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あら…そういえばそうだったわねぇ
[ゲルダの、魔力で増殖と言うのを耳にしてそういえばという程度に思い出し]
……えいっ♪
[ちょっと風…といってもそよ風程度ののルーンのカードを出してやってみれば、ふわぁとタンポポのように飛んで、どばぁとふわふわが大量に増えた]
って、お前手間増やすな!
[一本釣りと入れ替わりにふわふわにダイブするエーファに思わず突っ込み。
ベッティの頭に避難させられた形の鴉は大人しくそこに収まって]
「まぁそんなところかな。
ああ、お嬢さん。今日のお勧めはキノコと鮭のリゾットだよ」
[鴉も鴉で暢気にお勧めメニューを教えていた]
[食事を取りにいく前に、カルメンから近づけられたふわもこ>>46は、おそるおそる触ってはみた一応。確かにふわふわして気持ちいい。]
あ、ほんとだ。あとで一個持って帰ろう。
[真顔で答え。それから、とってきまーす、とカウンターに向かい。
行きはよいよい帰りはさぁ大変な現在に至る。]
待て、ちょっと待て。
とにかく一旦こいつらが増殖してないところに移動した方が良くないか。
イヴァンが相当参ってるし、こんなんじゃ落ち着いてもられない。
[閉じ込められたと言う言葉は聞こえていたが、ここであれこれ言うよりは、と周りに提案してみる]
あ、カヤさんいってらっしゃい。
[尻餅をついたまま、ひらりと片手を振ってカヤを見送り]
あはは、ありがとう。
どうにも足だけでバランス取るのって難しいわ。
[助け起こしてくれたクロエに、悪戯っぽく笑う。
それから聞こえてきた幼馴染の声に顔を上げ]
ああ、そか。
この状態なら室内で飛んでも怒られないわよね。
[ぽむりと手を打った]
[どんどんどんどん増えるふわふわ。
ちょっとこれ、収拾つかないっ、と思った所に]
「はいはい、無闇に魔力を使うんじゃないの!」
[最強女傑、一喝]
「おやまあ、冷やしてみるかい?」
や、それはまずいと思うから、白雪さんっ!何もしないでって!
[寮母も怖いが、魔法で増殖するというなら、多分逆効果というのは判断できたようで、異界龍の申し出を必死で断ったところで、ルーンの気配にどばっと増えるふわふわ]
ちょ、そこーっ!増やしちゃあかんっしょっ!!暑いからっ!!
[カルメンに向かって叫んでみるが、論拠がおかしい]
…あらぁ?閉じ込められちゃったの?まぁ…困ったわねぇ…おいたはいけないわよ。いけない子なんだからぁ…
[アーデルハイドが嘘をつくというのことを全く考えておらずあっさり頷きながらも、本当に困ってるのかいないのか。]
ええ。一匹ぐらいなら大丈夫よ…確か契約もできたわよぉ
[なんていいつつ、お願いね。とベッティを見送り]
あ、ええオススはメリゾット?
あーぅーどしよ、交換できるかなぁ。
[ディルクのオススメが聞こえたのは注文後。
一応食堂のお兄さんに尋ねてみたけど駄目でした。しょんぼり。]
せ、せめてキノコをカレーに…!
[菌類は好物なようだ。懇願は聞き入れられて、余ってた茸がちょっぴりカレーに追加された。わーい。]
あ、鴉さんこっちのトレイ一つ持ってー。
[と他にお茶を載せたトレイを頭上のディルクに渡す(というか上からぶちゃっと落とす)自分も、傍から見たらひょっとしたら酷いかもしれない。当人に自覚は全く無いが。]
……は?
[寮母までの距離はちょっとばかりあれど。
幼馴染の聞き返した声はしっかり聞こえたわけで]
閉じ込められって。
えーと。
[なんだか間抜けた顔でクロエを見た。
飛び上がるのもまた忘れている。動いてないからコケないが]
……あんたね、気づいてなかったの。
[呑気極まりない、ローザの言葉にため息一つ]
ああ、うん。
ここにいると、のぼせて死にそうなのもいるし、移動した方がいいわねっ。
[ライヒアルトの提案に頷いた。
ちなみに、エーファが流された事にはまだ気づいていなかったり]
え〜?無意味じゃないわよぉ。
だって飛んでいくんだからそのほうがどこかにいってもらえるでしょぉ?
