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─ 客室 ─
[部屋へと戻る途中、メイドに着替えや手当てのための準備を頼んでおいた。
返り血に濡れた服は、じわじわとその色を黒へと変えていく]
……これは落ちねぇかなぁ……。
けっこー、いい値段したんだけど。
[冗談めかした口調で言い放つ言葉には、どんな反応が返されたか。
ともあれ部屋に戻り、届けられた薬や包帯で傷の手当てを済ませ、新たに届けられた着替えに身を包む]
……んじゃ俺、少し寝とくわ。
いろいろ、ありがとさん。
[手当てが済んだ後、アレクセイに向けたのは短い言葉と柔らかい笑み。
余り晒さぬ素の表情──とは。知る者もないのだが。
部屋に一人になると、寝台に寝転び一つ息を吐いた]
……血、ねぇ。
ホントに一体、なんなんだか。
[結局答えの得られなかった疑問をぽつり、零した後。
青はしばし、閉じられた]
[アレクセイがリディヤの許に向かう際。
警戒はすれど、先に宣した通りついていく事はしなかった。
先に備えて体力を回復しなければ、という思いが強かったからというのもあるが。
何か、言葉にできないざわめきが歩き回るのを是とはしなかった。
はっきりしないそれに微かな苛立ちを覚えながら、時を過ごしていた折──その理由が、思わぬ形で伝えられた]
……ジラントの旦那が?
は……そーいうこと。
[メーフィエの切なるコエ>>*8に対し、零れたのは嘆息]
旦那が探してんのは、多分、俺だわ。
……理由はわからんけど、一緒に探検してるときに、なんか見られちまったみたいねぇ。
[告げる口調は、ごくあっけらかん、として。
危機感らしきものは、殆ど、ない。
問われるなら、地下墓地での一件を二人に伝えて]
……ま、それなら逆に好都合。
真っ直ぐ俺に向かってきてくれるってんなら、探す手間が省ける。
……旦那に探す力があるってんなら、始末せにゃならねぇんだし。
丁重に、お出迎えして差し上げましょー?
[紡ぐコエに滲むのは、楽しげな響きと、強固な意志]
……とにかく、旦那の事は俺に任せとけ。
わざわざ目立って、標的にされる必要はない。
[はきと言いきる様子は、女主人を『喰らう』前の様子と似て、けれど、その時よりも強い意志の滲むものだった]
─ 客室 ─
[目を閉じてから幾許か時は過ぎ。
いつの間にか引き込まれていた眠りの淵から、ゆるく意識が浮かび上がる]
……んー……。
[起き上がった後、最初に動かすのは刃を受けた肩。
ぎこちなさは残るが、動かせない範囲ではない。
ならばそれで十分、と起き出して、身支度を確かめる。
特に、愛用の短剣の存在は念入りに確かめ、すぐに抜けるようにするのを忘れない]
……ってと。
いつまでも、のんびり寝てるわけにゃあいかんよなぁ……。
[小さく呟き、ふらり、部屋を出る。
廊下に出れば、漂うにおいには嫌でも気がつくが。
氷の青は、その源である部屋を軽く見やってすぐに逸れる。
それきり、そちらへ意識を向けることはなく、青纏う青年は、ゆっくりと階下へ──室内庭園へと向かった]
─ 室内庭園 ─
[庭園に入れば、目に入るのは揺れる色とりどりと、硝子越しの紅い雨。
冷たい壁を隔てて広がる世界は、全く違うもの]
……ホントに。
いいシュミしてるよなあ。
[ぽつり、と呟き、揺れる真紅の薔薇に手を触れる。
その色を見やる青は、楽しげな、けれどどこか物憂げな色を浮かべていた。**]
こわかったあのひと?
[次いで紡がれた言葉に僕は疑問を声に乗せて首を傾いだ]
オリガ、誰が『鬼』か分かるの?
