは人の世界だし。
ええ、旅人と言えばそうですね。
旅をしながら、各地の歴史を研究していますので。
[ハインリヒ、と呼ばれた男の問いに、にこりと微笑んで。
オト、という呼び方に、微かに苦笑めいたものを過ぎらせる]
いや、お気になさらず?
おう、こんな所で立ち話もなんだしな。
行くか。
[アマンダに続いて店の中へ。
ポケットの中に突っ込んだままの小銭が、じゃりじゃりと
音を立てた。]
ベアトリーチェ達も早く来いよー。
旅人さんも疲れたろ。中で何か食べてったらどうだい?
[言いながら、自身は店の中へ滑り込み。]
―西通り/果実の店―
こんにちは、お邪魔します。
あの、新鮮な木苺、買ってくれませんか?
[店主と交渉中〜しばらくお待ち下さい〜]
ああよかった。美味しいでしょう。
どこにあるかは内緒。
[だって彼は苗床だから]
ありがとう。これだけあれば、宿にも泊まれる。
え、鍵の書のこと?
――うん、知ってる。
知ってるよ
[微笑みは おとなびた]
オトフリート、よろしく。
ヴィンターも、よろしく。
[名前を繰り返して、ぺこりと再びお辞儀をしました。
アマンダがお店の扉を開くと、カランカランとベルの音が鳴ります。促されるのにこくりと頭を上下に動かしてから、じゃらじゃらお金の音をさせるハインリヒの後について中に入ると、いらっしゃいと声が掛けられました。]
ハーヴェイ、お早う。
あのね、いい天気だよ。風が柔らかで、そらがまっ青なんだ。
[いつものカウンターの席まであるいていって、よいしょと両の手をついて、少し苦労してよじ登って座ります。ぱたりと、足を揺らしました。]
え。
[店を出ようとした苗床は、呼び止められて振り返る。
店主は何か紙を持ってきた]
これに書くの?
うん、わかった。
[左の手で受けとった紙を、右の手は慎重に握る。
それをことさら丁寧に、ぶつからないように机において。
ぎこちない手つきで書き連ねる文字]
おはようさん、邪魔するぞー。
[カウンターの定位置に移動。奇しくもベアトリーチェの隣だったりする。]
マスター、Tボーンステーキのライス付きと野菜サラダ、
あと本日のオススメスープな。
他のは後で注文する。
[裏メニューは後程注文しよう。人目が気になって仕方ない。]
[落ち着いた雰囲気の店内、いつものカウンター席に座る。
注文せずとも出される岩清水とは別に、千花へはご褒美とご機嫌取りの果実を頼む。
一人と一匹に出される器はアマンダの作った物。小さな花模様(ミルフィオリ)のグラスと器に目を細めて寛ぐ]
冷たいね、千花。おいしいかい?
[ベアにお手柄と褒められた千花は、当然の権利のように澄まし顔。
けれどアマンダは細かい事は気にしない。
ハインリヒの忙しいとかいう戯言も、オトと呼ばれて微苦笑浮かべた旅人の事も、構うことなく寛いだ。]
■名前:ティル=トルークビルト(Till=Trugbild)
■職業:無職
■年齢:10才
――――
■属性:翠樹
■種族:魔族(苗床)
普段は魔界の、闇緑の森に住む。魔界の植物の種をその身に受け、それらを芽吹かせる役割を持つ。変わり者として知っている人は居るだろうか。
首に、3cmくらいの小さな瓶のついたネックレスをしている。
150年ほど前にシュリエルに来て以来、1年に1度、桜の木にやってくる。
ハーヴェイがやってきてから、挨拶のためにそこに立ち寄りはする。
[中に入れば、落ち着いた雰囲気。
カウンターの中では、外見は自分と同い年くらいの青年が穏やかな笑みを浮かべて少女の話を聞いている]
……ええと、店主殿ですか?