[閉じ込められている状態でそれが叶うのかは知らないが、最強女傑に甘えたように言って]
あらぁ?あなたも暑いの苦手なのぉ?…私と同じ…ね
[とイヴァンに。基本的薄着な...はこっちもこっちで全然違うところで会話をしようとする]
そうか。ローザさん、有翼人だから、空を浮けるんですね。
いいですね、こんな時便利ですね。
[羨ましげにローザと浮いているゲルダと見つつも、寮母の不吉な言葉が聞こえて少し顔をしかめた]
閉じ込められたとは、どういうことなんですか?
それにふわふわが魔力で増えるってことは、魔法で消すことはできないのですか。もしかして、人力で移動させないと食堂はふわふわで埋もれるということですか?
[ローザに見つめられ、困惑した表情で見つめ返す]
だってぇ。
室内は飛ぶの禁止!って言われ続けてきたんだもん。
[ゲルダの声にぷぅと頬を膨らませた。
まあそれで思い出して今度こそ翼を広げるのですが]
へ?閉じ込め?
[カウンターに居たおかげでさっぱり寮母の話は耳に入ってはおらず。
大きめのトレイを両手に、小さいトレイを頭(性格にはディルクの上)に器用に乗せた後、きょとーんと立ったまま。]
[ライヒアルトの提案に頷いて、そちらへ向かおうと]
ああ、そう、移動したほうが、い、い〜〜〜
[もふもふ]
だから…
[ふわふわ、ぽん!]
歩く度に…
[もこもこ、ぽふん!]
増えるって…どーゆー…
[もこもこもふもふふわふわふわふわふわふわふわ]
こっちゃ、ね……n
「おわ、ちょ、まtt…ととっ!」
[頭上から降って来たトレイを鴉は器用にキャッチ。
必死にバサバサ羽ばたいている]
増え始めたのがどこからかは分からんけど、ここだけなんだったらどこか無事なところもあるはずだろ。
とにかくここから脱出しようぜ。
[提案に賛成の言葉が聞こえるとそう言って出入口へ向かおうとする。
ふわふわを掻き分ける羽目になるわけだが]
うん、こういうときにはね。
邪魔になっちゃうこともあるんだけど。
[ふわりと浮き上がってクロエに頷く]
ええと、強い魔力には反応して増えちゃうみたい?
あっちで、ほら。
[カルメンの居る方を指差しつつ。確かに上からだと見やすい。
顔を見合わせたまま、困ったように笑って]
一度に人力で移動させるには、ちょっと増えすぎたかしら…?
ええ…どうやらそうみたいよ?どこまでの範囲で閉じ込められてるのかしらねぇ…
[トレイを持ってきたベッティににこやかに。全く悲壮感の感じない声音でいったが、ふと、困ったような翳った表情で]
困ったわねぇ…どこで食べればいいのかしら…
[とりあえずそこに困ったのだった。]
ま、それはそうだけどさぁ。
[とっさに浮く、という方法が思いついたのは、その禁止令をしょっちゅう破っているから、というのはさておき]
……それにしても、閉じ込められたって、一体何に、なワケよっ。
[ぶつぶつと文句を言いつつ。
羽ばたきの勢いでふわふわ飛ばして道を開きつつ、脱出の試みを*開始してみたり*]
[ぱったり、ふわふわに埋もれて盟約者が倒れると]
「あらまあ、限界ねえ」
[頭の上の異界龍が、のんきに呟いて、するりと、ふわふわたちの間から外へ抜け出る。その後に残る一筋の氷の痕。氷の冷たさを嫌ってか、ふわふわたちもちょっと間を取っているらしい]
「ちょいと、だれかその子を蹴り出してやっとくれ。その氷の上を滑れば出られるでしょうよ」
[浮き上がるローザにおお、と感嘆の声が出た]
そうですね。この大量のふわふわを一つ一つ移動させるとなると、何日もかかりそうですね。移動させている間に増えそうですし。
・・・取り敢えず増えるだけで、人畜無害なのだけは良かったですけど。これで凶暴なものが居たら大変でし――
[...が言い終わる前に、スミレ色の大きなふわふわが...めがけて背後から突進してきた。避ける間もなく突撃を喰らい、...はばたりとふわふわひしめく床に*倒れこんだ*]
あら?ディルクでしたっけ?…いい子ね…
…とりあえず…食事にしましょうか?
