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ノーラさんも、喜ぶでしょう
[にこりと笑って、喧騒に振り返る]
[扉の向こう側]
…そうですね。行きましょうか。
何か。
[悪い予感は口にはせず]
[広間へ向かう]
[緊迫した様子には、落ち着くようにと声を*あげることになるのだが*]
[2人で広間に飛び込むと、そこではユリアンを抑えているハインリヒや、慌てているアーベル。青ざめているシスターとイレーネ。そして……]
(アマンダさん……)
[昨日と同じく、血を流して倒れているエーリッヒ。その姿が、昨晩銃で撃たれたアマンダに重なった。
鼓動が強くなった。
それまでハンカチに残っていたノーラの残り香など忘れて、真っ赤になった感情は無常に言葉を囁いていた]
……何を偉そうに弁明しているか知りませんが、結局人狼やエーリッヒさんと同じ人殺しになっただけじゃないか……。
[そうして瞳に浮かんだのは蔑みの感情――]
……ちっ!!
[ハインリヒと、ユリアンの会話も届いてはいたが、そんな内容などどうでもよかった。
本当は殺してしまおうかとも思った。だが、獣に殺されようが、人に殺されようが死体は死体で。エーリッヒが昨日アマンダを射殺したのと何の差があった、と無理矢理戒めて、エーリッヒの元まで歩きより、血にぬれるのも躊躇わずに抱えあげる]
……ったく…久々にあってみて、ちったーたくましくなったと思えば、この様とはな
[言葉こそ悪態。だが心中はそれとは違う
俯いた表情からは何も伺えなかっただろう。エーリッヒを抱えて外へと向かう]
…視る力が欲しいから、持っている人の命を奪う。
そんな事をしても、何にもならないと判っているのでしょう?
[それはもう失われたもの]
[誰のものでもなく、誰のものにもならない]
[震える声が、男の耳に届いた。今にもその喉を切り裂こうとしていたダガーの動きが止まる]
お前………
[喘ぐような声が、男の喉から漏れる]
泣いてる、のか?
[人狼は、人を殺して、泣くものなのだろうか?そんな考えが浮かぶ]
…………。
[伝えられた情報。
目の前で直接見ているモノ。
理由も何も、わかりはしない、けれど。
ただ、なにかどこかいたいきがして。
倒れた青年の零す赤の香りも重なって。
蒼の風は、コトバをなくす]
[小さな気配はとことこと。][離れて遠くへと意識を向ける風を追いかけながら。]
[赤い世界から、赤い色をみつめる。]
まっかだね。まっか。まっか。
[見たままを、無邪気に小さく呟いて。][不思議そうに、外の世界を。]
……ユリアン……。
[蒼が、陰る]
……ばかやろ。
[零れたのは、小さな呟きで。
何を、どう言えばいいのか、わからなくて。
ただ、ミハエルの声が聞こえれば。
そちらへ向けられる、鋭い視線]
……事情しらねぇんだから。
偉そうな口、きくんじゃねえよ……。
……そうだ、人殺しだ。
[口にした途端。
心が冷える。
寒い、と感じた]
正当化なんて、する気、ないよ。
僕は、僕のしたいままに、
それでも、欲しかったから、
ただ、
それだけの理由で――
[何のために、欲しかったのか。
目的と手段は、まるで、逆になってしまったようだった]
[抑えられなかった。
寒いのに、熱かった。
どうしてか、わからなかった]
[目の前で人が死んだというのに
不思議と怖れは感じない]
[連日の赤に慣れてしまったのか]
[それとも、自分もそれに飲まれてしまっているのか]
[何も判らなかった。今も判りはしない]
[誰が偽物で、誰が本物で、誰が人間で、誰が人狼で、そうして誰が人殺しなのか]
[人もまた、人を殺すのだから]
……知らない。
[子供みたいに、くしゃくしゃに歪んだ顔をしているんだろうと思った。
声は相変わらず震えて、それは、言葉になっていたか、わからない。
刃は、間近にある。
それでも、抵抗する気は、起きなかった]
[ユリアンが流した涙に、...は頭の中でプツンと何かが切れるのを実感した。
それが顔にでたのか、隣にいた神父が慌てて止めようと手を伸ばすのを振り切って、大股にユリアンに近づくと、胸倉を掴みあげた]
だったら泣くな!
