情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
─ 前日/書庫→客室 ─
ま、ウチは珍しい方だと思うけどな。
[納得の表情>>16にさらりと返し。
礼の言葉にはいやいや、と軽く言いつつひらりと手を振った]
んじゃ、俺は自分の探し物に戻るわ。
[軽く告げた後、向かうのは史書の棚。
そこから数冊選び出した後、それを片手に書庫を後にして。
用意してもらった部屋に落ち着くと、窓の向こうの様子に目を細めた]
……なーんにも、なきゃいいが。
[小さく呟き、持ってきた本のページをぱらりと捲る。
読み始めれば時間忘れるのは常の事。
引き込まれたまま、意識はいつの間にかふつりと途切れて眠りに落ちていた]
……ったぁく……ここは一番、後が面倒なとこだったんだがなぁ。
[使用人の誰かであれば、強引に崖下に落とすなどして秘匿する事もできたのだが、さすがに主はそうも行かない。
何より、飛び散ったあかいろの始末をしている時間もないだろう。
となれば、今やる事は]
おいで、ハーノ。
ここにいて、他の誰かに見つかるとやばい。
[できるだけ早くここから離れ、また、喰らった者からその痕跡を叶う限り取り除く事。
黒狼は、仔にここから離れる事を促す]
あかいのつけたままだと、すぐに見つかってこっちが狩られちまうからな。
[口調は冗談めかしているが、さて、この先どうするか、という思案はその後もずっと巡っていた]
[言葉に紡ぐが漸くで、立ち上がる事は出来ず。
請け負ってくれたユージーンを見送り、再び視線を落とす]
……アーヴァイン。
もっと、話をしたかったよ……
[色を喪った顔はもう笑わない。声を発さない。此方を見る事も、ない]
[もう、幾度目になるだろう。
力無く首を左右に振り、一息、二息、置いてから立ち上がる。
何かで覆えればと思ったけれど、回らない頭では見付けられず]
[今暫し。額を押さえて立ち止まる]
─ 3階・父の寝室前 ─
[実のところ、母の死についてはほとんど覚えていない。
赤い、あかいいろだけが鮮明に記憶に焼きついているだけで、父からも、もうあんなことは起きない、と、そう言われるだけで詳細は聞かされていなかった。
あかいいろの光景もまた恐ろしい光景だったらしく、ヘンリエッタは今までその光景を忘れてしまっていたのだけれど。
今またその目で見てしまったために、かつての赤い光景が蘇ってしまっていた]
───……───
[カタカタと身体が震える。
父の部屋に見えるあかいいろ。
確かめたいけれど、確かめるのが怖くて。
声も出ず、身体も動かず、しばらくの間廊下で身を震わせていた]
─ 深夜 ─
ぅ ?
[黒狼が零す言葉>>*12の意図が読めず、仔狼の姿のまま首が傾ぐ。
今は、長らく得ていなかった糧の味に満足する感覚の方が強かった]
はぁい
[おいでと言われて素直に黒狼の下へと近付く。
ペタペタと床についた赤い足跡が、通常の狼より一回り小さいことに気付ける者は居るのだろうか。
尤も、それに気付く前に踏み荒らされる可能性が高いのだが]
おにぃちゃ おなか いっぱい
ねむ
[満足感が強すぎて、睡魔が強くなってきたようだ]
― 朝/廊下 ―
[窓の外でひらひらと手を振るその1人>>63に、眉間の皺を更に深くしてから]
む……ああ、お前か。
[向けられた挨拶>>59に返すのは短い声。
腕は組んだままそちらを見る]
使用人共は逃げ出したらしいぞ。
一人を除いてな。
[常に無い鋭さが見えて僅かに目を細めながら、情報をつけ足した]
─ 深夜 ─
[呼びかけに応じて素直にやって来た仔>>*13の様子に、黒狼はは、と息を吐く]
そーか、腹いっぱいになったか。
……でも、眠る前に、毛を綺麗にしないとな……ほら、乗っかれ。
[身を低く屈めて、背に乗るようにと促す。
睡魔に負けてしまうようなら、首をくわえて運ぶようか。
ともあれ、一度客室まで戻り、そこで血を拭ってから再度少女の私室まで送り届ける事になるだろうが]
(……この天気じゃなかったら、やっとられんなー)
[この状況を呼び起こしたのもこの天気のような気もするが、それは横において。
今は、風鳴りと豪雨のもたらす音にまぎれて動くことを優先した]
─ 深夜 ─
はぁい
[>>*14 もう一度素直に返事をして、促されるままに黒狼の背の上へと。
腹ばいになって乗っかると、その状態でうとうとし始めた。
綺麗にしてもらうなら、その作業中に一度目は覚ますものの、自室へと戻ったならすぐさま深い眠りへと誘われることだろう]
─ 廊下 ─
[廊下に出て、まず使用人の姿が見えないことに気付いた。
はっきり何時かはわからないが朝なら一人くらいは廊下で掃除なり何なりしているはずなのに。
ますます感じる異様さに不安を隠すことなく顔に出して]
…あら?