[それは脱出した後なのかその前にかは考えていない。*空腹を満たすのが先ずの欲求なのだ*]
[その頃、更なる状況把握のために、寮母は空間転移で、あっさり食堂から姿を消したわけだが、さて、気付いた者がいるかどうか]
あづい〜〜〜〜
[つるる〜〜〜がこっ!!]
おごっ!?
[のぼせて目を回した上に、ライヒアルトに蹴り出されて思いっきり壁に頭をぶつけたこの男が、まるで気付いてないのだけは間違いない**]
あーくそ、フライトまだ覚えてねぇし…。
魔法使ったら使ったでこいつら増えるし。
触れるだけで増えるし。
全くどうしろっつーんだよ!
[ぶつぶつ言いながらふわふわの中を突き進む]
おいディルク行くぞ!
「ラーイ、動けーん」
[ベッティの頭の上でトレイを支えながら、厨房傍から声を張り上げた。
青年が頭を抱えたのは言うまでも無い]
[増えるふわもこ掻い潜り、何とかカルメンに皿を渡し。]
えええほんとに閉じ込められたんですか?
あわわ、閉じ込められたのにこんな増えまくったりとかしてどーすんだろ。
[悲壮感のないカルメンの声を聞く限りだと、そんな大変な事に聞こえないのが。じっさい現状見てみるとけっこうアレなわけですが。]
あーもうここじゃ食べれないですねぇ。
外にもってって自分の部屋で…
[とか言いかけながらも、ふわもこは止まる気配がないような。]
と、と、とりあえず出ますか!?
[とトレイを持ったディルクを頭にのっけたまま、入り口の方へ回れ右。
だが出口は 遠かった!]
…そういえば、ご飯……
[そういう状況じゃないと、コウモリは髪を咥えてひっぱる。]
はいはい、足りなくなったら誰かから貰う…
[何を貰う気なのかはともかく、引きずられるように脱出しようと]
[仕方がない、と来た道を戻る。
辿り着くのは厨房付近のベッティ達の下]
ったく、手間かけさせんな!
ほらアンタも!
食うなら外にしろ!
[ベッティの頭上から鴉を回収、トレイを手に持ち移動を促す。
カルメンにも声をかけ、彼女のトレイを持って移動を先んじた。
直ぐ後ろをついて来るのなら、少しは歩きやすくなっていることだろう]
[感嘆の声にはやはり少し擽ったそうにしているが]
そうね、増えるのがふわふわだけなら。
まだしもマシ…じゃないっ!
[スミレ色のふわふわの突進は宙に浮いていたから無事で。
けれどクロエは避けきれずに潰れてしまった。その上にもふわふわは容赦なく乗ろうとしていて]
ダメだったら!
[一度ふわふわ溜りの中に降りるとクロエの肩を抱え込み、全力で引き上げた。ぽろぽろと小さなふわふわ達が落ちてゆく]
ご、ごめんね…?
[そのままクロエの足を少し床に引き摺りながら抱えて飛び。
どうにかこうにか逃げ出した時には疲労困憊でへたりと座り込んでしまった]
[死守しようとしたけどやっぱり無理っぽいですすいません。
とか思っていたら、ここに救世主が現われた!
ちょっと涙目で大喜びで見上げた後。]
わーんごめんなさーい!ありがとう!
ええと…鴉さんの相方さん!
[名前をきちんと聞いてないもんだから、そんな妙な呼び方に。
ともあれライアヒルトの後ろを続いてやっとこさ食堂の外へと抜け出した。
その際、ふわもこ一匹確保しておいたり。
カルメンの方は方で、さらに後からついてきただろうか。]
ふぅぁー。や、やっと出れた…。
[同じように何とか出てきた、出された面々と同じように、疲れた顔をしながらその場にへったり座り込んだ。]
…あのさ。
ふわふわつれてきたら、さ…
そこからまた増えるんじゃ?
[空腹貧血気味の視線で、ベッティの腕の中のふわふわをじー…]
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