どんな事情かは私は知らない! 知らないけど、今おまえがやったのは、人狼と同じ「人殺し」なんだ! 事故だろうと何だろう!
だったら泣くんじゃなくて、今後どうするか考えろ! 甘えるな! くだらない懺悔だって聞きたくないんだから!
[事情を知らないからこそ、ずっと集会所で感じていた疎外感が上乗せされた結果かもしれない。だが、それでも...にはユリアンが自分を正当化しているようにしか見えなかった]
……どんな理由であれ、死んでしまったら戻ってこないんだぞ……?
[最後の言葉は、ノーラのハンカチをじっとみながら、吐き出すように呟いた]
[とにかく急がなくてはと思った。
そのためには自分が足手纏いだから]
いかないと。
[クァ、と鳴くザフィーアに首を振る。
痛みは全身を廻り、その原因まではもう判然としなかったけれど]
選べなかった、から。
また、ふえた。
…ごめんなさい…!
[立ち上がることは出来なかったから。膝で這って]
[男は、じっと青年の顔を見つめた。今は酷く幼くすら見えるその顔を]
馬鹿野郎。
[昨夜エーリッヒに向けて言った言葉を再び吐いた。けれどそれは、ユリアンに向けてでは、なかったかもしれない]
……懺悔なら、いつでもお聞きしますよ?
[ユリアンにそう言って]
でも、クレメンスさんのほうがいいかしら。
神父様ですものね。
[何故その名を出したのかはわからない]
[ただ、彼らが話しているのを知っていたから]
―外―
[喧騒を余所に外にでた]
ったく・・・お前が人狼見つけないでどうすんだ
[それでも出るのは悪態で、冬の寒さが心を少し落ち着けてくれて、這ってこちらへと来るイレーネに目が移り]
待て、手を貸してやるから動くな
[そういって傍による]
[男は、ダガーをユリアンの喉元から引き、血で薄く汚れた刃を、乱暴に服の袖で拭うと、腰の後ろに差した鞘に戻した。そのまま青年の上から立ち上がる]
俺は猟犬じゃねえ。
くだらねえ茶番の役者にされるのもまっぴらだ。
[紡ぎ出される言葉はひどく空しかった]
おりょ、旦那おけーりデスよ。
…まぁ、なんつーか。
…まぁ。ねぇ。
[人が愚かなのは否定しない。][それを見る機会が、彼らには何度もあった。]
俺等の隠れっぷりがお上手ってこと、で。
それともヴィントの兄さんが言ったみたく、人をこうさせるのもシステムの一つ?とかネ。
俺等に分かるわけもねーデスけど。
[最後には、ふぅと溜息。]
[刃が引かれる。ヒュ、と喉が鳴った]
[身を起こした直後、今度は胸倉を掴まれる。
金色。
一瞬、エーリッヒかと見紛えた。けれど、違った。
それは、そうだ。
――だって、彼は、僕が、「殺した」のだから]
[ミハエルが何を言っているかは、聞こえなかった。
聞こえているのに、届かなかった。
ただ、……ああ、僕は、泣いているのか。そう思った]
[その時になって、もう一つベルトに挟んだままになっていたエーリッヒの銃の存在を思い出す]
ああ…
[沸き上がる思いは苦い血の味がした]
結局、お前を殺したのは、俺か…エーリッヒ。
[朱に染まった金髪の青年の傍に跪き、その手に銃を握らせる]
…これも、組み込まれた事なのでしょうか。
人が人を殺す…
こんな事が。
[ぽつり、と零す]
[少し考える]
……わからない、わたくしには。
では何故わたくしはここに居るのでしょうね?
[誰かに、ではなく自分に問う]
[やはり答えはわからない]
人殺し。まっか…。
[血塗れたエーリッヒが、マテウスに運ばれてゆくのを見送りながら。]
[ミハエルの怒声。][ユリアンの泣き声。][それらがどれも遠い。]
本当に怖いのは、何?