[まるでジラントだ、と心中で思う。
ふつ、と羨望が心に現れるけれど、あの時ほど感情は渦巻かない。
多分、相手がオリガだからだろう。
オリガの言葉が誰を指すのか、推測出来ないのもさることながら、僕はそれが既に死した人であることすら*知らなかった*]
[ベルナルトの肩を止血しようとして、聞こえたコエ>>*3にあぁ、と声を漏らして]
大丈夫ですよ。
肩を刺されてはいますが、手当て出来る傷ですから。
[場が離れている分案じる思いは強かろうと、状況を説明する声は穏やかに努めた。
彼女から返されたコエ>>*4にも、それは変わらず]
サーシャさんと、ジラントさん、ですか。
…大丈夫、ですか?
[こちらはベルナルト>>*9と違い、懸念に思う節はない。
だが、彼女が今居る場所と、男性二人と共に居るという状況に不安を覚え]
…深追いして無茶に気付かなかった、なんて。
止めて下さいよ。
[言葉のきつさとは裏腹、願う声を向けた]
─ 三階 ─
さぁ、どうしましょうね?
手当ての間にでも考えておきましょうか。
[お手柔らかにと言うベルナルト>>64に返すのは、にこやかな笑み。
止血だけでも出来たことで幾らかの平静さは戻せたらしいと、自身の判断をして。
こちらの問いに返されたそれ>>66には、笑みを向けながら手を差し伸べずに済んだ事を内心安堵した。
この男は鋭そうだから手を掴まれただけで気付かれるかもしれない、そんな不安は表には出すことなく]
大丈夫ですよ。
この通り、大した事はなさそうですし。
女性の手を借りては、男の面目が立たないでしょう?
[手が必要かと問うオリガ>>37に、微笑み必要無いと告げる。
広間で休んでいた彼女の姿は見ていたから、血の臭いにまた体調を崩さぬようと気遣う想いを表には出さず軽口に変えて。
キリルからも何かあったなら、それにも声を返す。この時か前後してか、青年がキリルに名乗る際には当然声を挟む必要は無いから何も言わないが。
死した男を見やり声をかけた後、青年が示した先─二階の客室へと足を向けた]
─ 二階・客室 ─
良いじゃ有りませんか、それ位。
服より高いものを失うより、ましでしょう。
[ベルナルトの使っている部屋に向かう途中、聞こえたぼやき>>67に返す声は平常。
青年が『ゲーム』のルールに則っただけ、自分だって彼と同じ様に殺さなければ目的を果たせないのだと、解っているから。
おかしいのは、それが解っているのにこうして青年に手を貸している自分の方だとは、気付いているかいないのか。
客室に入り、メイドから届けられたものを使って手当てを施す]
…これで、恐らく大丈夫だと思いますが。
動き辛くはないですか?
[着替えも済ませた青年に、向ける表情は変わらないもの。
刃向けられるかもしれないという恐れを含まないのは、自分の感覚を信じた故。
向けられた言葉と笑み>>68に、微か瞬きの後、こちらも柔らかな笑みを返して。
借りについて、ベルナルトから聞かれない限りは口に出すことなく部屋を後にした**]
[リディヤへと向かおうと決めた時。
メーフィエからかけられた、気をつけて>>*4というコエに、微笑みを返した。
大丈夫、とコエに乗せる事はしなかったけれど]
メーフィエ?
[こちらの名を呼ぶコエ>>*8に、切なる響きが込められているのに気付いて問う様にコエを返す。
続けて、ジラントに気をつけてと言うそれに、微か目を見開いて。
どういうことだと問うよりも早く、答えを口にしたのはもう一人の『仲間』>>*10。
軽く告げるコエ>>*11はその響きとそぐわぬ意思を潜めていて]
……ベルナルト。
[止めることすら拒むそのコエに、何もいえずただ名だけを呼んで]
…解りました。
お出迎えの邪魔はしません。
[手出ししないとまでは約束できないと、コエを向けた**]
― 広間 ―
[男は広間で軽い食事を済ます。
暖かなそれは、遠くなってしまった日常を思い起こさせるもの。]
……。
[ゆるり、首を振る。
そんなものを懐かしんだところでどうにもならない、と。]
ごっつおさん。
[さて、あの男はどこにいるだろうか?
