情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
そう? じゃー、一緒に帰ろ♪
[にっこりと向日葵のような笑顔を浮かべつつ、ヒサタカと*帰路へ*]
あー。そういえば、ケイコやユーゴと何話してタの?
[そう言って首傾げ。*興味以外の他意はない、つもり*]
[ 立ち入り禁止の表示を無視して、
プラスチックチェーンを跨ぎ階段を昇る。
柔らかい上履きは硬い階段とぶつかり合っても、
擦れるばかりで和音を奏でない。
開けるのにコツの要る扉を手馴れた様子で弄り、押し開いた。
錆びた蝶番が悲鳴をあげる ]
[ 久しく訪れていなかった場所。
なのに容易く開いた事に他者の出入りを感じながら、
入り口のすぐ傍の梯子を上り、
小さな真四角の空間を陣取る。
新たな“犯罪者”が来ても、
同じ場に上がらなければ気づかないだろう ]
……にしても。平和だなー。
[ 手元でカメラを弄りながら、
目に痛いほどの青を眼に映して呟く ]
[ 鳥が、羽ばたいてゆく。
反射的に指が動いた。
世界が型に嵌められる、音。
あ。光源ミスった。
内心で舌打ちして、ごろりと寝転がる。
フードが外れて、現れた金が陽光を弾いた。
* 今日も、歓声が聞こえる *]
10人目、 ヒビキ がやってきました。
−七曜学園・廊下→進路指導室/朝−
[きしり。
床板がきしんでまだ涼しい空気に響いた。
他の部員が集まってくる前に朝練を済ませ、足は進路指導室へ向かっていた。
その顔は至極面倒くさそうだった。
しつこく昨日の帰りに念を押されなければ全力でブッチしていたかったのに、相手も相手で手回しをしており、家を出る時に姉からしつこく行くように言われて、それ以上相手の機嫌を損ねるのも面倒で仕方ないから行くことにした。
硬い扉を二度ノックして、中から応じる年齢を経た声がすれば一応愛想よくそれなりに優等生っぽい顔をして引き戸をがらりと開ける。
中の教師はといえば、待ち構えていたようなしかめっ面で少年を応接用のソファへ通し、彼が座ったのを見計らって、進路を変える気はないのかと切り出してきた。
再三言われ続けてきたセリフに、ひっそりとため息がこぼれた]
ありません。そんなに勉強に興味ないんで。
[その言葉は嘘ではないようで、本当に興味なさそうな声色。
教師は、肩を竦めるしかないらしかった]
[でもなあ、と声は続く。
お前の成績ならもっといいところに行けるし、推薦だって選び放題なのにわざわざそんなマイナーな学科へ行かなくても、と。
少年は不思議そうに首をかしげる]
…いけませんかね、醸造学科。
調理師専門に比べれば、大分先生方の意向に沿ってるとは思いますが。
[明らかに教師は不機嫌そうな顔をした。
教師にとっては生徒に良かれということなのだろうけれど、しかしそれは当の少年にとってみれば希望進路を変えさせられたという事実。
教師にとって風向きの悪い気配を助けるかのようにチャイムが鳴る。
腕の時計に目をやって]
蓉子にも言いましたが、何度言われても、変える気はありませんので。
今日、俺日直なんで、これで失礼します。
[教師に止める隙を与えずに進路指導室を出て、面倒くさそうにため息をついた]
−→廊下−
―七曜学園・校内―
[明日から夏休み。とゆー訳で本日は終業式になる。
つまりは宿題とか成績表とか、悪夢の配布物の配られる日だ]
あっちゃー、やっぱりか!
もーホンマ付いてかんで良かったわ。
[英語の成績の無残な数値に、げんなりした声を上げる。
ぶつくさ言って鞄に各種プリント放り込めば、気分一新夏休み]
ま、おっちゃんおばちゃんに成績見せなアカンけど、今夜はタマキちゃんのゴハン食べれるしいーや。
あーひっさし振りのまともな家庭の味やー!
