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[手帳とは別の紙にかかれた事を読み終えた所で。
クロエとナターリエがどうなったのかが気になった。
手帳ごと置いていくのは気が引けて大事そうに抱えてぱたぱたと、二階にある客室へと向かっていき。
少女が二階に現れたのは、二人を弔っている最中だったか。]
……二人、とも?
[ローザとユリアン、ライヒアルトを交互に見ながら、疑問を口にしたが、その先の言葉は続かなかった。
けれど、少女の言いたいことは伝わったか。
答えが返れば二人の死と、今までの犠牲となった人を悼んだ。]
あ。
ライヒお兄ちゃん。
手帳、広間に置いていったでしょ?
手帳に挟まってた紙…勝手に読んじゃった。
ごめんなさい。
[ライヒアルトに謝罪しながら、黒い手帳を手渡そうとして。
修道士はどんな表情を浮かべただろうか。
手帳を受け取ってくれるかも分からない。
ユリアンとローザが手帳に挟まれた紙を読みたいと願えば、
修道士は読ませるような気がしている。]
ユリお兄ちゃん。
エリお兄ちゃん、外の方に行っちゃったから。
着替えて追いかけるね。
[ユリアンに断りをいれて。
着替えに上へと向かう。
途中からずっと寝間着なままだったから。]
[着替えに上へと向かう前に、ローザから首の蔓薔薇に問われたなら。]
あたし、『双花聖痕』の朱花なの。
[と、答えて自室に入って春色の服とコートに着替えた。**]
……それも含めて、俺、だからな。
[呟きは、しずかな虚空に、ぽつりと落ちる]
なら、それを否定すれば。
……俺は、俺でなくなる。
それは……選べない。
……ん。
[不意に、銀の獣の歩みが止まる。
紅の瞳がく、と天を仰ぎ。
それから、首が傾いだ]
……あ……そっ、か。
[応えがない、だけでなく。
気配そのものが、感じられない。
それが何を意味するのかは、すぐに気づいた]
……覚悟、決めてたみたいだったし、な。
[最後に交わしたやり取りを思い出す。
低く、笑うようなうなり声が、落ちた]
でも、ほんとに。
……ついてない、よなぁ。
[届いていない、と認識した上で、それでも。
コエは、ぽつりと零れ落ちる]
俺は、ただ。
……父さんの追っていたものを。
この森の緑の生き様を、自分でも追いたくて。
そのために、戻ってきた……そんだけだったのに。
なぁんで、こんなことになっちまったかなぁ。
[答えのない、見つからない、疑問はとめどなく]
……爺様も、爺様だよな。
知ってたんなら。
……自分の孫が聖花の持ち主って、わかってたんなら。
なぁんで、俺を受け入れたんだか……。
今更言ったって、仕方ないんだろうけど、さ……。
[問いたい相手はもういない。
自ら殺め、その命を喰らった。
だから、この疑問は永遠に答えの得られぬもの。
それと知るから、落とすのは、聞くもののない虚空へと]
……あのとき、喰らわなければ、なんて。
そんな事は考えても仕方ねぇし。
何より……殺される気なんて、なかったし、今もないし……な。
[ふるり。
首を、軽く横に振った。
考えても詮無いこと、と切り捨てたはずの思いが、とめどなく巡るけれど。
それを言葉としては織り成すことはしない。
この在り方を選んだ時点で、全て繰言と。
そう、知っているから]
……さて、と。
問題は、ここから、か。
一体、どーやって、生き延びるか。
[銀の獣たる、己として、生き残る術。
求めるのは、ただ、それのみ。
御伽噺の黒い影の如く、神の名の下に誅されるつもりは毛頭なく。
風は風として突き抜ける術をただ、模索する。**]
ぇ ?
エイリが 外行ったて なんで
[リアに向けられた言葉の意味は正しく汲み取れんかった。
うちはもう人狼おらん思うてん。
やって、ナティが人狼やったんやから。
複数おるなんて知らんねや]
―ナターリエの部屋前―
そうか。
[娘の言ったシスターの言葉>>29を受けて、男は床に伏した彼女の顔を見る。
すでにもう一人によって瞼は伏せられていたか>>31。
そっとその傍に寄り、屈んで]
越えられなかったのは残念だが…… よく、今まで耐えた。
主も、きっと見ていてくださったはずだ。
[黙祷を捧げる二人の耳に、囁くような声は届いたかどうか。
微かに笑うような表情までは見えなかっただろうけれど]
2人とも此処で良いかな。
それともクロエ君は、別の部屋に移動させるか。
[立ち上がり、二人から弔いへの了承を得たなら、そう問いを重ねる。
喜ぶ>>30という言葉に何か言うこともなく。それぞれの遺体にシーツを被せた後、祈りは双方に平等に捧げられた]
…… そう言えば、アーベル君の姿が見えないな。
[蒼花が散った事を男は未だ知らなかった。
答えを得られても驚く事はしなかったが]
嗚呼、そうだ。
[少女が二階へ上がって来たのは、そんな時だっただろうか。
疑問>>33には短い肯定で応え。
名前を呼ばれ、差し出された手帳を見る]
ふむ。
……読んだのは、ベアトリーチェ君だけかね。
[謝る少女>>34を咎める事はしない。まるで最初からその心算だったと、そう言うかのように。
手帳を受け取り、けれどすぐに仕舞う事はしなかった]
[少女が狩人に向けた言葉>>34に、そちらを見遣るがやはり何も言わない]
『双花聖痕』。
朱と蒼の痣を身体に宿す『聖なる導き手』。或いは、『人狼の餌』と言われる役目を持たされた者だ。
[何かを諳じるかのように、男は娘の疑問>>41に答えた。
少女がその場に残っていても、もう“餌”と言う言葉を隠す事はなく]
神の名を騙る者――教会によってな。
[続く言葉の端に、嫌悪を滲ませて]
[一度言葉を切り、向き直る。
手帳に挟まれていた紙を引き抜いて]
……真実を知りたければ、読むと良い。
[二人に向けて差し出し、告げた]
―少し前―
あ、うん。
お兄ちゃん、それ読む前に出ていっちゃった、から。
[ライヒアルトからの問い>>44に正直に答える。]
あ、と。
…ちょっとした行き違い、かな?
[ローザの問い>>40には、何とも言い難い答えを返して。
それは少女と青年の仲の良さを知る者たちに違和感を覚える答えとなったか。*]
[少女の答え>>47にも特に表情を変えることはなく、短くそうかと返すのみ。
差し出した紙は受け取られたか如何か。
受け取られなくとも無理に強いる事はなく、いずれにせよ手帳は懐に仕舞われて]
“彼”は、己の思うまま――生きるのを望むと、そう言っていた。
……君たちは如何だ。何を望み、何を選ぶのかね。
[誰のことを示すか明確にはしないまま、問うような言葉と、常の通り真っ直ぐな視線を双方に向けて。
暫し後、答えの有無に関わらず、男は背を向けてゆっくりと歩き出した**]
[タイミングがいいのかは分からないが。
ライヒアルトが口にした『贄』>>45という単語を少女が聞くことはなかった。]
よ、し。
[ピンクと指し色で纏めた動きやすい服装になると、ぱたぱたと足音を立てながらエントランスホールへと降りていき。
一度広間の方を見て、何かを考えていたが。
小さく頭を振って、無防備なまま外の森へと。]
[外の森へ向かう前の少女の頭に浮かんだのは。
兄以上に慕っている人を殺すことも、その人に殺されるのも嫌で。
それならばいっそ自分で、という悲しすぎるものだった。]
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