そんな事を思いながら、席を立ち上がった。]
― 一階・室内庭園 ―
ここ、か。
[まだ生きていた女主人と出会った後、ベルナルトに教えられた場所。
あの時は、こんなことになるとは思ってなかったな、そんなことを思いながら扉を開ける。]
[ガラスの向こう、紅い月、遠い雨。]
[そして]
[ベルナルトは気付いただろうか?
ともあれ、男は右手で鉈の柄に触れ。]
紅い、な……
あの女みてぇ……。
[ベルナルトと、ガラス越しの紅い月を見ながら、距離を少しずつ*詰めていく。*]
[何か思いついたように部屋の中にはいってゆくサーシャ。
衣擦れの音が微か聞こえた。
扉の向こうへと視線向けると白いシーツがふわと被さるのが見える。
リディアが居る事を示すように紅が移りゆく]
サーシャさん、ありがとう。
――…私の時も、そうして下さいね。
[無残な姿を晒すのを厭う娘は
微かな声が望まぬ先の願いを囁いた]
[部屋からサーシャが戻ると問いに考えるような間をあけて]
大広間で、嗤っていたひと。
――愉しみと言ってたひと。
[プラーミヤの様子>>1:113を思い出し暗い面持ちとなる。
分かるかどうかの問いには失言に気付いたように瞠目し]
分かるのは――…
多分、あのひとのように殺された後。
でも、勘違いなのかもしれない。
ただ、あの時は、違うと、思ったんです。
『鬼』じゃない、って、そう思って。
[自分でもわからないのだとゆるゆる首を振るう。
こんな話をすればサーシャも自分を気味悪く思うだろうか。
誰のことか何があったかを問われるならば
オリガの知りうる限りの情報をサーシャに伝える**]
─ 室内庭園 ─
[真紅を揺らしつつ、思うのはここに至った理由。
裏通りで請けてこなした仕事で、思わぬところから足がつきそうになって。
そのごたごたから逃れる間の隠れ場所を求めて踏み込んだ──切欠は、そんなもので]
そこから、なんでこーんな事になるんだか、ねぇ。
[口にするのは、問うても詮無い疑問。
そんなものが口をつく状態に、く、と笑みを漏らして]
……あー。
そういや、借りのこと、聞き忘れたな……。
[ふと、思い返したのは、アレクセイとのやり取り。
聞きに行こうか、と。
過ぎったのはそんな思考]
― 一階・室内庭園 ―
んー?
……聞かなくてもわかってんじゃねぇの?
[目の前にいるのは、相変わらず優男の風体で。
見た目だけなら心臓を抉って喰らうような存在には見えない。
けども、アレは獲物だ、と、あの時左目に焼きついた青を見返す。]
んでも、生憎と、さ。
──狩られるシュミは、ねぇのよ、俺。
だから。
[言葉を切る、同時、身を沈めて]
……抵抗は、させてもらうぜっ!