寮のゴハンまずーはないけど、味付けやっぱあっちと全然ちゃうしなー。毎日なんは飽きるわ。
[ついでに言えば、学食の味と程同じだったりする。
(もしかしたら学園つながりで同じレシピなのかもしれない)
おかげで昼食くらい違うの食べたくて、全国共通っぽい惣菜パンばかり買ってたり]
[クラスメイトに手を振って、科学準備室に向かう。
薬品管理の名目で空調効いてる準備室を覗き、顧問に笑顔]
セ・ン・セ♪
明日から休みやし、冷凍庫の氷の備蓄もういらんやろ?
ちょうだいなー。
[返事も聞かずにうきうきとビニール袋に、顧問の私用冷蔵庫から氷を奪って詰めていく。ちなみにこっちはちゃんと食べられる方なので、ついでにストローも失敬しておく]
ほんじゃありがとさん。また二学期になー。
お礼に夏のアバンチュール楽しめるよー祈っとくわー。
[三年の教室の横を通り過ぎる途中、なんか視線を感じたのは気のせいというコトにした。
全校集会で校長先生のお言葉の後、生徒会からの話で会長と目が合ったとか偶然に決まっている。目を付けられる程やばいコトした記憶と自覚はない。
精神衛生上よろしくないのでそれ以上は考えず、氷嚢カチワリ氷をファンシーなウサギ柄のハンドタオルに包んだ。
惣菜パン確保してプラスチックチェーンを越え、扉を開ける]
ちわー…て、あれ? ミックん来てへんの…?
[なんか(先客が)居てそな気がしたのになー、と首を捻る。
脇の階段上=干物希望なので人が居るなど思わず、いつものよーに貯水タンクの陰に座って、昼食に*かぶりついた*]
[マリーの質問になんと答えようか迷いはしたが最終的には哲学について少々会話したと、自分が勝手に思っていた内容で回答とし、彼女を送り届けて自分も帰宅した。
本当であれば別れ際のキスでもするべきなのだろうが、自分自身周囲とはズレている事を自覚している彼であっても、さすがにこれは恥ずかしかった。肩に手を回して抱きしめて……などと考えただけで顔から火が吹く。
何だかんだと彼も結局は男の子である訳で――]
はぁ……。
[そうして翌日になっても自分の不甲斐無さに教室の片隅で大きく溜息などついてしまう始末だ]
[彼女と恋人という括りで付き合いだしてもうどれくらいになるのか。
時間の流れに疎い彼にはそんなものはどうでも良かった。つまるところどんな状況でもマリーは自分を許してくれるだろうし、信じてくれるだろう。そして己もマリーをどんな状況でも直視したまま信用し許せる。そんな関係だと思っている。
なのでよく周囲の友人から聞かされる『男女間の付き合い』や『〜〜記念日』と言ったものは、なくても問題などないというのが彼の持論ではあるが、それでも人並みに好きな相手とは可能な限りとなりに居て触れ合っていたいという欲求は持ち合わせていたりする。
その相反すると言って間違いない感情と性格の矛盾に、何度となく溜息を付いた事か。
恋人同士でする事全部……とは言わないが、初心者レベルの内容は網羅してきたつもりだが、全てマリーから希望されて行ってきたと、彼の記憶は保存されている。なので昨日の悪戯や仕返しではないが、一度くらいは自分から恋人のような事をしてみるのも悪くないと思うが、変な性格がいつも妙なところで邪魔をしてきた。
昨日の悪戯然り。である]
[それでも、彼からキスくらいできれば、喜んでくれると思えば、幾度となくチャレンジしできたが……]
(悉く失敗……。どうしよう……。キョウヤにでも相談するべきか?)
[気持ちは完全に藁にも縋る思いである]
11人目、 サキ がやってきました。
テストも終わったし、夏休み遊ぶぞー!
……って行かないのがアタシら三年だよね。
体育大行くにしても筆記試験が必要とか泣けてくる。
[終業式と最後のHRが終わり、友人と会話しながら机に突っ伏した。じんわりと熱が籠って来て已む無く顔を上げたのだが。筆記試験があるのは当たり前の話なのだが、当人は不満のようだ]
何で国語が必須なんだよー。
数学が選択にあるだけマシっちゃマシだけどさー。
……マークシートらしいから、最悪勘だな。
「もちっと勉強したら?
空手ばっかやってないでさ」
勉強しても頭に入っていかないんだよ。
完全理数系の脳してるって言うのー?
