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― 二階/ラッセルの客室 ―
まあ、私は相手が人狼でも護りたい人は護るつもりですけどね。
[ヒューバートは差し出されたナイフに戸惑うだろうか?
それをちらりと見遣る。
心中は察せられるから、彼とは目を合わせないようにして]
……あの子が、イザードさんをこんな風にしたとか、考えたくはないですけど、ね。
ですが、あの子がそうだと、はっきりとした確信をもてるのは、あなただけなんです。私は、それを信じるしかない。
どうしても出来ない、と言うなら、私が行きますよ?
それで、もし返り討ちにあったら……確定ですし、迷わずに済むでしょうから、仇、討ってくれればいいです。
[彼を煽る気はない、だけど、迷うならそれが命取りになる、から]
あなたとネリーさんを護れるなら、上等でしょう。
あ、でもネリーさんは私が護らなくてもなんか大丈夫そうですけど。
[最後にそう言って、ヒューバートを見て問うように首を傾げて]
― 二階/ラッセルの客室 ―
それに
私は、もう一人殺してますし。
[ぽつり、落としてまた視線を外して]
相手が子供だし、こういう言い方はしたくないですけど。
人狼に、情けは無用です。
人狼が人を殺す時、そんな事を考えると思います?
ハーヴェイ……あの、人狼は、オードリーさんを殺した事を笑いながら言ったんですよ?
[酷いことを言っている、と自分で思う。
ここにヘンリエッタがいたなら悲しむだろう、と、彼女が人狼であると判っていながら考える。
そうして、ふと思い出す。
ヘンリエッタは、今、何処にいるのだろう、と**]
─ 落ちた橋の前→リンゴの樹傍 ─
[天候は良好。
あの日の嵐が嘘のよう。
しかし屋敷の敷地内は、嵐の爪痕が残ったままとなっていて。
敷地内の片隅にあるリンゴの樹も葉が散らされ、枝もいくらか折れているようだった。
樹の根元には赤くなりきっていないリンゴが数個、転がっている]
……もったいない。
もうすぐ、赤くなったのに。
[傍にしゃがみこんで転がるリンゴに手を伸ばした。
落ちて数日も経っていないため傷みは酷くないが、食すには流石に適さないだろう]
リンゴって おいしいの?
[食べたことの無いハーノがヘンリエッタへと問いかける。
ヘンリエッタは、うん、と肯定し、ネックレスのような色になったら食べ頃だと言うことをハーノに教えた]
ふぅん
あかく なるんだ
ちのあじ するの?
[再度の問いかけにヘンリエッタは首を横に振る気配を出す。
違うよ、と伝える声はどこか悲しげなものが込められていた]
なんだ ちがうの
[ハーノもまた残念そうなコエで呟いた]
― 2階・ラッセルの部屋 ―
ヒューバートさんは、旦那様とお嬢様とは既知っぽいですが、
私とは1回しか顔あわせて無いんですよね。
あ、今回で2回目か。
そうそう、ユージーンさんとはつい初めてお会いしたばかりですし。
だから、ね。
[信用するに値しないと言いはしなかったが、心から信じられるほど心は澄み切っていない。]
まぁそれなりに?
[>>42守りきる自信については、そう濁し。太腿のそれに視線を寄越しながらも、困った様子で問いかけたユージーンには笑って言った。]
ムッツリさん、女性の過去を、無闇に詮索するもんじゃありませんよ。
刺されますよ?
[軽く片目を閉じながら。]
それはとても幸せなことですね。
[>>53護りたい人は人狼でも護ると、意思を込めて言った人にもまた笑った。]
お嬢様が…そうであったら良かったなぁ。
でも使用人なんて、こんなもんですよ。
じゃなきゃ今こんな事になってませんし。
[とは、言外に自分以外の使用人が、逃げ出して橋まで落としてしまった事を指して言った。あっさりしているのには、そういう理由もある。
もしもヒューバートから、判定した人間の話を聞かなければ、彼女を護りもしたかもしれなかったが。そんな無駄な可能性について、口にするつもりはなかった。
二人が会話する分については、少し笑みの形を浮かべたまま、様子を見守っていた。]
― 二階/ラッセルの客室 ―
まあ……そうでしょうね
私も、実の所、ヒューバートさんから聞かなければネリーさんを疑ってましたし。
って、むっつりってなんですか!