[低い姿勢から短剣を抜き放ち、足を狙って切りつける。
牽制の横薙ぎ一閃、当たる当たらぬに関わらず、一度地を蹴り距離を開けた]
[ベルナルトの傷の具合について伝えるアレクセイ>>*12は、大丈夫だと言っていた。
彼自身、しばらくは大人しくしてると言ってきた>>*9こともあり。
その時は一先ず、ほっと一息ついていた。
危ういのは――少なくとも、危うく見えるのは――寧ろ自分の方だ、と。
「ヤバいかも」と、ジラントについてベルナルトが付け加えた時に思う。]
大丈夫だよ、今の所は。
でも……うん、気を付ける。
[この返答は、大丈夫かと問うてきたアレクセイにも向けたもの。
穏やかな響きではあったが、それでも不安に思われているだろうとも察せられたから。]
……ごめん。
[きつい言葉を向けられて、弱々しく零れる一言。
それでも結局「深追い」する形で、やがてジラントの「勘」の意味を知ることとなり――。]
[アレクセイに事の次第を話すより先に、ベルナルトから嘆息と共に返ってきた答え>>*10を聞き、瞬いた。
先程のベルナルトの言葉からも、彼がジラントについて何か察していたとは思っていたが――。
彼自身が「見られた」らしいというのに、まるで危機感無く聞こえる口調。
しかもさらに、出迎えるとまで楽しげに告げられた>>*11。]
でも、ベルナルト―――…
[思わず零した懸念の色。
けれど彼から確かに伝わる意志に圧されて、それ以上は何も反対を紡げなかった。
無理をしては――自分が出張ってはいけない、と。そう、思った。]
うん。
判ったよ。 ……任せる。
[邪魔はしないと告げたアレクセイの後から、静かに是を返した。**]
[ 冷たい青にぞくりとするけども、それは恐怖ではなく。]
はっ……
とびきり上等の獲物がいるってのに、よそ見してる暇なんざねぇ。
[笑い返す。
懐にすべりこむ手、途切れた言葉。]
っと……!
[足を狙う短剣は、鉈で払い除ける。
開かれた間合い。
逃すかと、男は踏み込み、胸元狙って鉈を横に凪いだ。]
愉しみ……。
[問いの答え>>82を聞くと、幾許か思い出すための間が空いた。
あの時は一つに気を取られていて、あまり周囲に意識は向いていない。
思い出すには少し時間を必要とした]
違うと思った、か。
漠然とした感覚、なのかな。
[やはりジラントの言っていたことに似ていると思った。
彼もその理由は分からねど、『鬼』の所在を知ることが出来ていた。
ただしあちらは、生きている者の中から見つけたようだったが]
とりあえず、『鬼』はまだ死んでない、ってことだよね、それ。
誰がその人をころしたのかは、知ってる?
[あまり思い出させたくないけれど、状況を知っておいて損は無い。
詳細は口にされなくとも、誰が手をかけたかは知ることが出来たか。
聞いたことは頭の隅にしっかりと刻み込んでおく]
― 階段/三階近く→ ―
[驚いただけ>>24とオリガさんは言う。疑う事も無く頷いた。
そう言えば死体はどうなるのだろうか。メイドが片付けてくれるのか、それともこれも“ゲームに関わる事”だから放っておかれるのか。
どっちにせよボクがどうこうする気はなかったけれど。
ベルナルトさんの名乗り>>66にはもう知ってると笑って、ボクはいつも通りの――姉の名前を名乗って。
最後にもう一度遺体を見てから、オリガさん>>37に頷いて階下に向かった]
籠?
あ、はぁい。
[二階まで来てから、左腕にあるそれを部屋に置いてくるという彼女と別れて、ボクはそのままもう一つ――二つ、階を降りる]
― 武器庫 ―
[誰かとすれ違う事は多分、無かったと思う。
武器庫はメイドの言った通り開け放たれていて、すでに何かしらは持ち出されているらしかった]
うぅん。
どうしよっかなぁ。
[『他者を殺さなければ生き延びれない』
とはいえ、さっきのベルナルトさんたちみたいな立ち振る舞いは、ボクにはとても無理だろう。
やたら目立つ大きな武器だってきっと引き摺るのが精いっぱいだし、逆に目立って危ないだけだ]
─ 一階・室内庭園 ─
あらやだ、熱烈。
俺ってば、あいされてる?
[笑いながら紡ぐ言葉は、冗談めかした響き帯びる。
初手の一閃が払われるのは想定内。
踏み込んでくる一閃は、ぎりぎり、身を逸らして避けるものの、僅かに掠めた刃先が胸元を浅く裂く。
青が裂かれ、微かに紅が滲んだ。]
んでも、鉈振り回したおっさんにあいされても、ちょーっと喜べねぇかなっ!
[逸らして崩れた体勢を、無理に立て直すことはしない。
そのまま倒れて後ろ手をつき、弾みをつけて向こうの左側へと転がると、足払い狙いの蹴りを放った]
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