[視線をめぐらせ、男性が窓の前に集っているのに気付いた。
強張ったような雰囲気に声をかけるのに少し躊躇い、足を止めて]
― 朝/廊下 ―
確信?
それらしき傷でもあったか。
[何処か本質に触れぬ返答>>64に、憶測を含めて更に問い]
さてな。
アーヴァイン殿の件が人狼の仕業であるのなら、使用人共は吊り橋を落とす事で、我らを隔離しようとでもしたのであろうが……
奴は変わっているからな。
[疑問の声>>66にはそう返す。お前が言うなとでも言われそうである。
流石に業務をサボっていて情報に乗り遅れたとは思わなかった]
─ 3階・父の寝室前 ─
[無意識、瞳は赤を映さないようにと視線が床へと落ちる。
身体の震えは止まらず、声>>67をかけられると、分かりやすくビクリと大きく震えた]
ヒュー、バート、さ……
お、おと おと…さ ま、 は
[ヒューバートにも赤がついているのが見え、それを見るまいと視線がふらふらと彷徨う。
父がどうなったのか、予測は出来ても認めたくなくて。
けれど、言葉は問いが突いて出る]
─ 深夜 ─
[背に乗った気配がうとうとする様子>>*15に、嘆息するように息を吐く。
客室に戻った所で人に戻り、濡らしたタオルで深い紅の上のあかをできるだけ拭たりなんだりと、一通り世話をやいた後、私室へと送り届けて]
……さて、どーすっか。
いっそ自作自演で傷作って、狼がいたけど、吊り橋の先に逃げてった、とかやって、一先ず場、しのぐか。
[部屋に戻ったところで考えたのはそんなこと。
仔が一時的にでも落ち着いてくれれば、この場は切り抜けられるだろう、とか。
そんな策が翌日には通じなくなるとは、そのときにはまだ知る由もなく]
しっかし、コレ。
……認識しちまったら、どうなるかねぇ……。
[意識が向かうのは、別の懸念。それこそ、今考えてもきりがない、と程なく放棄することとなるのだが。
沈んだ思考は、眠りに戻るのを忘れさせ──それが、翌日の寝過ごしへとそのままつながる事となる]
― 朝/廊下 ―
[面倒な事、と言うハーヴェイに残る鋭さ>>70は、状況の重さを知る故か。
ラッセルが更に問う>>71のに、ふ、と息をはいて]
はい…アーヴァイン様の傷痕、引き裂かれたようになっておりました。
あれと同じ傷跡を、私は昔、一度だけ見ています……
その時も、人狼の仕業、と言われておりましたので、恐らくは。
[自身の行き着いたそれも、憶測でしかない、けれど、と加えて]
逃げなかったか、逃げ遅れたか…どちらでしょうね。
[そう言った時、小さく女性の声が聞こえた気がして、視線をそちらに向け>>68。
昨夜、食事の際に挨拶をしていた女性と気付いて一礼する]
― 廊下 ―
[ハーヴェイが溜息を零す>>70のを聞きながら。
少し離れた場所に、別の姿>>68があるのに気付く]
確か、オードリー殿……だったか。
話は聞いたか?
[昨夜聞いた女性の名を口にし、けれど常ならば続くであろう挨拶の言葉はない。
代わりに今の状況への知識を問うた]
― →廊下 ―
[まず人のいる場所へと向かおうとして、先ほどの集団のところへと目測つけてさっさと歩いていった。普段より移動が速いのは、緊急事態だったからだ。]
おはよーゴザイマス。
いや見事に逃げ遅れたわ。
[うっかりしたとでも言うように、声色はさほど普段と変わらない。
場の空気を読んで底抜けの明るさは見せなかったが、大した変わりはないか。
既に何事が起こったか話し合いが始まっているようだったので、その場で他人の話を耳に入れようとした。]
─ 翌朝 ─
[ヘンリエッタが目覚めると同時、ハーノもまた目を覚ました。
意識は未だ別たれている。
自分の意思で身体を動かすことが出来なかったが、ハーノはヘンリエッタが眠れば動けることを学習したため、機嫌を損ねることは無かった]
おとうさま おいしかったよ?
[茫然自失になっているヘンリエッタへと向けた言葉。
あちらはハーノの言葉を聞くことが出来ないため、当然返答は無い。
ヘンリエッタは、自分が父を喰らった自覚が無かった]
― 廊下 ―
ほう……?