それと、刺さないでください。
[さらりと聞き流すつもりで、耳にはいった言葉>>56に動揺しつつ。
こんなもん>>57、と言うのは逃げた使用人たちを指しているのだろうかと]
そう言えば…逃げた人たち……どうなったでしょうね。
本人たちが疑われてないといいんですけど。
でもまあ、そうなってても、主置いて逃げた罰、でしょうけど、ねぇ…
[猜疑心に駆られた人間がどういうものか、過去の自分が知っている、から。
だけど、それは口には出さない]
[ネリーの言う躊躇の理由>>49にはまた零れる苦笑]
確かに、君の立場からならそうも取れるだろうね。
生憎私はそれほどに器用ではないのだけれど。
[理由を知らぬ身からすれば、ネリーの取った行動は始め奇妙に見えた。
ひらりと舞う布地。
一時随分と高い位置まで上がった影から滑り出すのは鈍色>>51。
彼女の掌に収まる其れに、思わず瞬く]
……君は、……いや。
そうだね……。言葉の責任は、取らないといけないね。
[差し出される手の先へ、受け取る為の手を伸ばす。
反対の手は自身の胸元へと差し入れ]
お言葉に甘えて、借りさせて貰うよ。
――此方は、返しておくね。
[胸元から引き出した手には、銀色のカトラリー]
……ユージーン、私はね。
人狼が『呪われた人間』であるという説を信じているんだよ。
[滔々と紡がれる言葉>>53に、返すのは鈍色から目を逸らさぬまま。
零す音は随分と低く紡がれるだろうか]
人狼だからと言って、思考が人間から逸脱している訳では無い。
我々が生きたいと願うのは、彼らとて同じ事。
彼らが人間を殺すのは、衝動であり、食の為であり。
……そうして、生きる為であるのだと。
[ゆるり、目蓋を伏せて]
私が今から行おうとしているのは、彼らと何も変わらない。
生きる為に障害を排除する。自己主義的行為だ。
……まあ、勝手な想像なんだけどね。
[続けた言葉で漸く顔を上げて、苦笑を零した*]
……とにかく、ここでこうしていても仕方がないですね。
ヘンリエッタ嬢が何処にいるかわかりますか?
探さなくては。
[そう言って、二人を見た]
― 2階・ラッセルの客室 ―
あらそうだったんですか。
嫌だわ、か弱い女性相手に。
[>>58疑っていたとの言葉に、悲しそうな顔をする。無論作り物のそれはすぐに剥がしてしまうのだが。動揺を見ればあははと声を出して笑った。]
図星つかれてムキになる所がですよー。
ま、刺すのは冗談ですけど。
(今のところはね)
[反応を十分楽しんでいる様子で。逃げた元同僚達についての言葉には、少し首を傾げて。]
そのうち徒党組んで様子見には来ると思いますけど。
疑われてるかどうかは、みんなの口の上手と切羽詰ったさ次第ですかね。
[そういえばあの無口な料理長は自己弁護出来てるのかしらねと、一瞬思ったがすぐに忘れた。]
─ リンゴの樹傍 ─
[伸ばした手は熟しきっていないリンゴを突く。
拾うことは無く、ただ暇を持て余すが如く。
その頭上には落ちずに留まった実がいくつか成っていた。
根元に転がるものとは違う、ほんのりと色付いた熟しかけの実]
……折角、成ったのに。
[あの嵐が無く、順調に熟せば絵にも描かれ、誰かの口に入ったであろうリンゴ。
貰いに来た人は既に赤く染まり、魔法の担い手もまた赤く染まるのかもしれない]
……好きで落ちたんじゃ、ないよね。
[呟いて、土がこびり付いたリンゴを少しだけ撫でた]