[机に肘を突き、両手に顎を乗せて、ぷー、と膨れた。それを見て友人は小さく肩を竦め、笑いながら言う]
「幸貴ったらホントに数学は成績良いよね。
数学の部分以外脳みそ筋肉になってんじゃない?」
はっきり言うね…。
まぁ否定しないけど。
[じと目で友人を見たが、実際そのようなものと自身も認識しているために、それ以上突っかかっていくことは無い。むしろ友人と共にからりと笑う]
はー、仕方ない。
毎日の鍛錬の合間に少しずつ勉強しておくよ。
受けるからには合格したいし。
「頑張りなさいな。
必要なら教えてあげるから」
ありがとー、心の友よ!
[がば、と友人に抱きついた。気温が更に上がったかもしれない。もちろん友人は暑いからと抵抗するのだが、幸貴の力に敵うはずも無く。暑苦しい攻防が続いていたり]
そんじゃアタシは生徒会に顔出してから帰るから。
何かあったらメールしてちょ。
[友人を解放してから配布物等を鞄に詰め込むと、教室を出て生徒会室へと足を向けた]
[ 果たして干からびる前に彼を救ったのは、
ポケットに突っ込んだ携帯の振動だった。
しかし起き出すさまは緩慢で、
暑さを気にしていたかは怪しい。
頭を掻きつつ、折り畳んだ機体を開く ]
……げ。
来なくていいっつに……。
[ メールの送信者欄には、己と同じ苗字。
滅多に帰らない父の名が、其処にあった。
せっかくの独りの空間が、台無しだ。
心中を重くしながら、頬を伝う汗を拭った ]
[ 時刻を確認してみれば、集会参加は愚か成績表すら
受け取り損ねた事実を知ったが、まあ、些細な事。
とりあえずは降りようとしたところで、日陰の闖入者に気付く。
寝起きのせいか暑さのせいか、ぼうっとした眼差しを向けること、数秒。
下手を打つといつまでも観察していそうだったが、
真夏の日向ぼっこという名の自殺行為の後の喉の渇きもあって、
本能めいたものが身体を動かした。
力の入れ加減を間違えれば折れそうな梯子を途中で蹴り、
これまたしっかり熱されたコンクリートの床に降りる ]
あんまり痕跡、残すなよー。
今は知らんけど、一部、フェンス外れやすいし。
[ 入り口の建物の作る影へと逃げ込みつつ、気まぐれに声を投げた ]
あぢー
[ばたり。成績表やら夏休みに入る前に聞くありがたいようで、教師方の眠気と思わず欠伸や昼寝を我慢するという苦行を終えた。
でも今日もしっかり暑かった。そわそわと解散したりしていく面々を横目にばたりと机に突っ伏す。体力残量は危なそうだ]
─校内─
……取りあえず、終わったな。
[何が、というのは一応愚問。
夏休み前の恒例行事を一通り終えた所で、足を向けるのはやはり、屋上方面。
途中、階段の踊り場で足を止め、窓越しの空を見やる]
……そろそろ、戻る……か?
[何が、とは、言わずに。
ゆっくりと、上へ]
うっわ、おったんかい!
[夏の日差しは眩しく、コントラストが目に痛い。
日陰に逃げ込んだ人物の容姿はわからず、掛けられた内容から教師じゃないっぽいとだけ判断]
えーと、忠告あんがとー?
やけどアンタかて干物なるで、あんなトコおったら。
12人目、 タマキ がやってきました。
―校舎1F・廊下―
[宝条、と背中へと投げられる声。
ゆるりとした動作で振り向くと、見慣れた教諭が数部の冊子を持って歩いてくるのが見えた。
古典を担当教科とする、学年副主任にして委員会顧問の顔を持つ壮年の男性。
……季節の所為か、少々寂しい頭上がいつもより妙にテカっているのも
二年と半年も在籍していれば、多少は見慣れたものだった。]
――あれ、先生。
[じとり。湿りと熱を含む空気が、頬へ腕へと纏わりつく。
窓の外から響く一週間の命を全うせんとする合唱が、暑さを助長した。]
だよなー。
久し振り過ぎて忘れてた。
[ 危機感のない声。
夏でもパーカーを羽織っているくらいだから、
ある意味では当たり前とも言えようか ]
購買、まだやってっかねえ……?
[ 呟きながら、扉へと手を伸ばす ]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新