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[何やら、やたらと妖精王に威嚇する白い鳥を宥めつつ、妖精王の話を聞く。
……聞いてる内に、段々と頭が痛くなってきたのは、気のせいにしておきたいのだけれど]
……はぁ。
つまり、何者かに守護妖精様が封じられて。
その犯人を、逃がさないために、封じの陣を張られた、と。
そういう事なのですねぇ……。
んん、それって、もしかして。
その『犯人』を捕まえるまで、ボクたち、村から出られないって事です……?
[伝わる伝承と、自分なりに感知・解析した結界の特性を重ね合わせて問う。
……妖精王はあっさりそれを肯定し、その様子に鳥がまたちたちたちた]
はあ……困りましたねぇ。
[事情は大体飲み込めたものの。
守護妖精を封じ込めた犯人を探さなくては、と言われても、正直困る]
……ボク、探査系はほんとにダメなんですけど。
[むぅ、と眉を寄せたまま、暴れる鳥を*ぎゅう、と抱きしめ*]
それって本当? 胡散臭いなー。
[妖精を研究しているものならば、その王に直接会えたというのは本来ならば喜ぶべきなのかもしれないが、生憎とそんな好奇心ばかりが目的ではないようで、見つめる緑は半眼になる。
……何より、王が“これ”であったという所為が大きいのだろうが]
本当は、うっかり自分がやっちゃったとか、守護妖精が役目厭になって雲隠れしただとか、実は楽しそうだから適当言ってるとかじゃないのか?
[そんな問いは肯定されるはずもないのだが、やはり信用していない、と言った態]
[妖精さん、叱られてますますむくれながらも、可愛いと言われて若干機嫌を直したようです。
猫はやっぱり怖いのか、手招かれる様にびくびくしていますが。
曰く、守護妖精様が封じられて、妖精王様がこの地にいらっしゃったと聞いて、何か役に立てないかと来たのに、こんな所に閉じ込められたのだとか。
妖精語が解せるなら、そんな話が咄々と語られるのが聞こえるだろうし、分からないなら、何故か理解できるらしい隣の彼が解説を入れた。
ミーハーな乙女の妄想も語られたようだが、以下略]
[そんな話の最中、少女を連れてやって来た居候に、手を挙げる。
落ち着きを欠いたリディアの様子に何事かと訊ね、その口から紡がれたギュンターの名と、“声”という単語に*目を瞬かせた*]
《――ってことらしいな。はた迷惑な話》
[人の言葉で為す会話の裏、器用に紡ぐ声は、妖精のことばとは言えど、かれの作った妖精の環に関与したものにしか聴こえない。まるで、澪が引かれたかのように。
はた迷惑だなんて、他者の事は言えないけれど]
《でも、面白い鬼ごっことは思わない?
あの偉そうなのに一泡吹かせられたら、尚更》
[悪戯っ子を煽るような物言い。
妖精としての本能からと、目的のために炊き付けるのと、両方だ]
…えェと、なに言ってるんだい?
おや、判るのかいユリアン!
[妖精語なんて婆に判るわけが無いから、素直に解説を求めて話の核心部分だけが伝えられる形に。
絶対に話が盛り上がった乙女の妄想は以下略されて非常に残念だが、ユリアンにはきっとおそらく幸い]
妖精王の手伝いとは殊勝な心がけだねェ。
是非とも頑張っておくれ。食べちまった分もしっかりなァ。
[右往左往してる妖精にツィムトの青い目も右左に動く。脅しているつもりは猫には無いが、飼い主にはそれなりに]
[そうして水辺を棲家とする妖精から先の出来事を聞く。
かれらのことばが分かるという人間に対しての興味を抱くと同時、口止めをしないといけないかとも、ちらり考えた。
それが誰かであるかを知るのは、まだ先らしいけれど**]
[ちなみに何故分かるのかは彼自身分かっていない。
妖精曰く、波長が合ったんだとか何とからしいが。
きゃーきゃー言いながら飛び回っていた妖精さん、不意に動きを止め。
ぴ、と小さい指先で方角を指差した]
…森?