[ユージーンの言葉>>73。
それへ向ける目は、何処か探るような色を含んでいた]
それが本当ならば、ますます確実になるな。
我らの中に“それ”が居ると言う事か。
[やがて瞑目し、息を吐いて]
……逃げなかった、とすれば。
この上なく怪しいが。
[件のメイドについてはぽつりとそう零す。
直後に本人>>75が姿を現したのだが、挨拶を返す事はしない。のは別に疑っている所為とかではなく、いつものことだった]
─ 廊下 ─
[声をかけて良いかと迷ったのは束の間。
>>73一人の男性がこちらに気付き、向けられた礼をこちらも返してから、近づいていって。
>>74赤毛の男性からの問いかけに先ずは頭を振ってから口を開き]
いえ、今起きたばかりなので話は聞いていませんけれど…悲鳴は聞こえましたわ。
…何がおきているのか伺ってもよろしいかしら?
[不安に表情を曇らせながら、眉を顰めて問いかけ。
>>75聞こえた声にネリー、と名を呼んだ後]
…逃げ遅れたって、どういうこと?
[彼女が口にした不穏な言葉に、問いを投げた]
─ 廊下 ─
そうか。
……うむ、良いだろう。
[オードリーから否定>>79が返る。
ついでの問い掛けにいつものように偉そうに、けれどいつもより堅い顔で頷いて]
アーヴァイン殿が殺されたそうだ。
ユージーン殿曰く、人狼の仕業、らしい。
使用人共はそいつを除いて逃げ出したところだ。吊り橋を落としてな。
[今まで聞いた話を纏めた。
ネリー>>75の耳にも十分入るだろう声量で]
─ 3階・父の寝室前 ─
─────っ
[>>76 嵐に浚われて遠くへ逝ってしまった。
ヒューバートは言葉を選んでくれたのだろうが、それが何を意味するのかは容易に知れて。
ヘンリエッタはぎゅっと瞳を瞑って俯いてしまう]
ヒュ………トさ…のせ…じゃ……。
[自分が怯えたせいで紡がれた謝罪に返そうとしても、上手く言葉にならず。
響く靴音が横に来て、背後へと通り過ぎた頃]
────ひっく っく
ぅ うぅ
うあああぁあぁああぁ!!
[小さな嗚咽が徐々に大きくなり、遂には大声で泣き始めてしまった。
1年前、母が死んだ時と同じ泣き方。
あの時は父が居て、傍で抱き締め宥めてくれたけれど、今はそれすらも無い]
ぁ おにいちゃ おはよ
[聞こえたコエ>>*18に明るいコエを返す]
おとうさま みつかっちゃった
[身体は動かせないが、視覚・聴覚などは共有出来ているようで、周囲の様子を確認することは出来た。
泣き出したヘンリエッタは放っておいて、悪戯がバレた子供のような調子で言う]
─ 廊下 ─
……貴様という奴は。
[なおメイドのサボりが発覚した際>>82には、あからさまに呆れた顔をしていたがそれも一時]
そうだな。
件の傷跡も、一度確かめておくべきだろう。
[ハーヴェイ>>78に同意する言葉を向ける。
この場での話が落ち着いた後で、その通りに現場である主の寝室へと向かう事だろう**]
― 朝/廊下 ―
[ラッセルの探るようにこちらを見る目はそのまま受け止めて>>77、息を吐きつつ一つ頷く]
……そういう事になりますね。
逃げた使用人の中にいなければ、ですけど。
[恐らくは、こちらの言葉が真実か探るかに、
そして自身も疑いの対象であろうということは、確り頭において。
話題に上がっているネリーの返事>>85を聞いてもあまり表情は変えずに]
冗談、ならよかったのですけどね……
[まさか、女性にあれを見て来いとはいえず。
その先、言葉を探す耳に届く、少女の声>>84]
ヘンリエッタ様……知って、しまいました、か……
[その声が聞こえたなら、冗談ではないとわかるだろうか]
─ 廊下 ─
[現状の異様さの方が気にかかる為に、>>81青年の不遜な物言いも気にならず。
告げられた言葉に、声を失った。
殺された、人狼の仕業、そのどちらも信じがたく、けれど冗談に使う言葉でもない。
>>82お気の毒というネリーに視線を向けて、>>85ラッセルが告げたと同じく橋が落とされたというのを聞いて]
そんな、どうして…
[洩らした言葉は、悲しみと困惑の混ざったもの。
屋敷の主が殺されたことと、橋を落とされ取り残されたことに対してだったが]
グレイヴスさんは、どちらで?
[屋敷の主の体がどこにあるのか、問いかけたのは。
昨夜自分が訪れた部屋かどうかを確かめる為。
移動するというなら、共についていった**]
─ 3階・館の主の寝室前 ─
お嬢様?
大丈夫ですかお嬢様?
[ばたばたと足音立てながら、三階まで駆け上がる。
場所は主の寝室前。ヒューバートの姿が見えたかどうかは不明だが、先ずは赤毛の主の元へ辿り着くと、傍らに膝をついた。]
お怪我はありませんか?
[そう尋ねるその頃には、辺りに鉄錆の匂いも感じられ。自然と眉間に皺が寄った。]
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新