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─ 街中 ─
わふ
[青年が端末を操作する姿>>56で、何かしら用事が入ったことは知れて。
理解したと言うように短く鳴いた。
少女への問いと、それに返る言葉>>57>>58を聞くと、犬は口を開いて笑うような表情を浮かべた]
おんっ!
[礼には嬉しそうな鳴き声を返す。
声には迎えが来ることに安堵した音を宿していた]
[本心から心配する気持ちはなんとなくは伝わってきて、悪い人じゃないんだなって認識していた。
返ってきた答えには、純粋に大人を尊敬する子供の目で]
すごいすごい、私も大きくなったらレッグおにーちゃんみたいなお掃除屋さんになろうかな。
おとーさんのお仕事、女の子がやるのは大変なんだって。
村の設定が変更されました。
― 雑貨屋 ―
ふーん?
なんかちまくて可愛いのが多いね。
[箱の中を覗きこんで、あれこれ物色中]
キナコボウ?
じゃあそれと、こっちのミニ壷ぽいの貰ってみるよ。
仕事場に袋抱えてくわけにもいかないし、他はまた今度ネ。
― 公園 ―
[人気があまり無い公園のおかげで小騒ぎにならずに済んだ。
いくら宇宙人が認知されてる世とはいえ、自分の本来の容姿や造形はどうにも一般基準とはだいぶかけ離れているらしく、うっかり見られると悲鳴を上げられかねないのだった。
携帯端末を学生がよく使うような大振りの鞄に放り込むと、公園を出た。]
お、わんころだ。
[街まで出ると、最近見かける犬に視線がいく。
その周囲に子供と大人がいて、親子で微笑ましいなぁなどと間違った認識をしっかり植え込みながら、街を抜け雑貨屋に入っていった。]
→ 雑貨屋 ―
うぉーっす。ふーちゃん黒ぺンある?
[店番してるだろう娘さんに、気軽に声をかけながら、筆記用具の置いてあるコーナーへと進む。擬態した身体の力加減はなかなか難しく、よくペンを壊してはこちらの店にお世話になっていた。]
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