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[ 足音も立てずに再びマグダラの元に現れれば、
意外な聲に眉を顰める。]
てっきり、今日は僕が殺すのだとばかり。
[ 計り知れないものを感じマグダラを伺う。]
イヴァンは、村の一員だぞ。
[ 殺してみたいかとの問いに返事をなすも、
沈黙後、言い換えて聲で囁いた。]
……、
喰べたいとは感じる。
[ 喉を鳴らしマグダラの負傷を見る。
何処かマグダラの負傷を言い訳にしようとしているのだろうか。
未だ、血に濡れていない両手に視線を落とした。]
[ 無言でイヴァンの室内に入ると、
左手の爪をそろりと伸ばした。
ごくりと再び喉が鳴った。
恐怖ではなく飢えの為に。
その後は素早かった。
イヴァンの口元を右手で掴み抑え、
左手で心臓をひと突きにしようとした。
幾らか逸った所為もあってか、人狼の膂力により、
イヴァンの首元からごきりと骨が折れる音がした。
心臓は残念ながら上手く刺せなかったようで、
イヴァンの首が折れたのも手に伝わってか、
心臓から手を離すと頭蓋を割り、肋骨に両手をかけ割り開こうとし始める。
マグダラに止められれば、正気付いたように蹌踉めいただろう。]
――……
[もう、あたたかさのかけらもない冷たい頬へと手を伸ばす。
乾き始めた血がスカートの裾を濡らす事すら気にしないまま]
人狼、を……みつけなきゃ、ね……
[見つけられなくて、御免ね、とぽつりと呟き。
冷たい頬を撫でて、しばしそのままでいた]
[ 止められなければ、そのまま作業を続け、
先ずは"脳味噌"に舌をつけようとしただろう。
どちらにせよ
マグダラにまるで譲るかのように、
血の溢れる林檎のような緋色には手をつけなかっただろう。]
― 2階廊下 ―
[イヴァンの身体を運ぶだけの力はないから、ため息を一つおとして立ち上がる。
墓守である友人の手を借りればなんとかなるかとも思いながら。
けれど昨夜、ニキータへとむかったアリョールを思い返し]
――……大丈夫、だったのかしら。
[人を手に掛けたことも、怪我をしたらしいこともすこし聞こえてはいたから。
気に掛けるように呟き。
けれど、彼女の部屋がどこかは分からず。
アレクセイがまだそこにいない限りは気づけない]
―自室―
[ 昨晩のことを思い返す。
口にしてしまったとは言え、
灰色のそれは人が食べるものではない。
しかし口にすると共に、断片ながらも自分のものではない記憶と感情が流れ込んで来た。]
……、
[ 人の記憶は酷く甘い。
ニキータが死んだ時の感情の発露が、
遅れてニキータが死んだ時の に繋がった時には、
戸惑いと恐怖と、 を知った。]
……ベルナルトさんは、誰が人狼だと、思いますか?
人狼だと思える人を、殺せますか?
[自分は、殺せるだろうか、とポケットに入れたナイフを布越しに触る。
昨日のアリョールのように、迷いなく刺せるだろうか、と自問して、小さく溜息をついた]
私は、「処刑」される人がどちらでも、刺せるかわかりません。
それが自分のためでも、誰かのためでも。
その時が来てみないとわからないけど。
だけど、誰かに任せてばかりでも、いけないと思うから。
[ ヴィクトールには、元々人狼としての自覚はあった。
亡き母は人狼であり、白い毛並みの美しい狼だった。
しかしヴィクトールは聲を響かせることも人を襲う術も持たずに、人間として生きてきた。
この村の人間達を愛し郷土を愛し、血は繋がらないものの唯一の家族と言っても過言でもないアレクセイを愛していた。
その灰色を口にしたのは本能によるものだろう。
そう喩えば、タチアナのハーブ煙草に興味を示したことにも繋がるような、好奇心と探究心の片鱗でもある。
喰べることでその人物の知識を得ること、それが人狼の細かい差を知っているものからすれば、"智狼"と呼ばれるそれであることを実感しながら、アレクセイの来訪を受けていた。]
アレクセイ、
無理はするな。
[ アレクセイ>>54からイヴァンの死を伝えられた時、
ヴィクトールが沈痛な表情だったのは罪悪感があったからだ。
心を鎧おうとするアレクセイを窘めるように緩く首を振る。]
……、
アレクセイ。
あとで話がある。
[ アレクセイが去る間際にはそう伝え、
ヴィクトールもまた広間へと降りていこうとしただろう。]
[淡い溜め息。
若干の不自由さを感じつつも、支度を整える]
――…すまない。
[誰に聞こえる事も無い独り言を、室内で呟く。
視線を上げれば、ほぼ普段と変わりない、感情の希薄な表情。
廊下に出たその先、タチアナの姿が見えた]
おはよう。
大丈夫だったか?