[そっちに妖精王の気配があるから連れてけ、ということらしい。
どうしたものかと、色々聞かされて少し疲れた顔でヨハナを見上げた**]
…森、だねェ。
[妖精が指した方向を見て、ユリアンの声を肯定する]
どっちみち行く予定だったさね。
案内してくれるなら行こうじゃないか。
[疲れたユリアンと対照的に元気よく、薄茶猫を抱きかかえて森へ向かう。こんな村に住んでいても妖精をじっくり見ることはめったに無いとばかりに、婆の目は興味本位に輝いていた*]
エーリ君も見て無いの、ギュンターおじいちゃん。
……ところで、その人、妖精?
[落胆の声のあと、まじまじとそれを見る。]
すごいな。不自然な体にいても平気なのか。
ギュンターおじいちゃんがどこにいるか、知らない?
[膝をついて、視線をあわせる。]
[答えは何にせよ、とりあえず立ち上がり、エーリッヒを見た。]
[リディには聞こえないように声を落とす。]
リディちゃんが言うから、少し探してもらったんだけど、見つからなかったんだ。
あんまり不安にさせたくなくて、見つからないって言ってないけど。
ここにも、村にもいないなら、どこにいるのかさっぱり検討がつかないんだ。
……この妖精さんが関係してたり、え、王様なの?
[さすがに少し、驚いた声が出た**]
[アーベルに問われて、音量を幾らか抑えつつ、ギュンターと別れるまでの事を話す]
……もし関係あるとしたら、ひっぱたいてでも止めとくべきだったんかな。
そんな大事とも思ってなかったんだが。
[表情にまでは出さずとも、声色は幾らか暗くなる]
エーリ君、暗い。
[見上げて、きっぱり。]
暗くなっても、良いことはないよ。
エーリ君がそんなふうになってどうするの。
後悔しても良いけど、先じゃあ、どうしてたら良いかなんて誰にもわからないんだよ。
起きちゃったことは変わらないんだから、これからどうするか考えなきゃね。
一番最初は、エーリ君がそんな声にならないことだけど。
あ、でもそんな状態でいたら、ピアス一つずつ買ってくれるならそのままでも良いよ。
……仮にも王って言うんなら、わかんないのかねえ、犯人くらい。
[訪れたばかりだしこの地は妖精の気配が強いからと言い訳を口にする見た目三歳児を見下ろす。役立たず、と漏らした呟きには流石にむっと来たようだが、知らんぷり。
元々気まぐれな妖精は、何も教えてやらんとばかりに、つんとそっぽを向いてしまった]
[判り辛いよう紛れさせたのだから、当然と言えば当然の事。ひっそり隠れた悪戯妖精達は、してやったりと笑っているに違いない]
[そんなことをしていると、横合いからの声。
前半だけを聞けば、尤もだと頷いていたかもしれないが]
買ってやる理由がないだろうに。
[眼を眇め、呆れ顔。
親指で中指を押さえ、青い髪に隠れた額の前に持っていき、ぴんと弾いた。*でこぴん*]
いたた、ひどいよエーリ君。
そんなの辛気臭いのがうつるからに決まってるじゃないか。
[むぅと手で額を押さえる。]
で、知らないの? 王様。
……教えて欲しいな。
無理?
[じーっと見た。そっぽむいている姿を。]
やっぱ王様に見えないよね
[呟きが聞こえたのか、王様はもっと機嫌が悪くなったようだ。]
―森―
おやまァ、皆して集まってどうしたんだい?
それにその子は…?
[妖精王への問いも第三陣ともなれば当人からは答えが帰らず。そっぽ向いてるずんぐりむっくりな姿を無遠慮に眺めながら婆は説明を求めた。
その場の面子から返った概要に、興味半分心配半分で唸る]
ふゥむ、そりゃまた面倒な事になったもんさね。
こういう時こそ団長さんにしっかりして欲しいもんだがなァ…。
どっかで怪我してるなり手掛かりがあるかもしれんし、茸取りがてら森の中を探してみるかねェ。
─森─
[妙に不機嫌な鳥を宥めている間に人は増え。
挨拶するも、気はそぞろ]
……リーリエ、妖精王様が嫌いなのですか?
