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[それはもちろん作られた表情、偽りの仮面]
くくっ…ニーナさんなら我らが偉大なる団長の元に。
彼女に会いくば、サーカスへおいでなさい。
貴女の魂の花も、永遠の美に奉げるのです…
[密やかな笑い]
[ヴィンセントの返答を聞き、力が抜けたようにトスンと椅子に座る。近くのリックは、彼女を支えようと手を貸しただろうか。
ほっとした感情とぞっとした感情、逆のふたつがうねり、更に冷たい汗が背中を流れるのを感じた]
…知らないって。
看護婦さんが。
ニーナ、アーヴァインさんと一緒…?
[焦点の定まらない目でヴィンセントの眼鏡を見つめる。
知らない?
でも今朝ニーナが遅れているようですねと言った時、何も――
[何もなかっただろうか、と口ごもる。
看護婦は適当な相づちを打っただけで、はっきりと名を聞いたわけではなかったろうか。
しかし、それよりも]
…まずは診察が先です。
体調のよくない状態で考えても、正しい判断は出来ませんよ。
[茶色のレンズ越し、焦点の定まらない目を覗き込み言い聞かせ。
淡々と診察を進めてゆく。
やがて下った診断は、疲れから来る風邪だろうとのことだった]
[診察中も心ここにあらずといった風で、そわそわしている。]
どうしよう、ニーナが。
コーネリアスさんが、占う、とか、消える、とか言ってたから…
聞いたら何かわかるかしら?
コーネリアスさん、サーカスに行ったら会えるかしら?
[レベッカの言葉は、なかなか興味深いものだった]
コーネリアスさんが、そんなことを……。
そうですね、一度聞いてみるのもいいかもしれません。が、
[心配そうな表情を向け]
今の体調で出歩く事は、あまりお勧めできませんね。
どうしても、というのならば…薬を飲んで効いて来てからご一緒しましょう。
[医者がいれば寄り道程度は対応できるでしょう、と穏やかな笑みを向ける]
私は大丈夫だわ、平気よ。それよりニーナが心配なの。
あ、お薬、ありがとうございます。
[看護婦から水と白い粉が包まれた紙を受け取って、それをさらりと口に放り込む。
グラスを口につけて上を向き、伸びた喉がこくり、こくり、と上下した。]
…え?
そうなの、ハーヴェイ君も。
[看護婦が、黒い猫を連れた青年も朝やってきて同じ事を聞いていた事を教えてくれた。
お礼をいいつつヴィンセントの笑みとリックを振り返り、直ぐにでも診療所を飛び出そうと立ち上がった。]
[立ち上がったレベッカを、咄嗟に止めてくれたのはリックだった]
…ダメですよ、レベッカさん。
薬はそんなすぐに効くものじゃありません。
[けれど他の患者を見ている間に、リックの制止を振り切って行ってしまうであろう事は明白で]
すみません、私はこれからエレノアさんの往診に行ってきます。
ついでにレベッカさんも送ってきますので。では。
[看護婦にそう告げて、慌しく白衣を脱ぎ鞄を手にした]
おれも行くけど。
ドク…ヴィンセントさんにだけ任してたら、絶対怒られるし。
レベッカさんは魅力的だしね?
…あ、ミズもそういえば体調悪いんだっけ。
ラッセルさんも悪そうだったし。
体調不良な人ふえて、お医者さまは儲かる?
えぇ、私は大丈夫よ?
私よりニーナが心配だわ。
ヴィンセントさんはエレノア奥様を見に行って差し上げて大丈夫よ?
[送っていく、と言われて子供のようにイヤイヤと首を振る。]
今は診察中だからドクターでもかまいませんよ?
そうですね、彼女はとても魅力的ですから。
[小さく笑ってから、真剣な面持ちに代わり]
…ええ、少々。
どうやら体調不良者が増えているようですね。
ラッセルさんもとは知りませんでした。一度見せてもらった方がいいかもしれません。
[拳をこつんとリックの額へ当てる振り]
そういう冗談は言ってはいけませんよ。
サーカスが来た影響か、体調を崩す人が多いですね。
規則正しい生活が、風邪の一番の予防薬なのですけれど。
[サーカスが力を引き出そうとする副作用か否か、真相は闇の中]
患者の言う大丈夫ほど、当てにならないものはありません。
医者が言っているのだから大人しく従いなさい。
[空いてる手で、レベッカの腕を取ろうと手を伸ばす]
ニーナさんを心配しているのは貴女だけではありませんよ。
さあ、そんなに首を振ると頭痛が悪化します。
エレノアさんのところに早く行く為にも、大人しく送られなさい。
どこだ大丈夫だって言うの、レベッカさん。
さっきまで辛そうだったじゃないか。
だいたいすぐ効くなら、そんなの医者要らずだよ。
先生の言うとおり、やすんでなよ
[ちょっと強めの口調でふたりに言われれば、しゅんと下を向いて]
ん…はぁい。
わかったわ、少し休むわ。
心配してくれて、ありがとう。
[ヴィンセントに取られた腕を、素直に引かれて家路に向かう事にした。が]
でも、少し休んで楽になったら、見に行っていいかしら?