こちらで、宿をとれると聞いたんですが。
[声をかければ、碧い瞳がこちらに向く。
一瞬の沈黙。
碧に過ぎる、意外そうな光。
……もっとも、それに対する翠の瞳も、似たようなものだが]
[ぱたぱたと手で払うと、花びらは床の上にはらりと降りてゆきました。]
ああ、お店の前の桜を見ていたんだ。
でも、あの巨きなのは、まだ咲かないみたい。
いつになったら起きるのだろうね。
[楽しみだというように頬に両の手を当てて云いました。オトフリートが声を掛けたものだから、それは途中から独り言になって、答えは返ってきませんでしたが、ベアトリーチェは構わずにいます。]
<PL追記>
実年齢は1000才以上ではあるが、自ら言うことはなさそうだ。
主に闇緑の森から出ないのだが、自分の裡で育ったことのある種、もしくはその子孫のある所には移動可能。
150年以上前は今よりもう少し動いていたかもしれない。
額に3枚、桜の花弁のようなアザ――花(はな)
背のうちに潜む柔らかいもの――蔦(つた)
右腕のうちに巣食った、棒のように固いもの――茎(ケイ)
左の手より生み出されるもの――果(カ)
この四つが今はいる。
右の手は触れられるのを嫌がり、逃げるだろう。
もしも触れられた場合、まるでからからに乾いた土のような、壊れそうな感覚を覚えるだろう。
小説家 ブリジット が参加しました。
―影輝の精霊界―
[まだ幼く見える少女の影が訴えかける]
ですから私も人間界に行ってみたいのです!
もっと人間のことを知ったら王のお役にも立てるはずですし!
「だが反対されたのだろう」
まだ私じゃ危険だから駄目だって言うんです。
でも私だってもう子供じゃありません!
だからもう大丈夫なんです!
[その言葉に相対していた男の影が目を細めた]
「どうしても行きたいのか」
はい、私はどうしても行ってみたいのです!
「ならば人の姿を取るべきだな」
もちろんです。
力を抑えて、変化すればいいんですよね?
「そうだ。……これを貸しておこう」
[男の影が差し出したのは精霊鋼の銀細工。
深く澄んだ紫水晶で銀の鎖が束ねられている]
「力の制御と維持を助けるだろう」
わぁ、ありがとうございます!
[少女の影は喜んでそれに腕を通した。
瞳を閉じて集中すればその姿は次第にぼやけ。
やがて現れたのは10代半ばの人間の少女の姿]
変じゃないですよね?
「大丈夫だ」
良かった!
ね、私だってちゃんと出来るんです!
[得意そうに胸を張る少女に影は微かに笑む]
[そんな男の影に向かって少女は大きく頭を下げた]
ありがとうございました、――様!
それでは行って参ります!
[大きく手を振りながらゲートへと少女は走った。
溢れる期待に胸を膨らませて]
―南通り―
[通りを歩く少年の着けた濃緑色の外套は重たげに垂れ、陽光を受けてビロウドのように光る。肩に届かない金色の髪は柔らかな風に軽く靡く。
日用品や、物珍しい交易品を扱う様々な店、まだ開かぬ酒場が軒先を連ねる通りもにわかに賑わい始めた時間だ。
少年は、交易品を扱う一軒の店の前で足を止めた。
硝子戸を押し開き、店内へ。
居並ぶ品々(店主は少年の横へ立って、しきりにその珍しさを語る)の幾つかを手にとって、眺めていく。]
ところで最近、お前たちの間で何か、目立った噂は無いか。
[少年はいつもの通りの、所謂聞き込みを開始した]
私は鍵の書とかいう物の噂を聞いた。
何かお前の知る事があれば話せ。
[翠と碧、二つの交差は長い時間ではなかったものの。
どうやら、碧い瞳の店主は、彼から何かを感じたらしい]
『……まあ、俺みたいなのはそうそういないし。
力ある相手には、気づかれるも已む無し、か』
[そんな事を考えつつ、差し出された宿帳にさらさらと記帳して]
……ええと、三階の、一番東側ですか。
では、しばらくお世話になりますね。
―Kirschbaum―
[ばんっとすごい音をたてて扉が開き、
...が店に飛び込んできた]
ハーヴェイさん、遅れてすみま……うわっ!
何時になく大賑わいですね…
[...は慌てて自分専用のカフェエプロンを掴むと装着して仕事に入る]
「ウククク」
[千花が美味しい鳴き声を出すのを聞きつつ、ハインリヒの注文に首を傾げる]
どうしたのさ、ハイン。
ここに来るからにはいつものが食べたくて来たんじゃないの?
[つまり、ハインリヒが人目を気にする様子にも気付かないのだ]
[出された食事を美味しそうに貪っている。]
くー。
一週間ぶりの肉。いいねー。
[水を一杯飲み干し、一息。
そこで、ベアトリーチェとアマンダの視線に気付く。]
な、何だよ。
ああ、うん。今から頼もうと思ってな。今から。
[しかしどうにも言い出しにくいらしい。頼む予定の物が物だから。]
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