[何となく呟いた。
鳥は首を傾げた。
何となく困っているようにも見えた]
ヨハナおばあちゃん。
多分……
[近付いて、このへんには居ないと思うよと伝える。]
[それからミリィと鳥の様子に、鳥につられて首を傾げた。]
[悩みながら、妖精王を見る。
あちらこちらからそっぽを向いた妖精王も、こちらを見た。
こちらというか、正確には、腕の中の白い鳥を見たのかも知れないが。
何故か始まる、睨みあい。正確には、鳥が睨んでいるだけのような気もするが]
……それにしても、手がかりになるようなものは何もないのでしょうか。
ただ、探せといわれても、困ってしまうのですよぉ?
[鳥を宥めるように撫でつつ、一応問いかけてみるが。
機嫌を損ねたからか、それとも本当に手がかりは何もないのか、返って来たのは自分でどうにかしろと、そんな趣旨の言葉で。
その返事に、鳥はまた、物言いたげにぱささ]
[鳥にあわせるように首を傾げるアーベルに気付き、そちらを見やる]
……なんだかリーリエ、落ち着かないのですよぉ。
今までは、こんなこと、なかったんですけど……。
[困ったように言いつつ、羽ばたく頭をぽふぽふと撫で]
うーん、リーちゃん?
どうして落ち着かないんだろう……
変なことでもあるのかな。
動物って、さといっていうし。
んん……言葉しゃべれないもんね。どうしよう。
何かしってるのかもしれないけど、わからないし。
[もう少し修行を積めば、意思の疎通も円滑になるのだが、それはさておき]
妖精王様にだけ、反応するのですよねぇ。
他の人は突っついたり蹴ったりしない子なのに。
[何せ猫ですら、敵性判断はしてないような鳥である]
でも、何かは感じているのでしょうねぇ……。
この子も、それなりに魔力は持ち合わせてますし。
少しは移って大人しくするといい。
[アーベルの抗議は切り捨て、やって来た老婆と見習いの青年には簡潔な説明を。
それから薄茶の猫やら白い鳥やらが、妖精王と名乗る赤子を睨むさまを、少し離れた位置から見る]
腹減って気が立ってるんじゃないか。
[すっかり冷めたパンを千切ってみたり]
偽者……?
[その可能性は、あんまり考えていなかったので、思わずまじまじ、と妖精王を見た。
さすがにというか、妖精王、憤慨したように否定しております。
そして、鳥は何故か、疲れたようにくるる、と鳴いた。
何かを否定しているっぽいのは何故なのか]
だって本物なら何かしっててもよさそうじゃない。
こんな意地悪なこと、いくらなんでも王様がするなんて思えないよ。
[憤慨していても、むぅとして言った]
……リーちゃんどうしたの?
これが、村の人たちを脅かす不審人物ですか……。
[多少なりとも見知った人間が集まる場所にいれば先の心細さもだいぶ消え、怯えていたことを誤摩化すように、物珍しげに不審人物を眺め回した。
まだ少し不安だから、アーベルさんの背後から。
その手に棒でもあれば、つんつんとつつき回したかもしれないが。]
ユリアンさんの絵、やっぱり似てるなぁ。
パン、食べるんですか?
主食はなんなんだろう?
[初めて見る生き物を物珍しげに眺める。
パンをちぎる青年に激高する様が面白くて、くすくす笑った。
その目には少しずつ好奇心が戻っている。]
そうですよねぇ。
……もしかしたら、ほんとに何もご存じないのかも知れませんけど。
[さらっと言った言葉は、もしかしたらイタイ所を突いてしまったのかも知れない。
妖精王、思いっきり、目ぇそらしました]
リーリエ、どうしたのですかねぇ、ほんとに。
御飯はちゃんと食べてるから、お腹空いてるって事はないと思うんですけど……。
[くったりとした様子に、よしよし、と撫でてやる]
リディちゃん、大丈夫だよ。
こんなに人が居るから、怯えなくても。
[にこにこと笑った]
へー、みんなじゃあもしかして、不審人物って自称妖精王を見てたんだね。
絵ってことは、そうだよね。
[それから、エーリッヒの言葉に、こっくりと頷いた。]
本物でも偽者でもなにかあるんじゃないかなって思うから、いいんじゃない?
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