いてもたってもいられないの…。
[俯き加減のまま、小さく言ってみた]
…ほら、診療所については否定しないんだから。
こういうお医者さんに儲けさせちゃだめだよ。
サーカスの影響とか言うなら、サーカスに診察代はらわせないとね。
んー…
それなら、おれが行くよ。
そうすればいいでしょ。
レベッカさんに、そのあと、どうだったかを言うからさ。
あの人に会って聞いてくるよ。
良くも、悪くも、詳しそうなのはあのマジシャンさんしかいないしね。
体調悪そうな人に無理させたくないし。
お医者さんはエレノアさんと、あとでラッセルさんを診る。
レベッカさんは、ゆっくり休む。
おれは、ニーナさんのことを探す。っていうか、聞きに行く。
ほら、適材適所。
そうですよ、リックくんの言う通りです。
さあ、行きましょう。
[しゅんとしたその手を引き、ゆっくりと歩いてゆく。
が、続く言葉には悩むように唸って]
うーん…では、昼食を取る間くらいは休んでくれますか。
私にお昼抜きで働けとは言いませんよね?
[リックに顔を向け]
お腹、すいてますよね?
今ならデザートにゼリービーンズも付いてきますよ。
[じいっと見てはいたのだけれど、
少女の背はやはり低くて、
広場の中は天幕の内の観客席のように
場所もきちんとしていないから、
人込みを掻き分けるのは上手くいかなくて、
背伸びをしてもよく見えはしない。]
ん〜……、あ、
[そのうちに大道芸は終わってしまったのか、
一際大きな拍手を合図にぱらぱら人は散り始めて。]
ふぅん、飴の使い方、わかってるよねぇ。さすがお医者さん。
行くよ。
でもほら、寂しい男二人には、レベッカさんはしないでくれるよね?おれ、やだよー?
やっぱり、花には居てほしいし。
レベッカさん、一緒に食べよう?
食べないと、力がでないし。風邪もなおらないよ
[ヴィンセントにお昼抜きで、と言われて]
そういえば、お腹はすきましたわね…。
[くるる、と鳴るお腹を押さえてふたりを見た]
じゃあお昼を食べにいきましょうか。
その後、ちゃんと家で休むから。
[頭の回転の速いリックの言葉に、少々考え込む]
悪くはない…案ですが。
もしもリックくんの言う通りコーネリアスさんに原因があるのなら、君も危険なのでは…?
この子は聡い。
一人で行かせれば、何処に潜りこんで秘密を嗅ぎつけるか判らない。
…ならば、一緒に行けばよいまでのこと。
んー…
おれ、実はあんまり信じてないんだよね。
だから大丈夫。
悪いことなんてないない。
まずはお昼だよ。
ゼリービーンズ、ごちそうになりまーす
[昼食を取ってくれる気になった二人に、にこやかに笑みを見せて]
では、気の変わらないうちに行きましょう。
そもそも空腹で薬を飲むと胃が荒れるんですよ。何か消化のいいものを入れてやらないと。
[ほっとした様子のリックに小声で]
説得が上手いね。助かった。
確かに、男二人は少々虚しいです。
[言葉とは裏腹に楽しそうに笑む]
う〜ん……
[唸ってみたところでわかるはずもなく、
熊を抱き締めたままに首を傾げて、
はっと、
買い物を頼まれていた事を思い出す。]
早く、済ませなくちゃ。
[くるりと踵を返して広場を離れて、
さまざまな店の立ち並ぶ大通りへと。]
信じてないけど行くのか…少々矛盾してるね。
まあ、何はともあれ食事が先だ。
脳の活動には多大なるエネルギーが必要だから。
[だからゼリービーンズも必要不可欠、と笑ってレストランへ]
別に。
レベッカさんも、おなかすいてるみたいだし。おれの説得のせいじゃないと思うよ
…ヴィンセントさんと二人で食事とか、本当にむなしすぎるって
ふふふ、リック君もご飯食べないと、いつものリクつのキレが悪くなっちゃうものね。
ぷふっ…くすくすくす。…あいたたた。
[自分の駄洒落に頭痛で自爆した]
だって、信じてないけど、説明したのはあのマジシャンさんだしね。
だいたい、体と魂のつながりとかさっぱりそんなの見えないし、科学的根拠ってのがないじゃないか。
信じられるわけ無いよ。
問題はおれが信じてるとか信じてないとかじゃなくて、
周りの人がどう思ってるかってのもあるでしょ
ま、信じてないっていっても、それが本当の場合のことも考えておかないとね。
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