[自分の事を、完全に棚に上げ、気遣う言葉]
[廊下で考え込んでいれば、探していた人の姿が見えて、ほっと吐息を零す]
おはよう。
――ええ、アタシは、大丈夫よ。
[アリョールへと近づけば、血に濡れたスカートが足に張り付くけれどそれは気にせず]
アリョールこそ、大丈夫?
[ちらりと向けた視線の先、怪我をした手を見れば柳眉を寄せた]
[アリョールの部屋は、それなら良いと去り。
それから、ヴィクトールの部屋を訪ねたときのこと。
沈痛な表情の理由がわかるわけもなく、それでも無理はするなと言われれば、微かにわらって、頷いた]
ありがとう。
……話?
[聞いた言葉をオウム返しして。でももちろん嫌だなど言うわけなく。
全員に伝えたら、自分もまた広間におりていった**]
[ 広間へと降りると、
既にベルナルトとフィグネリアが話していた。]
やぁ。
……、
[ 床に染み込んだニキータの血痕を一瞥し、
ソファに近づき、手頃な場所に腰掛けようとする。]
[タチアナの安堵の表情を、じっと見詰める。
怪我をした利き腕を持ち上げ、唇を指でこつこつと叩く。
ニキータの事があれど、自分への対応の変わらない彼女に驚いている様だった。
大丈夫か、問われれば自分でも視線をそこに向け]
痛むが、まぁ…動く。
大丈夫だ。
[口調に揺らぎは無い]
――…この位の代償なら、安いものだ。
―広間―
[席を共にするフィグネリア>>68に、視線は未だ俯いたまま
それでもぽつり、ぽつりと答えていた。]
そうだ、ね――。
君も、辛かったはずだと、思う。
[言葉を詰まらせる様にまた小さく目を伏せて。
カップの紅茶を一口含んでから、再び口を開く。]
あぁ。
彼を――…彼とアナスタシアを殺した、
人狼を、殺さないと、いけない。
[といっても、誰が殺した、に繋がる手掛かりは
未だ頭の中に浮かんでは来ない。
厳密に言えば、わかる、と告げてきたタチアナも、
そして今、目の前に居る彼女に関しても、
人狼でないという確証を持っている訳では無かった。]
そう、ならよかったわ……
[ゆるりと瞳を伏せる。
代償ときけばニキータを思って唇を噛んだ。
アリョールを責めることはできない。
狼ではないときちんと皆に知らせていたわけでもないのだから。
証拠もなにもないのに信じろと言うのも無理だろう]
……人狼がみつからなかったら、みんなしんじゃうのかしらね。
[ため息をついて、小さく首を振る]
――アリョールは、……今日は、大人しくしておいたほうがいいわ。
その手じゃ……
[誰かを殺すのかどうか、まだ考えないまま。
タチアナのナイフは、部屋に置かれたままだった]
[守りたい者を、守る。
アリョールの裡には、その想いが根付いている。
そこにタチアナが含まれている事を、本人に言い出すことは無いけれど]
そうだな。
見つからなければ、きっと、タチアナも――…喰われる。
[何処か限定的な物言いは、無自覚に近い]
大人しく出来るのならしておくが。
まあ、他の人間次第だな。
[すっと、階段の方へ足を向けた。
広間へと向かおうとする足取り]
……人狼に食べられる前に疑われてしまうことも、ありえるわよ。
[断定するような言葉にわずかに苦笑を零し。
階下へと足を向けるアリョールの隣にならぶ]
――そう、ね……
……
[口数が少なくなるのは、この中の誰が人狼でも、手にかけるのはむずかしそうだと思うから。
肩にはおったショールを握り締めて、アリョールとともに広間へと向かう]
[ヴィレムの行動をマグダラが止めることは無い。
その決断をしたのがヴィレムであっても、マグダラ自身は其れを唆したに等しいのだ。
感じるのなら、想うままにすればいい、と。
全て、見届けた後でたった一言告げるのは]
ヴィレム。
――…それが、あんたの決断だ。
[後は、傷付いた腕を庇う事も忘れたように、眼前の血肉を食むだけだった]
[立ちあがる前、ベルナルトの言葉を聞きながら、小さく頷く]
私は、私が人狼じゃないことをわかってる。
だから、言えるけれど、どうして今になって旅人を襲ったのかしらね。
……それとも、今までは見つからなかったとか?