ここからは、どうすれば帰れるんでしょう…?
簡単で、難しくて。
人殺しまで…。
[言いかけて、ぁぁ、と。][彼女にも、ようやく理解が出来たようなきがした。]
ああ…そうか。
そう、なんだ。
人殺しをしなければ、ここからは出られないんですね…。
[それは不正解でもあり。正解でもあって。]
[大きな影が近寄ってくる。
ピクリと緊張したけれど、諦めてコクリと頷いた]
あの。
むこうは…。
[歪んだ視界では、しっかりと見ることができなかったから]
組み込まれたことなのか、違うのか。
なんのために、とか。
……そんな答え。
自分で出すしかないんじゃないですか?
[ナターリエの言葉に、素っ気ない呟きを]
[向こうは?という問いに軽く嘆息を返した後に、しゃがんで]
ああ…見に行ったけど手遅れだった
今戻ってもあまり落ち着けたもんじゃないぜ
[男は置いた銃の代わりに、エーリッヒの手帳を取る。傍にいるマテウスやイレーネには声もかけずに、そのまま建物の中に戻り、二階へと姿を消した]
[ぎしりと、音がする。][頭痛がおきる前兆のような、脳が軋むような音。]
…昨日みたく痛みはねーですが。
[明るい声が、音に顔を歪ませる。]
[昨日、痛みが走ったのは、彼女がシステムを恐れ、錯乱し、システムを受け入れる事を拒み、あの場所から逃げた為だが。][故に血を性急に求め。同時に、最悪な最後の人格、ドゥンケルが目を覚ましたわけだが。]
[今は人を殺すという点において。][彼女の思考は『人狼』として正しくて。]
流石にブリス嬢ちゃんが堪えてるっぽいデスね。
[だが『ブリジット』の思考としては。][異常。]
[彼女は『人狼』から切り離した存在でなければならなかったから。][そう在るように、5つに分かれたのだから。]
[その異常に。][明るい声は不安を覚えて。]
[ユリアンの表情は、...にはどこか能面のように見えた。
今は何を言っても無駄かもしれない。
尤も事情を知らないのだから、彼の心に響く言葉など口に出来るはずもない。しかも...は『余所者』でしかないのだから。
ならこの状況下でどうしたらよいか?
これ以上人死にを出さないように。
可能であれば人狼の説得でも良い。少なくても疎外感はあれど、普通の村よりも温かく自分を迎え入れてくれた人達だ。なるべく死なないように事態を収拾したかった]
とにかく、私はもう誰も人死にを見たくない。
アーベルさん、ユリアンさんが落ち着くまでついててもらえますか?
神父様とシスターは、お手数ですが3人にお祈りをお願いします。
私とブリジットさんは室内の片付けをしましょう。
如何ですか?
[そう言って、...は室内のメンバーをぐるりと見渡した]
なっ。おいっ
[何事か呟いた後、エーリッヒに銃を返し、手帳を持っていくハインリヒ。
ただ建物に戻って言ったハインリヒには届かなかったのか。
剣呑な眼差しを送るだけとなった]
―二階―
[アマンダの手帳、エーリッヒの手帳、自分の書き付け、スクラップブック。これまでに起きたことの、これからも起きるであろうことの記録。男は自分の手帳からは、これまでに書いた分だけをナイフで切り取って、ひとまとめに紐で括り、他の手帳と一緒にナップザックに入れる]
人狼を見つけなければ終わらない。
人狼を殺さなければ終わらない。
だけど死ぬのは人間だけ……。
[溜息。怒りでも悲しみでもなく]
[運び出されるエーリッヒと、それを追うように出て行くハインリヒを目で追う]
[あぁ、また祈りを捧げなくては、と思う]
[心のどこかが凍ったように動かない]
[ミハエルの手を、払う。
力のないそれは、大した効果はなかっただろう。
けれど、彼の力も抜けていたのか、或いは、(どのような意味であれ)もういいと判断したのか、その手は離れた]
[立ち上がるのも億劫で、相変わらず視界は赤くて、床に座りこんだ]
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