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[ふわふわの髪が落ちる肩を掴み。]
おッ、………お前が女になっても、
お前はお前……だから……。
俺の、大事な家族…だから、 …心配すんな。
[そう言ってロランの頭を抱き、腕の中におさめた。]
(いい加減気付いたらどうなのだ、ミハイルよ。)
[ミハイルの、肩を掴む手は優しくて。
トン、と、ヘッドドレス着けた頭が彼の胸元に納まり
その鼓動が聞こえて]
………
………………
………………………
…………………………………っぷ
[震える肩が、ひときわ大きく跳ね]
っぷ、は、あははははははははは!
[大笑いを始めた。
目に泪を浮かべて、大口開けて、腹の底から]
ご、ごめん、ミハイル、あっはっはは、
あははは、ごめん、違うよ、冗談!
そんなはず、ないじゃ、っふふふ、あっははは、
[背を逸らし、身を捩って笑う]
/*
そろそろ寝る前に挨拶ぐらいしておくか……
いろんな国に出没中のsinotakaです。
シンプルな人狼騒動の村はやはりたのしかったです。
幼馴染大事すぎました。
ダミーの妹枠愉しかったです。
ユーリーさんは沢山相手してくれてありがとうでした。
イライダさんもレイスさんもミハイルさんもかっこよかった。
あんまり年上メンツとは搦めなかったのが残念。
イヴァンはキリルとらぶらぶなのを眺めているのが愉しかったです。
ほんとに愉しい村をありがとうございました。
―― 一週間後 ――
[風の噂に故郷での事件を知ったオリガが帰郷した。
持つ物も持たず身一つで村の入口を潜り
息を切らせ広場へと駆けてゆく。
幼馴染たちの家が見えるとオリガはきゅっとくちびるを噛む。
キリル、カチューシャ、ロラン。
三人の家の扉を順に叩いて返事を待つが答える声はない。
誰の身に不幸が起きたのかまでは知らぬオリガは
大きな眸に涙の雫をため、実家を訪れる。
無論、ノックはなかった。
不意に開いた扉に兄であるユーリーが驚いたのは言うまでも無い。
けれど驚いたのはオリガも同じ。
其処には兄の姿だけでなく、捜していたカチューシャの姿もあったのだから]
[オリガは兄には目もくれずカチューシャに駆け寄り抱きつく。
“無事でよかった”
“心配したんだよ”
堪えきれなくなった涙をぽろぽろと零しながら
幼馴染の無事を確かめるようにぎゅうと抱きしめる。
何があったか。
ユーリーは妹にさえ詳しく語ろうとはしない。
誰が人狼の犠牲になり誰が生き残ったか。
たったそれだけの事だがそれはオリガが要した事。
キリルの訃報に、細い嗚咽が漏れる。
オリガの腕は力なく滑り落ちその場に頽れて
涙が枯れるまで大切な幼馴染の為に泣いた]
[カチューシャに慰められて漸く泣き止んだ頃には
オリガの目許は赤く染まっていた。
濡れた布で腫れだけ引かせたオリガはすんと鼻をすする。
幼馴染の淹れてくれたあたたかな紅茶が
少しだけ気持ちを落ち着けてくれるようだった。
オリガはカチューシャと兄の後をついてゆく。
ロランやミハイルと共に花壇に花を植えるらしい。
白い花を手にするロランが見えれば
兄と同じ花色の双眸にまた涙が浮かぶ。
首輪した大きな獣を足代わりにするもう一人の幼馴染。
カチューシャと再会した時と同じように
オリガはロランに駆け寄り抱きついた。
ロランの手元の白い花が二人の間でふわ、と揺れる。
頬を撫でる風にオリガはキリルの声を聞いた気がした**]
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