この部屋に焚かれた香みたいなものを嗅いでしまったとか……?
[眩しい、と言われて、無意識に髪を触ると、少し照れたように俯いて又顔を上げた]
逃げてここまで来たから。ここでは逃げたくないの。
だから本当は、強くなんてないのよ。
じゃあ、その内来るでしょうから他の方の分も一緒にいれておきますね。
[ヴィクトールの微笑みにそう言うと、竈の方へ向かう。
お湯は火の近くに置いていたから冷めてはおらず、ポットに新しい茶葉を入れてお湯を注いだ。
アリョールとタチアナが来る頃には、人数分のカップを用意して蒸らしたお茶をそれぞれへと差し出し]
――…。
[一瞬の逡巡]
タチアナよりは、先に私の方が疑われそうだ。
[ぽつ、と呟く。
殺されたというイヴァンの部屋を覗こうとすることも無く、階下へ降り広間へと入った。
広間の面々を顔を見詰めはしても、積極的に口を開くことは無い。
ただ、なるべくタチアナの傍に付いているようには動いた。
彼女に危害の加わる何かがあれば、守ろうとするように]
[ 血肉はアナスタシアの分しか未だ喰べてはいない。
飢えてはいる。
知識の塊とも言える灰色のそれを口にしながら、
何処か苦く、何処か陶然と、
何も聞こえなかったかのように灰色の食餌を進めた。]
[アリョールの言葉にきょとりと瞬く]
――アリョールを疑うぐらいなら私じゃないかしら。
[首をかしげて呟く。
生真面目な墓守のほうがまだ信用できるだろうと思う。
広間へと降りた時にはもう他の人たちは居て。
アリョールの傍にいながら、ベルナルトへと一度視線を向けた。
それから他の人たちをみやり……
小さく吐息を零す]
私は、要らない。
[フィグネリアから、差し出される紅茶。
数日前には喜んでいた嗜好品だと言うのに、それを拒んだ。
飲んでも、渇きが潤う事がないのは分かっていたし。
それに何より僅かに漂う血の薫りと紅茶の匂いが混じるのを嫌悪した。
どこか冷たく硬質な表情を浮かべる]
―2Fイヴァンの部屋→地下―
[広間に行こう、と思っていたが、一度台所に寄った。
その後、2階へと戻る。
階段でアリョールとタチアナとすれ違ったりしたかもしれない。
イヴァンの部屋は、タチアナが入ったときより変わりはない。
欠けた食われた体を、血に濡れるのも気にせず、一枚のシーツでくるんで、持ち上げた]
なぁ、イヴァン。
恨むんなら、人狼じゃなくて、俺にしとけよ。
[聞いている人など誰も居ないから、そんな風に呟いて、地下へとその体を置きに行く。
丁寧にその体を横たえると、一度水周りで手を流してから、広間へと戻る]
[フィグネリアから紅茶を受け取りながら、それを拒否するアリョールに首をかしげる。
どうしたのかしら、とじっと視線を向けて。
友人の硬い態度が普段と違う気がして、幾度か瞬きをした]
……アリョール?
[静かに問いかける。
――それでもまだ、誰かを明確に疑えないのは。
知ってしまえば疑うもなにもなくなるからだと、無意識で思っているから]
そう、ですか。でも、何か口には、いれてくださいね?
[いらないというアリョールへそう言うと、カップを片付ける。
アリョールの表情は昨日よりもさらに硬いように見えた。
昨日のことが尾を引いているのかと、思う。
アレクセイも広間に降りてくれば、同じように紅茶を出した]
―→広間―
[フィグネリアが紅茶を出してくれる。
口元が緩く笑んだ]
ありがとう。
――タチアナ、アリョールの手当てを任せる。
[彼女らの様子を見ながら、そこに救急箱があると棚を示して言った]
どうした?
[タチアナに向ける眼差しですら、以前の様に柔らかいものとはならない。
どこか張り詰めた様な、貼り付けた様な、強張ったもの。
フィグネリアには、視線ですらもう向けず]
ああ、後で。
――…生きていたら、口にさせてもらうさ。
[淡白に答えを返した]
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