― 3階・ヘンリエッタの部屋の前 → ―
[言葉の通りに向かった3階。
扉を叩き、返らない声に不躾ながら扉を開くも姿は無く。
踵を返しながら、さて、と悩む]
[正直を言えば、検討などひとつも付かない。
主の書斎はないだろうし、寝室は余計に無いだろう。
書庫も食堂も台所も、館の室を浮かべても思い当たりはせず]
[ふ、と。何気なく向けた窓の向こう。
小さな、小さなあかいろ]
…………、
[一度、足を止めて。
逆手に持ったナイフを握り直して、歩む]
― → 林檎の樹の傍 ―
[階段を1階まで。廊下を歩み、扉を開けば外へ。
焼け落ちた吊り橋から然程離れていない樹の元に]
……ヘンリエッタ。
[少し距離のある内から、声を掛ける。
歩む速度は常の通り。
程近くまで寄ろうとするのも、常の儘に]
─ リンゴの樹傍 ─
[離れた位置からかけられる声>>71。
首を巡らせてそちらを見、姿を視認するとしゃがんでいる状態から立ち上がった。
ふわり、と両サイドの髪とスカートの裾が揺れる]
…なぁに、ヒューバートさん。
[声に声を返して相手の顔を見上げた。
動きに呼応して、胸元の銀と赤も揺れる]
[それでも
もし、少女が彼を殺めようとするなら、いつものように隠し持っている短剣を振るう事にはなるだろうけれど。
今は、ただ、二人を見守る]
─ リンゴの樹傍 ─
[傍に来て膝をつく様子>>76をただじっと見詰める。
紡がれる言葉、浮かばぬ笑み。
それらを前にして、ヘンリエッタは悲しげな表情をした]
ヒューバートさん───
[一つ一つ紡がれる言葉はヘンリエッタを追い詰めるもの。
けれど、少女は何一つ揺れる気配を見せなかった]
──わたしじゃ、ないです。
[はっきりと告げる言葉。
瞳は真っ直ぐ、ヒューバートへと向けられる]
わたしがお父様を襲っただなんて、冗談でも言わないで。
…ヒューバートさん。
あなたがもつ『力』、本当に、正しいことを示しているのですか?
[口調は慣れ親しんだものから、一つ壁を挟んだものへ。
ヒューバートへの不信感は、そんな細かいところにも表れていた]
『力』を使って、ユージーンさんと、ネリーを視て、わたしを視ていない。
視ていないだけで、人狼だなんて決め付けないで。
その石が正しいことを言っている保障なんて、どこにも無い。
ヒューバートさん、石を信じすぎてないですか?
もし石が、人狼を人だと言っていたらどうするんですか?
わたし、その『力』、信じません。
わたしを人狼にしようとしている『力』なんて、信じません。
わたしが、お父様を襲っただなんて、そんなことあるはずが……!
[言葉を紡ぐにつれて、声は涙声へと変わっていき。
終には瞳から涙が零れ落ちる。
最後に紡いだ言葉はヘンリエッタの本心。
少女は知らないのだ、その事実を]
[表は一旦ヘンリエッタに任せて良いか、とハーノは判断する。
人狼であることは受け入れざるを得ないとは言え、人を襲ったことに関してはヘンリエッタは否定出来る。
ラッセルのことは目の当たりにしたが、父については全く知らないのだから]
― 2階・ラッセルの客室 ―
ぞろぞろついて行ってもねぇ。
[そう呟いて、手持ち無沙汰になると部屋を出た。
間際に一度振りかえり。]
それじゃさよなら、ラッセル様。
(もう会うこともないけれど)
[最後に笑って、扉を閉めた。]
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